臨場 (テレビドラマ)

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臨場 > 臨場 (テレビドラマ)
臨場
ジャンル 刑事ドラマ
放送国 日本の旗 日本
制作局 テレビ朝日
監督 橋本一 他
原作 横山秀夫
脚本 坂田義和 他
出演者 内野聖陽
松下由樹
渡辺大
高嶋政伸
音声 ステレオ放送
字幕 文字多重放送
第一章
放送時間 水曜21:00 - 21:54(54分)
放送期間 2009年4月15日 - 6月24日(10回)
プロデューサー 佐藤凉一(第一章 - )
目黒正之(第一章 - )
横塚孝弘(第一章 - )
エンディング 吉川清之作曲
続章
放送時間 水曜21:00 - 21:54(54分)
放送期間 2010年4月7日 - 6月23日(11回)
出演者 平山浩行
エンディング 平原綾香威風堂々

特記事項:
2009年6月10日は、2010 FIFAワールドカップ・アジア最終予選・日本×カタール戦中継のため休止。
第1シリーズ第9話は、2010 FIFAワールドカップ・アジア地区最終予選・オーストラリア×日本戦中継のため、30分遅延の21:30 - 22:24に放送された。
2010年5月5日は、『そうだったのか!池上彰の学べるニュース』3時間SP放送のため休止。
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臨場』(りんじょう)は、横山秀夫の『臨場』を原作とし、テレビ朝日によって製作された日本の実写映像化作品シリーズ。主演は内野聖陽

第一章[1]は、2009年4月15日から6月24日まで毎週水曜日21:00 - 21:54に、テレビ朝日系の「水曜21時」枠で放送された。当初は単発シリーズの予定だったが、大好評だったため続章の制作[2][3]が決定した。2010年4月7日から6月23日まで放送された続章は、単行本未収録の作品と原作をベースにしたオリジナル脚本で製作されている。また、続章では同ドラマ枠の作品では初めて、映画フィルム調の画質にした映像が全編で使われている[注 1]。尚、第一章のクランクインに先立ち警察監修を務めた飯田裕久の指導の下、死体役の俳優を仕込んだ第1話のセットを使った模擬検視が4時間にわたって行われた。

続章の平均視聴率17.6%[4]は2010年の民放の連続ドラマとしてはトップとなった。また、2010年の連続ドラマでは、NHKも含めて唯一、全放送回が16%以上を記録した。

第一章のキャッチコピーは「お前の人生、根こそぎ拾ってやる」。

続章のキャッチコピーは「あの「臨場」が、倉石が帰ってくる」。

2012年6月30日には映画『臨場 劇場版』(配給・東映)も公開した。

キャスト[編集]

倉石班 / 警視庁刑事部捜査一課 / 警視庁 / 警察関係者の家族 / 新日新聞記者クラブ / その他 / ゲスト

警視庁刑事部鑑識課 倉石班[編集]

