LUNAR ザ・シルバースター

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LUNAR ザ・シルバースター
ジャンル ロールプレイングゲーム
対応機種 メガCD
セガサターン
プレイステーション
ゲームボーイアドバンス
プレイステーション・ポータブル
開発元 ゲームアーツ
発売元 ゲームアーツ
[SS][PS]角川書店
[Win]ESP
[GBA]メディアリンク
[PSP]ガンホー・ワークス
人数 1人
メディア [MCD][SS][PS][Win]CD-ROM
[GBA]ROMカートリッジ
[PSP]UMD
発売日 [MCD]1992年6月26日
[SS]1996年7月4日
[PS]1998月5月28日
[Win]1999年12月8日
[GBA]2002年4月12日
[PSP]2009年11月12日
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LUNAR ザ・シルバースター』(ルナ ザ・シルバースター)は、ゲームアーツより発売されたゲームソフト。ジャンルはロールプレイングゲームSEGAのハードメガCD中期に登場した作品で、LUNARシリーズの第1作。後にセガサターンプレイステーションにてリメイク作が登場し、後にWindows版、GBA版、PSPでもリメイクされた。

リメイク版である『シルバースターストーリー』、『LUNAR 〜レジェンド〜』、『ハーモニーオブシルバースター』についても本項で述べる。

概要[編集]

1992年6月26日にメガCD用(以下MCD版)ソフトとして発売。その後リメイクとしてセガサターン版(以下SS版)が1996年7月4日にで発売された。その際、サブタイトルが『ザ・シルバースター』から『シルバースターストーリー』に変更になった。それからちょうど一年後、ムービーをMPEGとして収納したMPEG版が1997年7月4日に発売された。この二つに内容の違いはほとんど無い(細かい違いについては後述)。

プレイステーション版(以下PS版)が1998年5月28日に発売。PS版はSS版にはなかった追加要素が存在する。また、Windows版として、1999年12月8日にESPからCD2枚組で発売された。こちらはPS版とほぼ同じ内容である。

また、ゲームボーイアドバンス版(以下GBA版)として、『LUNAR 〜レジェンド〜』が2002年4月12日にメディアリングより発売された。こちらはシステムからシナリオに至るまで全てが見直されている。

2009年11月12日にはプレイステーション・ポータブル版(以下PSP版)として、『LUNAR ハーモニーオブシルバースター』がガンホー・ワークスより発売。

続編として、『LUNAR エターナルブルー』がある。

ラインナップ[編集]

システム[編集]

人と会話をして情報を集め、戦闘で経験値とお金を増やし、冒険をしていくオーソドックスなRPGである。戦闘システムは距離や移動距離など、「長さ」の概念を搭載し、戦略的な戦闘が出来るようになっている。リメイク版で大幅に変わっている部分もあるため、システムの変更点については後述。

ストーリー[編集]

女神アルテナと彼女を支える4体のドラゴン、そしてその庇護を受ける伝説の戦士ドラゴンマスターらによって治められてきた“魔法世界ルナ”。しかし、いつの頃からか女神アルテナはその姿を現さなくなり、先代のダインを最後にドラゴンマスターを名乗る戦士も生まれなくなっていた。そのルナを、“魔法皇帝”を名乗る男が手中に収めようとしていた。

15年前の戦争で活躍した四英雄の活躍がまだ記憶に新しい頃、魔法皇帝の噂もろくに届かないほどの世界の片隅にあるダインの故郷、ブルク村に住む少年・アレスはドラゴンマスターとなることを夢見て冒険の旅に憧れていた。ある時、友人のラムスから白竜の洞窟への冒険へと誘われたアレスは、その小さな冒険に旅立っていった。村の歌姫であり、彼の幼馴染でもあるルーナ、そして小さな謎の生物、ナルと共に。彼の冒険はゆっくりとルナの世界を変えていくこととなる。

世界観・用語[編集]

女神アルテナ
ルナに住む多くの人々から崇められている女神で、各地にアルテナの像が設置されている。伝説によると、ルナのどこからも空を見上げれば見える“青き星”から人間たちをルナへ連れてきたと言われている。
ドラゴンマスター
女神アルテナの守護者にして、全ての命の代表者。白竜、青竜、黒竜、赤竜の四竜の試練を乗り越えた者のみがその称号を得られる。アルテナの剣、黒竜の鎧、赤竜の盾、青竜の兜、白竜の翼を携え、圧倒的な剣技と魔力を持ち、竜の背に乗って世界を駈け巡る。アレスを含め、多くの少年達の憧れでもある。
四英雄
15年前にアルテナを倒そうとした魔法使いと戦った英雄。四英雄はドラゴンマスター・ダイン、メリビア総督・メル、魔法ギルドの当主・レミリア、魔法戦士・ガレオンの事で、15年前に姿を消したダインを除いた三人はそれぞれの持ち場を統治しており、多くの人々から尊敬されている。

