多岐川裕美
たきがわ ゆみ 多岐川 裕美 | |||||
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本名 | 大内 薫 (おおうち かおる) | ||||
生年月日 | 1951年2月16日(73歳) | ||||
出生地 | 日本・東京都杉並区 | ||||
身長 | 160 cm[1] | ||||
血液型 | O型 | ||||
職業 | 女優・歌手 | ||||
ジャンル | 映画・テレビドラマ・演劇 | ||||
活動期間 | 1973年 - | ||||
配偶者 | 阿知波信介(1984年 - 1997年) | ||||
著名な家族 | 多岐川華子(長女) | ||||
事務所 |
ハーキュリーズ(2014年まで) トライストーン・エンタテイメント | ||||
公式サイト | 公式プロフィール | ||||
主な作品 | |||||
映画 『聖獣学園』 『仁義の墓場』 『けんか空手 極真拳』シリーズ 『新女囚さそり 701号』 テレビドラマ 『柳生一族の陰謀』/『七瀬ふたたび』 『俺たちは天使だ!』/『峠の群像』 『山河燃ゆ』/『鬼平犯科帳』 『炎立つ』/『誰かが私を愛してる』 | |||||
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多岐川 裕美(たきがわ ゆみ、1951年(昭和26年)2月16日[2] - )は、日本の女優、歌手。本名:大内 薫(おおうち かおる)[3]。東京都杉並区荻窪出身[4][2]。山脇学園短期大学英文科中退[4]。トライストーン・エンタテイメント所属。
来歴
[編集]父は会社員、母は保険の外交員[4]。開進第二小学校~山脇学園中学校・高等学校卒業[4]。1974年、山脇学園短期大学在学中に東京駅近くでアルバイトをしていた時[5]、『聖獣学園』のヒロインを探していた同作の監督・鈴木則文にスカウトされ、東映岡田茂社長の面談を受けて合格し女優となる[5][6]。芸名は同作の役名・「多岐川魔矢」の多岐川と、鈴木が偶然開いた女性週刊誌の中にあった懸賞の一等入選者の名を見て、その運を貰うことを思いつき、合わせて「多岐川裕美」とした[5]。同作で主演デビューしヌードも披露[7][2]。
本作以降、脱ぐことを拒否したが[7][8]、東映実録ヤクザ路線の極北といわれる『仁義の墓場』[9](1975年)での主人公・石川力夫と破滅に向かうヒロイン役や『続・愛と誠』(1975年)での影の大番長・高原由紀役などで好演した[4]。千葉真一主演作品『けんか空手 極真拳』シリーズなどに出演した後、1976年「女囚さそりシリーズ」『新・女囚さそり 701号』で梶芽衣子に代わって松島ナミを演じたが、梶ほどの強烈な個性は発揮できなかった[4]。同年放送されたNHK大河ドラマ『風と雲と虹と』で主役の加藤剛が演じる平将門の恋人・小督役を演じて以降、東映作品を敬遠しテレビを主とした[4]。1978年フジテレビの『飢餓海峡』のヒロイン役をヌードがイヤと降板[4][7]。以降、東映から三船プロダクションへの移籍問題、その後の田中プロモーションへの集団脱退などでメディアを騒がせ[4][7]、多岐川の過去をほじくり返す記事も芸能誌に多数出た[10][11]。ただし、この頃から人気女優となり、1978年から1979年まで放送された『柳生一族の陰謀』でヒロインに扮し、1979年『俺たちは天使だ!』(日本テレビ)ではクールながらコミカルな一面を持つ秘書を演じている[2]。特に1979年のNHK「少年ドラマシリーズ」『七瀬ふたたび』のヒロイン・火田七瀬役は、当時の青少年の心をガッチリ掴んだ[12][13]。
早大生の人気投票第一位になるなど[10]、清純派スターとして売れっ子だった1980年にデビュー作である『聖獣学園』でヌードになっていることが当時のメディアに取り上げられ、これを受け多岐川が女性週刊誌上で「監督に騙されてヌードになった」と言ったと報じられた[7][10]。これに同作の監督・鈴木則文が「騙したとは何ごとか!」と「映画人の名誉に関わる問題、告訴も辞さず」などと厳重抗議し芸能誌を賑わせた[7][10]。この騒動に便乗して東映が1980年5月24日から『聖獣学園』をニュープリントで石井聰亙監督の『狂い咲きサンダーロード』と併映でリバイバル公開しヒットした[14]。
