トヨタ・RAV4

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トヨタ・RAV4
Toyota RAV4 Hybrid, Paris Motor Show 2018, IMG 0386.jpg
5代目 RAV4(欧州仕様)
販売期間 アメリカ合衆国の旗1994年 -
日本の旗1994年 - 2016年(初代 - 3代目)
日本の旗2019年 - (5代目)
ボディタイプ 3/5ドアSUV
駆動方式 FF/4WD
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RAV4(ラヴフォー)は、トヨタ自動車が生産・販売するクロスオーバーSUV。4代目は海外専売車となっていたが、5代目で再び日本に投入された[1]

概要[編集]

初代RAV4は、本国の日本でいう「5ナンバーサイズ」に収まるコンパクトなサイズのクロスオーバーSUVであったが、主に北米市場の要求から、モデルチェンジのたびにボディサイズを拡大、2代目以降3ナンバーサイズとなった。主要市場の欧米においては他の同社製SUVよりもコンパクトなサイズとなっている。生産はトヨタ自動車高岡工場と、グループ会社の豊田自動織機長草工場である。

4代目は日本での販売こそされていないが、欧州全域・北米南米オセアニア中国東南アジア南アフリカなど、世界200か国で使用される世界戦略車である。2016年時点でRAV4はカローラハイラックスに次いで世界で3番目に売れているトヨタ車であり[2]、2017年には世界全体の自動車販売台数ランキングでも4位となるほどの人気を示している[3]。特に北米での人気は際立っており、アメリカの乗用車販売台数で16年連続1位であったカムリを抜いて首位に立った[4]

初代(XA1#型・1994年 - 2000年)[編集]

トヨタ・RAV4(初代)
SXA1#型
RAV4-J 前期型(1994年5月 - 1997年9月)
1994 Toyota RAV4-J 01.jpg
RAV4-L 後期型(1997年9月 - 2000年5月)
Toyota RAV4 001.JPG
後期型 リア
Toyota RAV4 002.JPG
販売期間 1994年2000年
乗車定員 4 - 5人
ボディタイプ 3ドア/5ドア クロスオーバーSUV
エンジン

3S-FE型 2L 直4 135ps/18.5kg・m

3S-GE型 2L 直4 165ps/19.5kg・m→180ps 20.5kg・m
駆動方式 FF / 4WD
変速機 4速AT / 5速MT
サスペンション 前:ストラット
後:ダブルウィッシュボーン
全長 3,705mm(3ドア)
4,115mm(5ドア)
全幅 1,695mm
1,760mm(Gタイプ)
全高 1,645 - 1,660mm
車両重量 1,180kg
-自動車のスペック表-

1989年東京モーターショーにRAV-FOURとして出展し、4年後の1993年の東京モーターショーにプロトタイプが披露された後、1994年5月に発表。

カローラセリカなどのコンポーネンツを流用しながらも、フロアパネルは独自に起こされ、リアサスペンションも鍛造リンクを用いた仮想球面支持の専用品となるなど、オン・オフ両面の性能追求のため、惜しみなく技術が投入されることとなった。

パワートレーンは直列4気筒 2.0L 3S-FE型 ガソリンエンジントランスミッション横置きに搭載し、ドライブトレーンには国産車では数少ないベベルギア式のセンターデフを持つ本格的なフルタイム4WDである。

CMキャラクターには木村拓哉が起用され、本来RVに興味のない若い女性層にも売れた。

1995年4月には、ホイールベースを延長し、居住性と利便性を向上させた5ドアモデル「RAV4 V」(ラヴフォーファイブ)が追加された。

1996年8月にマイナーチェンジを実施し、スポーツエンジンである 3S-GE型 を搭載した3ナンバーボディのスポーツモデルTypeG、3ドアソフトトップ(前席は標準型にも設定されていた脱着式パネルサンルーフで、Bピラー以降が幌のもの。いすゞ・ミューと同じタイプ)も追加された。1998年8月には平成10年アイドリング規制に適合。

シティユースを目的とした車ではあるものの、余裕のある最低地上高や優秀な4WD性能、及びボディ下部が破損しにくい樹脂プロテクターで覆われていることなどから、プライベートで足回りのチューニングを施しオフロードで力を発揮させるユーザーや、全日本オフロードトライアルのシリーズ戦に出場する選手も登場。また、この4輪独立サスペンションは、オンロードでは乗用車と変わらない操縦安定性と快適性をも提供する。RAV4をベースとした電気自動車のRAV4 EVも後にフリート販売された。