倉石 義男〈45 → 46〉
演 - 内野聖陽
刑事部鑑識課検視官で、同課の倉石班班長。階級は警視
18年前の通り魔事件により妻の雪絵を亡くしている。雪絵の死後は彼女の趣味を受け継ぎ、自宅やデスクで多くの植物や花を育てている。また、家庭菜園で採れた朝摘みの野菜を現場に持ち込んだり、文や「かくれんぼ」に差し入れしている。さらに続章では2匹の金魚[注 2]の面倒を見ている。
歯に衣着せぬ言葉で上司にも平気で盾を突き、組織には馴染まぬ性格だが、死体の目利きにかけては他の追随を許さない敏腕検視官である。検視に関しては『死者の人生を、根こそぎ拾ってやる』ことを信条とする。同僚の小坂・一ノ瀬・永嶋にも検視官の心得として事ある毎に言っており、根こそぎ拾うことを私情で拒んだり、まだ拾いきれていなかったりする同僚を厳しく叱責することもしばしばある。見立てには絶対的な自信を持っており、捜査一課の意見が自分と異なると「俺のとは、違うなあ」と言って意見を否定する。それゆえに態度はやや傲慢。ただ、第一章第8話の様にわざと見立てを外すこともある。
口癖は『拾えるものは、根こそぎ拾ってやれ』。
捜査一課管理官・立原とは、警察学校からの同期。
小坂 留美〈38 → 39〉
演 - 松下由樹
刑事部鑑識課検視補助官(階級は巡査部長) → 刑事部鑑識課検視官心得(階級は警部補)。
本作のヒロイン。検視補助官時代は検視官専用車の運転手を務めていた。鑑識課に配属される前は交通機動隊白バイ隊員だった。鑑識課へ配属されてからは倉石を尊敬し、彼のような検視官を目指している。そのためには体力を付けることが必要と思い込み、ダンベルで身体を鍛えている。
一ノ瀬の異動に伴い、続章第6話で検視官心得(警部補)に昇進。検視補助官として新たに配属された永嶋の教育係も務めている。
永嶋 武文〈31〉
演 - 平山浩行(続章第3話 - )
世田谷南警察署地域課(続章第3話) → 刑事部鑑識課検視補助官(階級は巡査長・続章第6話 - )。
小学生の時に母親を病気で亡くし、大学教授だった父親・善三は16年前に殺害された[注 3]
10代の頃は有名なチーマーだったが、父を殺した犯人を逮捕するべく警察官になった。しかし『改心組』[注 4]と揶揄され、様々な部署を転々とするうちに事件は時効を迎え、仕事に対する情熱も失いかけていた。鑑識経験も全くない彼が、一ノ瀬の代わりに続章第6話で交番勤務[注 5]から鑑識課に着任できた理由は、彼の現状を知った倉石が独断で彼を引き抜いたからである。鑑識課着任後は、小坂に代わって検視官専用車の運転手を務めている。
矢木
演 - 八巻博史[5]
ライト係。
尾形
演 - おのさなえ[6]
検視官付きカメラマン。

警視庁刑事部捜査一課[編集]

一ノ瀬 和之〈32 → 33〉
演 - 渡辺大
刑事部鑑識課検視官心得(第一章第1話 - 続章第5話) → 刑事部捜査一課の刑事(階級は警部補・続章第5話 - )。
一流大学卒の準キャリアで同年代の警官のなかでは出世が早く、初登場時は検視官心得として赴任してから半年という設定だった。立原に将来を見込まれて鑑識課に配属される前は、警視庁東上野警察署刑事課強行犯[注 6]捜査係に所属していた(階級は巡査部長。第一章第2話で登場する名刺から判明している)。それゆえか、立原を尊敬する一方で、彼とは対照的な倉石に反抗することが多い。鑑識課は腰かけで長居するつもりがなかったが、倉石と関わることによって徐々に人間的に変化が生じていく。
立原からの誘いを受け、続章第5話で捜査一課に異動。
坂東 治久〈52 → 53〉
演 - 隆大介
刑事部捜査一課の主任刑事。階級は警部補。立原の部下。
倉石の横柄な言動にキレたり、時には上司である立原にすら怒りを剥き出しにするなど、非常に激昂し易い性格の持ち主。一ノ瀬の捜査一課着任後は彼の教育係となっている。捜査会議の時は眼鏡をかけている。
江川 康平〈31 → 32〉
演 - 辻谷嘉真
刑事部捜査一課の刑事。立原の部下。キレた坂東の抑え役。
千原
演 - 津阪雄一[7]
刑事部捜査一課の刑事。
立原 真澄〈45 → 46〉
演 - 高嶋政伸
刑事部捜査一課管理官。階級は警視。
同期の倉石とは捜査方針を巡ってしょっちゅう対立するが、お互いの実力は認め合っている。
18年前、雪絵が殺害された通り魔事件の捜査で陣頭指揮を執っていたが、小松崎から昇任の推薦を受け、試験を優先させるために途中で捜査から外れた。倉石に犯人の逮捕を誓いながらも、その後に事件が時効を迎え、事件を解決することができなかったことから、倉石に対し負い目を感じている[注 7]
続章では上司の五代と倉石の板ばさみになることもあるが、時には倉石の見立てを信じ、五代に意見している。

