ザ・フライ2 二世誕生
ザ・フライ2 二世誕生 | |
---|---|
The Fly II | |
監督 | クリス・ウェイラス |
脚本 |
ミック・ギャリス ジム・ウィート ケン・ウィート フランク・ダラボン |
製作 |
スティーヴン・チャールズ・ジャッフェ メル・ブルックス |
製作総指揮 | スチュアート・コーンフェルド |
出演者 |
エリック・ストルツ ダフネ・ズニーガ |
音楽 | クリストファー・ヤング |
撮影 | ロビン・ヴィジョン |
配給 | 20世紀フォックス |
公開 |
1989年2月10日 1989年5月3日 |
上映時間 | 105分 |
製作国 |
アメリカ合衆国 イギリス カナダ |
言語 | 英語 |
興行収入 | $20,000,000 |
前作 | ザ・フライ |
『ザ・フライ2 二世誕生』(ザ・フライ2 にせいたんじょう、The Fly II)は、1989年のアメリカ映画。1986年公開の映画『ザ・フライ』の続編。前作でハエと融合してしまった男の遺児が、父親と同じ運命に翻弄される姿を描いている。キャッチコピーは「Like father. Like son.(あの父にしてこの子あり)」。
ストーリー
この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
ある科学研究所にて、1人の女性が出産した巨大な卵から赤子が誕生し、赤子の母は死亡する。ハエ男セス(ブランドルフライ)の遺児である赤子はマーティンと名づけられ、研究所長バートックの厳重な警戒下で育てられる。
それから5年後、異常な成長速度で身体が成人まで発達し、頭脳も飛躍的に向上したマーティンは、生前のセスが携わっていた物質転送の研究を再開し、研究員のベスと恋仲になる。しかし、セスからハエの遺伝子を受け継いでいたマーティンの身体は、着実に変化し続けていく。
やがて、実父のように慕っていたバートックが実は自分を生きた標本としか見ておらず、自分の苦しみを気にも留めないという事実を知ったマーティンは、ついに巨大な昆虫と化して次々と研究員たちを殺害し、復讐を果たすべくバートックと対峙する。
キャスト
役名 | 俳優 | 日本語吹き替え | ||
---|---|---|---|---|
ソフト版 | テレビ朝日版 | |||
マーティン・ブランドル | エリック・ストルツ | 山寺宏一 | 堀内賢雄 | |
ベス・ローガン | ダフネ・ズニーガ | 佐々木優子 | 松本梨香 | |
アントン・バートック | リー・リチャードソン | 穂積隆信 | 富田耕生 | |
ステイシス・ボランズ | ジョン・ゲッツ | 塚田正昭 | 吉水慶 | |
スコービー | ゲイリー・チョーク | 池田勝 | 堀勝之祐 | |
ジェーンウェイ | アン・マリー・リー | 沢田敏子 | 鈴木弘子 | |
ノーマン・シェパード | フランク・ターナー | 千田光男 | 納谷六朗 | |
トリンブル | ウィリアム・S・テイラー | 牛山茂 | 屋良有作 | |
シムズ | ジェリー・ワッサーマン | 大塚明夫 | 大塚芳忠 | |
ヴェロニカ・ロニー・クエイフ | サフロン・ヘンダーソン | 高島雅羅 | 小宮和枝 | |
セス・ブランドル(ビデオ映像) | ジェフ・ゴールドブラム | 秋元羊介 | 谷口節 | |
役不明又はその他 | 城山堅 幹本雄之 荒川太朗 小室正幸 さとうあい 滝沢ロコ 折笠愛 |
弘中くみ子 荒川太朗 古田信幸 吉田美保 星野充昭 池本小百合 増田裕生 嶋俊介 牛山茂 幹本雄之 |
- テレビ朝日版 - 初放送1991年5月26日 『日曜洋画劇場』
スタッフ
- 製作総指揮 - スチュアート・コーンフェルド
- 製作 - スティーヴン・チャールズ・ジャッフェ、メル・ブルックス(クレジットなし)
- 監督 - クリス・ウェイラス
- 原案 - ミック・ギャリス
- 脚本 - ミック・ギャリス/ジム・ウィート/ケン・ウィート/フランク・ダラボン
- 撮影 - ロビン・ヴィジョン
- 特殊メイク - クリス・ウェイラス
- 音楽 - クリストファー・ヤング
作品解説
前作の監督のデヴィッド・クローネンバーグは本作には関わっておらず、代わりに特殊メイクを担当したクリス・ウェイラスが監督を兼任した。復讐を果たし、人間に戻るという大筋はオリジナルの続編である『恐怖のハエ人間』とほぼ同じであるが、『ザ・フライ』の続編として、ストーリーは大幅に脚色されている。
前作でステイシス・ボランズ役を演じたジョン・ゲッツは続投しているが、ヴェロニカ・クエイフ(マーティンの母親)役を演じたジーナ・デイヴィスは降板している。
映像商品
この節の加筆が望まれています。 |
音楽商品
- 1990年10月25日、アメリカのヴァレーズ・サラバンド・レコーズより、オリジナル・サウンドトラック盤CDが発売された。全12曲、47分36秒収録。品番:VSD 5220。
- 2005年10月18日、アメリカのヴァレーズ・サラバンド・レコーズより、前作『ザ・フライ』の音楽と2枚組セットになったオリジナル・サウンドトラック盤CDが発売された。本作からの収録曲は上記の単品CDと同一。品番:302 066 688、定価19.98米ドル。
地上波放送履歴
回数 | テレビ局 | 番組名 | 放送日 | 吹替版 |
---|---|---|---|---|
初回 | テレビ朝日 | 日曜洋画劇場 | 1991年5月26日 | テレビ朝日版 |
2回目 | 1992年6月7日 | |||
3回目 | 1995年1月22日 | |||
4回目 | 1997年5月25日 | |||
5回目 | 1999年5月23日 | |||
6回目 | テレビ東京 | 午後のロードショー | 2001年11月22日 | |
7回目 | 2008年8月20日 | |||
8回目 | 2011年7月19日 | ソフト版 | ||
9回目 | 2016年4月15日[1] |
脚注
関連項目
- クラック・ハウンド(漫画版) - マーティンによって醜い姿となったバートックを元にした怪物が登場している。