変わったバリエーションとしては、「パーソナルセレクション」という、ボディカラーの配色、内装色を指定された色の中から自由に選べるオプションがあった。初期の頃には迷彩パターンや、Bピラーとルーフ一部をロールバーよろしく塗り分けるパターンもあったが、後期型以降は、メインの外板×バンパーやアンダーパネル×内装色の組み合わせを選ぶシステムに落ち着いた。


2代目(XA20W型・2000年 - 2005年)[編集]

トヨタ・RAV4(2代目)
ZCA2#W/ACA2#W型
前期型(2000年5月 - 2003年8月)
2001-2003 Toyota RAV4 L -- 03-16-2012.JPG
後期型(2003年8月 - 2005年11月)
2003-2005 Toyota RAV4 5 Door.jpg
販売期間 2000年5月2005年
デザイン CALTY
乗車定員 4 - 5人
ボディタイプ 3/5ドア クロスオーバーSUV
エンジン 1AZ-FSE型 2L 直4 152ps/20.4kg・m→155ps 19.6kg・m
1ZZ-FE型 1.8L 直4 125ps 16.4kg・m
駆動方式 FF / 4WD
変速機 4速AT / 5速MT
サスペンション 前:ストラット式
後:ダブルウィッシュボーン式
全長 3,760mm(3ドア)
4,155mm(5ドア)
全幅 1,735mm
全高 1,670-1,690mm
ホイールベース 2,280(3ドア)
2,490mm(5ドア)
車両重量 1,160 - 1,350kg
プラットフォーム MCプラットフォーム
-自動車のスペック表-

2000年5月に登場。海外戦略を重視したために、同年のジュネーブモーターショーで海外先行デビューした。3か月後の8月にフルモデルチェンジしたカローラ系のコンポーネンツを使用するが、フロアパネルは先代同様に専用設計となっている。エンジンは2WD用に1ZZ-FE(1.8L)と、4WD用に1AZ-FSE(2.0L直噴)が設定されている。グレードは下からX、X-G、エアロスポーツ、ワイドスポーツの4つでそれぞれに4ATと5MTが組み合わされていたが、2003年8月のマイナーチェンジ時にエアロスポーツ、及び各MT仕様が廃止された。

当モデルは、先代の弱点であった室内空間の貧弱さを克服する方策としてボディサイズを拡大し、全モデルで3ナンバーボディサイズとなった(それでも他社製の同クラスSUVに比べると小型であった)。また、先代モデルが3ドアモデルメインの開発であったことに対し、当モデルではより居住空間に優れた5ドアモデルメインの開発が行われた。内外装の質向上も著しく、よりシティユースを志向したモデルであると言える。しかし、同時期にフルモデルチェンジしたホンダ・CR-Vや、日産・エクストレイル等のライバルに再び苦戦を強いられ、さらには日本国内でのSUVブームの沈静化もあり、最終的に良好なセールスを記録するには至らなかった。反面、欧米では非常に人気が高く、輸出仕様には本革シートを装備したモデルや、ディーゼルターボガソリンターボエンジンを搭載したモデルも存在している。

2000年に制定された低排出ガス車認定制度における認定車第1号であり、最初に同ステッカーをつけた車種でもある。


3代目(XA30W型・2005年 - 2016年)[編集]

トヨタ・RAV4(3代目)
ACA3#W型
フロント(北米仕様)
2007 RAV4 a.JPG
リア(北米仕様)
2007 RAV4 b.JPG
販売期間 2005年11月 - 2016年7月(日本)
設計統括 佐藤通彦
乗車定員 5 - 7人
ボディタイプ 5ドア クロスオーバーSUV
エンジン 2AZ-FE型 2.4L 直4 DOHC
駆動方式 FF / 4WD
最高出力 170ps/6000rpm
最大トルク 22.8kgfm/4000rpm
変速機 CVT
5速/4速AT
6速/5速MT(日本国外のみ)
サスペンション 前:ストラット式
後:ダブルウィッシュボーン式
全長 4,335mm(ショート)
4,600mm(ロング)
全幅 1,815mm
全高 1,685mm
ホイールベース 2,560mm(ショート)
2,660mm(ロング)
車両重量 1,470 - 1,530kg
先代 トヨタ・クルーガーV
プラットフォーム トヨタ・新MCプラットフォーム
-自動車のスペック表-

