木村拓哉

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木村拓哉
生年月日 (1972-11-13) 1972年11月13日(44歳)
出生地 日本の旗 日本東京都
身長 176 cm[1][2]
血液型 O型
職業 俳優歌手声優タレント
ジャンル 映画テレビドラマCM舞台バラエティ番組
活動期間 1987年 - 現在
配偶者 工藤静香2000年 - 現在)
事務所 ジャニーズ事務所[3]
公式サイト Johnny's net > 木村拓哉
主な作品
テレビドラマ
あすなろ白書
若者のすべて
人生は上々だ
ロングバケーション
協奏曲
ラブジェネレーション
ギフト
織田信長 天下を取ったバカ
眠れる森
ビューティフルライフ
HERO
空から降る一億の星
GOOD LUCK!!
プライド
エンジン
華麗なる一族
CHANGE
MR.BRAIN
月の恋人〜Moon Lovers〜
南極大陸
PRICELESS〜あるわけねぇだろ、んなもん!〜
安堂ロイド〜A.I. knows LOVE?〜
アイムホーム
A LIFE〜愛しき人〜
映画
シュート!
2046
ハウルの動く城
武士の一分
HERO
REDLINE
SPACE BATTLESHIP ヤマト
無限の住人
検察側の罪人
備考
SMAPの全活動期のメンバー

木村拓哉(きむら たくや[3]1972年11月13日[3] - )は、日本俳優歌手タレント声優であり、男性アイドルグループSMAPの全活動期(1988年 - 2016年)のメンバーである。「キムタク」の愛称が報道などで使われている[4]

東京都出身[3]ジャニーズ事務所所属[3]歌手工藤静香で、2児のである[5]

略歴[編集]

1987年11月ジャニーズ事務所に入所。1991年9月9日中居正広稲垣吾郎森且行草彅剛香取慎吾とともに、男性アイドルグループSMAPメンバーとしてデビュー[5]、『Can't Stop!! -LOVING-』でCDデビュー[6]

1994年には映画シュート!』に出演し石原裕次郎新人賞を受賞[5]。その後、数々のテレビドラマ、映画に出演。フジテレビの看板ドラマ枠である月9で10回主演し、最多主演記録を持つ(2017年時点)[7]

2000年歌手工藤静香結婚[5]

2008年には『anan』の好きな男ランキングで15年連続の1位を獲得した[8]

2016年8月14日、所属事務所であるジャニーズ事務所が同年限りでのSMAP解散を発表。さらに解散後はメンバー5人ともジャニーズ事務所に籍を残し個人活動していく予定であることも発表された。木村自身も8月19日放送の自身のラジオ番組『木村拓哉のWhat's UP SMAP!』(TOKYO FM)でSMAPの解散を改めて口頭で謝罪した[9]

人物[編集]

主演する多くのテレビドラマを高視聴率に導き[10]、度々「視聴率男」と形容される[11][12][13]。ドラマに出演するたびに視聴率が注目されるが[14][15][注釈 1]、自身は出演者と視聴率を結びつけることや視聴率を面白がることについて懐疑的な意を示している[14]

ドラマ撮影の際は、「感情と感情が重なり合って会話はなされていく。自分以外の言葉や動き、そして感情まで把握して演じた方が、リアルな会話のスピードに近づける」との理由から[17]、自身の台詞や共演者の台詞のみならず、共演者の動き方をも記憶して撮影に臨んでいる[17][注釈 2]。「セットに台本を持ち込まない」と決めているが、これは田村正和が手本となっている[17][注釈 3]

自身のファッションスタイルは、10代のときに観たフランシス・フォード・コッポラ監督の『アウトサイダー』に強い影響を受けたと語っている[20]

初主演舞台『盲導犬』では蜷川幸雄からの厳しい演技指導が連日続き、頭髪の一部分だけがごっそり白髪になった[21][22]

水嶋ヒロは映画『BECK』の撮影のため、木村からギターを貸してもらったことがあり、水嶋は「とても感謝しています。やはり、考え方や人間性も含めて、木村さんのようにトップでい続ける方には、納得できる理由があるんですよね。」と語っている[23]中井貴一は「僕たちの世界って、一瞬ポンと名前が出て、売れてっていうことも、とても難しいことだけど、それはある意味、大きな運を持っていればできることだけど」と切り出し、「一等賞を走り続けてくっていうのは、運と、そこに彼がしてきた努力みたいなものが、合わさらないと継続は出来ない」と木村から抱く印象を述べている。また「木村君が目指しているところというのは、良い俳優であるとか、良い歌手であるとか、そういうとこを目指していないと思う」「良い男であったり、良い人間であったり、今の自分のなりわいの中だけで一等賞を目指すとか、そういうことをしていたら、押しつぶされて行くんだろうけど、彼の場合は、もっと上のものを目指しているような気がするんですよね」と語っている。[19]

