タイタンの戦い (2010年の映画)
| タイタンの戦い | |
|---|---|
| Clash of the Titans | |
| 監督 | ルイ・レテリエ |
| 脚本 | トラヴィス・ビーチャム フィル・ヘイ マット・マンフレディ |
| 製作 | ベイジル・イワンイク ケヴィン・デラノイ |
| 製作総指揮 | リチャード・D・ザナック トーマス・タル ジョン・ジャシュニ ウィリアム・フェイ |
| 出演者 | サム・ワーシントン リーアム・ニーソン レイフ・ファインズ ほか |
| 音楽 | クレイグ・アームストロング マッシヴ・アタック |
| 撮影 | ピーター・メンジース・ジュニア |
| 編集 | ヴァンサン・タベロン デイヴィッド・フリーマン |
| 配給 | ワーナー・ブラザーズ |
| 公開 | |
| 上映時間 | 106分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 英語 |
| 製作費 | $122–$125 million[1][2] |
| 興行収入 | $321,685,000[2] $132,985,000[2] 15.8億円[3] |
| 次作 | タイタンの逆襲 |
『タイタンの戦い』(タイタンのたたかい、原題: Clash of the Titans)は、2010年の映画。1981年に製作された同名スペクタクル映画のリメイク作品。監督は『トランスポーター』シリーズなどで知られるフランス出身のルイ・レテリエ。
目次 |
ストーリー [編集]
神の王であるゼウスを頂点として神々が君臨していた古代ギリシア時代。ゼウスは人間を創り、彼らからの崇拝と愛を糧に不老不死を保っていた。
しかし、傲慢の限りを尽くす神々に対し、ついに人間たちは反旗を翻す。怒り狂ったゼウスは、兄であり冥界の王であるハデスを人間界へ解き放ってしまう。かねてより神々を侮辱していたアルゴス国王と王妃の前に現れたハデスは、10日後の日蝕の日に海の魔物・クラーケンを放ち都を滅ぼすと宣言。滅ぼされたくなければ、王女・アンドロメダを生贄に捧げろと要求してくる。
クラーケン討伐の命を受けたペルセウスは、神の血を引く者として世界の存亡をかけた戦いに挑む。
キャスト [編集]
| 役名 | 俳優 | 日本語吹替1 | 日本語吹替2 |
|---|---|---|---|
| ペルセウス | サム・ワーシントン | 藤真秀 | 浪川大輔 |
| ゼウス | リーアム・ニーソン | 津嘉山正種 | 大塚明夫 |
| ハデス | レイフ・ファインズ | 土師孝也 | 大塚芳忠 |
| アクリシオス王/カリボス | ジェイソン・フレミング | 小山力也 | てらそままさき |
| イオ/語り手 | ジェマ・アータートン | 甲斐田裕子 | 本田貴子 |
| 王女アンドロメダ | アレクサ・ダヴァロス | 林真里花 | 藤本喜久子 |
| ドラコ隊長 | マッツ・ミケルセン | 大塚芳忠 | 山路和弘 |
| アポロ | ルーク・エヴァンス | 土田大 | 諏訪部順一 |
| アテナ | イザベラ・マイコ | 森夏姫 | |
| ソロン | リアム・カニンガム | 仲野裕 | 菅生隆之 |
| イクサス | ハンス・マシソン | 斉藤次郎 | 藤原啓治 |
| エウセビオス | ニコラス・ホルト | 川島得愛 | 平川大輔 |
| オザル | アシュラフ・バルフム | 斎藤志郎 | |
| クスク | モウラウド・アシュール | 河本邦弘 | 後藤哲夫 |
| ジンの長老 | イアン・ホワイト | 辻親八 | |
| ケフェウス王 | ヴィンセント・リーガン | 佐々木勝彦 | 内海賢二 |
| 王妃カシオペア | ポリー・ウォーカー | 増子倭文江 | 一城みゆ希 |
| 年老いたカシオペア | キャサリン・レオプキー | ||
| 預言者プロコピオン | ルーク・トレッダウェイ | 高木渉 | 千葉繁 |
| 老父スピローズ | ピート・ポスルスウェイト | 有本欽隆 | 麦人 |
| マーマラ | エリザベス・マクガヴァン | 野沢由香里 | |
| テクラ | シニード・マイケル | ||
| ペシェット(アンドロメダの侍女) | カヤ・スコデラリオ | ||