2005年11月14日に登場。国内目標月間販売台数は2000台と発表。2006年1月から海外販売し、グローバルな目標年間販売台数は30万台。

同年のフランクフルトモーターショーでお披露目していた。トヨタの「MCプラットフォーム」を進化させた「新MCプラットフォーム」を初めて採用した市販車。エンジンは1種類で上郷・下山両工場製の2AZ-FE(2.4L)のみ。グレードは下からX、G、スポーツの3つ。全モデルでCVTのみの設定となる。4WD性能はこれまでのセンターデフ+ビスカスカップリング式フルタイム4WDではなく、電子制御式4WDに変更された。

当モデルは、先代モデルに比べてさらにボディサイズが拡大され、海外市場をより強く意識した内容となっている。また、初代から設定されていた3ドアモデルが廃止され、5ドアモデルのみの設定となるが、海外向け(欧州・アフリカ・南米の一部以外)のモデルには荷室などを延長したロングボディがあり、ドア枚数こそ変わらないものの、これまで通りロングとショートの2種類のボディタイプを持つ。ロングボディ仕様は、日本国内でも2007年8月から派生車種ヴァンガードとして投入された。

なお、ロングタイプでは3列シートも選択可能で、エンジンは2.4L 直4の他に3.5L V6(北米、豪州等のみ)エンジンも用意されている。

欧州向けや南米・アフリカ向けの一部は日本と同じサイズのショートボディであり、4WDモデルしか設定されていない。また他の地域ではみられない、1AZ-FE(2.0L)および2AD-FTV(2.2Lディーゼル、135ps)、2AD-FHV(2.2Lディーゼル、180ps)エンジンを搭載したモデルもある。なお、ディーゼルエンジンと組み合わされるトランスミッションは6MTのみとなっている。また、欧州向け右ハンドル車(主にイギリス向け)は、豊田自動織機のみでの製造となっている。

日本では、フロントエンブレムに従来のトヨタマークではなく“N”をかたどったエンブレムを採用。これはネッツ店で専売となった車種に順次採用されている。なお、ネッツ店専売モデルになったことで販売店区別であったサブネームの「J」と「L」が消滅し、RAV4に車名統合された。これらの取扱車種の統廃合によってRAV4と同じく、カローラ店とネッツ店で併売されていたクルーガーはカローラ店の専売モデルとなったが、2007年6月にRAV4ロングボディの日本仕様であるヴァンガードを後継に、発売中止となった。

生産工場はトヨタ自動車田原工場、及び豊田自動織機長草工場、中国天津の一汽豐田天津工場である。

年表[編集]

  • 2008年9月1日、マイナーチェンジ。エクステリアをグレードごとに差別化したほか、スペアタイヤを廃した新グレード「STYLE」を追加した一方で「G」を廃止。
  • 2012年12月3日、一部改良。S-VSC(ステアリング協調車両安定性制御システム)、ヒルスタートアシストコントロール&ダウンヒルアシストコントロール制御システム、ステアリングスイッチ(オーディオスイッチ)を標準装備。併せて、既存グレードを「STYLE」に集約し、グレーメタリック塗装の18インチアルミホイールやカラードオーバーフェンダーなどを装備した「STYLE"S Package"」を新設。また、JC08モード燃費に対応した。
  • 2015年5月、一部仕様の整理により「STYLE "S Package"」が廃止され、ボディカラーが4色に削減された。
  • 2016年7月30日、販売終了に伴い、ホームページの掲載を終了。日本におけるRAV4は22年の歴史に一旦幕を下ろした。

4代目(XA40型・2013年 - 2018年)[編集]

