レジェンド オブ ドラグーン

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レジェンド オブ ドラグーン
ジャンル RPG
対応機種 PlayStation(PS)
ゲームアーカイブスPSP/PS3)(GA)
開発元 ソニー・コンピュータエンタテインメント
発売元 ソニー・コンピュータエンタテインメント
人数 1人
メディア PS:CD-ROM4枚
GA:ダウンロード販売
発売日 PS:1999年12月2日
GA:2010年12月22日
対象年齢 CEROB(12才以上対象)(ゲームアーカイブス)
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暴力、セクシャル(ゲームアーカイブス)
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レジェンド オブ ドラグーン』 (The Legend of Dragoon) は1999年12月2日ソニー・コンピュータエンタテインメント (SCEI) より発売されたPlayStation (PS) 用ゲームソフト。ジャンルはロールプレイングゲーム (RPG)。

ディスク4枚組。当時スーパーグラフィックRPGとして、その映像のクオリティを前面に押し出したセールスが話題となった。実際、挿入ムービーの質はPS用ソフトのムービーとは思えないほど高く、コンピュータグラフィックの大会 (SIGGRAPH 99) に入選したほどである。町並みやダンジョンなどのマップ、背景もまた高いクオリティのCGで描かれているが、ムービーを除くキャラクターのポリゴンはやや粗く、PSのマシンスペックの限界を感じさせる。海外では94万本の売上を記録した。

2010年12月22日よりゲームアーカイブスからPlayStation PortablePlayStation 3対応ソフトとして配信開始された。

ドラグーン[編集]

このゲームの主軸となりタイトルともなっているドラグーンであるが、これは史実における西洋の竜騎士であるドラグーン (dragoon) とは異なる。この作品におけるドラグーンとは竜の魂(ドラグーンスピリット)に選ばれたもののみが一時的にとれる姿であり、高い戦闘能力と魔力を誇り、「竜を統べる」資格を持った存在である。人が一時的にグレードアップした存在に変わるというのは、特撮などによる変身ヒーローものを彷彿とさせる。さらに、ドラグーンには、まさにベタといえる変身シーンがあり、ドラグーンそれぞれの属性、個性が際立っているため、戦隊ヒーローものに近い構成を感じさせる(キャラクターの項で詳述)。

世界観[編集]

エンディネス大陸という架空の世界に神話レベルからの歴史を構築し、練り込まれた独自の世界観を生み出している。広い世界のあちこちに現実世界によく似た地域が再現されているので、幻想的な要素に加え、自然や人々の暮らしを味わうこともできる。またディスクをCDプレーヤーで再生すると、オープニングで流れる音がイントロとして始まる曲を聴くことができる。

アディショナルシステム[編集]

アディショナルシステムとはこのゲームにおける攻撃の基本システムで、通常攻撃にあたる。画面に表示されるサイトに合わせてボタンをタイミングよく入力することで連続攻撃を繰り出すことができる。最後まで入力できるとキャラクターが技名を叫ぶ。本来RPGにおける戦闘の作業感を解消し面白みを増すために導入されたものだが、アディショナルを面白いと感じられるかはこのゲームへの評価を左右する一因である。アディショナル技はキャラ毎に数種用意されておりレベルアップにしたがい覚えられる。

アディショナルレベル[編集]

個々のアディショナル技にも最大5までのレベルが設定されており、成功回数の増加にしたがい強化され段階的に攻撃力と取得SPが増えていく。アディショナルレベル (AD.Lv) を上げるか上げないかではその技の性能は大きく異なる。ボス戦闘ではなるべく、成功確率と併せて考慮した上で、その時点で最良の効果を得られるアディショナルを選択しておくことが肝要である。習得できる全てのアディショナルをすべてAD.Lv5にすると最終アディショナルが習得できる。

各キャラのアディショナル[編集]

それぞれ一番下の技が最終アディショナルとなる。最終アディショナルは威力が圧倒的に高く、SPも100以上獲得できる。長めのアディショナルで入力が難しいものは、「闘神の導き」などを装備させて大まかなタイミングを把握した後で装備を外し実践に望むことで飲み込みやすくなる。

  • ダート(武器:剣)- 比較的入力の容易な技が多い。
    • 二段斬り - ボタンを一回押すだけなので簡単だが、当然威力も取得SPも低い。他のキャラの最初の技も同様である。
    • ボルケイノ - ゲーム開始後すぐに覚える。ドラグーン変身が可能になる前の主力アディショナルとなる。
    • バーニングラッシュ - 入力回数は2回だが取得SPは高い。
    • クラッシュダンス - 攻撃力と取得SPのバランスがよく、入力も容易なスタンダードなアディショナル。
    • マッドネスヒーロー - 取得SPが高い。入力の間隔が狭くやや特殊なアディショナルだが、慣れれば入力は容易。
    • ムーンストライク - 攻撃力が高いが取得SPはかなり低い。ザコ戦向けのアディショナル。
    • 炎ダイナミック - 各キャラの最終アディショナルの中でも最も癖がない。絶対に反撃されない性能を持つ。攻略本には「いつでも出せれば無敵」と称されている。名前の「炎」は当て字等ではなくそのまま「ほのお」と読む。
  • ラヴィッツ・アルバート(武器:槍)- ラヴィッツがアルバートの槍の師匠であるため使う技は同じ。発音や動きに若干の違いはある。アルバートのアディショナルは入力間隔に緩急があり、入力判定の厳しい箇所が多い上に反撃を受けやすいので難度の高いアディショナルが多い。逆に緩急があるため、途中で立て直しが効き、反撃を受けない限りは比較的容易。
    • ハードポーン
    • スピニングケイン - 入力は2回。簡単に出せる上に威力だけならロッドタイフーンに匹敵する。取得SPが低いのが難点。
    • ロッドタイフーン - 威力と取得SPの均衡の取れたバランス型。
    • 疾風の舞 - 最後の入力3回をテンポよく入力するのがコツ(アルバート)。
    • 桜吹雪 - 5回目と6回目の短い入力の間隔をマスターする必要がある。2回目に反撃が来た後の3回目の入力が難しい(アルバート)。一度に200を超えるSPを取得できるのも魅力。
  • シェーナ・ミランダ(武器:弓)
    • アディショナルは使えない。そのため強力な打撃は期待できないが、レベルによって取得SPが上昇する。また、全体攻撃できる特殊な武器も装備できる。
    • ドラグーンアディショナルも使用不可
  • ロゼ(武器:剣)- 掛け声に「死ね」があるのが印象的。入力にこれといった癖がなく、反撃を捌くのも容易。取得SPの高い技が少なく、威力の高い技も、ロゼ自身の攻撃力が低めなので、高いダメージは期待できないのが難点。
    • ウィップスマック
    • モァアンドモァ - 取得SPが高いのが魅力。ただし威力は低い。
    • ハードコアブレード - モァアンドモアとは逆に威力重視。
    • デモンズダンス - 3回目の入力にやや癖がある。倍率も高め (500%) で、ドラゴンバスターと併用すればかなりの高威力。
  • ハッシェル(武器:拳)- 技の種類が多い。入力間隔が狭い技が多い。習得するのに比べ、マスターしてからは容易なのが特徴。
    • 二連打
    • 三途の渡(さんずのわたし)- 取得SPが少ない。ハッシェルの技の基本中の基本。
    • 四神招来(しじんしょうらい)- SP重視の技。入力も簡単。
    • 五輪極破(ごりんきょくは)- 一応バランス型だが取得SPが50と少なめ。
    • 六道七生(りくどうしちしょう)- 威力重視の技。入力間隔が狭いのに反撃されるのが難。
    • 八紘一蹴(はっこういっしゅう)- 入力間隔が狭いのでテンポを習得するまでがやや難しい。油断すると後れを取り、焦ると先走る恐れがあるが、反撃されないので安定してしかも高威力 (500%)。
  • メル(武器:ハンマー系の鈍器)- 飛び跳ねるような攻撃が多い。
    • ダブルスパンク
    • ストラッティン - 最後で思いっ切り外し、コケる。威力・取得SPが若干高め。
    • クールブギ - 攻撃力は貧弱だが、最大でSPが495も取得できる(装備の特殊効果無しで最大200)。
    • キャッツクレイドル - 威力重視の技。入力が速く、慣れるまで難しい。
    • パーキーステップ - パーフェクト時のダメージの上昇率がズバ抜けて高く (600%)、攻撃力の基礎値が低いメルでもこのアディショナルでは良い威力を誇る。また、取得SPも初めから100も手に入る(パーフェクト時)。
  • コンゴール(武器:斧)- 入力数が少なく簡単なアディショナルが多い。
    • 追撃
    • インフェルノ - 最大攻撃力200と際立った威力ではないように思えるが、コンゴールの攻撃力であればかなり強力。
    • 骨砕き - 最終アディショナルでも他のキャラより入力数が少なく、ダメージ上昇率も低い (300%) が、攻撃力の基礎値がずば抜けて高いので威力はかなりのもの。