警視庁[編集]

小松崎 周一〈60〉
演 - 伊武雅刀(第一章第1話 - 第9話)
警視庁刑事部長。階級は警視監
3歳の時に小松崎家の養子となる。毎日のように本庁の食堂で食べているカレーライスが大好物だが、それは幼い頃に生き別れた実母[注 8]との唯一の思い出につながるものだった。
第一章第9話で定年を迎え退官。
五代 恵一〈50〉
演 - 益岡徹(続章第1話 - )
警視庁刑事部長。小松崎の後任の警視監。
城南大学第28期卒業生で、大学3年の時に父親を亡くしている(続章第9話より)。自ら事件現場に赴き、初動捜査の指揮を執ることもある。問題ばかり起こす倉石に「一度でも見立て違いをしたら切る」、更には「(改心組の)永嶋が何か問題を起こした時は責任を取ってもらう」と伝えている。
庁舎内の理髪店でしょっちゅう髭を剃らせており、その最中に立原や倉石の報告を聞くことが多い。
福園 盛人
演 - 草川祐馬(第一章第2話・第9話 / 続章第6話)
警視庁三鷹南警察署(第一章第2話) → 警視庁青梅警察署(第一章第9話)。
刑事。
谷本 正博
演 - 螢雪次朗(続章第1話・第2話・第10話・最終話)
北赤羽警察署赤羽第二交番の警察官。元鑑識課員。

警察関係者の家族[編集]

早坂 真里子〈38 → 39〉
演 - 伊藤裕子
倉石の義妹(雪絵の妹)。バー「かくれんぼ」のママ。
倉石 雪絵
演 - 京野ことみ
倉石の亡妻。ガーデニングが趣味。18年前に起きた通り魔事件で殺害された。
谷本 絵梨華
演 - 金澤美穂(続章第1話・第2話・第10話・最終話)
谷本正博の娘。
内藤 佳苗
演 - 水木薫(続章第1話・第2話)
谷本正博の妹。
永嶋 善三
演 - 並樹史朗(続章第10話・最終話)
永嶋の父。日東大学の元教授。16年前に刺殺された。

新日新聞記者クラブ[編集]

花園 愛〈26〉
演 - 金子さやか(第一章)
新日新聞社会部の契約社員で、警視庁詰め記者。最終話で本社への異動が決まった。
赤塚 渉〈47〉
演 - 橋爪淳(第一章第1話 - 第4話)
新日新聞社会部デスクで、警視庁詰めキャップ。第一章第4話で起きた事件で逮捕された。

その他[編集]

西田 守〈60 → 61〉
演 - 小林勝也
城南医科大学法医学教室教授。「かくれんぼ」がお気に入りで、倉石とは気が合う。
矢野間 文〈58〉
演 - 松金よね子(第一章)
クリーニング店「勉強堂」の店主。マッサージが上手。

ゲスト[編集]

第一章 / 続章

第一章(2009年)[編集]

