死人の鏡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| 死人の鏡 Murder in the Mews |
|
|---|---|
| 著者 | アガサ・クリスティー |
| 訳者 | 小倉多加志 |
| 発行日 | |
| 発行元 | |
| ジャンル | 推理小説 |
| 国 | |
| 前作 | ひらいたトランプ |
| 次作 | もの言えぬ証人 |
『死人の鏡』(原題:Murder in the Mews, 米題:Dead Man's Mirror)は、1937年に刊行されたアガサ・クリスティの推理小説の短編集である。日本語版のタイトルは米題に沿う。4編収録されており、全てエルキュール・ポアロが主人公である。
概要 [編集]
日本版(早川書房版)は原版と同じく全4編収録されているが、米版は「謎の盗難事件」が削除された全3編で構成されている。しかし邦題は、原題の「厩舎街の殺人」ではなく米版の「死人の鏡」に沿っている。
収録作品 [編集]
- 厩舎街の殺人 - Murder in the Mews
- ガイ・フォークス・ナイトに、若い未亡人が拳銃自殺した。しかし、自殺理由はわからず、現場には自殺と断定するにはおかしな点も多い。これは他殺と推定したジャップ警部はポアロに捜査を依頼する。
- 謎の盗難事件 - The Incredible Theft
- 政界の大物・メイフィールド卿の屋敷から新兵器の設計図が盗まれる。メイフィールド卿は密かにポアロに捜査を依頼した。
- 死人の鏡 - Dead Man’s Mirror
- ある貴族からポアロに不遜な内容の依頼書が届く。怒りを抑えつつポアロは、その貴族の家を訪れると、彼は自殺していた。状況や被害者の人格を考え他殺と判断したポアロは捜査を始める。
- 砂にかかれた三角形 - Triangle at Rhodes
- ポアロは地中海のある島で休暇を楽しんでいた。そこにはつい最近5度目の結婚をしたという恋多き女性・ヴァレンタインがいた。しかし、ヴァレンタインは同じホテルに宿泊する夫とは別の男とも怪しい関係になっていた。夫婦仲は険悪となり、誰の目にも三角関係が築かれた後、ヴァレンタインが毒殺される。
日本語訳 [編集]
| 題名 | 出版社 | 文庫名 | 訳者 | 巻末 | カバーデザイン | 初版年月日 | ページ数 | ISBN | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 死人の鏡 | 早川書房 | ハヤカワ・ミステリ文庫1-49 | 小倉多加志 | 訳者あとがき | 真鍋博 | 1979年6月30日 | 331 | 4-15-070049-4 | 絶版 |
| 死人の鏡 | 早川書房 | クリスティー文庫58 | 小倉多加志 | 解説 野崎六助 | Hayakawa Design | 433 | 4-15-130058-9 |