ロロナのアトリエ 〜アーランドの錬金術士〜

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ロロナのアトリエ
〜アーランドの錬金術士〜
ジャンル 新約錬金術RPG
対応機種 PlayStation 3
開発元 ガスト
発売元 ガスト
人数 1人
メディア BD-ROM
発売日 2009年6月25日
価格 限定版:10,290円(税込)
通常版:7,140円(税込)
対象年齢 CERO:A(全年齢対象)
売上本数 日本の旗7、8万本[要出典]
その他 対応映像出力
  NTSC - 480p720p1080i1080p
対応音声出力
  ドルビーデジタル - 5.1ch
  リニアPCM - 2ch・5.1ch7.1ch
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ロロナのアトリエ 〜アーランドの錬金術士〜』(ロロナのアトリエ アーランドのれんきんじゅつし)は、2009年6月25日ガストから発売されたPlayStation 3ロールプレイングゲームである。「アトリエシリーズ」の11作目(外伝的作品を除く)であり、A11の通し番号を振られている。キャラクターデザインイラストレーター岸田メルが担当している。また、本作からは、これまでのガスト作品で長らくプランナーとしてサブイベントを担当してきた岡村佳人がディレクターを勤めている。

目次

ゲームシステム [編集]

この節は執筆の途中です この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています

DS版の原点回帰をさらに押し進めた、「旧作と新作のいいとこ取り」をテーマとして作成されたシリーズ通算11作目の作品で、プレイステーション3参入第一作。『マリーのアトリエ 〜ザールブルグの錬金術士〜』等の旧作の「アトリエの経営と錬金術師としての成長」という要素のみを残し、そこに前作『マナケミア 〜学園の錬金術士たち〜』の「短く区切られた期間内での課題達成」という要素を加える事で、「懐かしくもあるが目新しい」という目標[1]を達成している。

本作ではアトリエシリーズとしては初めて、フィールド上のキャラクターの描画に3Dモデルが用いられており、2Dグラフィックは撤廃されている。

以下では個別のシステムについて説明する。

クエスト [編集]

フロントクエスト
王宮受付のエスティから受けられる町の人々からの依頼。評判に影響する。
フレンドクエスト
特定の人物から受けられる依頼。そのキャラとの交友値に影響する。
王国依頼
定期的に国から出される依頼。
一定の評価を得られればよいが、それを下回る評価となった場合は、それまでの評価内容とは無関係に、その時点で「アストリッドと共に国を去る」BADENDとなる。

クエストは大きく以下に分類される。

調達クエスト
目的のアイテムを採取・調合して渡す。
討伐クエスト
特定のザコ敵を一定数倒す、等がある。

戦闘 [編集]

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シンボルエンカウント方式を採用。最大3人のターン制バトルとなっている。MPなどは存在しないため、スキルを使用する際はHPを消費する。

場の属性
パーティーメンバーがその時点で放った攻撃の属性によって、場の属性が変わり、同じ属性の攻撃が連続で使われることで、場の属性のレベルが上がっていく。これによりキャラクターの使用できる特殊攻撃のうち、最初は表示されていない、より強力な特殊攻撃が使用可能となる。
ただし、パーティーメンバーが場の属性と同一属性ではない攻撃を使用すると、逆に場の属性のレベルが下がってしまうため、パーティーメンバーの育て方等をよく考えて行うのが必須となっている。
ヘルプシステム
冒険に同行する仲間が主人公であるロロナを助けるシステム。画面に吹き出しが出たタイミングでR1かL1を押すことで、仲間がロロナの後に追加攻撃したり、敵の攻撃からロロナを庇ったりできる。
仲間がロロナ以外の仲間を助けたり、ロロナが仲間を助けたりすることは出来ない。

調合 [編集]

グラムナートシリーズに似た、材料個別に従属属性があり完成品に影響するシステム。

装備調合 [編集]

武器屋のハゲルにインゴットかクロースを渡し代金を払うことで武器、防具を調合。材料の従属属性が影響する。

ストーリー [編集]

かつてアーランド王国に残された遺跡から科学を復活させた旅人が開いた錬金術のアトリエ。

しかし、創設から数百年を経た現在、アトリエの店主であるアストリッド・ゼクセスは働きもせず、ぐうたらしていた為、王国では遂にアトリエの閉鎖を決定する。

アストリッドの弟子ロロライナ・フリクセル(通称:ロロナ)は、師匠にして店主であるアストリッドの口車に乗せられて新店主に就任し、前店主である師匠に代わり、アトリエ存続の為の課題に挑むこととなる。以後アトリエを経営して師匠によって下げられた町の評判を回復しつつ、3年にわたって王国の出す課題を3か月に一度ずつクリアしていくことになる。

