ボーン・コレクター
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| ボーン・コレクター The Bone Collector |
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|---|---|
| 監督 | フィリップ・ノイス |
| 製作総指揮 | ダン・ジンクス マイケル・クラウィッター |
| 製作 | マーティン・ブレグマン マイケル・ブレグマン ルイス A ストローラー |
| 脚本 | ジェレミー・アイアコーン ジェフリー・ディーヴァー(原作) |
| 出演者 | デンゼル・ワシントン アンジェリーナ・ジョリー |
| 音楽 | クレイグ・アームストロング |
| 撮影監督 | ディーン・セムラー |
| 編集 | ウィリアム・ホイ |
| 配給 | |
| 公開 | |
| 上映時間 | 118分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 英語 |
| 制作費 | $48,000,000 (概算) |
| 興行収入 | $66,488,090 |
| allcinema | |
| キネマ旬報 | |
| allmovie | |
| IMDb | |
『ボーン・コレクター』(The Bone Collector )はジェフリー・ディーヴァー著で1998年に出版された推理小説である。“リンカーン・ライム”シリーズの1作目。本作はアメリカ合衆国はもとより海外でも熱狂的な人気を博し、1999年にフィリップ・ノイス監督でユニバーサル・スタジオで映画化された。以下、映画版について記述する。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
[編集] ストーリー
ニューヨークで深夜、トンネルの工事現場で明らかに他殺とみられる遺体が発見され、辣腕の科学捜査官リンカーン・ライム(デンゼル・ワシントン)が派遣された。リンカーンは重要な証拠を採取する前に現場を荒らされたくないがために自分以外の捜査官を全て遺体発見現場から遠ざけ、一人狭いトンネルの奥に潜り込んで行った。瓦礫の下敷きになっていた遺体の顔を見ると、リンカーンは驚愕した。そこに横たわっていたのは自分の遺体で、驚愕のあまり硬直している間にトンネルの上から重い金属製のパイプが降ってきた…。リンカーンは血圧の異常な上昇を知らせるサイレン音で目覚めた。リンカーンは自分の首の骨が砕かれた事故の夢を見ていたのだ。リンカーンが目覚めた事に気付いた住み込みの看護師セルマ(クイーン・ラティファ)はリンカーンの首の周りの汗を拭き朝の水分補給を、と言うとリンカーンはウォッカを要求した。セルマは当然のようにその要求を拒否し、リンカーンは畳み掛けるように俺の遺産は全て君に残すように遺言状を書いたのに、と言うとセルマもまた興味無い、と無下に言い放った。ちょうどそこにリンカーンの馴染みの医者が訪れ、今再生医療も日進月歩で進歩しているから考えを改めろ、と説得を始めた。だがリンカーンは俺の体で自由に動くのは左手の人差し指と首から上だけで、背骨に溜まる水の量も日増しに増え、今度大きい神経の発作が起きれば確実に植物状態になる、それは嫌だから俺の頼みを聞いてくれ、と医師に強く訴えた。リンカーンは馴染みの医師に、もし植物状態になれば生命維持装置は絶対につけない事、尊厳死を頼んでいたのだ。
ちょうどその頃、一組の富豪夫婦がニューヨークの空港に降り立ち、迎えに来ているはずの車が来ていない事に憤慨しながらも空港前で客待ちをしていたタクシーに乗り込んだ。夫婦は旅の疲れから行き先を運転手に伝えるとすぐにそのまま眠りに落ちた。明け方夫人がタクシーの中で目を覚ますと、彼女はすぐにタクシーが告げたのとはまったく違う地区を走っている事に気付き、慌てて夫を起こした。パニックになった夫婦は客席と運転席の間を仕切る強化ガラス戸を叩き、すぐに車を止めるように要求したが運転手は無言で取り合わず、車を走らせ続けた。夫が走行中である事にも関わらず客席のドアを開けようと試みるとドアの取っ手には刃物が取り付けられ、開けられないようになっていた…。