登場キャラクター[編集]

メインキャラクター[編集]

アレス・ノア
- 井上喜久子(メガCD版) / 石田彰(PS版・SS版・PSP版)
本作の主人公。ブルク村に住む15歳の少年で、ルーナやナルとは兄弟のように育った。同じ村の出身であるドラゴンマスター・ダインに憧れ、いつか冒険の旅に出ようと思っており、後に「最後のドラゴンマスター」と呼ばれることになる。メガCD版の本編では一度も喋ることがなかったが、エンディングのみルーナの名を叫ぶ。
ルーナ・ノア
声 - 井上喜久子(メガCD版) / 氷上恭子(PS版・SS版・PSP版)
本作のヒロインでアレスの幼馴染。15歳。15年前にダインによってナルと共にアレスの家に預けられた。アレスの前ではお姉さんぶっている。実は女神アルテナが人間に転生した姿。彼女の歌声が不思議な力を持つのはそのためである。メガCD版では中盤になるとゼノビアにさらわれるが、SS版、PS版、GBA版、PSP版ではガレオンにさらわれてしまう。
ナル
声 - 佐久間レイ(メガCD版) / 萩森侚子(PS版・SS版・PSP版)
白いネコに羽が生えたような姿をした正体不明の生き物。年齢不詳。15年前にルーナと共にアレスの家に預けられた。魚が大好物で、ネコ扱いされるのを嫌う。
ナッシュ・ルーマック
声 - 阪口大助(PS版・SS版・PSP版)
魔法都市ヴェーンにある魔法ギルドの自称エリート学生。17歳。気弱だが、魔法の腕は確かである。キザな自惚れ屋で、ミアに想いを寄せている。
ミア・オーサ
声 - 浅田葉子(PS版・SS版・PSP版)
魔法都市ヴェーンにある魔法ギルドの次期当主。16歳。気弱であまり自己主張をしない性格だが、魔法の才能は随一で、強力な攻撃魔法を覚えていく。
ジェシカ・アルカーク
声 - 池澤春菜(PS版・SS版・PSP版)
四英雄・メルの一人娘で見習いの神官。16歳。父親の前では猫かぶっているが、実際はおてんばなじゃじゃ馬。キリーとは幼馴染みでよく喧嘩をするが、お互いを意識し合う仲。
キリー
声 - 関智一(PS版・SS版・PSP版)
ナンザスの関所を任されている山賊の首領。18歳。大酒飲みで女にも目がないが、幼馴染みのジェシカは苦手。悪人からは盗むが、弱者から盗みを働くことは決してしない。その豪快な性格から、部下からの信頼は厚い。

サブキャラクター[編集]

ラムス・ファーマイン
声 - 高戸靖広(PS版・SS版・PSP版)
アレスの幼馴染でブルグ村の村長の息子。17歳。都会で大金持ちになる事を夢見ており、“伝説の竜のダイヤ”を求めてアレスを冒険の旅に誘う。
レイク・ボガード
声 - 大塚明夫(PS版・SS版・PSP版)
様々な場面でアレス達に助言をしてくれる謎の中年剣士。魔法は全く使えないが、剣の腕は一流。豪快な性格で、アレスにドラゴンマスターの心構えについて教えてくれる。
メル・デ・アルカーク
声 - 屋良有作(PS版・SS版・PSP版)
四英雄の一人で、メリビアを治めている提督。大斧の扱いに長けており、かつては「血まみれのメル」の異名を持ち、メリビアの周辺を荒らす海賊の親分であった。一人娘のジェシカを溺愛している。
レミリア・オーサ
声 - 原亜弥(PS版・SS版・PSP版)
四英雄の一人で、魔法都市ヴェーンにある魔法ギルドの当主。ミアの母親であるが、最近はどこか様子がおかしいのだという。
ガレオン
声 - 納谷六朗(メガCD版) / 梁田清之(PS版・SS版・PSP版)
四英雄の一人で、魔法都市ヴェーンの魔法ギルドで宰相を務めている人物。落ち着いた性格をしているが、時折意味深な言葉を残したりと、謎が多い人物。
テムジン
声 - 増谷康紀(PS版・SS版・PSP版)
草原の民と呼ばれる遊牧民族の族長。15歳。ピリアを妻としている。悪事を許さない厳格な性格。弓の腕は確かで、アレス達の窮地を救う。
ピリア
声 - 丹下桜(PS版・SS版・PSP版)
草原の遊牧民族の少女で、族長であるテムジンの妻。鞭の扱いに長けている。
ゼノビア
声 - 原亜弥(PS版・SS版・PSP版)
魔族の女性。魔族を辺境に追いやった女神アルテナを憎んでおり、アルテナと人間への復讐に燃えている。
フェイシア
声 - 丹下桜(PS版・SS版・PSP版)
アルテナ大神殿の神官長。穏やかで優しげな性格をしているが、彼女がいつ神殿へやってきたのか等、謎に包まれている部分も多く、アルテナの神官であるジェシカでも彼女とは面識がないという。移植版からの登場でメガCD版には登場しない。
ロウイス
声 - 豊嶋真千子(PS版・SS版・PSP版)
メリビアにある黒バラ通りに店を構えるローブ姿の占い師。魔法ギルドの当主・レミリアに信頼されているが、その占いは不吉な予言ばかりであるため、周囲からは気味悪がられている。フェイシアと同じく、移植版からの登場でメガCD版には登場しない。
白竜ファイディ
声 - 北村弘一(メガCD版) / 屋良有作(PS版・SS版・PSP版)
白竜の洞窟に住む老いた竜。
女神アルテナ
声 - 前田愛(PSP版)
ルーナが転生する前の姿。