第1話 「鉢植えの女」
第2話 「赤い名刺」
第3話 「真夜中の調書」
  • 深見 忠明(ホームレス) - 河西健司
  • 坂上 靖子(中華料理「味里香」店員) - 大塚良重
  • 北沢(科学捜査研究所技官) - 今井朋彦
  • 大越(警視庁江東砂町警察署地域課の警察官) - 笠兼三
  • 前田(警視庁江東砂町警察署の刑事) - 鍛冶直人
  • 坂上 勇作(靖子の息子) - 末野卓磨
  • 比良沢 富男(小学校教師) - 伊藤教人
  • 佐倉 鎮夫(警視庁江東砂町警察署の刑事) - 小野武彦
第4話 「眼前の密室」
第5話 「Mの殺人」
  • 早乙女 英雄(東京地検刑事部検察官) - 小木茂光
  • 大西 順三(NAGIプロダクションのチーフマネージャー) - 佐藤正宏
  • 十条 かおり(元アイドル歌手) - 小島可奈子
  • 松川 一弥(スポーツコメンテーター・元Jリーガー) - 友井雄亮
  • 木山 美保(フラワーデザイナー) - 村井美樹
  • 杉野 浩二(刑事) - 佐野元哉
  • 十条 光枝(かおりの母・居酒屋店主) - 新橋耐子
  • 藤瀬 奈緒子(目黒西中学校教師) - 星野光代
第6話 「罪つくり」
第7話 「ユズリハの家」
  • 宮坂 直樹(装飾品会社社員・元画廊経営) - 中村育二
  • 宮坂 義太郎(祥子の父・下半身不随) - 西沢利明
  • 宮坂 義樹(宮坂と祥子の息子・高校生) - 太賀
  • 矢野(谷中警察署の刑事) - 小浜正寛
  • 宮坂 祥子(宮坂の妻・元ヴァイオリニスト) - 藤真利子
第8話 「黒星」
第9話 「餞〜はなむけ」
最終話 「十七年蝉」

続章(2010年)[編集]

第1話 「封印・前編」
第2話 「封印・後編」
  • 戸張 玲子(戸張の元妻) - 辺見えみり(第1話のみ)
  • 奥寺 宣彦(北赤羽警察署赤羽第二交番の警察官) - 鈴木浩介
  • 戸張 慎二(会社員) - 松田洋治(第1話のみ)
  • 長谷川 隆志(自転車競技の元オリンピック候補) - 平山祐介(第1話のみ)
  • 堀田(刑事) - 内野智(第1話のみ)
  • 沢木(スーパー「ユニディ」の警備員) - 反田孝幸
  • 山岡 紀美代(長谷川の元妻) - 押元奈緒子(第1話のみ)
  • 相沢(刑事) - 山下裕子
  • 柏木(北赤羽警察署赤羽第二交番の警察官) - 沢井正棋
  • 戸張 大樹(戸張と玲子の息子・故人) - 伊藤悠翔(第1話のみ)
第3話 「未来の花」
第4話 「似顔絵」
  • 三原 あゆみ(ホテルエンパイヤーのハウスキーパー) - 奥貫薫
  • 柳井 昌一郎(警視庁捜査二課管理官) - 川野太郎
  • 柳井 香奈恵(柳井の妻) - 宮本裕子
  • 中西 忠雄(上條代議士の元第一秘書) - 吉野正弘
  • 中条 郁子(ホテルエンパイヤーのハウスキーパー) - 山本道子
第5話 「カウントダウン」
第6話 「濡れ衣」
第7話 「声」
第8話 「証言」
第9話 「傘」
第10話 「最終章・渾身〜前編」
最終話 「最終章・渾身〜後編」

スタッフ[編集]

放送日程[編集]

第一章[編集]

各話 放送日 サブタイトル 原作 脚本 監督 視聴率
第1話 2009年4月15日 鉢植えの女 鉢植えの女 坂田義和 橋本一 14.1%
第2話 4月22日 赤い名刺 赤い名刺 佐伯俊道 14.5%
第3話 4月29日 真夜中の調書 真夜中の調書 尾西兼一 猪原達三 12.8%
第4話 5月06日 眼前の密室 眼前の密室 岩下悠子 14.4%
第5話 5月13日 Mの殺人 黒星
(前半部)
坂田義和 伊藤寿浩 15.2%
第6話 5月20日 罪つくり 罪つくり 吉本昌弘 14.6%
第7話 5月27日 ユズリハの家 黒星
(後半部)
佐伯俊道 猪原達三 14.5%[10]
第8話 6月03日 黒星 黒星
(中盤部)
尾西兼一 15.6%
第9話 6月17日 餞〜はなむけ 坂田義和 橋本一 13.8%
最終話 6月24日 十七年蝉 オリジナル[注 11] 佐伯俊道 15.3%[11]
平均視聴率 14.5%[12](視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯)

続章[編集]