ハウルの動く城』のプロデューサー鈴木敏夫は、「ハウルはどういう男か」を宮崎駿とのあいだで共通に決めていたことがあり、この声は誰にやってもらったらいいのかを悩んでいた際、木村のほうから出演の希望が来たとのこと。鈴木が自身の娘に木村はどういう人なのかを聞いたら「いろんなこと言うんだけど、真実味がないんだよね」と答えたことから、鈴木は「これはいける!」と思ったという。木村が声を発すると宮崎駿は大喜びで、宮崎による直しはほとんど無かった[24]。『無限の住人』の監督を務める三池崇史は木村の起用理由について「死ねない男と、永遠にトップアイドルで降りられないところがかぶる。人は殺しはしないけど木村拓哉も“無限の住人”」と述べている[25]

TSUTAYA onlineでの「日本版パイレーツ! ジャック・スパロウ役」ランキング1位を獲得した[26]。シネマカフェゴコロ ランキング5の特別版の「万一も日本版『パイレーツ・オブ・カリビアン』を作るなら“ジャック・スパロウ”は誰?」では3位にランクインした[27]。また木村は『SMAP×SMAP』でジャックのパロディを演じている[28]

漫画『ONE PIECE』のファンで、『SMAP×SMAP』で行われた芸能人の“ONE PIECE王”を決める「ONE PIECE王決定戦」[29]では6回中5回の優勝を果たしている。『MEN'S NON-NO』2011年10月号では作者の尾田栄一郎と対談し、前述の「ONE PIECE王決定戦」について木村自ら触れ、「何か言いたい人も多いらしくて、『絶対勝ちますから』と言われたりして、俺も『おう!』と」と尾田に述べていた[30]

2015年6月13日放送の『ヤングタウン土曜日』で明石家さんまは、ある番組で二宮和也がさんまに対してわざと「なあなあな態度を取った」ところを見た木村が、さんまに「注意しておきます」と言ってきたことを明かしている[31]。この時さんまは「ネタでやってるんやないか」と二宮をかばったが、木村は「あれはダメですよ」と譲らなかった[31]。さんまとは、プライベートでも交流がある[32]

上述の通りキムタクの呼称が報道などで用いられているが、テレビドラマ『あすなろ白書』の共演者や爆笑問題太田光からは「タッくん」と呼ばれている[33][34]

日刊スポーツスポーツニッポンによってテレビドラマ『アイムホーム』の出演が報じられた記事では初めて父親役を演じる旨の記述があるが[35][36]、実際には2007年に放送されたテレビドラマ『華麗なる一族』でも父親役を演じている。

とろろが苦手である[22]

評価[編集]

脚本家の三谷幸喜は、「もともと芝居が上手な方」「あの世代の役者さんの中では群を抜いて才能のある方」と木村を評している[22]。木村が主演を務めた『武士の一分』の監督山田洋次は「抜きんでているんじゃないの?」「天才的なところがある」と語っている[37]。同作品がベルリン映画祭で上映された際、木村は現地で注目の的となり、メディアから「彼は素晴らしい」と称賛を浴びている[38]

久世光彦は、「役者も演出家も、だんだんいなくなってしまった。敏腕らしいプロデューサーの名ばかりが目立つ、当節のテレビ界である。」「全身で芝居をしている役者など、数えるほどしかいない。それは、芝居に興味のないディレクターが、人気俳優のアップさえ撮れればいいと思っているからでもある。私も昔、森繁さんのアップばかり撮って叱られた。」などと著した上で、「木村拓哉という役者がいる。いまその全身を撮ってピカ一の役者である。」と著している。また、「バイクに前のめりに凭れた無気力な姿勢が、何とも切ない。丸めた背中の線が何かを語り、それと裏腹にブーツの足先で楽しそうなリズムを刻んでいるのが快い。いかにも<ほんとう>なのだ。夕暮れの道を行く後ろ姿が、またいい。若いくせに疲れていて、寂しいのにほんのり明るくて――私は見惚れてしまう。昔のジェームズ・ディーンでも、とても敵わない。」「ところが可哀想に、この人もアップばかり撮られている。(中略)この役者を狭いコックピットに閉じ込めておかないで、もっと自由にしてやりたい。木村拓哉の全身から匂い立つ<色気>がもったいない。都会の倦怠と、その中の漂泊感を、奇妙なバランスで漂わせることにかけて、いま木村拓哉は、ほとんど天才である。」と記している。[39]