金銭、経験値、アイテムの設定[編集]

  • 敵を倒したときに得られる経験値やお金は、他のゲームに比べ少ない。特に雑魚敵の場合その傾向が顕著である。そのため、レベルアップは主にボス戦によることになる。物価は安いため終盤の強い装備でも1000G程度で済むが、いちいち装備品を買い直していると金欠になりがちである。例外として、10000Gの最強の防具があるが、装備品の購入を最小限に控えなければ10000Gに達成することは難しくなる。金を効率的に入手するには、PocketStationのミニゲーム、「モグールダバス」をプレイするか、希少モンスターを倒す必要がある。
  • このゲームではAD.LvとD.Lvを上げることでボス戦もかなり楽になるので、EXPよりもアディショナル成功回数、取得SPを稼ぐことが重要になる。
  • アイテムがわずか32個しか持てないことも大きな特徴であり、同種のアイテムでも1個1個別にカウントされる。ただし、武器・防具は欄が異なり、装備全種類を揃えられるほどの余裕がある。所持数が少ない分回復アイテムの効果は強いが、パラメータアップのアイテムや攻撃アイテムも含めると、他のRPGと比較すると持てる数が少なすぎるともいえる。
  • ただ、アイテムを使わずとも魔法のみでボス戦を乗り切ることができるので、消費アイテムを使わないほうが望ましい。消費アイテムを使わず、フリー回復に頼り、戦闘や宝箱から得た消費アイテムは全て売り払って行ってもクリアは十分に可能である。そうすることで金銭も貯まるので好循環を起こせる。ただし、(繰)という表示のあるアイテムは何度でも使えるので売り払わずに、雑魚戦、ボス戦で活用したほうがよい。

ドラグーン変身[編集]

通常攻撃のアディショナルによりSPを取得するとSPゲージが上昇し、ドラグーンに変身できるようになる。ドラグーン変身時はキャラのパラメータ(物理攻撃力、物理防御力、魔力、魔法防御力)が大幅に上昇し、変身することでその時点で被っていたあらゆるステータス異常を打ち消し、変身中はステータス異常を防ぐことができる。ドラグーン変身時には通常のコマンド(攻撃、防御、アイテム使用、逃走、ドラグーン変身、スペシャルドラグーン変身)に代えて、ドラグーン固有の物理攻撃(ドラグーンアディショナル)とMP消費によるドラグーン魔法が使用可能になる。ドラグーン変身時には各キャラに固有の変身モーションを堪能することができる。

  • ダート:炎の翼を纏い変身。
  • ロゼ:闇色の球に包まれ、一点に収縮して変身。
  • ラヴィッツ:竜巻を身に纏い変身。桜が舞う。
  • アルバート:竜巻を身に纏い変身。薔薇が舞う。
  • シェーナ/ミランダ:全裸で光の羽根に包まれ変身。
  • ハッシェル:雷激で装甲を生み変身
  • メル:氷塊をハンマーで叩き生じる冷気を浴びて変身。
  • コンゴール:岩の中から割って変身して出てくる。

ドラグーンレベル[編集]

ドラグーンスピリットに認められた時点ではドラグーンレベルは1で1ターンしか変身していられないが、各キャラの通常アディショナルによってSPを取得していくことによってドラグーンレベル(D.Lv)を最大5まで上げることができる。ゲージが満タンでもD.Lv上昇に必要なSPは獲得される。D.Lvの上昇に伴い、SPゲージの上限が増え、ドラグーンに変身していられるターン数が増加し、ドラグーン変身による攻撃力、防御力、魔力、魔法防御力の上昇率(ドラグーン強化率)が上昇し、使用可能な魔法とMPの上限が増える。

ドラグーンスピリットを取得した時点でD.Lvを最大まで育てれば、その後のボス戦闘がかなり楽になる。効率良くD.Lvを上げるには取得SPの多いアディショナルで雑魚戦闘をこなすことが必要となってくる。

ドラグーンアディショナル[編集]

ドラグーンに変身中はドラグーン独特のアディショナルが使え、飛翔能力のあるドラグーンらしく縦横無尽に空を舞いながらの攻撃となる。

4回入力の5連撃(パーフェクトで200%、神竜王ドラグーンは400%)、コンゴールは3回入力の4連撃(パーフェクトで160%)、シェーナ/ミランダはドラグーンアディショナルは使用不可(常に100%)。

  • 赤眼竜ドラグーン(ダート)- 剣による攻撃。最後は熱血主人公らしく「っしゃーーー!」と叫ぶ。
  • 暗黒竜ドラグーン(ロゼ)- 先の尖った小型の剣による攻撃。ドラグーンになっても「死ね」は健在。
  • 碧緑龍ドラグーン(ラヴィッツ/アルバート)- 槍状の武器による攻撃。ドラグーン変身による武器の変形がもっとも著しい。アルバートは最後の一撃で叫ぶ。
  • 紫電竜ドラグーン(ハッシェル)- 拳による連続攻撃。極めに両掌に溜めた気弾を放つ。
  • 蒼海竜ドラグーン(メル)- ハンマーによる攻撃。極めに「ヒャッホーイ」と叫ぶのが特徴。声が通常時よりハスキーになる。
  • 黄金竜ドラグーン(コンゴール)- 斧による攻撃。入力回数が低く攻撃力の上昇倍率も低いが元の攻撃力が高いのでかなりの威力を誇る。
  • 白銀竜ドラグーン(シェーナ/ミランダ)- 堅実に弓を射る。
  • 神竜王ドラグーン(ダート)- 極めに剣先に気弾を溜め放つ。ダメージ上昇率も高く特別扱い。

スペシャルドラグーン変身[編集]

パーティメンバー3人ともSPゲージが満タンの際にスペシャルコマンドが発生し、これを実行すると、メンバー全員がドラグーン変身し、実行したキャラのドラグーン空間が発生し、実行キャラのドラグーンアディショナルは無条件で完全成功する。ドラグーン空間ではスペシャルコマンドを実行したキャラの属性の魔法(属性武器による物理攻撃も含む)の威力が1.5倍となり、反属性の魔法の威力が半減する。

つまり敵と反属性のキャラでドラグーン変身すれば、通常変身での魔法攻撃のさらに1.5倍のダメージを与えることができるので、反属性同士のダメージ増加に乗じて1.5×1.5 = 2.25倍のダメージを与えることができる。さらに反属性の敵の魔法が半減することから、ボス戦では敵の属性と反属性のキャラでドラグーン変身することが基本戦略となる。

属性[編集]

すべての戦闘に登場するキャラ、モンスターには属性がある。属性は魔法を含む属性攻撃によるダメージを左右する。以下のとおり。

  • 炎⇔水
  • 風⇔土
  • 光⇔闇
    上記の属性は対立し、対立する属性(反属性)同士は威力が1.5倍となり、同じ属性同士は威力が半減する。
  • 反属性はない。雷属性同士は威力が半減する
  • 無属性
    文字通り属性の概念がなく、反属性や無属性同士の威力の半減もない。

以上8種の属性がある。

ドラグーン魔法[編集]

