満潮に乗って

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満潮に乗って』(まんちょうにのって、原題:Taken at the Flood[1]は、イギリスの小説家アガサ・クリスティによって1948年に発表されたエルキュール・ポアロ物の長編推理小説である。

あらすじ[編集]

若い未亡人と結婚した大富豪のゴードン・クロード。彼は一族の生活を支えており、一族全員が彼の庇護のもとにあった。だが、彼は空襲で死亡し、財産は全て若い未亡人が継ぐことになった。

「彼女さえいなければ」

戦争が人の心を闇にしていく。

登場人物[編集]

  • ゴードン・クロード - 百万長者。空襲で死亡
  • ロザリーン・クロード - 若い未亡人
  • デイヴィッド・ハンター - ロザリーンの兄
  • ロバート・アンダーヘイ - ロザリーンの前夫。既に死亡したとされる
  • アデラ・マーチモント - ゴードンの姉
  • リン・マーチモント - アデラの娘
  • ローリイ・クロード - ゴードンの甥
  • ジャーミイ・クロード - ゴードンの兄
  • フランセス・クロード - ジャーミイの妻
  • ライオネル・クロード - ゴードンの弟
  • ケイシイ・クロード - ライオネルの妻
  • ポーター - アンダーヘイの友人
  • ビアトリス・リピンコット - 旅館の主人
  • スペンス - キルチェスター警察の警視[2]
  • エルキュール・ポアロ - 探偵

脚注[編集]

  1. ^ 原題の "Taken at the Flood" は、シェイクスピアの『ジュリアス・シーザー』第4幕第3場におけるブルータスの台詞に由来する。
  2. ^ ポアロはスペンス警視と本作で知り合い、のちに『マギンティ夫人は死んだ』や『ハロウィーン・パーティ』などでも共演する。