しかしそれは一度でも課題を果たせなければ即アトリエ閉鎖という、極めて厳しい内容であった。

キャラクター [編集]

ロロライナ・フリクセル (Rororina Fryxell)
- 門脇舞以
本作の主人公。14歳。身長:148cm、O型。
通称「ロロナ」。新米錬金術士。幼い頃、アストリッドに流行病の両親を救ってもらいその治療代のカタとして、弟子入りさせられた。しかし弟子でありながら、今回の一件まで錬金術については何も教えられていなかった。趣味はパイ作りで、非常に得意。
性格は明るいが、のんびり屋でおっとりしており、加えてお人好しで天然ボケな為、アストリッドを始め、周囲にからかわれたり騙されたりするので他の者にアストリッドの同類だと誤解され、結果的に損な役をさせられる、後のシリーズでもこれが災いすることも。だが、アストリッド曰く「錬金術を修められるのは天才か馬鹿であり、ロロナはいい意味で馬鹿」。人の名前を略して呼ぶ傾向がある。

アトリエの関係者 [編集]

アストリッド・ゼクセス (Astrid Zxes)
声 - 田中敦子
ロロナの師匠で、アトリエの前店主。26歳。身長:162cm、AB型。
幼少時から歴代屈指の天才錬金術士と王国にも実力を認められていたのだが、ここ何年も真面目に働こうともせず、怠惰な日々を過ごしていた為に、町の住民の評判を落としてしまい、遂には国からアトリエ閉鎖を言い渡され、それでも面倒臭いとばかりに、さっさと店主の地位を弟子のロロナに譲ってしまう。少々気難しく気分屋。自分が面白いと思ったものにしか興味を示さない。ロロナとクーデリア達を弄る事を趣味とする、稀代のトラブルメーカー。続編の「トトリのアトリエ」では登場はしないがある役割を果たす。
ホム (Hom)
声 - 井ノ上奈々(男) / 宮崎羽衣(女)
ロロナの従者。身長:142cm。
寡黙で無表情だが、ロロナやアストリッドの命令には忠実に従い、そつなくこなす。幼い外見の割に、大人びた口調で話す。実はアストリッドが作り出した、世にも珍しいホムンクルスの成功例である。
尚、性別はホム誕生の少し前のイベントで選択可能であり、その際のロロナの回答によって決定される。アストリッドからロロナの弟(妹)となっているが、ホムはロロナを「マスター」と呼ぶ為、あまり姉弟(姉妹)という感じではない。運動能力と知能は、ロロナを遥かに上回るらしい。漫画版では、ホム(女)のみだったが小説版では両方登場しており、ホム(男)は、ロロナから「ホムくん」と呼ばれている。ホム達もお互いを「ホム」と呼んでいる。作中、妖精役で劇の途中でロロナを「姉」と呼ぶ描写があるが、演劇と現実を区別できないため、役としてなのか、彼らの本心なのか真偽は不明である。

同行者 [編集]