  • ドラグーンに変身している際に使用できる魔法。敵として登場するドラグーンが使用するものもある。
  • 始めは1つのみ魔法が使え、ドラグーンLv2、3、5に上昇した際に新しい魔法を習得する。ただし黄金竜ドラグーンはドラグーンLv2への上昇時は魔法を習得しない。ドラグーンレベル上昇に伴いMPの上限が20、40、60、80、100と増えていく。
  • 各ドラグーンにつき4つあり消費MPは10、20、30、80となる。碧緑竜ドラグーンは20、20、30、80。黄金竜ドラグーンは3つのみで消費MPは20、30、80。
  • 最終魔法は消費MPが80と莫大で、それぞれのドラグーンが統べる竜の名を冠した最強魔法になっており、竜の幻影を召喚する攻撃魔法。ただし神竜王ドラグーンだけは2つのみの魔法で消費MPはともに50、「神竜王」という名の召喚魔法はないが、2つとも神竜王が実際に使用する魔法であり、それぞれが最終魔法の位置づけである。
  • 最終魔法は消費MPの高さからニュートラルな状態では回復なしに一発しか放てない。スペシャルドラグーン変身時に使用すると効果的であるが、スペシャル変身時はMP回復をできるキャラがいなくなってしまう。そこで、MP基準値上昇の防具、アクセサリー(マジカルハット、アミュレット)を装備させることで複数回の最終魔法を放つことができる。アミュレット装備 (MP200) で2回、マジカルハットとアミュレット併用 (MP250) で3回使用できる。
  • ドラグーン変身による魔力(魔法攻撃力)の上昇率はドラグーンによって異なり、ドラグーンレベル5の段階で、碧緑竜、黄金竜、紫電竜は220%、その他は170%である。つまり魔力の基礎値の低い碧緑竜、黄金竜でも、魔力上昇の防具(兜やアクセサリー:伝説の兜、ドラゴンヘルム、魔力の指輪etc..)を装備させ、さらに反属性の敵に臨めばかなりの威力を誇るということである。反属性のない紫電竜は魔力の基準値が前二者より高いので、パーティの余った枠に入れる価値がある。ドラグーン変身による魔力の上昇率が高いということは、魔力上昇の防具によるダメージの上昇率も高くなるということである。このことを考慮に入れれば効率的にボス戦闘を進めることができる。
  • 赤眼竜魔法 - 炎属性
    • フレイムショット(単体2倍)- 剣を上空高く投げ落下してくるまでの間に、懐に火球を生み出し拳で弾き敵に当てる。序盤の攻撃魔法。中盤以降余ったMPの用途として。
    • イクスプロージョン(全体1倍)- 地に剣を突き刺し敵に一直線に炎を送り爆発させる。大勢の雑魚を連れたボス戦などに威力を発揮。
    • ファイナルバースト(単体3倍)- 自らが炎を纏い突撃する。ダートの主力魔法。単体強魔法。
    • 赤眼竜(全体3倍)- 赤眼竜の突撃。体の一部一部が攻撃対象の敵や、複数人のボスで役に立つ。
  • 碧緑竜魔法 - 風属性
    • ウィンドブラスター(全体1倍)
    • フラウアストーム - 味方キャラ全員が3ターンダメージ半減というお役立ち魔法。魔力の低い碧緑竜魔法の切り札。ラヴィッツのときは桜の花びらが、アルバートのときは薔薇の花が舞う。
    • ギャスプレス(単体3倍)- 土属性の敵に対してなら比較的高威力。
    • 碧緑竜(全体3倍)- 碧緑竜の身体のファンのような構造から風を送り攻撃する。
  • 白銀竜魔法 - 光属性 - 単体魔法がないため単体ボスキャラに対するコストパフォーマンスは悪いが、複数ボスキャラにMP基準値上昇のアクセサリーを付けて挑めば圧倒的な火力を誇る。キメ細かい回復が可能な点も随一。
    • ムーンライト(単体回復:戦闘不能キャラの蘇生 + HP半回復、生存キャラにはHP全回復 + ステータス正常化)- 蘇生効果は白銀竜の専売特許。単体回復も白銀竜にしかない。
    • スターチルドレン(全体1倍)- 魔力が圧倒的に高いので、全体弱攻撃魔法中最強の威力を誇る。
    • ヘブンズゲイト(全体回復:戦闘不能キャラの蘇生 + HP半回復、生存キャラにはHP半分回復+ステータス正常化)- 仮にゲームオーバー寸前の状態でも見事に立て直すことができる。
    • 白銀竜(全体3倍 + 味方全員完全回復)- 白銀竜ドラグーン戦士の魔力の高さの真髄を味わえる。蘇生効果はなし。
  • 暗黒竜魔法 - 序盤はアストラルドレインで抜群の有用性をもつが、魔力は中程度なので上位魔法には演出の他見るべきものはない。
    • アストラルドレイン(単体2倍 + パーティHP回復)- ロゼの主力魔法であり、序盤の有力魔法。与えたダメージをパーティの生存メンバーの頭数で割り振った分だけ回復。名前の通り、いわゆる吸収系の魔法。少ない消費MPに対して、攻撃倍率も2倍でかつ回復効果も持つ。
    • デスディメンション(全体1倍+恐怖)
    • ヘルズゲイト(全体一撃死)- ザコ敵を一掃する。ボス戦では役に立たない。
    • 暗黒竜(単体4倍)- コンコルドのような暗黒竜が闇を敵を封じ、闇を切り裂く。
  • 紫電竜魔法 - 雷属性 - 反属性はないが、すべてが単体攻撃であり、魔力もそこそこなので補助攻撃として使われる。単体ボスキャラには良い。ドラグーンアディショナルの威力との比較検討を。最終魔法を除き、消費MPと威力が完全に比例しているのが特徴。
    • 原子雷(単体1倍)- 他キャラではMP10は単体2倍魔法であるのでコストパフォーマンスが悪い。
    • 極雷童(単体2倍)- ザコ敵には気絶効果も付加される。他キャラでは2倍魔法の消費MPは10であるのでコストパフォーマンスに欠ける。
    • 雷神攻(単体3倍)- MPと魔法の倍率が他キャラと同じ。
    • 紫電竜(単体4倍)- 電気クラゲのような紫電竜が敵に電撃を加える。
  • 蒼海竜魔法 - 水属性- 魔力は白銀竜に次ぎ、攻撃魔法が始めから存在する上、回復魔法もあるため、比較的有用。単体キャラにも全体キャラにも対応でき、4つの魔法全てがボス戦で有用。ダートの炎属性との相性が悪いためスペシャルドラグーン使用に制約がかかるのが難点であり、3人目のパーティメンバーでスペシャル変身を起動させることがセオリーとなる。
    • フリージングリング(単体2倍)- ダートのフレイムショットと同列だが、魔力やスピードが高い分有効である。
    • レインボーブレサス - 全体HP半回復 + ステータス正常化。回復魔法の有用性は白銀竜に次ぐ。蘇生を必要としない戦闘ではこちらのほうがコストパフォーマンスが高いが、蘇生が必要ない場合は大抵回復もあまり必要としない。長期戦での戦闘不能を避けつつ戦う戦略では特に有効。
    • ダイヤモンドダスト(全体2倍)- 全体魔法では唯一2倍魔法であり、かつ消費MPも30と少なめで、魔力も高いので全体魔法としてのコストパフォーマンスは良い。
    • 蒼海竜(単体4倍)- 単体極大魔法。単体魔法中でもトップクラスの威力を誇る。
  • 黄金竜魔法 - 土属性 - 魔力は最低で全体魔法のみしかなく使い所が難しいが、伝説の冑と盗賊の靴を装備すれば黄金竜戦士には死角がなくなり、魔法も強力になるので安定感を醸し出す。土属性魔法独特のダイナミズムも存在。
    • グランドストリーム(全体1.5倍)- 地に斧を穿った衝撃で敵を攻撃。
    • メテオストライク(全体2倍)- 上空高く隕石を召喚し自ら突撃しその破片で敵を攻撃。**: 余談だが、この魔法を使うと、数秒間画面が明るくなることがある(すぐ元に戻る)。
    • 黄金竜(全体3倍)- 黄金竜がアリジゴクのように砂の中に敵を引きずり込む。
  • 神竜王魔法 - 無属性 - ラスボスへの主力攻撃魔法となる。
    • 神竜弾(全体4倍)- 肩からマシンガンの如くエネルギー弾を乱射する。最強の全体攻撃。
    • 神竜砲(単体6倍)- 右腕に仕込まれた神竜砲で砲撃。ラスボスへの主力攻撃魔法となる。

戦闘[編集]

戦闘はアディショナルによる通常攻撃でSP(スピリットポイント)がゲージに溜まっていき、SPゲージ一本分で1ターンドラグーンに変身できる。レベルアップによりゲージは5本分まで溜めることができる。

ドラグーンに変身することで、攻撃力、防御力のパラメータがキャラ毎に上昇し、ドラグーン専用のアディショナルにより攻撃と、MPを消費するドラグーン魔法が使用可能になる。逆に、アイテムが使用不可能になる。

パーティーメンバー全員のSPゲージが満タンだと、スペシャルドラグーン変身が可能になり各キャラにコマンドが発生する。それを実行すると、実行したキャラを含めパーティメンバー全員がドラグーンに変身する。また、実行したキャラの属性のドラグーン空間が出現し、その属性による攻撃の威力が1.5倍、反属性の威力が半減する。また実行キャラのドラグーンアディショナルが自動で成功する。タイミングを間違えずにうまく使えばボス戦などで有利に戦闘を展開できる。

キャラクター[編集]

メインキャラクター[編集]