歌手としてもレコードを何枚か発売している。1980年の「酸っぱい経験」はカゴメCM曲として、さらに1983年の「めぐり逢いしのび逢い」は渡哲也とのデュエット曲として、共にヒット・ソングとなった。
2022年、連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK)に雉真雪衣(老年期)役で出演。自身初の連続テレビ小説出演となった。
人物
[編集]クイズ番組やトーク番組では天然ボケを見せる一方、極度な酒豪で親友の萬田久子は飲み仲間であり、喫煙者(ヘビースモーカー)でもある。
1984年8月に担当マネージャーだった阿知波信介と結婚。一人娘の華子をもうけたが、1997年に離婚。阿知波が2007年5月に死去するまで阿知波が社長をしていたアクターズプロモーションに多岐川は所属し続けた[7]。
『週刊現代』1978年11月16日号で浅利慶太と対談し[15]、テレビドラマ版『飢餓海峡』のヒロイン役でヌードを拒否し、浦山桐郎監督と揉めて[15]、降板した事件は、自身も一半の責任があることを認めているが[15]、当時、所属していた東映から三船プロダクションへの移籍問題を抱えており、東映と揉めていてそこを突き詰めることができず、曖昧な状況のままで撮影に入ったことも原因の一つだったが、泣き寝入りせずヌードを断固拒否したことが降板に繋がったと話している[15]。浅利が「東映の専属をはずれて三船プロに行くの、なかなか大変だったでしょう」と尋ねると多岐川は「(解決まで)二年くらいかかりました」と答えている。さらに浅利が「東映の岡田茂社長は、あなたを"第二の佐久間良子"にするって、張り切ってたんだよ」と水を向けると、多岐川は「知りません、そんなこと」と言い、それを聞いた浅利は「あなた、相当に気性が強いな(笑)」と多岐川に返している[15]。
出演
[編集]テレビドラマ
[編集]- 大河ドラマ
- 河内まんだら(1977年) - 芳枝
- 銀河ドラマ
- 鏡の中の女(1981年)
- 七瀬ふたたび(1979年8月、少年ドラマシリーズ)
- 風神の門(1980年4月 - 10月)
- 新宿鮫 無間人形 - 香川景子 役
- 夏雲あがれ
- 監査法人(2008年7月)
- 連続テレビ小説 カムカムエヴリバディ(2022年) - 雉真雪衣(老年期) 役[16]
- 俺たちの旅(1975年) - 三浦ケイコ 役
- 秋日記(1977年)
- 俺たちは天使だ! (1979年) - YUKO 役
- 愛しい女 (1980年) - 主題歌 「愛しのララバイ」を唄う
- 忠臣蔵(1985年)
- 白虎隊(1986年)
- 誇りの報酬 第1話(1985年10月) - 輪島けいこ
- 火曜サスペンス劇場
- 「引き裂かれた白衣」(1986年)
- 「虚構の空路」(1987年12月、大映映像)
- 「疑惑」(1989年5月)
- 「赤いコートの女」(1990年2月、東宝)
- 田原坂(1987年)
- 女忍かげろう組(1990年)
- 女忍かげろう組・弐(1990年)
- 女忍かげろう組・参(1991年)
- 寛永風雲録 激突 ! 知恵伊豆対由比正雪(1991年) - 佐和 役
- 柳生武芸帳 十兵衛あばれ旅 伊達六十二万石の陰謀(1992年) - 美禰 役
- 別れさせ屋(読売テレビ)
- 七曲署捜査一係(1997年 - 1999年、中京テレビ共同制作) - 島田涼子刑事 役
- 仔犬のワルツ
- 特別ドキュメンタリードラマ『3.11 その日、石巻で何が起きたのか〜6枚の壁新聞』(2012年)
- 雲の階段(2013年) - 田坂芳江 役
- スペシャルドラマ『刑事バレリーノ』(2016年) - 小高和恵 役
- バーディ大作戦 第23話「SOS黒猫と幻の女」(1974年、TBS) - 浅利典子 役
- いごこち満点(1976年4月6日 - 9月28日、TBS)- 佐々木和美 役