リメイク版の変更点・追加要素[編集]

リメイク版はMCD版と比べてアニメーションのデジタル化や追加変更、シナリオの修正などが大幅に行われているが、ストーリーの大筋は変わっていない。

大まかな変更点は以下の通り。

  • フィールド移動時のエンカウントの廃止
  • ダンジョン内はシンボルエンカウントへ変更
  • 各町に女神アルテナ像という共通の回復ポイントを設置(MCDでは一部の町のNPCおよびフィールド上の祠で回復)
  • アレスが竜魔法以外の魔法を覚えない
  • 物理攻撃の通用しないダンジョンの一部を変更
  • ダンジョンの構造の変更
  • ルーナがサイス港町以後もパーティに残る
  • ナッシュの性格が変更されている
  • 獣人の姿がより人間に近くなる
  • 辺境の人間が魔族という別種族になる
  • アレスが喋るようになる
  • 声優の変更
  • ラスボス撃破後もセーブが可能

各機種での変更点・追加要素[編集]

SS版の通常版とMPEG版の違い
ムービーがフルサイズになった点を除けば、ブロマイドの追加のみ。
ただしMPEG版は周辺機器のムービーカードがなければ見ることができない。
PS版とSS版の違い
基本的にゲーム内容は同じだが、いくつかの追加要素がある。
GBA版からの変更点・追加要素
  • フィールドの移動が目的地選択式に変更
  • カードシステムを搭載(全て集めることによる追加要素はない。)
  • ダンジョンの構造の変更
PSP版からの変更点・追加要素
四英雄と悪の魔法使いの決戦のシーンを追加

テーマソング・挿入歌[編集]

LUNAR ザ・シルバースター
  • 「LUNAR」
  • 「ホンキーダンス」
    • 作詞:溝口功 / 作曲:岩垂徳行 / 編曲:岩垂徳行
    • 歌:須藤まゆみ WITH ブルグ村青年合唱団
  • 「センシティヴ・ドリーム」
    • 作詞:溝口功 / 作曲:岩垂徳行 / 編曲:工藤崇
    • 歌:井上喜久子
  • 「ALTHENA'S SONG 〜遥かなる旅〜」
    • 作詞:溝口功 / 作曲:岩垂徳行 / 編曲:大熊謙一
    • 歌:井上喜久子 / コーラス:青き星の草木の会
LUNAR シルバースターストーリー
  • 「TSU・BA・SA」
    • 作詞:溝口功 / 作曲:岩垂徳行 / 編曲:岩垂徳行
    • 歌:氷上恭子
  • 風のノクターン
    • 作詞:溝口功 / 作曲:岩垂徳行 / 編曲:岩垂徳行
    • 歌:氷上恭子
  • 「フェアリー・レイン」
    • 作詞:溝口功 / 作曲:岩垂徳行 / 編曲:小西真理
    • 歌:浅田葉子
  • 「シャワーをあびろ!!」
  • 「Pretty Girl」
    • 作詞:溝口功 / 作曲:岩垂徳行 / 編曲:小西真理
    • 歌:池澤春菜
  • 「レ・ミゼラブル」
    • 作詞:溝口功 / 作曲:岩垂徳行 / 編曲:岩崎琢
    • 歌:萩森侚子
  • 「Killy is No.1」
    • 作詞:溝口功 / 作曲:岩垂徳行 / 編曲:浅井真
    • 歌:関智一
  • 「魔道機動兵器ナッシュ」
    • 作詞:溝口功 / 作曲:岩垂徳行 / 編曲:田優一郎
    • 歌:阪口大助
LUNAR ハーモニーオブシルバースター
  • 「TSU・BA・SA 2009」
    • 作詞:溝口功 / 作曲:岩垂徳行 / 編曲:岩垂徳行
    • 歌:氷上恭子
  • 「風のノクターン 2009」
    • 作詞:溝口功 / 作曲:岩垂徳行 / 編曲:岩垂徳行
    • 歌:氷上恭子

外部リンク[編集]