トヨタ・スペイド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search
Camera-photo Upload.svg 画像提供依頼:2015年7月以降モデルの内外装の画像提供をお願いします。2016年11月
トヨタ・スペイド
NSP140/NCP14#型
フロント
(2012年7月~2015年7月)
Toyota SPADE 1.JPG
リア
Toyota SPADE 2.JPG
インパネ
(2012年7月~2016年7月)
Toyota Spade interior.JPG
販売期間 2012年7月23日 -
乗車定員 5名
ボディタイプ 4ドアトールワゴン
エンジン 1NR-FE型:
1,329cc 直列4気筒 DOHC
2012年7月-2015年7月
1NZ-FE型:
1,496cc 直列4気筒DOHC
2012年7月-
2NR-FKE型:
1,496cc 直列4気筒DOHC
2015年7月-
駆動方式 前輪駆動:2WD車
四輪駆動:4WD車(アクティブトルクコントロール4WD:1.5L車に設定)
最高出力 1.3L車:1NR-FE型:
70kW (95PS)/6,000rpm
2012年7月-2015年7月
1.5L/2WD車:1NZ-FE型:
80kW (109PS)/6,000rpm
2012年7月-2015年7月
1.5L/2WD車:2NR-FKE型:
80kW (109PS)/6,000rpm
2015年7月-
1.5L/4WD車:1NZ-FE型:
76kW (103PS)/6,000rpm
2012年7月--
最大トルク 1.3L車:1NR-FE型:
121N・m (12.3kgf・m)/
4,000rpm
2012年7月-2015年7月
1.5L/2WD車:1NZ-FE型:
136N・m (13.9kgf・m)/
4,800rpm
2012年7月-2015年7月
1.5L/2WD車:2NR-FKE型:
136N・m (13.9kgf・m)/
4,400rpm
2015年7月-
1.5L/4WD車:1NZ-FE型:
132N・m (13.5kgf・m)/
4,400rpm
2012年7月-
変速機 Super CVT-i
サスペンション 前:ストラット式コイルスプリング
後:トーションビーム式コイルスプリング
全長 3,995mm
全幅 1,695mm
全高 1,690mm(2WD車)
1,720mm(4WD車)
ホイールベース 2,600mm
車両重量 1,100-1,240kg
2012年7月-2015年7月
1,160-1,240kg
2015年7月-
(以上、オプション非装着時の数値)
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:リーディングトレーリング式ドラム
姉妹車 トヨタ・ポルテ(2代目)
プラットフォーム トヨタ・Bプラットフォーム
-自動車のスペック表-

スペイドSPADE)は、トヨタ自動車の4ドアトールワゴン。生産はトヨタ自動車東日本東富士工場が担当する[1]

概要[編集]

2011年10月に販売終了した2代目ラウムの実質的な後継車種で、2012年7月23日にフルモデルチェンジした2代目ポルテと同時に発表・発売された新型車でもあり、ポルテとは姉妹車の関係になる。また、取扱チャンネルにおいても、ポルテ(トヨタ店トヨペット店)を取り扱わないカローラ店と先代車種のラウムを取り扱っているネッツ店にて販売され、実質的な全店併売車種となる。カローラ店扱いの車両は型式の末尾に「(C)」が入る。

メカニズム[編集]

全車、開口幅1,020mm×開口高1,250mmのワイヤレス電動スライドドアを助手席側に標準装備。300mmを誇る低いフロア地上高と段差のないフラットフロアを採用することで優れた乗降性を実現。また2,160mmの室内長と1,380mmの室内高を誇る室内空間に加え、前後に700mmスライドする助手席シートやチップアップ機構が付いた6:4分割可倒式リヤシートなどにより多彩なシートアレンジを可能としている。

パワーユニットには1.3Lの1NR-FE型と1.5Lの1NZ-FE型エンジンを採用。いずれにもSuper CVT-iと組み合わせた。アイドリングストップ機能 (Toyota Stop&Start System) を「1.3X」に標準装備、1.5L・2WD車にオプション設定し、1.5L・2WDのアイドリングストップ機能付車はJC08モードで20.6km/Lの低燃費を実現している。2015年7月の一部改良で2WD車が2NR-FKE型に置換し、メーカーオプション設定だったアイドリングストップ機能を標準装備化したことでJC08モード燃費が22.2km/Lに向上した。

グレード体系・装備は基本的に2代目ポルテとほぼ同一[2]だが、外観は水平基調で張り出したフロントランプやバンパーコーナーによって精悍でクールな印象としたフロントデザインとなり、リアコンビランプはクリアレンズを採用した水平基調のデザインとなっている。また、ボディカラーは8色が設定されるが、このうちの6色は2代目ポルテと共通のボディカラーとなっており、スペイド専用色として、「ダークバイオレットマイカメタリック」と新色の「シトラスマイカメタリック」が設定される。