- 人間の証明(毎日放送)(1978年、TBS) - 立花典子 役
- 青春の証明(毎日放送)
- 芝生は緑 (1979年2月25日、東芝日曜劇場) - 火田七瀬 役(主演)
- 木曜座(毎日放送)
- ザ・サスペンス「ヒットソング殺人事件」(1982年11月6日)
- 金曜日には花を買って(1986年)
- 水戸黄門 第17部 第4話「謎の紫頭巾・諏訪」(1987年9月21日) - 多恵 役
- 愛の劇場「心変わり」(1988年)
- 金田一耕助の傑作推理 呪われた湖(1996年)
- 南町奉行事件帖 怒れ!求馬II 第4話「女将と泥棒・味な対決」(1999年 C.A.L) - おせい 役
- 青春諸君!(1979 - 1980年) - 川田いずみ 役
- 永遠の1/2(2000年)
- 松本清張サスペンス特別企画・霧の旗(2003年9月16日) - 河野径子 役
- 華麗なる一族(2007年1月 - 3月) - 鶴田志乃(料亭「つる乃家」の女将)役
- SAKURA〜事件を聞く女〜 第6話(2014年) - 鍋島久美子 役
- 月曜ゴールデン
- 「万引きGメン・二階堂雪15・熟年離婚」(2007年)
- 「弁護士高見沢響子10」(2009年10月19日) - 神谷美智子 役
- 「萬屋長兵衛の隅田川事件ファイル2」(2010年2月15日)
- 「世田谷駐在刑事1」(2012年6月) - 成田亜希子 役
- ドラマ特別企画「往復書簡〜十五年後の補習」(2016年9月30日) - 大島百合 役
- ラブファントム(2021年) - 長谷葵 役
- みちくさ(1974年4月 - 6月)
- 新宿警察(1975年9月 − 1976年2月) - 根来登志子 役
- 柳生一族の陰謀(1978年 - 1979年) - 出雲の阿国 役
- 湖水祭(1983年9月 - 1984年1月)
- 流れ星佐吉 第2話「旗本退屈娘大見参!」(1984年、関西テレビ)
- 暴れ九庵 第14話「男を燃やす火消しの女」(1985年、関西テレビ) - お春 役
- 鬼平犯科帳シリーズ(1989年 - 2007年、スペシャル含む) - 長谷川久栄 役
- 裸の大将 第41話「遠い国ニッポン」(1990年、関西テレビ)
- 将太の寿司(1996年4月 - 9月)
- 忠臣蔵(1996年10月 - 12月)
- 鈴子の恋(2012年1月 -) - 斎藤ハナ 役(特別出演)
- 恋なんて贅沢が私に落ちてくるのだろうか?(2012年、フジテレビTWO) - 宝池鞠子 役
- 隣の家族は青く見える(2018年) ‐ 大河内百合恵 役
- わたしの宝物(2024年) - 夏野かずみ 役[17]
- 金曜エンタテイメント
- 「地獄の花嫁5」(2004年) - 小川加代子 役
- 金曜プレステージ
- 山村美紗サスペンス 赤い霊柩車シリーズ24(2009年6月5日)
- 浅見光彦シリーズ40(2011年5月6日、7日)
- 所轄刑事6(2011年10月21日) - 鳴海聡子 役
- 十津川捜査班8(2014年1月24日) - 武富美智 役
- 外科医 鳩村周五郎12(2014年2月7日) - 平形万里江 役
- うしろの正面(1975年)
- ただいま絶好調!(1985年)
- 京都かるがも病院(1987年) - 由美 役
- 美しい嘘つけますか(1990年6月 - 7月)
- 名奉行! 大岡越前
- 新・警視庁捜査一課9係 第2話(2009年)
- 鬼龍院花子の生涯 (2010年6月6日) - 林田歌役
- 京都地検の女 第8シリーズ 第7話(2012年) - 後藤宏子 役
- 相棒 Season14 第11話(2016年) - 桐島万里子 役
- 遺留捜査(2017年) ‐ 東條志津子
- 土曜ワイド劇場
- 「フランスグルメ殺人事件」(1987年)
- 「松本清張作家活動40年記念ドラマスペシャル・一年半待て」(1991年6月8日) - 主演:須村さと子 役
- 「松本清張スペシャル・書道教授」(1995年12月2日) - 勝村久子 役
- 「天才・神津恭介の殺人推理」(1997年) - 白坂令子 役
- 「船長シリーズ11・狙われた密会航路」(1999年) - 松山道代 役