ダート(関智一
赤眼竜ドラグーン - 炎属性、神竜王ドラグーン、技例 - マッドネスヒーロー
本作の主人公。23歳。故郷、ニートの村を滅ぼした「黒き魔物」を倒す為に旅を続けていたが、戦火が広がった事で第二の故郷であるセレスに戻って来た。シェーナを助け出す為にヘルライナの監獄に乗り込んだ事を皮切りにセルディオの騒乱に巻き込まれる。その後、ホークスでの戦いでドラグーンとして覚醒。エンディネス大陸を襲う破滅の運命に立ち向かう事となる。
父の形見として赤眼竜のドラグーンスピリットを肌身離さず持っている。しかし彼自身はその石が何なのかは知らず、ドラグーンに覚醒した事で初めてその本質を知る事になる。
長き旅を経て、沈まぬ月の核で父・ジークと対峙。赤眼竜のドラグーンスピリットを奪われてしまうが、ロイドに託された神竜王のドラグーンスピリットにて、最強のドラグーンへと進化。神となったメルブ・フラーマを倒して世界を救った。
主人公 = 赤 = 炎という原則に忠実な主人公。正義感の強い熱血漢という設定もお約束。彼のテーマも非常に熱い曲で、本編中に何度も流れる。しかし作品中あまり熱き想いをぶちまける度合いはそれほどない。熱血バカと言う事もなく年相応の思慮深さも持つ性格。一方で恋愛については奥手で鈍感。割とナイーブな面も。
ロゼ(声:冬馬由美
暗黒竜ドラグーン - 闇属性、技例 - ハードコアブレード
妙齢 (?) の謎の漆黒の髪の美貌の女性。推定年齢26歳。様々なことを知るようだが秘めていることも多い模様。フェルブランドに襲われていたダートを助けた。その際、自身の持つドラグーンスピリットが共鳴した事で彼に興味を持ち、後にドラグーンとしてダートの元に現れる。本人曰く、ダートの旅に付き合う理由はダート達が気になる為と、「気晴らし」であると言う。怒らせると超怖く、「怪物なら私が皆殺しにしてあげるわよ」などと恐ろしげなこと口走り、周りをドン引きさせることも。
その正体はドラゴン戦役で戦ったドラグーンであり、同時にダートの敵である黒き魔物。破壊神の誕生を阻止する為に己が時間を停止し、敢えて汚名を被って月の御子を殺し続けていた。その素性を知ったダートに一度は剣を向けられ、彼女自身も殺される事を覚悟するがダートはそれで過去に折り合いを付けて黒き魔物は既に死んだと解釈し、ロゼを仲間として迎え入れた。
最終決戦において正気を取り戻したジークと共にメルブ・フラーマにドラゴンバスターを突き刺し、「私達はこの時代に居てはいけない」として沈まぬ月の爆発に巻き込まれて死亡した。
シェーナ(声:岡村明美
白銀竜ドラグーン - 光属性、魔法例 - ムーンライト
18歳。ダートの幼馴染で、セレスの村に住む少女。セレスが襲撃された際にヘルライナの監獄へ連れ去られる。ダートによって救い出され、以降行動を共にする。恋するお年頃で、昔からダートに好意を抱いていた。想いはダートに一直線。当のダートには妹のようなものとしか見られていなかったが旅を通じて変化が生じていく。
フェルブランドとの戦いにおいて毒に倒れる(ダート達のような歴戦の戦士でもない普通の少女であるシェーナには耐えられるものではなかった)。その治療薬になるという「ドラゴニ草」を探しに行ったシャーリー神殿にて、シャーリーより託された白銀竜のドラグーンスピリットと共鳴し、ドラグーンに覚醒。ドラグーン変身のシーンはセーラームーンのそれを彷彿とさせる。
リゴール討伐後、ツインキャッスルにてダートに告白。その後の舞踏会にてドレスに身を包み、ダートと口付けを交わした。しかしそれから間もなくドラグーンの力を失い、戦線離脱する。実は彼女はミール・セゾー女王テレサの実の娘であり、18年前に月の御子として殺されたルヴィア姫の双子の姉妹である。実はルヴィア姫ではなくシェーナこそが月の御子であり、その力を狙うジークに誘拐される。そして沈まぬ月の核にて破壊神との融合が果たされようとするが、メルブ・フラーマが自ら核と融合した為に用済みとして放置された。最終的にはメルブ・フラーマを倒したダートによって無事救出された。
ミランダ(声:沢海陽子
白銀竜ドラグーン - 光属性(シェーナからドラグーンスピリット <ds> を受け継ぐ)、魔法例 - ヘブンズゲイト
ミール・セゾーの第1聖女。男前なお姉さん。30歳。封魔球の下でシェーナから突如離れた白銀竜のドラグーンスピリットを受け継ぎ、シェーナと入れ替わる形でパーティに加わる。また、彼女のドラグーン変身のシーンもセーラームーンのそれを彷彿とさせる。但し、鎧のデザインはシェーナのそれと幾らか変わっており、ミニスカートを基調としたシェーナの鎧と違ってロゼの鎧に近いものになっている。嫌いなものはバラの花。それは実の母に捨てられた過去に起因するもので、彼女に言わせれば、バラは棘に刺さった生き物の血で鮮やかな赤を保っているらしい。
ラヴィッツ(声:大黒和広
碧緑竜ドラグーン - 風属性、技例 - 桜吹雪
バージル公国第1騎士団長。34歳。忠誠心強く、友情に厚い漢。早くに父を失った為、母想いであるがマザコンな一面もある。"フラウアストーム" では桜が舞う。ヘルライナの監獄を脱獄した際にダートと知り合い、旅を通じて固い友情を交わし、共に戦い信頼関係を築く。父の仇であるグラハムを討ち、その本心を聞いた後に彼の碧緑竜のドラグーンスピリットを受け継ぐ。しかしアルバートを救出に向かったヘルライナの監獄にてロイドのドラゴンバスターの前に倒れ、ダートに「強く生きろ」と言い残して息を引き取る。
終盤、魂として「死都メーフィル」にてダートたちと再会するも、闇の住人ザグウェルと寄生生物メノンに操られ、ダート達に襲い掛かってしまう。しかしダートの身を呈した説得に正気を取り戻し、自身の身体ごとメノンを貫いて支配を脱した。そしてダート、アルバートと三人で永遠の友情を誓い合い、残された力でダート達を封魔球の元へ導いた。メルブ・フラーマを倒した後、ダートは「戦いが終わったら一杯やろう」と言う約束を果たす為に彼の実家を訪れ、グラスに酒を注いだ。
アルバート(声:三木眞一郎
碧緑竜ドラグーン - 風属性(ラヴィッツのDSを受け継ぐ)、魔法例 - ギャスプレス
バージル公国国王。26歳で容姿端麗。若く聡明な王だが、ロマンチストな性格でやや天然。実はトマトが苦手。彼の体内には月の神器の一つである月の宝玉が埋め込まれており、ヘルライナの監獄にてロイドに奪われた。ラヴィッツの死後、碧緑竜のドラグーンスピリットを受け継ぎ、ダート一行に加わり、ラヴィッツ仕込みの槍捌きで戦う。"フラウアストーム" では薔薇が舞う。アディショナルはラヴィッツと同様だが、入力のタイミングが異なる(ラヴィッツはやや遅めで、アルバートは通常)。
ハッシェル(声:稲葉実
紫電竜ドラグーン - 雷属性、技例 - 六道七生
竜樹式(るじゅしき)古武術の正統伝承者。70歳。蒸発した娘探して20年、旅を続けているという陽気なじいさん。ダートとは旅の途中で知り合っていた。娘が蒸発したのは自分の未熟さから来る過度の厳しさ故であると旅を通じて悟り、現在では娘を探すと言いながらも気ままな旅暮らしを送っている。武闘会でダートと再会し、彼等に協力する。ドウエルを倒した後、一人立ち去ろうとするが、ドウエルの持っていた紫電竜のドラグーンスピリットにより覚醒し、以降も旅に同行する事になる。
実はその行方不明の娘こそダートの母親であり、彼はダートの祖父ということになる。これはシェーナが歌っていた歌がクレアが歌っていたものと同じであり、その歌はダートが母から聴かせてもらっていたものだと知った事で気付く。ダート自身もいつの間にか気付いており、最終決戦前にそれを確認した。
コンゴール(声:菅原正志
黄金竜ドラグーン - 土属性、技例 - 骨砕き
巨人。最後のギガント族。37歳。誇り高き戦士。幼いころドウエルに拾われて以降忠誠を誓う。当初は敵としてダートと戦うが、ドラグーンの力の前に敗北。自分を殺さずに生かし、ドウエルをも倒したダート達に興味を抱き、後に仲間となる。
彼のドラグーンスピリット入手のイベントは任意であり、仲間になった直後に入手する事も可能だが、気付かなければいつまでもドラグーンになれずに進む事になる。その場合はラストダンジョンで入手する事になる。
メル(声:川上とも子
蒼海竜ドラグーン - 水属性、技例 - ストラッティン
花の都ドナウの踊り子。露出度が高い格好をしている。いつも元気で、パーティーのムードメーカ。一人称ボク。メンバーで最も子供っぽい性格だが、心は強く、実はシリアスな一面も持っている。盗賊団を倒す為にダート一行に同行。リーナスを倒した時にその蒼海竜のドラグーンスピリットを受け継ぐ。
正体は有翼人である。故郷にフィアンセがいるが、故郷で一生暮らすのを嫌がり飛び出す。外見は16歳の少女だが有翼人である為、実年齢はそれ以上。同じく陽気なハッシェルとつるむことが多い。武器は大きなハンマー。
ロイド(声:速水奨
有翼人 - 無属性、技例 - 限界点スペシャル
銀髪の貴公子。残像剣の使い手で凄まじい剣の腕。ある野望を秘め、世界中を暗躍する。ラヴィッツを殺害した張本人であり、物語後半までは彼を追う事が旅の目的となる。外見年齢は28歳程度だが、有翼人の彼の実年齢は53歳。竜殺しの剣「ドラゴンバスター」の使い手であり、ドラゴンやドラグーンでは太刀打ちできない。
その行動は全ては有翼人栄華を取り戻すためであり、必要とあらば非常な手段も厭わない。しかしテレサなど協力してくれた人物には感謝しており、ウインクを助けた事も理由があっての事ではなかった。結果的にはディアスを騙ったジーク(に憑依していたメルブ・フラーマ)に利用されており、帝都ベルウェブにてジークの魔法の前に消え去る。しかし実は生きており、最終局面で月の核にてダート達に加勢。全ての元凶であるメルブ・フラーマに戦いを挑むも、敗北。ダートに神竜王のドラグーンスピリットとドラゴンバスターを託し、息を引き取った。
一度だけダートと共闘するが、オートバトルなので操作する機会は無い。
ジーク・フェルド(声:大塚明夫
赤眼竜ドラグーン - 炎属性
ダートの父。18年前から行方不明になっている。正体はドラゴン戦役で活躍したドラグーンの一人で、赤眼竜のドラグーンスピリットの本来の所持者。当時はロゼの恋人だった。メルブ・フラーマを倒した際に呪いによって石化。1万1千年後に呪いが解け、ハッシェルの娘クレアと間にダートをもうけた。
ロイドに指令を出していたディアス聖帝の正体であり、物語終盤の最大の敵。しかし実はメルブ・フラーマに憑依されており、ジーク自身の意識はメルブに支配されている。月の核にてダートから赤眼竜のドラグーンスピリットを奪い、ドラグーンとして息子と対決する。その直後、メルブ・フラーマが体を離れた事で解放される。息子達の未来を切り開く為にスピリットの力を暴発させてメルブ・フラーマに致命傷を負わせた。そして月の爆発に巻き込まれ、ロゼと共に逝った。

