藤真利子

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ふじ まりこ
藤 真利子
本名 藤原真理
別名義 微美杏里
生年月日 (1955-06-18) 1955年6月18日(67歳)
出生地 日本の旗 日本東京都
血液型 A型
職業 女優、歌手、作詞家、作曲家
ジャンル 舞台、映画、テレビドラマ
活動期間 1977年 - 現在
著名な家族 藤原審爾(父)
事務所 プロダクション尾木
公式サイト プロダクション尾木 藤真利子プロフィール
主な作品
テレビドラマ
飢餓海峡
HOTEL
ガラスの仮面』シリーズ
やんちゃくれ
永遠の仔
火曜サスペンス劇場』(犯人役最多
映画
吉原炎上
薄化粧
 
受賞
日本アカデミー賞
優秀助演女優賞
1985年薄化粧
ブルーリボン賞
助演女優賞
1985年『薄化粧』
その他の賞
毎日映画コンクール
助演女優賞
1985年『薄化粧』
菊田一夫演劇賞
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藤 真利子(ふじ まりこ、本名;藤原 真理、1955年6月18日 - )は、日本女優歌手作詞家作曲家東京都出身。プロダクション尾木所属。不二聖心女子学院高等学校聖心女子大学文学部歴史社会学科卒業。父は藤原審爾。血液型A型。

略歴・人物[編集]

人気作家だった父を映画監督や有名な女優が訪ねて来る環境のもとで生まれ育ち、いつしか「女優になりたい」と思うようになった。その後、父からは猛反対されるも、女優の道へと進んだ。

微美 杏里(びび あんり、ビビアン・リーが由来)のペンネームで作詞・作曲も手掛ける。ペンネームは松任谷由実に相談して決めた。

松任谷由実とは親友でもあり、藤はデビュー前から松任谷の古参ファンで、女優デビュー1年後に週刊誌の対談で初めて松任谷と対面し、互いに意気投合。その日から現在まで40年来にわたりプライベートでも大の仲良しになったという。松任谷からは「ふじまり」の愛称で呼ばれており、アルバム『ガラスの植物園』や『浪漫幻夢』で松任谷夫妻のプロデュースや楽曲提供を受けた。他、アン・ルイス池上季実子林真理子などとも親交がある。

デヴィッド・ボウイフランソワーズ・アルディフランス・ギャルブリジット・フォンテーヌ奥村チヨ等のファンだと公言している。

刑事ドラマや2時間ドラマでは、常連悪(女)役であり、火曜サスペンス劇場では最多犯人役での出演を果たしている(ただし、時代劇やそれ以外のドラマでは悪役を演じることはほとんどない)。

最愛の実母が2005年に脳梗塞で倒れて要介護5の認定を受けてから2016年11月に亡くなるまでの11年間は生活の全てが母親の介護に明け暮れて女優業はほぼ休業状態に陥り仕事が激減してしまい、元々お嬢様女優でデビュー当時から高級ブランドの洋服などを買い漁るなどお金には全く不自由したことがなかったと藤本人も語っていたが、介護生活中には貯金も底をつきユニクロの服を買うのも高くて躊躇ってしまうなどお金に非常に苦労したという。『爆報! THE フライデー』の特集時にも母親の介護の様子などが紹介された。

出演[編集]

テレビドラマ[編集]

NHK[編集]

  • 葦舟(1979年8月3日、音楽ファンタジー)
  • 大河ドラマ
  • 男子の本懐 (1981年1月4日) - 井上準之助の妻 役
  • 愛・信じたく候 (1981年6月1日 - 26日、銀河テレビ小説) - 石川節子 役
  • 海峡 (1981年10月11日 - 11月08日、ドラマ人間模様) - 国丹道子 役
  • 芙蓉の人 (1982年4月1日・2日、少年ドラマシリーズ) - 野中千代子 役
  • 立花登・青春手控え 第3話「返り花」 (1982年4月28日) - 小沼登和 役
  • 噂になった女たち 第1回「幻の花」(1982年10月16日) - 白川薫 役
  • 連続テレビ小説
  • 玉と砕けず (1987年3月21日) - 森茂 役
  • 約束の旅 (1987年5月4日) - 秋山津留 役
  • 逃亡者 (1988年12月10日)
  • 幸福な市民 (1989年11月4日)
  • モーツァルト終焉 (1991年12月09日 - 12日) - コンスタンツェ(声) 役
  • 腕におぼえあり (1992年4月10日 - 6月26日、金曜時代劇) - きよ江 役
  • 雲の上の青い空 (1997年3月31日 - 5月1日、ドラマ新銀河)
  • 繋がれた明日 (2006年3月4日 - 25日)
  • テンペスト(2011年7月17日 - 9月18日、BS時代劇) - 大勢頭部 役
  • プレミアムドラマBSプレミアム

日本テレビ系[編集]

TBS系[編集]