ニューヨークのアパートでアメリア・ドナヒー巡査(アンジェリーナ・ジョリー)が仕事のための身支度を整えていた。そこへシャワーを浴び終わった恋人が浴室から出てくると彼は彼女に結婚の意志を尋ねたが、アメリアは仕事が忙しいのと仕事が楽しいから今はそんな気分じゃない、とさらりと答えた。アメリアは結婚に踏み切れずにいる女性警察官で、明日から少年課に移る事になっていた。パトロールの最中同僚達と露店で買ったホットドッグを頬張っていると彼女に無線連絡が入り、貨物鉄道構内で少年が遺体を発見したとの通報が入ったと連絡があった。アメリアはすぐさま現場に急行し、土砂に埋められ顔と骨が剥き出しになった指だけが垣間見える遺体を発見した。遺体のすぐ側の線路内には犯人が残したと思われる遺留品が置かれ砂の上には犯人のものと思われる足跡が残されていた。アメリアはすぐさま遺体を発見した少年に頼んで使い捨てカメラを買いに走らせ、遺留品の散乱を防ぐために貨物列車の走行を止めさせた。アメリアは全ての証拠物件を写真に収め、砂の上に残された足跡はサイズがすぐに判るように隣に一ドル札を並べて撮影した。抜群の鑑識能力そして現場を冷静に判断できるずば抜けた判断力の持ち主であるアメリア巡査にリンカーンはすぐさま自分の直轄の指揮下に置かせることにする
たとえ全身麻痺の状態であってもリンカーンの有能ぶりは健在だった。リンカーンの同僚とその部下が不可解な遺体遺棄事件の捜査に協力を求めにリンカーンのアパートにやってきた。リンカーンは富豪夫婦が誘拐され夫は殺害、骨が剥き出しになった夫の指には夫人の結婚指輪が嵌められていた事からこれは単なる身代金目的の誘拐事件でそのうち犯人から夫人の身代金を要求する電話が入ってくると即断した。だがリンカーンはアメリアが撮影した証拠写真の数々を見ていくうちにこれは単なる身代金目的の誘拐事件ではないと気付き、そして証拠写真の数々からアメリアのずば抜けたセンスの良さに気付いた。リンカーンが退いた後のポジションについた石頭のチェイニーを説き伏せ、捜査に必要な機械と人員をリンカーンのアパートに配置させた。リンカーンは既にこれは同一犯により連続殺人事件の序章だと気付いていたのだ。
翌日、少年課転属のための講習を受けているアメリアの元にリンカーンの同僚の部下ソロモンが訪れ、昨日の遺体遺棄事件の捜査に協力を要請した。アメリアは今日からもう少年課所属だから、と断ろうとするがリンカーンは証拠写真の数々からアメリアの天賦の才を褒め称え、証拠物件から夫人の監禁場所を割り出した事を伝えると渋るアメリアに科学捜査官の制服を着せて現場に急行させた。アメリアも含めた警官隊が到着した直後蒸気が地下通路を満たした。富豪夫人はガスその他を含めたパイプを通すための地下通路に監禁され、アメリアが到着した時には既に500℃を超える蒸気を真正面から浴びせられ絶命していた…。
[編集] 映画版キャスト
- リンカーン・ライム…デンゼル・ワシントン (日本語吹き替え:大塚明夫<DVD・ビデオ版>、小山力也<テレビ版>)
- アメリア・ドナヒー…アンジェリーナ・ジョリー(日本語吹き替え:湯屋敦子<DVD・ビデオ版>、石塚理恵<テレビ版>)
- セルマ(看護師)…クィーン・ラティファ(日本語吹き替え:重松朋<DVD・ビデオ版>、喜田あゆ美<テレビ版>)
- チェイニー(部長)…マイケル・ルーカー(日本語吹き替え:田中正彦<DVD・ビデオ版>、池田勝<テレビ版>)
- ポーリー・セリット…エド・オニール(日本語吹き替え:谷口節<DVD・ビデオ版>、宝亀克寿<テレビ版>)
- ケニー・ソロモン…マイク・マッグローン(日本語吹き替え:鳥海勝美<DVD・ビデオ版>、内田直哉<テレビ版>)
- リチャード・トンプソン…リーランド・オーサー(日本語吹き替え:大塚芳忠<DVD・ビデオ版>、大川透<テレビ版>)
- エディー・オーティズ…ルイス・ガスマン(日本語吹き替え:辻親八<DVD・ビデオ版>)