クーデリア・フォン・フォイエルバッハ (Cuderia von Feuerbach)
声 - 喜多村英梨
ロロナの幼馴染。13歳。身長:139cm、AB型。
しっかり者で世話好きだが、怒りっぽい。通称:くーちゃん。アストリッドの事はよく思っておらず、彼女に良いようにされるロロナを見かね、その都度アストリッドに噛み付くのが日常となっている。背が低く、全く伸びない事に少々悩んでいる。家は、それなりに裕福。小説版では、自分のことを「世俗にまみれてない純真無垢なお嬢様」だと発言するなどやや自意識過剰な部分が出ている。演劇では、偉大な錬金術師の親友(シア)役を演じることになり、見事に演じた。「ロロナのアトリエ わたしのたからもの」では、ロロナがいなくなることを恐れており、彼女を旅に誘ったリオネラと喧嘩をするも一件で和解し、友情を深めた。また、リオネラやロロナのスタイルの良さを羨ましがる描写もあった。
イクセル・ヤーン (Yksel Jahnn)
声 - 立花慎之介
ロロナやクーデリアと幼馴染の料理人。15歳。身長:164cm、A型。
レストランで見習いをしているが、店の殆どは彼が切り盛りしている。前向きで気さくだが、お調子者。反面、勝気でもあり、特に料理の事となると途端に熱くなる。小説版では、頼れる戦士(ルーウェン)役を演じることになった。
リオネラ・エインセ (Lionela Heinze)
声 - 真堂圭
人形遣いの大道芸人。16歳。身長:153cm、A型。
自分の意思で喋る2匹の人形・ホロホロとアラーニャを持っている。
極度の人見知りかつシャイな性格で、それを直そうと大道芸を始めた。ロロナに落とした財布を拾ってもらったことを機に、注文を出してくれたり、採集活動に同行したりしてくれるようになる。小説版では、彼女と正反対の南国の女剣士(ミュー)役を演じることになった。。「ロロナのアトリエ わたしのたからもの」では、メインキャラとしてロロナやクーデリアとの友情が描かれている。
ホロホロ
声 - あきやまかおる
リオネラが持つ、オスの黒猫の人形。小生意気で口が悪く、よくリオネラを泣かせている。
アラーニャ
声 - 大垣理香
リオネラが持つ、メスの黄色い猫の人形。しっかり者でホロホロからリオネラを庇う事もあるが、説教臭い。
ステルケンブルク・クラナッハ (Sterkenburg Cranach)
声 - 小杉十郎太
アーランド王国に仕える騎士。25歳。身長:185cm、A型。通称:ステルク。
アストリッドの幼馴染だが、それが理由にアトリエに閉鎖を告げる役割を担ったことで、相当に割を食う羽目になった。生真面目で堅物だが、本来は面倒見が良く優しい性格。小説版では、意地悪な優等生(クライス)役を演じえるが演技はロロナと同様にひどい。
タントリス (Tantoris)
声 - 近藤孝行
放浪の旅をする吟遊詩人。19歳。身長:174cm、B型。
女たらしで、ナンパ好きな軽い性格。飄々としているが、あまり本心を語ろうとしない。楽器演奏が得意で、動物すら魅了する程の腕前。小説版では、アストリッドの演劇で盗賊の首領(シュワルベ)役をやるがロロナ達を困らせるアストリッドを見て、「あなたのほうがよっぽど悪役に向いているのでは?」と呆れかえる場面があった。また、彼自身もロロナの素直さに戸惑う描写もあり、原作以上に重要人物として描かれていた。
ジオ (Gio)
声 - 大塚明夫
楽隠居の紳士。46歳。身長:172cm、B型。
渋い外見の割に、気さくな性格。ティファナの店でのやりとりを機にロロナと親しくなり、以後は採集活動の同行者となってくれる。

ショップ経営者 [編集]

ティファナ・ヒルデブランド (Tifana Hildebrand)
声 - 大垣理香
雑貨店を営む未亡人。23歳。身長:159cm、O型。
元は夫婦で経営していたが、夫の死後も一人で雑貨屋の経営を続けており、男性からの人気は高い。作中において、数少ない常識人に見えるがエスティやアストリッドとは友人らしくよく酒を飲み、酒乱の本性を露にし、ロロナのような美少女を襲う姿も確認されている。小説版では、彼女のファンからロロナが演じるマリーの親友、シア役(清らかで心優しいという理由で)を提案されたが本人はもちろん、ロロナやクーデリアの意思もあり、女教師(イングリド)役として出演することになった。
ハゲル・ボールドネス (Haggel Baldness)
声 - 立木文彦
武器屋の名物親父。39歳。身長:190cm、A型。
材料の持ち込みを条件に、格安でロロナ達の装備を製作してくれる恩人。頼りがいのある人物だが、夜中密かに少女趣味の服をデザインしている。その名前の通り頭は禿げである。作中、ロロナを「嬢ちゃん」と呼んでいるが続編の「トトリのアトリエ」では、名前を知らないことが判明した。ただし、小説版では「ロロナの嬢ちゃん」と呼んでいた。
アトリエシリーズにはたびたび登場している人物で[2]、『エターナルマナ2』、『グランファンタズム』、『マナケミア』にも同特徴、同名のキャラクターが登場しているほか、立木のキャスティングも「ザールブルグシリーズ」に登場する同特徴の人物を意識したものとなっている[2]。ただし同一人物であるのかスター・システム的な登場であるのかは不明。
パメラ・イービス (Pamela Ibis)
声 - 谷井あすか
ロロナが拾ってきたクマのぬいぐるみに憑いていた幽霊。外見年齢は、17歳。身長:148cm(推定)、O型(推定)。
のんびり屋だが、退屈になると途端に我侭になる。
旧作の「アトリエシリーズ」にも登場している。同一人物であるのかスター・システム的な登場であるのかは不明。

その他 [編集]