  • 文子とはつ (1977年10月3日 - 1978年3月31日、ポーラテレビ小説) - はつ 役
  • 青春の門 第2部(1977年12月7日 - 1978年5月31日)
  • Gメン'75 第171話 「太平洋大捜査網」(1978年9月2日)−ダオテイ・キム
  • 霧子この愛 (1978年11月6日 - 1979年2月23日) - 霧子 役
  • 源氏物語 (1980年1月3日、資生堂テレビスペシャル)
  • 曠野のアリア (1980年9月1日、日立スペシャル) - 庄司久子 役
  • 東芝日曜劇場
    • コスモス (1981年9月20日)
    • マイフェアねーちゃん (1987年1月18日)
  • 鞍馬天狗 (1981年12月13日 - 1982年3月21日)
  • ザ・サスペンス
  • あなた (1984年4月2日 - 9月28日、テレビ小説[1]) - 舞川苑子 役
  • 昭和ラプソディ (1985年2月23日・3月2日、日立テレビシティ
  • 疑惑の家族 (1988年10月12日 - 12月7日) - 冬木百合役
  • 織田信長(1989年1月1日) - まつ
  • こんな男と暮らしてみたい (1989年2月6日 - 9日、ドラマ23)
  • 見えない情事 (1989年8月26日、土曜ドラマスペシャル
  • HOTEL - 神保いずみ 役
    • HOTEL (1990年1月11日 - 3月22日)
    • HOTELスペシャル'93秋 (1993年9月30日)
    • HOTELスペシャル'94春 (1994年4月7日)
    • HOTEL (1995年4月13日 - 9月28日)
    • HOTELスペシャル'96 (1996年1月4日)
    • HOTELスペシャル'96冬 (1996年12月28日)
  • 月曜ドラマスペシャル
    • 時効を待つ女 -信州・蛍橋- (1990年8月13日)
    • 昭和のいのち (1998年8月10日)
    • 弁護士高見沢響子3 (2000年4月24日) - 里美 役
    • ミステリー作家桜田桃子の冒険1 (2000年9月11日) - 佐知恵 役
  • デザートはあなた 第4話 (1993年10月31日)
  • 月曜ミステリー劇場
    • 万引きGメン二階堂雪7・逃亡 (2001年10月8日)
    • ラストシーン (2003年11月17日) - 山田キヌ子 役
    • 京都華道家元殺人事件 (2005年10月24日) - 華形亜希子 役
  • 隣の女〜幽霊屋敷の殺人事件!? (2006年9月29日、特選ミステリー劇場)
  • 水戸黄門 第37部 第7話 (2007年5月21日) - おきぬ役
  • 京都殺人授業 第一講座 (2013年2月18日、月曜ゴールデン) - 園田圭子 役
  • 月曜名作劇場
  • コック警部の晩餐会(2016年10月 -) - 一条千鶴 役

フジテレビ[編集]

  • 飢餓海峡(1978年9月2日 - 10月21日) - 杉戸八重 役
  • 家族サーカス (1979年4月7日 - 6月30日) - 北島木枝子 役
  • 江戸の激斗 第16話 (1979年) - おさん 役
  • 銭形平次 第728話 (1980年7月23日)
  • 氷山のごとく (1980年10月11日 - 1981年3月28日)
  • 大奥 第6話・第7話(1983年) - お蘭
  • 流れ星佐吉 第3話 (1984年4月17日)
  • 松本清張サスペンス・隠花の飾り記念に…」(1986年5月5日) - 福井滝子 役
  • アカベ・伝説の島 (1986年12月15日、西村京太郎サスペンス)
  • 京都サスペンス
    • 朽の中に藤の花を (1987年11月16日)
    • 妻たちのパスポート (1988年10月17日)
    • 夕顔の寺殺人事件 (1989年10月30日)
  • 沈黙 (1988年3月14日、女性作家サスペンス) - 亜矢 役
  • 三年目の疑惑 (1988年6月27日、乱歩賞作家サスペンス)
  • いたずら電話をする女 (1988年11月12日、土曜ドラマスペシャル)
  • 人形と暮らす女 (1989年7月24日、現代神秘サスペンス
  • 大岡政談・魔像 (1989年12月27日、年末時代劇スペシャル)
  • 神谷玄次郎捕物控 (1990年6月20日 - 9月19日) - お津世 役
  • 死導標 (1990年8月6日、 森村誠一サスペンス)
  • 伊豆大島 霧の夜 (1991年5月20日、旅情サスペンス)
  • 初恋の殺人者 (1991年7月26日、金曜ドラマシアター)
  • 世にも奇妙な物語
    • そこではお静かに (1991年11月21日) - 相沢より子 役
    • リフレクション (1992年6月4日)
  • 恐怖配達人シリーズ1・指輪 (1992年1月13日、小池真理子サスペンス)
  • 恐怖配達人シリーズ・団地 (1992年2月17日、小池真理子サスペンス)
  • 喪服を着る女 (1993年7月26日、サスペンス・魔)
  • 金曜エンタテイメント
  • 金曜プレステージ
  • 痛快TV スカッとジャパン
    • 《こんな女は嫌われる》「図々しい借りパク女」(2018年10月29日)
    • 《商店街の貴公子スカッと①》「薬局の貴公子」(2019年4月15日)
    • 《スーパーの迷惑客》「日用品を買い占めるサイテー女」(2020年6月15日)

