弁護士・朝日岳之助

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弁護士 朝日岳之助
ジャンル テレビドラマ
放送時間 火曜日21:02 - 22:54(112分)
放送期間 1989年10月17日 - 2005年5月10日(23回)
放送国 日本の旗 日本
制作局 日本テレビ
企画 小坂敬
長富忠裕
酒井浩至
監督 藤井克彦
田中登
一倉治雄
前田陽一
杉村六郎
原作 姉小路祐
脚本 中島玲子
峯尾基三
プロデューサー 田中芳樹(日本テレビ)
大塚恭司(日本テレビ)
服部比佐夫(日本テレビ)
西牟田知夫(日本テレビ)
大野哲哉(日本テレビ)
平松弘至(国際放映)
出演者 小林桂樹
薬丸裕英
黒田福美
エンディング 火曜サスペンス劇場」と同じ
外部リンク 火曜サスペンス劇場
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弁護士 朝日岳之助』(べんごし あさひたけのすけ)は、日本テレビ系の2時間ドラマ火曜サスペンス劇場」(毎週火曜日21:02 - 22:54)で1989年から2005年まで放送されたテレビドラマシリーズ。全23回。原作は姉小路祐。主演は小林桂樹

キャスト[編集]

朝日家[編集]

朝日岳之助
演 - 小林桂樹
弁護士。自ら設立した朝日法律事務所の所長でもある。九州・熊本出身なので、時々なまりが出る。その仕事ぶりは花木からは慕われている。家族は妻を亡くし、息子である達也と二人暮らしをしており、赤飯(達也の司法試験合格)を長らく待ち侘びていた。第13作で、亡くなった姉に頼まれ、親代わりをしていた周平が事務所に働く事になり、頭痛の種が増える事に。好物は辛子明太子。原作では元国鉄職員で国鉄労働組合の役員を勤めた経歴を持つ。スト権ストに絡む事件で無実の罪で起訴された組合仲間を救うべく国鉄を退職して弁護士を志して見事に司法試験に合格したが司法修習中にその仲間が死亡して弁護が出来なかった悔しさから冤罪事件に情熱を燃やす[1]。その為か事件は殆どが刑事事件で収入の多い民事事件はやっておらず、事務所の台所事情を心配している達也や周平を度々困らせている。原作でも古い小さな木造住宅を自宅兼事務所にしていることや身なりもそれ相応に貧相な暮らしであることが強調されている。この他、自らが見抜いて犯行を認めた真犯人に対して(近く行われるであろう刑事裁判で)弁護人を引き受ける事を約束するシーンや投げやりな態度の被疑者や誠意ある弁護活動をしない他の弁護士に対して感情を露わにするシーンもある
朝日達也
演 - 薬丸裕英(第1作 - 第12作)
岳之助の息子(原作では甥)。第1作では大学生であった。弁護士を目指し,司法試験を何回も受けるも合格できず、岳之助を困らせ、花木にはその事を突っ込まれる。岳之助の助手として、いつも働いている。節目である10回目の司法試験に落ちたショックで、自分探しの旅でロサンゼルスへ行ってしまう(第13作冒頭より)。
朝日周平
演 - 林泰文(第13作 - 第23作)
岳之助の甥。尾道で、「山陽日日新聞」の新聞記者をしていたが、ある事件に関わったのが原因で整理部へ異動になった事をきっかけに辞職し、岳之助の事務所に調査員として働く(第13作)。「叔父さん」を連呼するのが癖で岳之助から「落ち着け」と窘められる。

その他[編集]

花木理恵
演 - 黒田福美(第2話 - 第16作)
岳之助とは対立する側の検事だったが、第7作で弁護側の証言台に立ってしまったことで検事を辞め弁護士に転身。以降、岳之助の右腕的存在に。経緯の描写は無いが、第16作冒頭では朝日法律事務所から独立し「花木法律事務所」を開設していた。原作では第7作と違う理由で検事を辞職したり辞職後、弁護士登録をせず無職の状態で達也と共に岳之助の助手を務めるシーンが描かれている。
兵藤圭太郎
演 - 榎木孝明(第16作 - 第23作)
岳之助とは対立する側の弁護士だったが、花木と入れ替わる形で岳之助の事務所で働くことになる。
栗原朋子
演 - 柴田理恵(第19話 - 第23作)
事務員。

ゲスト[編集]