| ヘルメース | アレクサンダー・シディグ | ||
| アレース | タマー・ハッサン | ||
| ポセイドン | ダニー・ヒューストン | 辻親八 | 大友龍三郎 |
| ヘラ | ニーナ・ヤング | ||
| ヘスティアー | ジェーン・マーチ | ||
| アルテミス | ナタリー・コックス | ||
| アプロディーテー | アギネス・ディーン | ||
| メデューサ | ナタリア・ヴォディアノヴァ | ||
| グライアイの魔女 | 京田尚子 巴菁子 秋元千賀子 |
三ツ矢雄二 渡部建 |
- 日本語吹替:劇場公開版。DVD・BD収録。
- 吹替翻訳:平田勝茂、演出:小山悟
その他の出演声優:西凛太朗、楠見尚己、檀臣幸、山像かおり、武田華、石田圭祐、金光宣明、あんどうさくら、中博史、久嶋志帆、後藤光祐、土屋大輔
製作 [編集]
2002年にプロデューサーのアダム・シュローダー及び脚本家のジョン・グレンとトラヴィス・ライトの指揮下で『タイタンの戦い』リメイク企画が始まった[4]。2006年にベイジル・イワンイクがプロジェクトを再始動し、オリジナルのファンを自称するトラヴィス・ビーチャムが脚本を書き直した[5]。2007年に脚本家のローレンス・カスダンと映画監督のスティーヴン・ノリントンが雇われた。カスダンはビーチャムの脚本からさらに書き直しを行った[6]。その後ノリントンは降板し新たにルイ・レテリエが監督に起用され[7]、2008年6月までにプロジェクトに加わった[8]。
2008年7月に脚本家のフィル・ヘイとマット・マンフレディが脚本を引き継ぎ、ビーチャムの草稿を起点として執筆が開始された[9]。
撮影は2009年4月27日にロンドンで始まった。その他、ウェールズとスペインのカナリア諸島のテネリフェ島・グラン・カナリア島・ランサローテ島・エチオピアでも行われた[10]。
レテリエは早期から3Dで撮ることを望んでいたが、最新の技術を用いて費用が高額となることから2Dで撮影された[11]。撮影終了後にレテリエがコンピュータ変換による3D化の技術の存在を知ったことで、3ヶ月の作業を経て本作は3D映画となった。
ワールドプレミアは2010年3月29日にロンドンのレスター・スクウェアで行われ、ジャパンプレミアはサム・ワーシントンとルイ・ルテリエ監督が来日し、4月7日グランドハイアット東京で行われた。
ハデス役は当初は『マイケル・コリンズ』でリーアム・ニーソンと共演したアラン・リックマンが演じることになっていた。
裏話 [編集]
D-BOX対応上映 [編集]
名古屋市のワーナー・マイカル・シネマズ大高でのみ、映画のアクションシーンと連動して座席が動く最新システムを導入したD-BOX対応で上映された。
評価 [編集]
ロッテントマトの支持率は30%[14]で、オリジナル版よりも低評価となった。2D撮影を変換して作られた3D映画であるため奥行きの表現が不自然なものとなり、評論家らによって「偽3Dである」と言われた[15]。
一方、興行収入は2010年4月半ばまでに全世界で約3億2100万ドルを稼ぎ、レテリエが監督を務めた映画では最大のヒット作となった[2]。
DVD/Blu-ray/3D Blu-ray [編集]
日本ではワーナー・ホーム・ビデオよりDVD/Blu-ray Discが発売。
- 【初回限定生産】タイタンの戦い ブルーレイ&DVDセット(2枚組、2010年8月25日発売)
- ディスク1:本編Blu-ray
- 本編:2D版本編を収録
- 映像特典
- WBムービーツアー(本編と同時にフォーカス・ポイントなどの映像特典をピクチャー・イン・ピクチャー形式で鑑賞可能)
- フォーカス・ポイント
- ペルセウス役 サム・ワーシントン
- 万物の父 ゼウス
- ハデスの冥界
- カリボス:獣の裏の素顔
- テネリフェ島の撮影
- スコーピオン
- スタント・アクション
- ウェールズでの撮影
- メイキング・オブ・メデューサ
- クラーケン襲来
- サム・ワーシントン:新生アクション・スター
- もう1つのエンディング
- 未公開シーン集
- ワーナー・ブラザースBD-LIVE
- ディスク2:本編DVD
- 本編:2D版本編を収録
- 映像特典