バージル公国[編集]

ノイッシュ
バージル公国の大臣。伝承に詳しく、ダート達にドラゴン戦役について語る。王や国民の信頼は厚く、アルバートが城を留守にする間は執務を任される。
軍師
バージル公国の軍師で、黒いフードに身を包んでいる。正体はロイドであり、月の神器を探る為に潜り込んでいた。
カイゼル
バージル第八騎士団団長。ホークスの町を任されている。豪胆な性格で、料理の味付けは塩さえあればいいらしい。
スランバート夫人
ラヴィッツの母で、ベールにある大きな家に一人で住む。夫を早くに亡く、息子を生き甲斐にしている。その為、初対面の際にシェーナをラヴィッツの恋人と勘違いした。ラヴィッツの死後は悲しみに暮れるが、彼の紹介で家を頼って来た親子の子供によって徐々に悲しみから立ち直る。その子供の事はまるで孫のように可愛がっている。エンディングでは約束を果たしにやって来たダートを家に迎え入れた。

サンドラ帝国[編集]

ドウエル
紫電竜ドラグーン - 雷属性
帝都カザスの国王。52歳。セルディオ王カルラの弟で、アルバートの叔父。兄を殺害し、国を二分。サンドラ帝国を築き上げ、武力による大陸統一を企てる。全ての種族が等しい世界を作る為には強い指導者が必要と考えている。
ロイドの魔力によって歪んだ野望を抱いてしまっているが、元々は世界平和を望む良き指導者であった。カルラは目立った悪政こそは敷いてはいなかったものの重税や治安の悪化を齎し、当時の大臣達は賄賂に浸かりきっていた。兄に反旗を翻したのもそう言った腐敗した政治を変える為であった。
サンドラ帝国軍大隊長
サンドラ帝国軍の大隊長。セレスの村襲撃の総指揮をとった人物で、多くの死者を出したことを悔やんでいる(兵隊の多くがヘルライナから派遣されていたため)。セレス襲撃にはロイドも同行した。サンドラ帝国軍においては珍しい人格者であり、ドウエルには忠実な人物だが、彼の野望に疑問を感じている。戦争が終結すると、帝都だったガサスの市長に任命される。ストーリーの進行状況で市民の評判が変わっていき、最終的には彼に反発していた市民からも支持されるようになる。オープニングのセレス襲撃のムービーにも登場している。
フリューゲル
サンドラ帝国にあるヘルライナ監獄の獄長。肥満体系で超巨漢。気分屋な性格で、気まぐれで部下を牢獄で飼育している怪物の餌にしたりする恐ろしい性格。悪趣味なくらいに大量なアクセサリーを身につけている。サンドラ本国からも煙たがわれており、ヘルライナ監獄獄長という地位に就いた。
殺戮を好む性格なため、彼の部下も粗野で野蛮なものが多い。セレスの村の襲撃の兵の多くは彼の部下。また、つまらないと言う理由で、勝手に「村を皆殺しにしろ」と命令を付け加えていた。それが無駄に死者を増やす要因となった。ロドリゲスとガフタスという2匹の魔物をペットとして飼っている。サンドラ帝国で、ロイドと面識のある数少ない人間の一人。最期はダートたちに破れ、ペットともども死亡。ちなみにその戦闘時、フリューゲルを先に倒すと残っていたペット達は逃げ出す。
グラハム
碧緑竜ドラグーン - 風属性、技例 - 貼り付けアタック
元セルディオ王国第2騎士団団長で現在はサンドラ帝国軍騎士団の一人。46歳。ラヴィッツの父親のセルヴィとは親友だったが、それと同時にコンプレックスにもなっていて、そこから来る恐怖心から彼を裏切り、死に追いやった。そのため、ラヴィッツに憎まれている。ドウエルからドラグーンスピリットを授かり、緑牙竜フェルブランドを従えてダートたちの前に立ちふさがる。序盤の強敵。

ティベロア[編集]

ジオール王
ティベロア国王。太っている。エミルとリサの父親で二人は自慢の娘。特にエミルを溺愛している。そのためか彼女の変貌に何の違和感も持たなかった。見た目からは想像が付かないが、若いころは剣の達人だった。
エミル
ティベロアの第1王女。超がつくほどおっとりとした性格で、美しさ、優しさで右に出るものはいない。しかしダート達が王都フレッツを訪れた時は野蛮で粗暴な性格になっており、市民達に恐れられていた。ある種、彼女のファンだったアルバートもショックを隠しきれなかった。
実はそのエミルは月の短剣を狙ったリーナスの変装であり、本人はリーナスによって異空間に幽閉されている。解放後はアルバートと良い関係になり、エンディングでは彼の元に嫁いだ。
リサ
ティベロアの第2王女。エミルの妹。15歳で小柄。まだ青いがゆくゆくはエミル以上の美人になるとも噂される。星占いの達人で、どこか抜けたところのあるディベロア王家の中で唯一まともな性格。ネロに恋をしており、望遠鏡を使って彼の様子を観るといった一面も。
ネロ
ティベロアの王都フレッツに住んでいる若者。ティベロアにある荒地を緑あふれる場所にするために奮闘中。いつも誰かの視線を感じている。
リブリア
ツインキャッスルの侍女。何かと城を訪れるダート達の世話をする。空気を読まずダートとシェーナの間に割って入った事も。
フェスター(声:平田広明
ティベロアの天文学者。巨大な天体望遠鏡を自作し沈まぬ月の研究を行っている。黒き魔物について語る。
ピュラー提督
ティベロアの軍艦『クィーン・フェリー号』の船長。おおらかな性格の海の男。一度、ダートを勧誘する。
ピート
リディエラの村に住む少年。船から落ちて洞窟で一晩を過ごしていたロゼとダートを発見する。病気の母を入院させて療養させてあげたいと考えており、ダートに病院のあるフューノの町まで連れて行って欲しいと頼む。将来を思い悩んでおり、ダートが仲間の女性キャラに振り回される様子を見て色々な職業を選択するイベントがある。ダート達を発見した時の状況が状況だった為、ダートとロゼが恋人同士なのだと思い込んでいる。