- 「家政婦は見た!18」(2000年) - 花房玲子 役
- 「花嫁のさけび」(2008年)
- 「京都殺人案内32」(2010年、朝日放送) - 工藤美和 役
- 「ゴーストライターの殺人取材2」(2015年) - 大滝悦子 役
- 「おみやさんスペシャル」(2016年) - 小笠原歌子 役
- 「終着駅の牛尾刑事VS事件記者・冴子「森村誠一のラストファミリー」」(2017年) - 咲田早苗 役
- 日曜プライム
- 「おかしな刑事24」(2020年) - 中川光枝 役
- ドラマ女の手記「待つ女に甘い誘惑」(1987年)
- 新春ワイド時代劇「徳川風雲録 八代将軍吉宗」(2008年1月2日)
- 刑事吉永誠一 涙の事件簿 第8話(2013年) - 鑑佐和子 役
- 女と愛とミステリー
- 「天使の傷痕」(2001年) ‐ 絹川文代 役
- 水曜ミステリー9
- 「さすらい署長 風間昭平3」(2005年) - 吉岡春子 役
- 「名犬フーバーの事件簿」(2008年) - 山田小百合 役
- 「駐在刑事2」(2015年) - 宮原静子 役
- 硝子の葦 〜garasu no ashi〜 (2015年2月21日 - 全4話) - 藤島律子 役[18]
- ダブル・ファンタジー(2018年6月 - 7月、WOWOW)
映画
[編集]- 聖獣学園 (1974年) - 主演・多岐川魔矢 役
- 任侠花一輪 (1974年) - 白鳥蛍子、有田光子(二役)
- けんか空手シリーズ - 藤巻智八子 役
- けんか空手 極真拳 (1975年)
- けんか空手 極真無頼拳 (1975年)
- 仁義の墓場 (1975年) - 石川地恵子 役
- 港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ(1975年) - 久保木紀子 役
- 続・愛と誠 (1975年) - 高原由紀 役
- 新幹線大爆破 (1975年) - SAS係員[注釈 1]
- 爆発! 暴走遊戯(1976年) - 風間ユキ 役
- 新女囚さそり 701号 - 主演・松島ナミ 役
- 憧憬 あこがれ(1977年) - 雨宮由幾 役
- トラブルマン 笑うと殺すゾ(1979年) - 江川雅子 役
- 地震列島(1980年) - 芦田富子 役[19]
- 復活の日(1980年) - 浅見則子 役
- すっかり…その気で!(1981年) - 女性司会者 役
- エル・オー・ヴィ・愛・N・G(1983年) - 日夏蘭 役
- 片翼だけの天使(1986年) - 悠起子 役
- フリーター(1987年) - 相沢鈴子 役
- オルゴール(1989年) - 久保静子 役
- もうひとつの原宿物語(1990年) - 空木鮎子 役
- 流転の海(1990年) - 千代鶴 役
- 殺人がいっぱい(1991年) - 主演・綾小路徳子 役
- いつかギラギラする日(1992年) - 美里 役
- 首領を殺った男(1994年) - 鳥羽雅世 役
- あした(1995年) - 森下美津子 役
- 鬼平犯科帳 劇場版(1995年) - 長谷川久栄 役
- GONIN2(1996年) - 外山陽子 役
- 風のかたみ(1996年) - 北の方 役
- レディースMAX Give me a Shake(1997年)
- 金融腐蝕列島 呪縛(1999年) - 青木伸枝 役
- 女帝 SUPER QUEEN(2001年) - 立花まりこ 役
- 宣戦布告(2002年) - 諸橋晴江 役
- ベロニカは死ぬことにした(2006年) - トワの母・京子 役
- 晴れたらポップなボクの生活(2006年) - 千枝 役
- 七瀬ふたたび プロローグ(2010年) - 七瀬の母 役
- クハナ!(2016年)
- カノン(2016年) - 岸本辰子 役
舞台
[編集]- 細雪 ‐ 三女・雪子 役
- 夢千代日記
- 危険なダブルキャスト
- 横浜どんたく
- 春にして君を離れ
- 晩菊
- 春を待つ家
- 宮廷女官チャングムの誓い
- 近代能楽集「綾の鼓」「弱法師」
- 大奥(2010年6月2日 - 27日、明治座)
