ポアロのクリスマス
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| ポアロのクリスマス Hercule Poirot's Christmas |
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|---|---|
| 著者 | アガサ・クリスティー |
| 訳者 | 村上啓夫 |
| 発行日 | |
| 発行元 | |
| ジャンル | 推理小説 |
| 国 | |
| 前作 | 死との約束 |
| 次作 | 殺人は容易だ |
『ポアロのクリスマス』(原題:Hercule Poirot's Christmas{アメリカ:Murder for christmas})は、1939年に発表されたアガサ・クリスティ作のエルキュール・ポアロが登場する推理小説である。
目次 |
[編集] ストーリー
クリスマスも間近に迫ったゴーストン館に当主である老富豪シメオンの招きにより彼の一族たちが訪れる。再開した一同ではあったが兄弟の不仲、思わぬ訪問者、そして老人自身の言動などにより邸内には不穏な空気が流れた。そしてクリスマス・イヴに事件は起こる。老人の部屋から聞こえて来た凄まじい騒音と絶叫。鍵のかかっていたドアを破壊し中を覗きこんだ一同が目にしたものは、崩れた家具と、その横に倒れる老人の血まみれの死体であった。
[編集] 登場人物
- シメオン・リー … ゴーストン館の当主
- アルフレッド・リー … シメオンの長男
- リディア・リー … アルフレッドの妻
- ジョージ・リー … アルフレッドの弟、下院議員
- マグダーリン・リー … ジョージの妻
- デヴィッド・リー … アルフレッドの弟、画家
- ヒルダ・リー … デヴィッドの妻
- ハリー・リー … アルフレッドの弟
- ピラール・エストラバドス … シメオンの孫娘
- スティーブン・ファー … シメオンの旧友の息子
- エドワード・トレッシリアン … ゴーストン館の執事
- シドニー・ホーベリー … シメオンの従僕
- サグデン … 警視
- ジョンスン … 警察部長
- エルキュール・ポアロ … 探偵
[編集] 日本語訳
本作品は早川書房の日本語翻訳権独占作品である。
| 題名 | 出版社 | 文庫名 | 訳者 | 巻末 | カバーデザイン | 初版年月日 | ページ数 | ISBN | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ポアロのクリスマス | 早川書房 | ハヤカワ・ミステリ文庫1-15 | 村上啓夫 | 解説 浅田寛厚 | 真鍋博 | 1976年11月30日 | 366 | 4-15-070015-X | 絶版 |
| ポアロのクリスマス | 早川書房 | クリスティー文庫17 | 村上啓夫 | 解説 霞流一 | Hayakawa Design | 468 | 4-15-130017-1 |
[編集] 映像化
TV作品
- 名探偵ポワロ「Hercule Poirot's Christmas(邦題:ポワロのクリスマス)」(イギリス 1995年)
- 上記作品の日本語吹替版においては、シメオン・リーを声優大塚周夫が、そしてシメオンの息子ハリー・リーを大塚の実子大塚明夫が演じるという趣向が凝らされている。
[編集] 備考
- 「親愛なるジェームズへ」という序文がある。この作品は、義兄(姉の夫)ジェームズ・ワッツが「最近の作品は洗練されていて、流血が足りないのでは」という一言から書かれた作品である。
- この作品を発表したとき、評論家のハワード・スプリングは『イヴニング・スタンダード』紙の書評で結末を明かしてしまい、アントニー・バークリーやドロシー・L・セイヤーズなど当時の著名な推理作家を巻き込んだ論争になった。
- 同じ作者のポアロもの先行作『三幕の殺人』の犯人の名が作中で語られるので、同書を未読の読者は注意。