トヨタ・RAV4(4代目)
後期型 フロント
2016 Toyota RAV4 Hybrid 2.5 VVT-i marlingrau-metallic Vorderansicht.jpg
後期型 リア
2016 Toyota RAV4 Hybrid 2.5 VVT-i marlingrau-metallic Heckansicht seitlich.jpg
販売期間 2013年1月2018年
ボディタイプ 5ドア クロスオーバーSUV
エンジン 3ZR-FAE型 2.0L 直4 DOHC
2AD-FTV型 2.2L 直4 DOHC
2AD-FHV型 2.2L 直4 DOHC
2AR-FE型 2.5L 直4 DOHC
駆動方式 FF / 4WD
変速機 CVT
6速AT
6速MT
全長 4,570mm
全幅 1,845mm
全高 1,545 - 1,565mm
ホイールベース 2,660mm
-自動車のスペック表-

2012年11月開催のロサンゼルス・モーターショーにてワールドプレミアを行い、翌2013年1月より北米市場に、また欧州市場には同年3月に投入された[5][6]。韓国においても2013年中盤に販売を開始。日本での生産工場は高岡工場と豊田自動織機長草工場の2ヶ所。 なお日本では2013年11月13日に公式発表された3代目ハリアーが4代目RAV4のプラットフォームを使用した兄弟車として導入したことに加え、2019年現在ほど2013年当時は日本国内でのSUV人気が爆発的でなかった(この時期は初代からの永遠のライバル車であるホンダ・CR-VもRM前期型をもって、5代目投入までの2年半一時的に日本市場から撤退していた。)等の理由から投入は見送られた。 北米仕様のエンジンは2.5Lとなり、トランスミッションは4速ATから6速ATに変更される。欧州仕様は先代同様の2.0Lガソリン、2.2Lディーゼルに加え、新開発の2.0Lディーゼルを搭載する。

2015年のマイナーチェンジで、オーリスに似た近年のトヨタのデザインアイコンである「キーンルック」をフロントに採用するとともに、カムリやハリアーと同じ2AR-FXE型2500cc直4ハイブリッドユニットを搭載したモデルも追加された。

世界的な売上は絶好調で、2016年、2017年と世界のSUV販売台数1位となっている[7]

ちなみに今モデルの18インチアルミホイールは日本向けのU60系ハリアーの特別仕様車に流用設定されている。


5代目(XA50型・2018年 - )[編集]

トヨタ・RAV4(5代目)
MXAA5#/AXAH5#型
Adventure フロント
Toyota RAV4 Adventure (6BA-MXAA54-ANXVB) front.jpg
G フロント
Toyota RAV4 G (6BA-MXAA54-ANXGB) front.jpg
G リア
Toyota RAV4 G (6BA-MXAA54-ANXGB) rear.jpg
販売期間 2019年4月10日-
乗車定員 5名
ボディタイプ 5ドアSUV
エンジン M20A-FKS型:
1,986cc 直列4気筒 直噴DOHC
2.0Lガソリン車
A25A-FXS型:
2,487cc 直列4気筒 直噴DOHC
2.5Lハイブリッド車
駆動方式 前輪駆動[注 1]
四輪駆動2.0Lガソリン車
ダイナミックトルクコントロール4WD[注 2]
ダイナミックトルクベクタリングAWD[注 3]
四輪駆動2.5Lハイブリッド車:E-Four(電気式4WDシステム)[注 4]
モーター 2.5Lハイブリッド車
前:3NM型:交流同期電動機
後:4NM型(E-Fourのみ):
交流同期電動機
最高出力 126kW (171PS)/6,600rpm
2.0Lガソリン車
エンジン:
131kW (178PS)/5,700rpm
フロントモーター:
88kW (120PS)
リヤモーター (E-Fourのみ):
40kW (54PS)
システム最高出力:
160kW (218PS)(2WD)
163kW (222PS)(E-Four)
2.5Lハイブリッド車
最大トルク 207N・m (21.1kgf・m)/
4,800rpm
2.0Lガソリン車
エンジン:
221N・m (22.5kgf・m)/
3,600-5,200rpm
4,400rpm
フロントモーター:
202N・m(20.6kgf・m)
リヤモーター (E-Fourのみ):
121N・m(12.3kgf・m)
2.5Lハイブリッド車
変速機 Direct Shift-CVT[注 5]
2.0Lガソリン車
電気式無段変速機[注 6]
2.5Lハイブリッド車
サスペンション 前:マクファーソンストラット式コイルスプリング
後:ダブルウィッシュボーン式コイルスプリング
全長 4,600mm[注 7]
4,610mm(Adventure)
全幅 1,855mm[注 7]
1,865mm(Adventure)
全高 1,685mm[注 8]
1,690mm[注 9]
ホイールベース 2,690mm
車両重量 1,500-1,690kg
(オプション非装着時の数値)
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ディスク
プラットフォーム GA-Kプラットフォーム
-自動車のスペック表-