ゲーリッヒ盗賊団[編集]

ゲーリッヒ
ティベロアで暴れまわっていた盗賊団の首領。リーナスと出会ったことで盗賊団は力を付けたが、その点に関しては、彼はあまり関心がない。実はハッシェルの一番弟子で破門された過去を持つ。かなりの竜樹式の使い手で部下にも竜樹式を仕込んでいる。部下のマッピとの連携攻撃も得意。どのような経緯で破門されたかは不明。しかし、師であるハッシェルとの対決に破れると、彼の教えを思い出したのか、マッピが作動させた罠から「逃げてくれ!師匠!」と叫び、最期はハッシェルの手で弔われた。
リーナス
蒼海竜ドラグーン - 水属性
有翼人の女性。ロイドに想いを寄せており、彼の計画に加担する。ティベロア国王から月の短剣を奪う。エミルを幽閉し、自分が彼女に変装する。見た目は誤魔化せた一方で性格はまるで偽装していなかった。
マッピ
ゲーリッヒの片腕。小柄でサルのように身軽な男。首領とは正反対で性格は極めて残忍で殺戮好き。ダイヤモンドをあしらった爪を愛用している。暗殺術に長けているほか、ゲーリッヒとの連携技も得意。

ミール・セゾー[編集]

テレサ
ミール・セゾーの女王。娘を黒き魔物に殺された過去を持つ。彼女の若いころの肖像画はシェーナに瓜二つである。
ウインク
ミール・セゾーの第3聖女。たびたび悪党に襲われるところをロイドに助けられる。ロイドに利用されたのを知っていながら彼を愛した女性。ロイドを庇ってダートに背中を斬られるも命に別状は無かった。
ロアンナ
ミール・セゾーの第2聖女。盲目。人間の心を読む能力を持っている。ダートの故郷で起こった惨劇の数少ない生き残り。
セティ
ミール・セゾーの第4聖女。4人の中で年齢、性格共に最も幼い。
ウーテ(声:麦人
デニングラード図書館長。ドラゴン戦役、黒き魔物と月の御子について語る。
ディーユ(声:久米明
司教。神木樹について語る。

有翼人[編集]

ガラーハ
有翼人の森に住む青年で、メルの婚約者。うじうじした頼りない性格。エンディングではメルと共に外の世界に出ていた。
バーデル兄弟
有翼人の森に住む兄弟。元々は二人とも優しい青年だったが、メルに感化されて森を出た妹が人間に殺された事で憎しみの塊と化してしまった。人間を根絶やしにする事を目論むが、兄はドラグーンの圧倒的な力にひれ伏して復讐心を失う。しかし弟はその兄を臆病者と罵り、人間達を皆殺しにする為に森を出る。そして出会ったウインクに襲い掛かるがロイドに敗れ、自爆した。
ブラーノ
森の長老であり、精神的指導者。ダート達に竜封じの杖を持ち出す許可を与え、更にはデニングラードへ送り届けた。

ドラゴン戦役関係者[編集]

メルブ・フラーマ(声:塩沢兼人
有翼人 - 無属性
強大な魔力を持った、太古の時代における有翼人の最高指導者。姉と異なり、他種族を根絶せんと考えていた。ドラゴン戦役終盤、首都カデッサの最終決戦にてジークに倒される。
しかし死の間際に精神を赤眼竜のドラグーンスピリットに憑依させており、18年前の黒き魔物の襲来時にジークがドラグーンに変身しようとした際に復活。ジークの身体を乗っ取り、ディアス聖帝を騙り、破壊神を誕生させる為にロイドを利用していた。
最終局面にてジークの身体より分離。シェーナに代わって月の核と融合し、神となった。しかし神竜王のドラグーンとなったダートと仲間のドラグーン達に敗れ、ジークとロゼの決死の攻撃を受けて爆散する。それでもまだ死んでおらず、最後まで悪足掻きをしたが、ダートの神竜砲によって完全に消滅した。
本作の最終ボスであり、残りHPによって形態や攻撃方法、周囲の空間を変化させて戦う。
シャルル・フラーマ
有翼人の指導者「メルブ・フラーマ」の実の姉。ドラゴン戦役時、弟とは別の派閥を持っていた。見た目は若々しく美人なのだが、時を止めて一万年以上生きており、若干オバサンくさい一面がある。現在では春風の都・ウララで暮らしている。ロゼやジークの事をちゃん付けで呼んでいる。
サヴァン
魔都アグリスに住んでいる有翼人。有翼人の復興のために魔法の研究をしている。自分の作った、「ロク」「ヒューク」「スピノ」「デカル」「パックル」という魔法生物と暮らしており、使役させていた。その魔法生物たちは、それぞれ名前の一部を語尾につけるなど、どれも個性豊かで愛嬌のある者ばかりである。
封魔球の封印をより確実なものとする防衛システム「ムート」とそれを守る魔法生物「ラストクラーケン」によってジーク(メルブ)の野望を阻止しようとしていたが、ラストクラーケンが操られた事と、それを倒す為に発動させられたドラグーンの力でムートは暴走。ダート達に道を示し、爆発に巻き込まれて死亡した。
第7の天使
有翼人に信仰されている神。腕は左右それぞれ3本。実体こそ登場しないが、終盤で彼の幻のようなものと戦うことになる
ディアス聖帝
ドラゴン戦役時の人間側の指導者。ロイドに指令を出し、ドウエル等にも力を与えたとされる。しかしロゼ曰くディアス聖帝は1万1千年前に既に死亡しているという。
その正体はジークであり、彼に憑依したメルブ・フラーマであった。
シャーリー
ドラゴン戦役時代の元ドラグーンの女性。当時は白銀竜のドラグーンであり、ドラゴン戦役を生き延びた数少ない人物。現在は幽霊となって神殿に住んでいる。ドラグーンになる前の職業は聖職者。ロゼとは知り合い。
シュベール
ドラゴン戦役時に活躍したドラグーンの一人で碧緑竜のドラグーン。生物学者で、命の起源を研究していた。サブイベントでのみ登場するキャラクター。
カンザス
ドラゴン戦役で活躍したドラグーンの一人で紫電竜のドラグーン。元々悪人で、自身が奪った命を記憶する為に木彫りの人形を造り自室に並べるなど、血の気が強い性格。しかし、その様な性格ながもシャーリーの説得で戦いに参加してくれていた。ムービーの中にも登場する。
ヴァルザック
ドラゴン戦役のドラグーン。コンゴールと同じくらいの巨体だが、種族は人間である。本来は名門の貴族だが、庶民との交流を好み、子供好きな性格。シャーリーを守る為にスーパーヴァラージの攻撃を受け、死亡。ムービーの中にも登場。
ダミア
ドラゴン戦役のドラグーン。人魚との混血で、ドラグーンを制御できる程の力を持つ。しかし、それが故に迫害を受けたこともあり、孤独になることを非常に嫌う。ドラゴン戦役のドラグーンで最年少だが、最初に命を落とした。シュベールと同じくサブイベントのみで登場。
魔老ファウスト
ドラゴン戦役時代、有翼人側の参謀を務めていた老人。メルブ・フラーマをも上回る魔力を持ち、自身と同等の力を持つ幻影を作ることも可能。野望を果たすべくフランベルの塔の奥に未だ存在する。
彼の幻影が存在するのだが通常では勝つ事はできず、スターダストを全て集めた時に手に入る「消幻石」があれば戦う事は可能。しかし、対策無しではラスボスを遥かに上回る強さを誇る。

ドラゴン[編集]