HERO』で木村と共演した児玉清は木村について「自然に振る舞っているようで、目の動きとかで濃密な演技をしている。そういう心の動きを辿れる、俳優としての大変な資質を持っているんじゃないかと思います。」と評している[18]。同じく『HERO』で共演している堤真一は「僕は、木村さんと中井貴一さんの芝居を見てて惚れ惚れしてました。男が見ているだけで魅了されるっていうのは、まず僕は無いんですけど、ホントに見とれてしまいましたね。(中略)木村君に教えてもらったことは覚悟ですね。自分がやるっていう責任感と覚悟――それをひしひしと感じましたね。やっぱり、役者としてでるかぎりは覚悟を決めてやれ、っていう彼の生きざまを見て学びました」と述べている[22]。『HERO』の統括プロデューサーである石原隆は、「芝居をクリエイトしていく意味での能力が非常に高い」「クリエイティブな意味と技術的な意味でのパフォーマンス能力の両方を持っている非常に希有な才能ですね」と語っている[40]。同じく『HERO』で共演している吉田羊からは「打てば響くのに肩の力は抜けている稀有完璧な役者」と評されている[15]

映画『HERO』の監督を務めた鈴木雅之は、木村の感覚が好きだと語っており、「彼の芝居のナチュラルさというのは、何もしないのではなく、ナチュラルを芝居として作ってくる。」「普段通りにすることが自然な芝居と勘違いする人もいるけれど、お芝居をしないと意味がない。一回お芝居として立ち上げてから、ナチュラルにしていくという作業が必要なんです。そのへん、彼はものすごい能力を持っているなと思います。」などと評している[41]

A LIFE〜愛しき人〜』で共演している松山ケンイチは、木村を憧れの存在と公言している[42][43]。また、同作品で医者を演じる木村を本当の医者のようであると舌を巻き、「色々話を聞かせていただいて、ものすごく勉強されてるし、経験を積んでいくっていう絶対に見えない作業や、誰にも見えないところでの努力が半端ない方なんだなと改めて思いました。だからこそ、その役に説得力を持たすことができるし…すごいなと思います。本当に。」と称賛している[44]。同作品の他、『GOOD LUCK!!』や『華麗なる一族』で木村とタッグを組んだプロデューサーの瀬戸口克陽は、「ここまでやってもらえれば映像として合格というレベルに終わらない。『GOOD LUCK!!』でも実際にパイロットの方がやっていることを演じ切る。そこへの探求心は並々ならぬものがあると当時から感じていましたね」「我々がそろそろこれをやり始めた方が、というときに5段階でレベル3くらいまで既に行きついている。本人としては当然としてやりきっているという感じでした」「単純の手の動きだけを模倣しているのではなくて、こういう病気だからこういうアプローチをしている、というのを先生たちに聞いて理解してやっている。そこがまたリアリティーを生み出しているところなんじゃないかなと思います」と述べている[45]

ジェレミー・トーマスは木村について「非常に才能があって知的な方」「身体能力の高さと演技力とが合間って、強い存在感を発揮している。彼は、世界的に認知されるべき資質をたくさん持っている」などと称賛している[46]

眠れる森』のプロデューサーである喜多麗子は木村について「今まで多種多才な方々に会ってきたが、彼は特に筆舌に尽くしがたい存在」「取材のインタビューを聞いても記事を読んでも、無駄な言葉はなく、表現も的確で、世論や作品を俯瞰で捉える見方と自分の着地点も知っている」「類い稀な才能と美貌を"楯"にせず、それを"枷"として受け止めている彼に頭が下がる」などと著している。同ドラマでは実力を知っているがために木村に対しプレッシャーをかけるような要求ばかり行ったが、決まって喜多の希望を叶えてみせたという。[47]