第1作(1989年) 「真実の合奏」
第2作(1990年) 「有罪率99%の壁」
第3作(1991年) 「殺意の法廷」
第4作(1992年) 「考古学教室の殺人」
第5作(1993年) 「贅沢すぎる殺人」
第6作(1995年) 「顔の見えない殺人者」
第7作(1996年) 「逆転証人」
第8作(1996年) 「ぼくは殺ってない」
  • 山添節子(花木の高校時代の同窓生) - 根岸季衣
  • 山添倫三郎(節子の夫) - 深水三章
  • 山添伸彦(節子の息子)- 小林正善
  • 大下政行(城道中学PTA会長)- 浜田光夫
  • 大下日出男(伸彦の同級生) - 多賀基史
  • 北島哲夫(城道中学体育教師) - 宮崎達也
  • 沢村(岐阜地検検事) - 清水章吾
  • 野口(北島の同僚教師) - 熊谷美香
第9作(1997年) 「プラス「一」の悲劇」
  • 吉沢幸一郎(西尾クッキングスクールの顧問弁護士・花木の元上司) - 白竜
  • 三村周平(西尾クッキングスクールの経理担当) - ベンガル
  • 三村千晶(周平の娘) - 久我陽子
  • 三村奈津子(周平の妻) - 日向明子
  • 西尾信雄(西尾クッキングスクール副理事長) - 草見潤平
  • 望月晃一(ゴルフのレッスンプロ) - 日野陽仁
  • 前島映子(クラブ「パラダイス」のママ) - 朝比奈順子
  • 野口佐和子(西尾謙助の愛人の娘) - つちだりか
  • 検事 - 坂西良太
  • 杏子(元「パラダイス」のホステス) - 麻生侑里
  • (「パラダイス」のマネージャー) - 斉藤暁
第10作(1997年) 「刑法第一三四条」
第11作(1998年) 「笑わせても殺さない」
第12作(1999年) 「殺意のささやき」
第13作(1999年) 「温情捜査」
第14作(1999年) 「再審」
第15作(2000年) 「北上川殺人暮色」
  • 宮原有紀子(石巻漁港勤め) - 伊藤蘭
  • 宮原功一(有紀子の夫・仲買人) - 永島敏行
  • 宮原健太(有紀子の息子) - 山辺悠太
  • 三上紀雄(有紀子の弟・マリンショップ経営) - 斉藤陽一郎
  • 三上正太郎(紀雄の父・網漁船「三光丸」元船長・故人) - 市原清彦
  • 坂崎史朗(ベンチャービジネス) - 山田辰夫
  • 本橋一己(マリンショップを紀雄と共同経営) - 緒形幹太
  • 渡部信也(警備員・元海上保安庁職員) - 草見潤平
第16作(2001年) 「緊急発砲」
第17作(2002年) 「開かずの扉」
第18作(2003年) 「逃亡」
第19作(2003年) 「死亡時刻の罠」
第20作(2003年) 「墜ちた向日葵」
第21作(2004年) 「空白の時間」
第22作(2004年) 「死者の人権」
第23作(2005年) 「声なき声」

スタッフ[編集]

放送日程[編集]

話数 放送日 サブタイトル 脚本 監督 視聴率
1 1989年10月17日 真実の合奏 中島玲子 藤井克彦
2 1990年05月29日 有罪率99%の壁〜逆転判決に賭けた叫び〜 峯尾基三 20.8%
3 1991年10月22日 殺意の法廷 前田陽一 13.9%
4 1992年08月11日 考古学教室の殺人 藤井克彦 15.5%
5 1993年12月21日 贅沢すぎる殺人〜悲しき外国人労働者、豊かすぎる国ニッポン〜 19.1%
6 1995年01月10日 顔の見えない殺人者〜凶悪少年の無罪を叫ぶセーラー服の依頼人〜 田中登 18.5%
7 1996年01月16日 逆転証人〜殺人現場を移動させた女、3年の嘘を暴く3センチのズレ〜 17.0%
8 7月16日 ぼくは殺ってない〜父は子を殺人犯と疑い、子は父だと確信した〜
9 1997年03月04日 プラス「一」の悲劇〜人生を金で売る二億円の男と一千万円の男〜 18.2%
10 7月08日 刑法第一三四条〜弁護人は業務上知った秘密を漏らしてはならない〜 一倉治雄 16.6%
11 1998年02月17日 笑わせても殺さない〜100%クロでも相棒を信じる漫才師の友情〜 杉村六郎 16.8%
12 1999年01月26日 殺意のささやき〜殺人を認めて自首したはずの女が逃亡―犯行時間20分の誤差〜 一倉治雄 19.0%
13 7月13日 温情捜査〜尾道水道に流れこんだ浮遊死体の首に二重の圧迫痕が〜 田中登 19.3%
14 12月28日 再審〜ビデオと傘が証明した6年目の真実〜 15.8%
15 2000年09月19日 北上川殺人暮色〜妻を狂わす鉄パイプの血痕のズレ、海難事故の真相は金の成る木〜 11.2%
16 2001年07月10日 緊急発砲〜通り魔に殺された深紅の花嫁! 匿名通報者が震えた威嚇射撃90度のズレ〜 15.6%
17 2002年08月27日 開かずの扉〜妻の遺骨に祈るウソ―痴漢容疑から解放された男の15年前の遺留指紋〜 12.3%
18 2003年02月18日 逃亡〜よさこい祭りを血で染めた無実の叫び〜 20.2%
19 5月20日 死亡時刻の罠 18.5%
20 9月09日 墜ちた向日葵 16.4%
21 2004年02月10日 空白の時間 15.9%
22 12月14日 死者の人権〜サボテンの培養士が明かす殺人現場の先客―冤罪を叫んだ死者の日記〜 14.4%
23 2005年05月10日 声なき声〜娘の命日に父が裁いた冤罪 被害者人権派女弁護士が背負う2つの十字架〜

※視聴率はビデオリサーチ社調べによる関東地区のもの

脚注[編集]

  1. ^ 原作では作品により「仲間の死亡後に司法試験に合格した」とされているものがあり一定していない

外部リンク[編集]