各話 放送日 サブタイトル 原作 脚本 監督 視聴率
第1話 2010年4月07日 封印・前編 オリジナル 坂田義和 橋本一 17.9%[13]
第2話 4月14日 封印・後編 18.6%
第3話 4月21日 未来の花 未来の花[注 12] 尾西兼一 藤岡浩二郎 16.7%[14]
第4話 4月28日 似顔絵 オリジナル 佐伯俊道 16.9%[15]
第5話 5月12日 カウントダウン カウント・ダウン 尾西兼一 橋本一 18.6%
第6話 5月19日 濡れ衣 オリジナル 坂田義和 17.0%
第7話 5月26日 尾西兼一 石川一郎 18.6%
第8話 6月02日 証言 オリジナル 吉本昌弘 17.2%
第9話 6月09日 尾西兼一 藤岡浩二郎 16.2%
第10話 6月16日 最終章・渾身〜前編 坂田義和 橋本一 18.6%
最終話 6月23日 最終章・渾身〜後編 17.0%
平均視聴率 17.6%[4](視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯)

原作との主な相違点[編集]

  • 倉石たちの所属する警察本部がL県警から警視庁に変更されている(そのため警視庁刑事部長の小松崎がノンキャリアであるなど、現実に即さない部分も出ている)。
  • 原作の倉石は52歳で若い頃に離婚しているが、ドラマでは45歳(第一章時点)で、妻・雪絵とは死別した設定に変更されている。また原作の倉石にはガーデニングや家庭菜園の趣味はない。
  • 原作では「赤い名刺」「鉢植えの女」に登場の一ノ瀬和之が、ドラマでは倉石の部下としてレギュラー出演。また、原作では41歳で既婚だが、ドラマでは32歳(第一章時点)・独身という設定に変更されている。
  • 原作では「黒星」のみに登場する交通企画課の婦警・小坂留美が、ドラマでは倉石の部下で鑑識課検視官心得でヒロインという設定でレギュラー出演し、年齢も31歳から39歳(続章時点)に変更されている。そのため第一章第8話で町井春枝と国広久乃が警視庁を退職したのが、原作での10年前から15年前に設定が変更されている。
  • 原作で「餞」のみに登場の小松崎周一がドラマではレギュラー出演(第一章)している。
  • 原作で「眼前の密室」のみに登場の花園愛が警視庁詰め記者としてレギュラー出演(第一章)している。
  • 「声」で梨緒の魅力に取り付かれていたのは原作では検事と検察事務官だったが、ドラマでは梨緒が勤める出版社の副編集長と梨緒に引き抜き話を持ちかけたライバルの出版社の編集長。梨緒をレイプしたのは原作では短大の講師だったが、ドラマでは母親の再婚相手。
  • 原作では「十七年蝉」のみに登場する調査官心得・永嶋武文が、ドラマでは倉石の部下で鑑識課検視補助官という設定でレギュラー出演し、年齢も33歳から31歳(続章時点)に変更されている。原作で永嶋が喪ったのは恋人の朱美だったが、ドラマで彼が喪ったのは父の善三。また、ドラマの永嶋に逮捕歴は一切ない。
  • 「ユズリハの家」の結末が異なる。
テレビ朝日 水曜21時枠刑事ドラマ
前番組 番組名 次番組
相棒(Season 7)
(2008.10.22 - 2009.3.18)
臨場(第1シリーズ)
(2009.4.15 - 2009.6.24)
新・警視庁捜査一課9係(Season1)
(2009.7.1 - 2009.9.16)
相棒(Season 8)
(2009.10.14 - 2010.3.10)
臨場(第2シリーズ)
(2010.4.7 - 2010.6.23)
新・警視庁捜査一課9係(Season2)
(2010.6.30 - 2010.9.15)

映画[編集]