- 粛々と運針(2022年3月8日 - 27日、東京・PARCO劇場、4月8日 - 10日 / 大阪・森ノ宮ピロティホール)[20]
バラエティ
[編集]- クイズ!!ひらめきパスワード - 2代目女性キャプテン解答者
- オールスター激突クイズ 当たってくだけろ! - 司会
- メガロポリス歌謡祭 - 司会
- ビートたけしのお笑いウルトラクイズ - 審査員
- クイズ!脳ベルSHOW
- とんねるずのみなさんのおかげです - コントに参加
紀行番組
[編集]- 多岐川裕美・華子のみちのく満喫!二人旅(2014年7月20日、BS朝日)
ラジオ
[編集]- NISSANミッドナイトステーション 多岐川裕美 午前0時の恋人 (1981年4月〜9月、TBS)
- 三枝です・ラジオでおはようABC(ABC) - ゲスト
CM
[編集]- 秋田銘醸「美酒爛漫」
- トヨタ自動車「ビスタ」
- シュワルツコフヘンケル
- カゴメ「トマト&レモン」
- 東海「Vesta」
- 津村順天堂
- 日本サプリメント「ペプチドエース」
- 明治乳業「ピッツァ&ピッツァ」
- 花王「ビオレu The body」21秋 泡ボディウォッシュ篇(2021年) - 長州力・橋本環奈・田中圭と共演。
音楽
[編集]シングル
[編集]# | 発売日 | A/B面 | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 規格品番 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
テイチク | |||||||
1 | 1976年 11月1日 |
A面 | あいつの残影 | 山口洋子 | 平尾昌晃 | 竜崎孝路 | RS-45 |
B面 | そしていまでは冬が好き | ||||||
Invitation | |||||||
2 | 1980年 4月21日 |
A面 | 愛しのララバイ | 竜真知子 | 大野雄二 | 小笠原寛 | VIH-1083 |
B面 | ジ・グ・ザ・グ・ハイウェイ | 八坂裕子 | 佐藤三樹夫 | ||||
3 | 1980年 9月21日 |
A面 | 酸っぱい経験 | 三浦徳子 | 小笠原寛 | VIHX-1519 | |
B面 | 魔性の女 | ||||||
4 | 1980年 12月20日 |
A面 | 濡れてさよなら | 三浦徳子 | 小笠原寛 | VIHX-1527 | |
B面 | おやすみマイ・ハート | ||||||
5 | 1981年 5月21日 |
A面 | 彼女と彼 | 三浦徳子 | 鈴木淳 | 小笠原寛 | VIHX-1540 |
B面 | 星空ナイト | ||||||
6 | 1981年 9月21日 |
A面 | セクシー・キャット | 三浦徳子 | 小笠原寛 | VIHX-1552 | |
B面 | 酸っぱい季節 | ||||||
トーラス | |||||||
7 | 1982年 5月21日 |
A面 | 黒のオートバイ | 三浦徳子 | 沢田研二 | 小笠原寛 | 07TR-1011 |
B面 | 太陽のミストレス | 来生えつこ | 来生たかお | 鈴木茂 | |||
8 | 1982年 9月21日 |
A面 | マイタイとため息と | 安井かずみ | 加藤和彦 | 清水信之 | 07TR-1022 |
B面 | Body Coquetry | 阿木燿子 | 沢田研二 | 小笠原寛 | |||
9 | 1983年 4月21日 |
A面 | 神戸メランコリー | 三浦徳子 | 小笠原寛 | 馬飼野俊一 | 07TR-1034 |
B面 | TOKYO BLUE | 瓜生秀人 | 森田公一 | ||||
10 | 1983年 11月21日 |
A面 | あいたいよ | 中村泰士 | 若草恵 | 07TR-1051 | |
B面 | きわどく黄昏 | 多岐川裕美 | 森田公一 | 小笠原寛 | |||
11 | 1984年 9月21日 |
A面 | ADULT | 三浦徳子 | 小笠原寛 | 07TR-1076 | |
B面 | 帰らない恋人 | 小林和子 | |||||
12 | 1987年 8月26日 |