5代目は、北米市場において2018年11月に発表、ガソリン車は同年12月より販売を開始したほか、ハイブリッド車は2019年3月下旬より販売開始となることが発表となった[8]。日本での生産工場は高岡工場と豊田自動織機長草工場の2ヶ所。

「TNGA」に基づく「GA-Kプラットフォーム」の採用に加え、パワートレインを刷新。トヨタが「ダイナミックフォース エンジン」と呼称する新世代2.5L直噴ガソリンエンジン(北米仕様の最高出力は203hp)に、「Direct Shift-8AT」を組み合わせたほか、新型2.5Lハイブリッドシステム(THS II)が搭載される。また、AWD車には新開発の「ダイナミックトルクベクタリングAWD」を採用。走行状況に応じてリヤのトルクを左右独立で制御する「トルクベクタリング機構」に加え、前後輪の車輪軸に採用した世界初の「ラチェット式ドグクラッチ」により、2WD走行時に、後輪に動力を伝達させる駆動系の回転を停止させて損失を低減し、燃費向上を目的とした「ディスコネクト機構」を採用。また、ハイブリッド車に採用する電気式AWDシステム「E-Four」は、電気で駆動する後輪の全体トルクが先代(4代目)比1.3倍に向上したほか、走行状態に応じて適切に後輪にトルクを配分する新制御を採用した[9]

日本仕様では、WLTCモードにおける燃料消費率並びに排出ガスに対応しており、ガソリン車・ハイブリッド車共に「平成30年排出ガス基準75%低減レベル(☆☆☆☆☆)」認定を取得している(ハイブリッド車ではJC08モードでの燃料消費率も併記されている)。

年表[編集]