臨場 劇場版
監督 橋本一
脚本 尾西兼一
原作 横山秀夫
出演者 内野聖陽
音楽 吉川清之
撮影 栢野直樹
編集 北澤良雄
製作会社 「臨場 劇場版」製作委員会
配給 東映
公開 日本の旗 2012年6月30日
上映時間 129分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
興行収入 7億3000万円[16]
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臨場 劇場版』(りんじょう げきじょうばん)は、2012年6月30日公開[17]のテレビドラマの劇場版。監督は『探偵はBARにいる』の橋本一。テレビドラマのキャストが引き続き出演、主演は『あかね空』の内野聖陽。水曜21時台の刑事ドラマの映画化は『はぐれ刑事純情派』『相棒』に次いで3作品目で、映画本数では5本目となる。

クランクイン前には再度、倉科孝靖の指導による模擬検視が行われた。

キャッチコピーは「まだ、根こそぎ拾えてねぇ。想いを拾い尽くさない限り、終われない。」「物言わぬ、死者の声を聞く それが彼の使命」。

2012年6月10日に大阪・ミナミの路上で男女2人が刺殺された通り魔事件の影響を受け、予告編から通り魔殺人のシーンを削除するなどの配慮がされた[18]

全国254スクリーンで公開され、2012年6月30日、7月1日の初日2日間で興収1億4,553万7,900円、動員13万4,909人になり映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第3位となっている[19][20]

キャスト(映画)[編集]

警視庁刑事部鑑識課 倉石班
警視庁刑事部
神奈川県警察
通り魔事件の関係者
警察関係者の家族
  • 早坂真里子(倉石の義妹・バー「かくれんぼ」のママ) - 伊藤裕子
  • 倉石雪絵(倉石の亡妻) - 京野ことみ(写真)
  • 浦部翔太(浦部の息子・故人) - 外波山流太
その他
  • 西田守(城南医科大学法医学教室教授) - 小林勝也
  • 高村則夫(波多野の弁護士) - 菅原大吉
  • 加古川有三(波多野の精神鑑定を行った精神科医) - デビット伊東
  • 安永光子(安永の妻) - 魏涼子
  • 看護師 - 荘田由紀
  • 山下美奈子(横浜聖城会病院精神科医) - 市毛良枝
  • 安永泰三(横浜医大法医学教室教授・倉石の恩師) - 長塚京三

スタッフ(映画)[編集]

映像ソフト化[編集]

  • 2009年11月21日に第1シリーズ全10話を収録した「臨場 DVD-BOX」が東映ビデオより発売された。
  • 2010年10月21日に第2シリーズ全11話を収録した「臨場 続章 DVD-BOX」が東映ビデオより発売された。
  • 2012年12月7日に劇場版を収録した「臨場 劇場版 DVD」が東映ビデオより発売された。

注釈[編集]

  1. ^ 2016年6月現在、同枠のドラマで全編映画フィルム調の画質にした映像を使った作品は、本作が唯一である。
  2. ^ 1匹は続章第2話で、倉石がかつての上司だった谷本正博の娘・絵梨華に買い与え、その後彼女から譲り受けた。もう1匹は続章第7話の被害者・斎田梨緒が飼っていたものを引き取った。
  3. ^ この事件は倉石が検視官心得として初めて臨場し、根こそぎ拾えなかった唯一の事件。なお続章第1話で死亡した谷本正博も鑑識課員として臨場していた。
  4. ^ 犯罪者から改心して警察官になった者を指す差別用語の類。前科者と似た言葉ではあるが、逮捕歴や刑務所での服役経験が無いという点で異なる。
  5. ^ 続章第3話で、事件現場である内田家に世田谷南署の警官として出動している。
  6. ^ 殺人や強盗、誘拐などの凶悪犯罪を担当する係。
  7. ^ この事件は第一章最終話で、17年の時を経て真相が明らかになった。
  8. ^ 安田明代(演:佐々木すみ江〈第一章第9話〉)
  9. ^ a b 第一章第2話ではバーのピアニスト役で出演(さて、「臨場」旅立ちです。:アシスタント募集しようかな。 - 吉川清之のブログ「映像音楽作家はアーティストになれるのか?」2009年4月7日より)
  10. ^ 吉本は『ゴンゾウ 伝説の刑事』でも内野と共演(内野の部下役としてレギュラー出演)しており、本話中でそれを匂わせる内野のお遊び的な台詞が存在する。
  11. ^ 小説にも『十七年蝉』というタイトルの作品があるが、内容は無関係。
  12. ^ 原作とドラマでは、結末が異なる。