A面 | 恋、爛漫 | 荒木とよひさ | 三木たかし | 川口真 | 07TR-1164 |
B面 | 泣いてみなさい子供のように |
デュエット・シングル
[編集]発売日 | デュエット | 曲順 | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 規格品番 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1982年 12月1日 |
渡哲也 | A面 [注釈 2] |
めぐり逢い しのび逢い | 水木かおる | 遠藤実 | 斉藤恒夫 | 07TR-1026 |
1986年 10月22日 |
中村泰士 | A面 | あぶない2人 | 中村泰士 | 竜崎孝路 | 07TR-1138 | |
B面 | あと五分だけ | あみ啓三 | |||||
1992年 9月30日 |
高田純次 | 01 | 19番のタンゴ[注釈 3] | 長戸大幸 | 吉江一男 | 寺尾広 | TASL-7339 |
02 | 雨のバラードに抱かれて | 森山進治 | 多々納好夫 |
オリジナル・アルバム
[編集]- 1. 「小夜」(1979年10月/Invitation、VIH-6054)
- 2. 「酸っぱい経験・濡れてさよなら」(1980年12月20日/Invitation、VIH-28026)
- 3. 「小夜II」(1981年10月21日/Invitation、VIH-28057)
- SIDE A
- 酸っぱい季節
- 作詞:三浦徳子/作曲・編曲:小笠原寛
- セクシー・キャット
- 作詞:三浦徳子/作曲・編曲:小笠原寛
- 青春グラフティー
- 退屈な午後
- 作詞:三浦徳子/作曲:大本恭敬/編曲:小笠原寛
- 胸さわぎ
- 作詞:榊みちこ/作曲:美樹克彦/編曲:小笠原寛
- SIDE B
- 南の夜のおはなし
- 作詞:三浦徳子/作曲・編曲:安川ひろし
- 踊り子A
- 作詞:三浦徳子/作曲・編曲:安川ひろし
- 舞い落ちて
- 作詞:三浦徳子/作曲:大本恭敬/編曲:小笠原寛
- 道化師の綱渡り
- 作詞:松田侑利子/作曲:林哲司/編曲:小笠原寛
- 25時のワルツ
- 作詞:松田侑利子/作曲:林哲司/編曲:小笠原寛
- 5. 「紅夜想曲」(1982年11月1日/トーラス、28TR-2012)
- SIDE A
- マイタイとため息と
- 夜の樹木
- 作詞:三浦徳子/作曲・編曲:小笠原寛
- 白夜の恋人達
- ウィークエンド・アヴニュー
- 作詞:竜真知子/作曲・編曲:小笠原寛
- 今夜だけナルシスト
- 作詞:竹内まりや/作曲:沢田研二/編曲:小笠原寛
- SIDE B
- Body Coquetry
- 作詞:阿木燿子/作曲:沢田研二/編曲:小笠原寛
- 一度だけロマンティック
- 作詞:竜真知子/作曲・編曲:小笠原寛
- 悲しい手紙
- 作詞:三浦徳子/作曲:久保田早紀/編曲:小笠原寛
- 女ごころはボサノバ
- 作詞:安井かずみ/作曲:加藤和彦/編曲:清水信之
- 最後のラヴ・ソング
- 作詞:八坂裕子/作曲:佐藤三樹夫/編曲:小笠原寛
- 6. 「薫」(1983年5月1日/トーラス、28TR-2019)
ライブ・アルバム
[編集]- LIVE / 多岐川裕美(1980年、インビテーション、VIH-28009)
- 1980年5月2日東京郵便貯金ホールにて収録。
ベスト・アルバム
[編集]- アクトレス・セレクト14「多岐川裕美」(1986年11月29日、トーラス、34TX-1052)
- 多岐川裕美BEST(1988年1月21日、ビクター、VDR-28032)
タイアップ曲
[編集]年 | 楽曲 | タイアップ |
---|---|---|
1976年 | あいつの残影 | 東映映画「新・女囚さそり 701号」主題歌 |
そしていまでは冬が好き | 東映映画「新・女囚さそり 701号」挿入歌 | |
1980年 | 愛しのララバイ | 日本テレビ系テレビドラマ「愛しい女」主題歌 |
酸っぱい経験 | カゴメ「トマト&レモン」CMソング | |