テレビ朝日[編集]

テレビ東京系[編集]

  • 華麗なる殺意 (?年)
  • 風雲江戸城 (1987年1月2日)
  • 忍びよる殺意 (1992年2月3日、月曜・女のサスペンス)
  • 刑事追う! 第2話 (1996年4月15日)
  • 編笠十兵衛 (1997年1月6日 - 3月24日) - 月森静江 役
  • 松本清張特別企画・わるいやつら (2001年4月8日、女と愛とミステリー) - 寺島トヨ美 役
  • ミヤコ蝶々物語 (2002年1月7日、テレビ大阪開局20周年ドラマ)
  • 忠臣蔵 決断の時 (2003年1月2日、新春ワイド時代劇)
  • 京都迷宮案内5 第5話「もう一つの時効! 汚名を着せられた女!!」 (2003年2月6日)
  • 十年〜妻が夫を裏切った日 (2003年1月25日、女と愛とミステリー)
  • 寝台特急8分停車 (2004年8月15日、女と愛とミステリー)
  • 京女刑事真行寺メイ2 (2004年3月6日、女と愛とミステリー)
  • 湯けむりドクター華岡万里子の温泉事件簿2 (2006年12月17日、女と愛とミステリー)
  • 芸者小春姐さん奮闘記4 (2007年5月12日、BSミステリー)
  • ドクターハート 薮田公介の事件カルテ2 (2016年1月13日、水曜ミステリー9) - 鳥山絹恵 役
  • 特命刑事 カクホの女2 第4話(2019年11月15日) - 永井恵実 役

LaLa TV[編集]

映画[編集]

舞台[編集]

  • 『ファースト ドラマチック コンサート 浪漫幻夢』(1981年4月30日 日本青年館)
  • ガラスの仮面』(1988年 演出:坂東玉三郎 姫川亜弓 役)
  • 『三島由紀夫近代能楽集・道成寺』(演出:芥川比呂志 国立劇場)
  • ロミオとジュリエット』(演出:蜷川幸雄 帝国劇場)
  • アマデウス』(演出:ジャイルズ・ブロッグ サンシャイン劇場 他)
  • 『テレーズラカン』(演出:デヴィット・ルヴォー ベニサンピット)
  • 『恋ぶみ屋一葉』
  • 『テンペスト』
  • 『五瓣の椿』(演出:山田和也 明治座 おその 役)
  • 『花迷宮』(演出:栗山民也 帝国劇場)
  • 『松竹音楽劇「火の鳥」』(1994年)
  • 濹東綺譚
  • 『四谷怪談』(演出:蜷川幸雄 シアターコクーン)
  • 『プワゾンの匂う女』(演出:鈴木ひがし 芸術座)
  • 『ガス燈』(2005年3月11日 - 20日 演出:西川信廣)
  • 劇団朋友公演 『真砂女』(2010年 俳優座劇場 他 鈴木真砂女 役)
  • ユーミン×帝劇 vol.2 『あなたがいたから私がいた』(2014年 演出:松任谷正隆 帝国劇場)

テレビアニメ[編集]

ラジオ[編集]

その他のテレビ番組[編集]

  • グラスハウス80 (1982年、テレビ東京) - 「薔薇」「花がたみ」「花まみれのおまえ」「真利子 うらみうた」「それがどうしたの」「どんな春が」
  • 京都・国宝浪漫(2015年 - 、BS11KBS京都) - ナレーター

CM[編集]

ディスコグラフィー[編集]

シングル[編集]

発売日 タイトル
収録曲
規格品番
1st 1979年6月21日 EP:GK-8078
2nd 1980年1月10日 EP:GK-8091
3rd 1980年5月21日 EP:GK-8104
4th 1981年3月25日 EP:CE-4
5th 1981年10月25日 EP:CE-12
6th 1983年4月21日 EP:CE-29
7th 1983年10月21日 EP:CE-35
8th 1984年3月21日 EP:CE-42

オリジナル・アルバム[編集]

発売日 タイトル
収録曲
規格品番
1st 1979年6月21日 LP:SKS1028 CD:CRCD5141
2nd 1981年3月25日 LP:CI-2 CD:TECH-25381
3rd 1982年1月25日 LP:CI-10 CD:TECH-25382
4th 1983年5月21日 LP:CI-13 CD:TECH-25383
5th 1984年8月5日 LP:CI-21 CD:TECH-25384

作詞[編集]

著書[編集]

  • 『ママを殺した』(幻冬舎・2017年11月9日)

脚注[編集]

  1. ^ 旧・ポーラテレビ小説。ポーラがスポンサーから降板後の最初の作品。

外部リンク[編集]