出典[編集]

  1. ^ 内野聖陽、連ドラ初の役どころに「なめんじゃねぇ」と感情移入”. ORICON STYLE (2009年4月9日). 2015年12月12日閲覧。
  2. ^ 内野聖陽、きゅうり片手に“肉体とユーモア”注入を宣言 ~ドラマ『臨場』第2弾会見”. ORICON STYLE (2010年4月4日). 2015年12月12日閲覧。
  3. ^ ドラマ「臨場」の第2弾がスタート!内野聖陽がうっとうしい男を熱演!?”. Smartザテレビジョン (2010年4月7日). 2015年4月30日閲覧。
  4. ^ a b 映画『臨場』衝撃の長編予告動画解禁 柄本佑が無差別通り魔を怪演”. ORICON STYLE (2012年5月26日). 2015年12月12日閲覧。
  5. ^ 臨場スタート - 八巻博史ブログ 2010年4月7日
  6. ^ a b 『臨場 劇場版』撮影にて - おのさなえブログ 2012年1月13日
  7. ^ 津阪雄一 - フジアクターズシネマ
  8. ^ プロフィール - 夢工房
  9. ^ 威風堂々/JOYFUL,JOYFUL”. ORICON STYLE. 2016年1月2日閲覧。
  10. ^ “日本代表、試合には勝ったけど、視聴率は…”. スポニチ Sponichi Annex. (2009年5月28日). http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2009/05/28/kiji/K20090528Z00000390.html 2015年12月12日閲覧。 
  11. ^ “臨場・最終回“神ワザ”には勝てず”. スポニチ Sponichi Annex. (2009年6月25日). http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2009/06/25/kiji/K20090625Z00000350.html 2015年12月12日閲覧。 
  12. ^ 『相棒』後番組は『JIN』坂本龍馬役で新境地見せた内野聖陽主演の『臨場』続編”. ORICON STYLE (2010年2月9日). 2015年12月12日閲覧。
  13. ^ 内野聖陽主演ドラマ『臨場』続編、視聴率17.9%でスタート”. ORICON STYLE (2010年4月8日). 2015年12月12日閲覧。
  14. ^ “イ・ビョンホン てごわかった内野聖陽、松雪泰子”. スポニチ Sponichi Annex. (2010年4月22日). http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2010/04/22/kiji/K20100422Z00000480.html 2015年12月12日閲覧。 
  15. ^ “無償の愛とは…松雪「Mother」じわり12.8%”. スポニチ Sponichi Annex. (2010年4月30日). http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2010/04/30/kiji/K20100430Z00000260.html 2015年12月12日閲覧。 
  16. ^ キネマ旬報」2013年2月下旬決算特別号 210頁
  17. ^ 内野聖陽主演『臨場』 映画化決定! 昨年“民放連ドラ平均視聴率”首位作が銀幕へ”. ORICON STYLE (2011年12月26日). 2015年8月27日閲覧。
  18. ^ 『臨場 劇場版』大阪通り魔事件受けテレビスポットから通り魔事件シーンをカット”. シネマトゥデイ (2012年6月13日). 2015年4月30日閲覧。
  19. ^ 『アメイジング・スパイダーマン』が初登場トップ!『臨場』は大人の女性から支持集め3位スタート!”. シネマトゥデイ (2012年7月3日). 2012年7月3日閲覧。
  20. ^ 内野聖陽、松下由樹に感謝!菩薩のような存在”. シネマトゥデイ (2012年7月29日). 2015年4月30日閲覧。
  21. ^ プロフィール - オフィス松田
  22. ^ プロフィール - タンバリンアーティスツ

外部リンク[編集]