フリーライターの相田冬二は「アニメーション『REDLINE』のボイスアクトのアプローチが、『ハウルの動く城』のときとまるで違っていて驚いたことを思い出す。キャラクターの違いではなく、アプローチの違い。」「木村拓哉を、誰かと、何かと、比較するべきではない。彼の表現には、先行する俳優史に参照すべき存在が見当たらない。だから、相違点を探ること自体が不毛。木村の表現は誰にも似ていない。」などと評している[48]

上智大学教授の碓井広義は『アイムホーム』の木村について「木村をカッコよく見せることだけに奉仕する」作品とは異なると指摘し、「ここにいるのは“キムタク”ではなく、一人の俳優としての木村拓哉だ。」「不安定な立場と複雑な心境に陥ったフツーの男を、木村拓哉がキムタクを封印して誠実に演じている」「夫であり父でもあるという実年齢相応の役柄に挑戦し、きちんと造形していることを評価したい」「今作で役の幅が広がったと思う」などと評している[49][16]。同作品で「新境地を開いた」と評されたが[16]、木村自身は「現場でやっていることは変わらない」「『違う』と言われるのは僕がどうこうではなく、監督の演出でそういう印象を与えてくれたんだと思う」と述べている[16]

受賞[編集]

出演[編集]

テレビドラマ、映画における太字は主演。

HEROにおける自身が演じる久利生公平衣装

テレビドラマ[編集]

映画[編集]

舞台[編集]

  • 盲導犬(1989年、日生劇場)
  • ドラゴンクエスト (1992年、京都・南座)
  • 花影の花〜大石内蔵助の妻(1992年、日生劇場)
  • ANOTHER〜沈黙の島編・少年の島編 (1993年、天王洲・アートスフィア/京都・南座)
  • 洒落男たち〜モダンボーイズ〜(1994年)

声優[編集]

バラエティ番組[編集]

  • カミングOUT!(1994年10月29日 - 1995年3月25日、TBSテレビ)
  • イトイ式(1995年4月29日 - 9月30日、日本テレビ) - 準レギュラー
  • 少年頭脳カトリ(1999年7月31日 - 1999年9月4日、フジテレビ) - 準レギュラー
  • TV's HIGH(2000年10月13日 - 2001年3月23日、フジテレビ)
  • SmaSTATION!!(2001年10月13日 - 、テレビ朝日) - 準レギュラー
  • さんタク(2003年1月3日 - 、フジテレビ)

単発[編集]

特別番組[編集]

  • イサムノグチ地球を彫刻した男(1996年2月12日、札幌テレビ)- ナビゲーター
  • 金曜メガTV 愛と勇気のドキュメントこども病院24時(1996年10月12日、フジテレビ)
  • 今夜は営業中!(1999年9月18日、日本テレビ) - タモリとMC・パフォーマンス
  • NHKスペシャルサッカー地球の熱情 第1回ジダンが来た道(2002年5月3日、NHK) - ナレーション

ラジオ番組[編集]

CM[編集]

作詞[編集]

参加楽曲[編集]

  • 竹内まりや今夜はHearty Party」 - 竹内まりやが1995年に発売したシングル曲。歌詞に「キムタク」のフレーズがあることから、木村も楽曲に参加。曲冒頭の「ねぇ、パーティにおいでよ」などのフレーズとコーラスを担当している[75][76]

書籍[編集]

写真集[編集]

雑誌連載[編集]

  • Myojo』KIMURA開放区ざまをみろ!(1995年6月号 - 2012年)

映像作品[編集]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 放送作家の山田美保子は「(ドラマ視聴率が)コンマいくつ下がっただけでも『また下がった』と言われるのは木村さんぐらい」と述べている[16]
  2. ^ 児玉清も木村について「ロケの時も具体的に場所を想定して動きを考えたり、といった下準備をしている。僕も下準備はするけれど、どうも観念的になってしまう。台詞をどう返すかとかばっかり考えてしまうんだけれど、彼は動きから考えているんですね。」と述べている[18]
  3. ^ 中井貴一は「彼(木村)は絶対に努力を見せませんからね。僕たちなんかよりも遥かに仕事が忙しく、色んな仕事をやっていらっしゃるんだけど、絶対、現場に台本は持ち込まない」「どんなに長いシーンでも、彼が台本を見ることはなかった」「それは、どんな天才でも“努力”なんだと僕は思いますよね」と述べている[19]

出典[編集]

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外部リンク[編集]