2017年11月30日
ロサンゼルスオートショーにおいて、小型SUVコンセプトカー「Future Toyota Adventure Concept(FT-AC)」を出展すると発表[10]
2018年3月28日
ニューヨーク国際自動車ショーにおいて、5代目「RAV4」を世界初披露[11]
米国での販売開始時期は、ガソリン車が2018年末頃、ハイブリッド車は2019年初頭、また、日本では2019年春頃の発売を予定、と発表。
2018年11月20日
米国で5代目「RAV4」を発表[12]
北米市場では、ガソリン車を同年12月、また、ハイブリッド車を2019年3月下旬から発売する、とあわせて発表。
2018年11月21日
日本仕様の5代目「RAV4」に関する特設サイトを開設[13]
2019年4月10日
日本仕様がフルモデルチェンジされ[1]、約2年8か月ぶりに販売が再開された。この5代目RAV4が日本市場での平成最後の新型車となった。
日本仕様ではフルモデルチェンジ当初よりガソリン車・ハイブリッド車が両方設定されている。
ガソリン車は「X」・「G」・「Adventure」の3種類が設定される。「X」はシルバーメタリック塗装の17インチアルミホイール、ブラックのフロントグリルやレジスターノブ(サイドはダイヤル付)、カラードのバックドアガーニッシュ、ウレタンの3本スポークステアリングホイール、アナログメーター(メーター照度コントロール付)、4.2インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ、ファブリックのシート表皮、マニュアルのフロントシート(運転席6ウェイ・助手席4ウェイ)などが装備され、デッキサイドポケットには仕切り板が付く。「G」はタイヤ・アルミホイールが18インチにサイズアップするとともにアルミホイールがスーパークロームメタリック塗装に、バックドアガーニッシュがカラード+高輝度シルバー塗装に、3本スポークステアリングホイールとシフトノブがサテンメッキ加飾付本革巻きに、TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイはスピードメーター表示を備えた7.0インチに、シート表皮がステッチ付合成皮革に、運転席が8ウェイパワーにグレードアップするとともに、シルバー塗装のスキッドプレート(フロント・リア)、フロントフォグランプ(ハロゲン)、インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ(静止物))、リアクロストラフィックオートブレーキ(パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)+ブラインドスポットモニター(BSM))、ステアリングヒーター、運転席シートポジションメモリー、電動ランバーサポート(運転席/2ウェイ)、快適温熱シート(運転席・助手席)、パワーバックドアなどが追加装備され、デッキサイドポケットにはネットが付く。また、タイヤとアルミホイールを19インチにサイズアップし、ダイナミックトルクベクタリングAWD、ダウンヒルアシストコントロール、デジタルインナーミラー、ハンズフリーパワーバックドアを追加装備した「Z Package」が設定される。「Adventure」は19インチアルミホイールを切削光輝+ブラック+マットクリア塗装に、フロントバンパー・フロントグリル・スキッドプレート・ホイールアーチモール・シート表皮が専用品に、フロントシートがスポーティタイプにそれぞれ変更され、フロントスキッドプレートとホイールアーチモールを大型化。リア左下に装着の車名プレートがマットブラックとなるとともに、リア右下にマットブラックのグレードマーク(ADVENTURE)が装着される。なお、リアサイドスポイラー、バックドアガーニッシュ、3本スポークステアリングホイールは「X」と同じ仕様となり、インテリジェントクリアランスソナーとリアクロストラフィックオートブレーキは「X」と同様オプション設定となり、ステアリングヒーターと快適温熱シートもオプション設定(他の装備とのセットオプション)。運転席シートポジションメモリーとパワーバックドアは非装備(ただし、後者は「G"Z Package"」と同じハンズフリータイプがオプション設定で装備可能)となる。
ハイブリッド車は「HYBRID X」と「HYBRID G」の2グレードが設定される。「HYBRID X」は「X」、「HYBRID G」は「G」の装備内容に準じるものの、ドライブモードセレクトがダイヤル式(「HYBRID X」の2WD車はガソリン車と同じプッシュ式)に、LEDヘッドランプはBI-Beamに、左右独立温度コントロールフルオートエアコンは1席集中モードと湿度センサーを備えたS-FLOWタイプに変更され、SNOWモードはTRAILモードに置き換えられ、LEDクリアランスランプはガソリン車では独立して装備されているデイライトが機能として組み込まれ、シーケンシャルシフトマチックは6速となる。「HYBRID G」では、パワーバックドアをオプションでハンズフリータイプにグレードアップすることも可能である。
2019年5月16日
発売からおよそ1ヶ月(ゴールデンウィークに伴う休業があった為、販売店の営業日ベース)にあたる5月15日時点での日本での受注台数が月販目標(3,000台)の8倍となる約24,000台となったことが発表された[14]


モータースポーツ[編集]

EV仕様のRAV4 L V(BEA11G)

1995年に開催された、世界初のEV専門ラリー「第一回スカンジナビア・エレクトリック・カー・レース」にRAV4が出場。ニッケル水素電池と20kWのモーターでコンバートEVにしたこのRAV4は見事に総合優勝を飾った。またこのラリーで得たデータが、のちのプリウスハイブリッド開発に活かされている。

EV仕様のRAV4はその後も1996年から2003年まで生産され、1998年のモンテカルロのEVラリーや、2015年のパイクスピーク・ヒルクライムにも登場した[15]

またガソリンエンジンの4代目は、ラリー仕様の前輪駆動のRAV4がTRD USAによって開発されており、複数の北米ラリーの二輪駆動部門に参戦。オートマティックトランスミッションテイン製ダンパーを装着し、かつてセリカタコマパイクスピーク・ヒルクライムを連覇したロッド・ミレンの息子、ライアン・ミレンがドライブしている。2016年にはラリー・アメリカフォード・フィエスタなどを相手に3勝を挙げクラス2位に入る活躍を見せた[16]。また2017年には新たに誕生したARAナショナル・チャンピオンシップの二輪駆動部門にも参戦、開幕から4連勝して初年度のクラスチャンピオンを獲得した[17]

取扱い販売店[編集]

初代と2代目は、トヨタカローラ店系が「RAV4L」、ネッツ店(旧・トヨタオート店)系では「RAV4J」として販売。3代目はネッツ店専売となり車名も「RAV4」に変更した。5代目ではネッツ店に加えて2代目RAV4L以来となるカローラ店での取扱を再開した。