メリオダス・オルコック (Meriodus Alcock)
声 - 石井康嗣
アーランド王国の大臣。48歳。身長:168cm、AB型。
アトリエ閉鎖を提案した張本人で、その跡地を工業地帯として再開発するという政策を目指している。
一度思い込むと視野が狭くなり、事が思い通りに進まないと癇癪を起こす。だが、絶対悪という訳ではなく、有能かつ心から国を思い、国のために全力を尽くす優れた大臣でもある。
エスティ・エアハルト (Esti Erhard)
声 - 佐藤利奈
王宮の受付嬢。街の住人からのお願いや苦情に対応している。26歳[3]
後輩騎士であるステルクが敵わないのは当然の事だが、国王や大臣でも敵わないと思える節がある。
次作「トトリのアトリエ」に登場するフィリー・エアハルトは彼女の妹。
コオル・デューラー(Cole Durer)
声 - あきやまかおる
行商人をしている少年。8歳。
ロロナよりかなり年下だが、ロロナがあまりに天然なため、2人で話をしているとどちらが年上か分からないほどしっかりしている。生意気で口が悪い面もあり、アストリッドとは馬が合わない。
ライアン・フリクセル(Ryan Fryxell)
ロロナの父親。年の割に子供っぽい面が目立つ性格で、落ち着きが無い。35歳。
ロウラ・フリクセル(Raura Fryxell)
ロロナの母親。娘に輪をかけて天然な部分がある。33歳。
旅慣れているので、意外に力持ち。そのため、怒らせると怖い。

主題歌 [編集]

オープニングテーマ「Falling, The Star Light」
歌 - 山本美禰子
エンディングテーマ「不思議なレシピ」
歌 - 古原奈々

スタッフ [編集]

  • プロデューサー - 井上忠信
  • ディレクター - 岡村佳人
  • シナリオ - 鈴木俊行
  • キャラクターデザイン - 岸田メル
  • 作曲 - 中河健

不具合 [編集]

ゲーム中にフリーズする等のネット上での書き込みがあったり、動画サイトでエンディングムービーの途中で全く関係ない画面が出てくるバグ動画がアップされ不具合が指摘された。

2009年7月3日、公式サイトにて不具合を認め、現在対応中と発表。バグ報告をユーザーから公募。

2009年9月17日、判明した不具合の一部を修正したファイル (ver 1.01) が配信された。現行バージョンはver1.03だがバグは未だに多い。フリーズに関しては現在でも修正不可の状態。

最初期版は特に多くのバグがあり、発売から2か月後の9月になってから公開された修正パッチが公開されている[4]

関連書籍 [編集]

Webコミック『ロロナのアトリエ 〜アーランドの錬金術士〜』
2009年9月11日より『ファミ通コミッククリア』で配信、全2巻。佐藤夕子が作画を担当。
漫画『ロロナのアトリエ わたしのたからもの』
月刊コミックブレイド2010年1月号より連載開始、全1巻。草野ほうきによるオリジナルストーリー作品。
科学読本『ロロナと覚える最新科学』
発行:コトブキヤ、発売:新紀元社、2009年9月28日刊行、ISBN 978-4-7753-0756-4
ロロナをナビゲーターに起用した最新の科学技術の解説書。当初は『マリーのアトリエ』のマリーをナビゲーターにする予定だったが、企画変更に伴いナビゲーターもマリーからロロナに変更となった[1]
『ロロナのアトリエ〜アーランドの錬金術士〜 アンソロジーコミック』
アンソロジーコミック集。エンターブレイン刊。2009年10月13日刊行。
『ロロナのアトリエ〜アーランドの錬金術士〜 コミックアンソロジー』
アンソロジーコミック集。一迅社刊。2010年1月5日刊行。
『ロロナのアトリエ 〜ロロナと偉大な錬金術士〜』
ノベライズ。みのり文庫刊。2010年1月25日刊行。著者藤浪智之、イラストは久方綜司

脚注 [編集]

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  1. ^ 岡村佳人 (2009年7月26日). 開発陣に質問状:「ロロナのアトリエ」 錬金術を中心に テーマは原点回帰. インタビュアー:まんたんウェブ. 毎日新聞社.. http://mantan-web.jp/2009/07/26/20090724mog00m200064000c.html 2010年6月24日閲覧。 
  2. ^ a b 岡村佳人. “岡ブログ【第5回】”. ロロナのアトリエ公式ブログ. ガスト. 2010年7月9日閲覧。
  3. ^ 「メルルのアトリエ 」での年齢設定より逆算。
  4. ^ PS3専用ソフト「ロロナのアトリエ~アーランドの錬金術士~」修正ファイル配信のお知らせ”. ガスト (2009年9月17日). 2009年12月30日閲覧。

外部リンク [編集]