1981年 | 濡れてさよなら | TBS系テレビドラマ「微笑天使」主題歌 |
セクシー・キャット | カゴメ「トマト&レモン」CMソング | |
1983年 | あいたいよ | 東海「ベスタ」CMソング |
1987年 | 恋、爛漫 | 秋田銘醸「美酒爛漫」CMソング |
作詞(提供)
[編集]- す・て・き・にかん違い
- 作詞:多岐川裕美/作曲:沢田研二/編曲:西平彰
* 1983年3月5日「JULIE SONG CALENDAR」(沢田研二)に収録。
出版物
[編集]- 夜間飛行-見知らぬあなたへそっと 写真とエッセイ集(1980年、ワニブックス)
- ディーヴァー多岐川裕美写真集(1992年、大陸書房)
- 多岐川裕美さんのニットブック(1993年、雄鶏社)
- ビデオ
- 追憶 エーゲ海に燃ゆ(1992年、大陸書房)
受賞
[編集]- エランドール賞 新人賞(1976年)
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “多岐川 裕美”. 日本タレント名鑑. VIPタイムズ. 2016年5月27日閲覧。
- ^ a b c d e f 東宝特撮女優大全集 2014, p. 148, 文・樋口尚文「多岐川裕美」
- ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.548
- ^ a b c d e f g h i 『日本映画俳優全集・女優編』キネマ旬報社、1980年、414-415頁。
- ^ a b c 鈴木則文『東映ゲリラ戦記』筑摩書房、2012年、136-137頁。ISBN 978-4-480-81838-6。
- ^ 志穂美悦子さん、海外映画祭で空手の相手に…岡田茂氏死去 - スポーツ報知(archive)
- ^ a b c d e f g 日刊ゲンダイ|「裸はイヤ」と連ドラを降板した多岐川裕美p1、p2、p3
- ^ 杉作J太郎・植地毅(編著)『東映ピンキー・バイオレンス浪漫アルバム』徳間書店、1999年、144頁。ISBN 4-19-861016-9。
- ^ 東映実録路線中毒 ANARCHY & VIOLENCE/ラピュタ阿佐ケ谷
- ^ a b c d 『サンデー毎日』1980年3月16日号、30-31頁
- ^ 『週刊サンケイ』1982年2月11日号、36頁
- ^ 樋口尚文『テレビ・トラベラーー昭和・平成テレビドラマ批評大全』国書刊行会、2012年、42-43、339-340頁。ISBN 978-4336054777。
- ^ 特集 なつかしの番組 少年ドラマシリーズ「七瀬ふたたび」-NHKアーカイブス
- ^ 鈴木則文『東映ゲリラ戦記』筑摩書房、2012年、132-141頁。ISBN 978-4-480-81838-6。
- ^ a b c d e 〈シリーズ浅利慶太の幕間対談〉 ゲスト・多岐川裕美 「私にも木之内みどりさんみたいに失踪したい衝動はあるわ」『週刊現代』1978年11月16日号、56-60頁。
- ^ “【カムカムエヴリバディ】晩年の“雪衣”役は多岐川裕美「悩んだまま生きてきた」”. ORICON NEWS. oricon ME (2022年3月16日). 2022年3月16日閲覧。
- ^ “松本若菜のドラマ「わたしの宝物」さとうほなみ、恒松祐里、多岐川裕美、北村一輝が出演”. 映画ナタリー. ナターシャ (2024年9月26日). 2024年9月26日閲覧。
- ^ “相武紗季主演ドラマ『硝子の葦』から裸のポスター公開、追加キャスト9人も判明”. (2015年1月17日) 2015年1月17日閲覧。
- ^ 東宝特撮映画全史 1983, p. 538, 「主要特撮作品配役リスト」
- ^ “粛々と運針”. PARCO STAGE -パルコステージ-. 2022年1月22日閲覧。
参考文献
[編集]- 『東宝特撮映画全史』監修 田中友幸、東宝出版事業室、1983年12月10日。ISBN 4-924609-00-5。
- 別冊映画秘宝編集部 編 編『<保存版>別冊映画秘宝 東宝特撮女優大全集』洋泉社、2014年9月24日。ISBN 978-4-8003-0495-7。