おしどり探偵

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おしどり探偵』(おしどりたんてい、Partners in Crime)は、1929年に刊行されたアガサ・クリスティの短編集。『二人で探偵を』とも訳される。

トミーとタペンスものの最初にして唯一、そして全短編集である。同時に、各編でソーンダイク博士隅の老人など今でも知られる大物から、スタンリー・コールトンのようなすっかり忘れ去られた存在まで、当時の推理小説界を闊歩していた名探偵たちの捜査法を、二人が真似するというパロディ集でもある。「16号だった男」ではエルキュール・ポアロが取り上げられているが、ポアロ物(そしてミス・マープル物)の登場人物が一人、1973年の『運命の裏木戸』で登場することになる。

収録作品[編集]

  • アパートの妖精 (A Fairy in the Flat
  • お茶をどうぞ (A Pot of Tea
  • 桃色真珠紛失事件 (The Affair of the Pink Pearl
  • 怪しい来訪者 (The Adventure of the Sinister Stranger
  • キングを出し抜く (Finessing the King
  • 婦人失踪事件 (The Case of the Missing Lady
  • 目隠しごっこ (Blind Man's Bluff
  • 霧の中の男 (The Man in the Mist
  • パリパリ屋 (The Crackler
  • サニングデールの謎 (The Sunningdale Mystery
  • 死のひそむ家 (The House of Lurking Death
  • 鉄壁のアリバイ (The Unbreakable Alibi
  • 牧師の娘 (The Clergyman's Daughter
  • 大使の靴 (The Ambassador's Boots
  • 16号だった男 (The Man Who Was Number 16