緑牙竜フェルブランド
物語で最初に遭遇するドラゴン。ランク5の竜王。ドラゴンと言うよりカマキリに近い形をしている。8本の脚を持ち、粘着質の糸を吐き出して巣を作る。飛行能力は無い。フェルブランドが棲む場所はその毒素によって汚染されてしまう。サンドラ帝国の切り札としてバージル侵攻に用いられていたが、ドラグーンに覚醒したダートに敗れる。
蒼波竜リゴール
イリサ湾で海竜と恐れられているドラゴン。ランク4の極竜。細い蛇のような身体を持ち、四肢は退化している。リーナスに使役されてダート達と戦う。
神竜王
七つの翼と七つの眼を持つ最強のドラゴン。名称は設定されていない。嘗て二体が存在したが、戦いに勝ち残った方が本編に登場する神竜王である。胸部から神竜弾、首の付け根から神竜砲を放ち、世界を滅ぼす程の力を持つ。その力故に有翼人によって死竜山に封印されていた。ダート達とロイドによって倒された事でドラグーンスピリット化するが、それを使用出来るのはダートのみである。
戦闘の際は竜及びドラグーンの力を10分の1まで弱体化させる「竜封じの杖」を使用するが、それでもかなりの強敵である(ドラグーンも弱体化する為、必然的に更なる苦戦を強いられる)。
黒破竜ムハエル
暗黒竜の遺児であり、ドラゴン戦役時代のロゼの相棒。ランク3の極竜王。比較的小型のドラゴンだが、攻撃力、防御力、機動性の全てに秀でており、強固な装甲は通常の攻撃では打ち破る事が出来ない。最強技「ブラックレーザー」の発射口が唯一の弱点である。
生まれた時からロゼに育てられ、共に幾多の戦いを戦い抜いてきたが、ドラゴンの精神は戦いを続けるほど凶暴化する為、最終的にはドラグーンの命令すら受け付けなくなる。こうなるとドラグーンの手で殺すしかなく、ロゼもまたムハエルを殺めていた。

その他[編集]

マーテル
病弱な娘のために、願いがかなうと言われるスターダストという不思議な石をあつめている女性。プレイヤーが集めたスターダストを彼女に渡すと、数に応じて様々なアイテムをくれる。ある敵を倒すためには、スターダストを全て集める必要がある。
リール
マーテルの娘。重病を患っている。スターダストを集めることで病気を治す事が出来る。登場は終盤だが、スターダストの収集具合で病状が変化するようになっている。
クーロン
サヴァンがダート達の翼として遺した魔法生物。エイマンタのような形をしており、世界を自由に飛び回る事が出来る。
神木樹に向かう際にヴァラージの総攻撃を受けつつもダート達を送り届け、力尽きた。
クレア
ダートの母であり、ハッシェルの娘。父であり、師匠であるハッシェルの下で修行に励んでいたが、修行仲間の少女を殺してしまった事で影を落とす事になり、やがて故郷を飛び出した後にジークと出会い、ダートを産んだ。
18年前の黒き魔物の襲来で家族と共に一度は村の外へ逃げるも、村に戻ったジークに加勢する為に後を追い、命を落とした。
ハッシェルは昔の自分の娘への接し方を後悔しており、それを破壊神に付け込まれ、沈まぬ月内にて少女時代のクレアと対峙する事になった。
ペルペ
ミニント族。ドラグーンスピリットの情報を教えてくれる。光物が大好き。
ドレイク
シャーリー神殿に住み着いている一匹狼の盗賊。シャーリーと知り合いで、彼女の神殿を盗掘家から守るために、神殿をトラップだらけにする。戦闘時は、投げナイフを使用するほか、トラップを使った戦闘を得意とする。シャーリーが消えた後も神殿を守り続けている。
ダバス
ロアンの商人。ダート達とは火山で助けられた時に知り合う。PocketStation用ゲーム「モグールダバス」の主人公であり、自分の店の地下に広がるダンジョンに挑んでいる(実際は掘り進むが)。彼が手に入れたアイテムや金は「魔法のピカピカ袋」を通じてダートに転送される。ドラグーンとは何の関係も無い一般市民であるにもかかわらず、同ゲーム内でドラゴンやヴァラージとツルハシ一本で対等に戦う戦闘力の持ち主である。
タスマン師匠
ダートに剣術を教えた師匠。セレスが襲撃されたとき、サンドラ軍に勇敢に立ち向かった。ヘルライナ潜入前、ダートに戦闘の基本的な戦術を教えてくれたり、アディショナルの特訓をしてもらえる。後にセレスに来るときには修行の旅に出ている。
スレイ(漫画版のみ)
漫画版の第一話で登場。セレスに住む青年でダートの友人。村が襲撃されたときにシェーナを守るため戦うも、フリューゲルらサンドラ兵に痛めつけられた。シェーナがヘルライナへ連れ去られたことをダートに告げる。余談だが、ゲーム本編には名前こそ無いものの、彼と同じような設定の青年がいる。

用語[編集]

神話・伝承[編集]

神木樹(しんぼくじゅ)
創造主ソアが植えたとされる異形の樹木。108の実を付け、この世界に生きる生命体は全てその実から生まれた。後に生まれた種族ほど優れた種とされ、人間は106番目に誕生した。現在ではモンスターを含めても数十種類程度しか生き残っていない。
沈まぬ月
エンディネス大陸の上空に浮かぶ天体。実際の月ではなく、その名の通り一点から動くこと無く空に浮かび続ける物体。108年毎に赤く輝き、世界を浄化する「月の御子」を下すと伝承がある。しかし実際に108年毎に現れるのは黒き魔物であり、歴史学者達はこの矛盾に頭を抱えている。
その正体は破壊神ヴァラージエンブリオの肉体であり、その誕生を恐れた有翼人達に封印されているもの。有翼人の五大都市にある封魔球と呼ばれる封印装置で封印されている。月の内部は思念を具現化する世界が広がっており、本作の最終決戦の舞台でもある。
月の御子
108年毎に生まれ、世界を浄化に導くとされる人間。実際は破壊神の魂の依り代となった赤子で、やがては沈まぬ月を目指すとされる。そして月(肉体)と御子(魂)が融合した時、破壊神が誕生する。
劇中の時代では18年前に生後間も無く殺害されたルヴィア姫が月の御子と思われていたが、実際はルヴィア姫の双子の姉妹であるシェーナこそが月の御子であった。
月の神器
三国にそれぞれ伝えられている魔法のアイテム。セルディオに月の宝玉、ティベロアに月の短剣、ミール・セゾーには月の御鏡が奉られている。その実態は封魔球の機能を停止させる鍵である。
黒き魔物
一万一千年前から108年毎に現れては破壊と殺戮を繰り返してきた存在。ダートの故郷を滅ぼした張本人でもある。「大いなる存在に背く悪魔」「神をも食い殺す存在」とも呼ばれる。
正体は暗黒竜のドラグーン。つまりロゼである。その目的は108年毎に赤子として生まれ出る月の御子・・・破壊神の魂を殺す事である。月の御子の周囲にいた人間もいずれは破壊神の使徒と化してしまう為、殺さざるを得なかった。

ドラゴン戦役[編集]

ドラゴン戦役
物語で度々語られる戦争。本編の一万一千年前に起こった、有翼人の支配を打ち破る為に人間達が起こした戦争。ドラゴンとドラグーンの力を得た人間達が有翼人達に反旗を翻し、地形が変わるほどの激しい戦争を繰り広げた。最終的には有翼人の五大空中都市が全て落とされ、有翼人の指導者であるメルブ・フラーマの死によって終結した。
ドラグーン
ドラゴンを統べる力を持つ竜騎士。ドラゴンが死後に残す魔眼・ドラグーンスピリットに認められた者のみが変身出来る。飛行能力に加え、人間でありながら魔法を使う事や、自分のドラグーンスピリットのドラゴンのランクよりも下位に位置する同属性のドラゴンを使役する事が出来る。人間に限らず、スピリットに認められさえすれば有翼人やギガント族も変身可能。しかしスピリットが別の人物をドラグーンとして認めてしまえば、その瞬間ドラグーンの力はその人物に移ってしまう。
劇中では描かれないが、変身すると人間とドラゴンの意識の競合が起こり、意識の弱い人間はドラゴンに自我を乗っ取られてしまう。

地域[編集]