- 未公開シーン集
- ディスク1:本編Blu-ray
- タイタンの戦い DVD(1枚組、2010年8月25日発売)
- 映像特典:ブルーレイ&DVDセット・ディスク2と同様
- タイタンの戦い 3D&2D ブルーレイセット(2枚組、2010年10月6日発売)
- ディスク1:本編Blu-ray 3D
- 本編:3D版本編を収録
- ディスク2:本編Blu-ray
- 本編:2D版本編を収録
- 映像特典:ブルーレイ&DVDセット・ディスク1と同様
- 特製スリーブケース付き
- ディスク1:本編Blu-ray 3D
ゲームソフト [編集]
本作の世界観を基にした同名のアクション・アドベンチャー・ゲームが、ワーナー・ブラザーズ・ゲームリパブリック・バンダイナムコゲームスの共同制作により、2010年6月17日にXbox 360とプレイステーション3で発売された。映画版のストーリーをベースに、オリジナル・エピソードも追加されている。
関連項目 [編集]
- 『タイタンの逆襲 』続編映画
- ウィリス・オブライエン
出典 [編集]
- ^ Zeitchik, Steve (2010年4月1日). “Movie Projector: 3-D 'Clash' will be a titan this weekend”. Los Angeles Times. Tribune Company. 2010年4月2日閲覧。 “The new Warner Bros. and Legendary action-adventure story, a $122-million remake of the 1981 film[...]”
- ^ a b c d “Clash of the Titans (2010)”. Box Office Mojo. IMDb. 2010年4月17日閲覧。
- ^ 日本映画製作者連盟 2010年全国映画概況
- ^ Felming, Michael (2002年6月3日). “Col sends J. Lo to Shrink”. Variety 2008年11月8日閲覧。
- ^ McClintock, Pamela (2006年4月30日). “Scribe goes to head of Clash at Warners”. Variety 2008年11月8日閲覧。
- ^ Fleming, Michael (2007年12月13日). “Norrington to direct Titans”. Variety 2008年11月8日閲覧。
- ^ “Leterrier parle de son Choc des Titans”. EcranLarge.com (2008年7月12日). 2008年11月8日閲覧。
- ^ Michael Fleming (2008年6月26日). “Gods goes to war with Titans”. Variety 2008年11月8日閲覧。
- ^ “EXCLUSIVE: Phil Hay and Matt Manfredi Prepare Us for Clash of the Titans”. movie Web (2010年4月1日). 2010年4月13日閲覧。
- ^ “Clash of the Titans Commences Production for Warner Bros. Pictures and Legendary Pictures”. Business Wire (2009年4月25日). 2009年12月31日閲覧。
- ^ Wayland, Sara (2010年3月28日). “Director Louis Leterrier Interview CLASH OF THE TITANS” (英語). Collider. 2010年4月13日閲覧。
- ^ 「タイタンの戦い」は「聖闘士星矢」へのオマージュ
- ^ 「タイタンの戦い」ポスター初公開
- ^ “Clash of the Titans”. Rotten Tomatoes. 2010年4月20日閲覧。
- ^ “『アバター』以外の大作映画は偽3D!評論家らが警鐘”. MovieWalker (2010年4月9日). 2010年4月20日閲覧。