なお、東京都では、ネッツ店系のネッツトヨタ東都とネッツトヨタ多摩、カローラ店系のトヨタ西東京カローラに加え、2019年4月にトヨタ東京販売ホールディングスと同社傘下の販売会社4社(東京トヨタ自動車・東京トヨペット・トヨタ東京カローラ・ネッツトヨタ東京)を融合したことにより新たに発足したトヨタモビリティ東京でも取り扱われるため、都内全てのトヨタディーラーでの購入が可能である。

車名の由来[編集]

Recreational Active Vehicle 4Wheel Drive を略したもの。またRAV4LのLはLiberty、RAV4JのJはJoyfulを表す。[要出典]

2019年4月に発売された5代目は「Robust Accurate Vehicle with 4 Wheel Drive」の頭文字に変更。英語で「SUVらしい力強さと、使用性へのきめ細やかな配慮を兼ね備えた4WD」の意味が込められている[18]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ X、HYBRID Xに設定
  2. ^ X(4WD)、G
  3. ^ G "Z package"、Adventure
  4. ^ HYBRID X、HYBRID Gに設定
  5. ^ ギヤ機構付自動無段変速機。10速シーケンシャルシフトマチック付
  6. ^ 6速シーケンシャルシフトマチック付
  7. ^ a b X、G、G "Z package"、HYBRID X、HYBRID G
  8. ^ X、G、HYBRID X、HYBRID G
  9. ^ G "Z package"、Adventure

出典[編集]

  1. ^ a b “TOYOTA、新型RAV4を発売” (プレスリリース), トヨタ自動車株式会社, (2019年4月10日), https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/27546080.html 
  2. ^ 日本では絶版車もランクイン!! トヨタ 世界で売れてる車 ベスト10
  3. ^ 2017年に世界で最も売れた車トップ20、1位はトヨタ「カローラ」ー(msn ニュース Fobes Japan発信、Joann Muller執筆)
  4. ^ RAV4 がトヨタ最量販車に、カムリ を抜く…米新車販売車名別ベスト10 2017年 2018年1月22日 Response
  5. ^ トヨタ RAV4 新型、米国価格は2万3300ドルから - Responce、2012年12月19日配信
  6. ^ トヨタ RAV4 新型、欧州仕様に最新クリーンディーゼル - Respoce、2012年12月11日配信
  7. ^ "World Best Selling SUV 2017". Focus2Move. 29 November 2017. Archived from the original on 2018-01-06. Retrieved 2018-01-06
  8. ^ All-New 2019 Toyota RAV4 Breaks the Mold for the Segment It Created”. 米国トヨタ自動車 (2018年11月20日). 2018年12月22日閲覧。
  9. ^ All-New 2019 Toyota RAV4 Breaks the Mold for the Segment It Created”. 米国トヨタ自動車 (2018年11月20日). 2018年12月22日閲覧。
  10. ^ “TOYOTA、ロサンゼルスショーに小型SUVコンセプト「FT-AC」を出展” (プレスリリース), トヨタ自動車株式会社, (2017年11月30日), https://newsroom.toyota.co.jp/jp/toyota/20053067.html 
  11. ^ “TOYOTA、ニューヨーク国際自動車ショーで新型RAV4を世界初披露” (プレスリリース), トヨタ自動車株式会社, (2018年3月28日), https://newsroom.toyota.co.jp/jp/toyota/21775010.html 
  12. ^ All-New 2019 Toyota RAV4 Breaks the Mold for the Segment It Created”. 米国トヨタ自動車 (2018年11月20日). 2018年12月22日閲覧。
  13. ^ トヨタ、新型「RAV4」特設サイト公開。日本では2019年春ごろ発売”. Car Watch (2018年11月22日). 2018年12月22日閲覧。
  14. ^ “新型RAV4 受注状況について” (プレスリリース), トヨタ自動車株式会社, (2019年5月16日), https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/28133228.html 
  15. ^ 20年にわたるハイブリッドマシン挑戦の記録!MEGA WEB「ハイブリッド・モータースポーツ展」
  16. ^ TRD USA Rally RAV4
  17. ^ Rally RAV4 TRD USA
  18. ^ 車名の由来について(RAV4)”. トヨタ自動車株式会社 (2019年4月10日). 2019年4月11日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]