エンディネス大陸
本編の舞台となる大陸。テスフェル界と呼ばれる時空間に存在する。セルディオ、ティベロア、ミール・セゾーの三国とデス・フロンティアと呼ばれる砂漠地帯で構成される。人口は100万人程度で、うち55万人が女性らしい。
セルディオ
第一章の舞台。エンディネス大陸の東に位置する国。20年前にバージル公国とサンドラ帝国に分かれ、戦争を繰り広げてきた。バージルの首都はインデルス城を構える都ベール。サンドラの首都は帝都カザスで、王城は嘗てはホワイトキャッスルと呼ばれていたが、今ではどす黒く染まり、ブラックキャッスルと呼ばれている[1]
ティベロア
第二章の舞台。大陸中央に位置する国で、首都は王城ツインキャッスルを構える都フレッツ。作物の育たない荒野の国ではあるが、漁業を中心に栄えている。航海の必要上から天体観測が積極的に行われ、星を信仰の対象と捉えている側面もある。内海イリサ湾にも面している。
ミール・セゾー
第三章の舞台。神聖王国とも呼ばれる。大陸北部に位置し、最も広大な国土を有するが、その殆どが年中雪に覆われている。女王と「武」「慈悲」「愛」「喜」を司る四人の聖女によって治められる。首都はデニングラード。クリスタルに覆われた王城・クリスタルパレスは元々は有翼人の五大都市の一つであった。
聖帝グロリアーノ
ドラゴン戦役時代に有翼人の支配に反旗を翻した人間達が建国した国。ディアス聖帝が治めていた。首都はベルウェブで、セブンズフォース城が聳え立つが現在では廃墟と化している。ドラゴン戦役では勝利を収めたが、その壮絶な戦いによって滅びる事になった。その国土の殆どがデス・フロンティアと化している。
デス・フロンティア
エンディネス大陸西部に位置し、大陸の4分の1を占める砂漠地帯。最終章はここから始まる。ドラゴン戦役で焦土となった影響で砂漠化している。どこかに不老不死の楽園があるとも言われているが、足を踏み入れた人間はまず帰って来ない。この砂漠の向こうに有翼人の集落・春風の都ウララが存在する。
有翼人の都市
ドラゴン戦役時代の有翼人の五大都市。嘗ては地上を支配する為に空中に浮いていたが、ドラゴン戦役で全て落とされた。全ての都には破壊神の封印である「封魔球」が存在しているが、王都カデッサのものはドラゴン戦役で破壊されている。
王都カデッサ
有翼人の首都。政治と軍事の中心であり、ドラゴン戦役の最終決戦の舞台となった。現在では生ける物の存在しない廃墟と化し、「禁断の地」と呼ばれている。
生都クリスタルパレス
現在、ミール・セゾーの王都デニングラードにて王城に使用されている建造物。元々は産まれてくる有翼人を選別する場所であり、当時は能力の低い者は生まれる事すら許されなかった。神竜王が襲撃した際、封魔球を神竜砲で破壊される。
魔都アグリス
魔法の研究が行われていた都市。海中に没してはいるが、他の都市に比べると損傷は少なく、サヴァンが魔法の研究を続けている。
法都ゼネバトス
有翼人の立法機関。しかし実際は有翼人が他の種族を裁く法律ばかりが作られており、裁判と処刑もここで行われていた。現在でも無人機ラプト達が有翼人に都合のいい法律を作り続けている。その為、このダンジョンは法律を改正しながら進むという特殊な進み方をする必要がある。
死都メーフィル
死者の魂を呼び寄せ、冥界に送り込む都市。ドラゴン戦役時代は死後すら支配されていた。二度と魂を弄べないように徹底的に破壊された筈だが、未だ機能しており、引き寄せられた魂達が苦しみ続けている。このダンジョンには今まで倒したドラゴンの魂が出現し、それを成仏させるか否かはプレイヤーの判断に委ねられる。

種族[編集]

人間
神木樹より106番目に生まれた種族だが、現実の人間となんら違いは無い。
有翼人
神木樹より107番目に生まれた種族。魔力を有し、魔法を使える他、魔力エネルギーで構成された翼で空を飛ぶことが出来る。寿命は1000年ほどとされるが、これは有する魔力によって大きく差があり、魔法で老化を遅らさせる事や時間を停止する事も可能。但し、身体能力は基本的に人間に劣る。髪の色は全員が銀色である。
嘗ては世界を支配していたが、ドラゴン戦役に敗れて以来、姿を消した。現在は伝承で語り継がれているが、実際には生き残り達が隠れ里でひっそりと暮らしている。
ドラゴン
神木樹より105番目に生まれた、物語の軸となる種族。神木樹によって生み出された生命体の中でも屈指の強さを持つ。設定では全部で7段階のランクで分けられており、眼の数でランクが決定する。最上級ランクのドラゴンは七つの眼を持つ神竜王。ランクは昇順で"偽竜"、"竜"、"竜王"、"極竜"、"極竜王"、"神竜"、"神竜王"となっている。ドラグーンスピリットはドラゴンが死んだ時に眼球が一つに集まったものであり、主人公達のスピリットはランク2の神竜以上のものである。ドラグーンは自身の持つドラグーンスピリットよりもランクの低い竜を使役する事が出来る。ドラゴン戦役以降絶滅したと考えられていた(ランク6の竜程度ならザコモンスターとして普通に生存している)。
ギガント族
神木樹より97番目に生まれた種族。所謂、巨人族で、誇り高き戦闘種族であった。財宝目当ての人間に滅ぼされたとされ、現在ではコンゴールを残して絶滅している。
ミニント
神木樹より99番目に生まれた種族。ギガント族とは対照的な小人。楽しいこと、面白いことが大好きと言う、子供のように純粋な種族で、現在でも人間の里に暮らしている者もいる。
ヴァラージ
ドラゴン戦役時にドラグーンやドラゴンに対抗すべく有翼人に利用された生命体。頭が大きく、それに対して胴体は小さい。このほかに、突然変異体のスーパーヴァラージという個体も存在する。
その正体は108番目の種族「破壊神ヴァラージエンブリオ」の細胞であり、白血球のようなもの。実際はヴァラージとは破壊神の事を指すのであり、個体のヴァラージ達が108番目の種族と言う訳ではない。
破壊神ヴァラージエンブリオ
神木樹より108番目に生まれるとされる最後にして究極の生命体。誕生と同時に世界の全てを破壊、再生するとされる。その誕生を恐れた有翼人によって魂と肉体に分離させられた。その肉体は沈まぬ月として封印されている。魂は水晶球と呼ばれる物体に封印されていたが、ドラゴン戦役で破壊され、以降は月の御子に転生して肉体との融合を画策していた。

その他[編集]

竜殺しの剣
別名「ドラゴンバスター」。この剣の前にはドラゴンもドラグーンもその強靭な防御力が全く生かせず、紙のように易々と切り裂かれてしまう。本編中には有翼人の森からロイドによって盗み出されており、彼の装備品として登場する。この剣によってラヴィッツは命を落とし、実際のロイド戦ではドラグーンに変身している状態では即死攻撃を受けてしまう。最終局面にてロイドより託され、ロゼの最強武器として使用出来る。
竜封じの杖
神竜王を一万年以上封印していた杖。現在では禁断の地の奥に存在する。ドラゴン、及びドラグーンの能力を10分の1まで弱体化させる事が出来る。使用するとダート達のスピリットになっている神竜達が吸い込まれていく演出が入る。神竜王戦で使用されるが、砕け散ってしまった。

漫画版[編集]

ファミ通ブロスにてかぢばあたるにより連載された。全1巻。

ゲームとの主な違い[編集]

連載期間の都合などで、ゲームと異なる部分がある。

  • ヘルライナ監獄脱出からその足でホークスへ向かう。ゲームでは王都ベールでアルバートと謁見してから向かう。
  • 第1章後半で行われる勇者大会がカットされている。そのためか、ドウエル戦の時点で仲間になっているはずのハッシェルが登場しない(作者は絶対描きたかったとコミックスで語っており、扉絵などでは描かれている)。ロイドが素顔で登場するのも、ゲームより早い。
  • ラヴィッツが死亡しない。また、ゲームで、戦争はバージル側は劣勢であったが、漫画版では優勢となっている。
  • ドウエルのドラグーンの鎧がハッシェルの物と同じデザインになっている(剣は持っている)。

小説版[編集]

タイトルは『レジェンド・オブ・ドラグーン セルディオ争乱』 全1巻。ファミ通文庫刊。伊豆平成著、新城カズマ監修、による小説。挿絵は井上純弌が担当。

原作の第一章を小説化したもの。オリジナルの描写を挟みつつもストーリーの根幹は原作に忠実である。各章の導入部分は母親が子供に話して聞かせていると言う構成となっている。この母親については作中の誰かを彷彿させる描写があるが、詳細は不明。原作のあまりストーリーに関わらない中ボスとの戦いはほぼ割愛されている(作者のあとがきによると話の都合上仕方なくカットしたとの事)。

脚注[編集]

  1. ^ 小説版より

外部リンク[編集]