なお、リヤコンビネーションレンズ(テールレンズ)中央部分とヘッドランプレンズ部分には車名を意味する「♠」形状のマークがレンズ内にデザインされている。

初代 P140型(2012年-)[編集]

2012年7月23日
同日、発売[3]。(「V」のみ同年10月より生産、と発表)
ラインアップは、2代目「ポルテ」と共通。1.3L車は「V」と「X」の2グレードに、1.5L車はシートタイプが異なる「X(セパレートシート)」・「Y(ベンチシート)」・「F(セパレートシート+撥水タイプシート表皮)」・「G(セパレートシート+運転席快適温熱シート)」の4グレードと。「V」を除く全グレードに、6種類[4]の「セレクトパッケージ」を用意した。
2014年4月1日
特別仕様車「F"Jack"」を発売[5]
「F」をベースに、「スマートエントリーパッケージ」と「HIDパッケージ」を特別装備。外装ではシルバー塗装の専用フロントグリル、グレーメタリック塗装の専用ホイールキャップ、めっき加飾のバックドアガーニッシュ、アウトサイドドアハンドル、オート電動格納式リモコンドアミラー(サイドターンランプ付)を特別装備している。内装は、内装色とシート色を特別設定色ブラックとしたほか、専用意匠のアナログ式センターメーター(メーター照度コントロール機能付)や、めっき加飾を施したインサイドドアハンドル、シフトレバーベゼル、レジスターリング(サテン調)などを特別装備。ボディカラーは特別設定色「ボルドーマイカメタリック」を含む全3色を設定した。
2015年7月1日
一部改良、並びに特別仕様車「F“Queen”」を発売[6]
キャッチフレーズは「家族愛がありあまる」で、CMキャラクターにはゲスの極み乙女。、CMソングも当バンドの「ロマンスがありあまる」が起用された[7]
2WD車のエンジンを、燃焼効率を高めた1.5Lの新型エンジン「2NR-FKE型」に換装し、これまでメーカーオプション設定だったアイドリングストップ機構「Stop & Start System」を標準装備化したことで燃費が向上した。また1.3L車を廃止し、従来は1.3L専用だった廉価グレード「V」は1.5Lに変更となった。なお、「V」は従来通り2WDのみの設定。
外装はシルバー塗装のフロントグリルを採用。し、ドアミラーの形状を変更。内装はセンタークラスターパネルやシート表皮の色、柄を変更した。全車にデッキサイドグリップと助手席グローブボックスを追加したほか、「V」を除く全グレードにラゲージルームランプを、一部グレードに照明付マルチボックス、天井スピーカー、天井照明付バニティミラーなどを追加した。
ボディカラーは「ダークバイオレットマイカメタリック」を廃止。2014年4月発売の特別仕様車「F"Jack"」の特別設定色だった「ボルドーマイカメタリック」を標準設定としたほか、新色「スパイシーカーキパールクリスタルシャイン(メーカーオプション)」を追加した(いずれも「V」には未設定)。
「セレクトパッケージ」の一部で装備の追加や変更を行い、「スーパーUVパッケージ」はフロントドアガラスのスーパーUVカットガラスにIR(赤外線)カット機能を追加、「スマートエントリーパッケージ」にはオート電動格納式ドアミラーを追加、「ドレスアップパッケージ」はアナログ式センターメーターを新意匠に変更し、フロントグリルとドアミラーにメッキ加飾を追加した。
特別仕様車「F“Queen”」は「F」をベースに、脱着して丸洗いできる新開発のファスナー式カバーシート「ウォッシャブルカバーシート」を特別装備。ウォッシャブルカバーシートは、ブラックにモノトーンのストライプをあしらった特別仕様車専用デザインにするとともに、ブラックルーフトリム&サンバイザーを採用した内装色ブラックを特別設定とした。外装では、フロントグリル、電動格納式リモコンドアミラー、バックドアガーニッシュ、アウトサイドドアハンドルにメッキ加飾を施すとともに、ホイールにはスーパークロームメタリック塗装樹脂フルキャップを特別装備。内装では、レジスターリング、シフトレバーベゼル、インサイドドアハンドル(運転席・助手席)にメッキ加飾を施すとともに、専用意匠のセンターメーターを採用した。また、ベースグレードではメーカーオプションとなる「スマートエントリーパッケージ」と「スーパーUVカットパッケージ」も特別装備としている。
ボディカラーは、ブラック(特別設定色)、ホワイトパールクリスタルシャイン、ボルドーマイカメタリック、スパイシーカーキパールクリスタルシャインの4色を設定。
2016年6月30日
一部改良、並びに特別仕様車「F“Queen II”」を発売[8]
プリクラッシュセーフティ、レーンディパーチャーアラート、オートマチックハイビームをセットにした「Toyota Safety Sense C」や、先行車発進告知機能、緊急ブレーキシグナルを全車に標準装備としたほか、IR(赤外線)カット機能付ウインドシールドガラスも標準装備され、センターメーターをデジタル表示化した。
ボディカラーは「ライトブルーマイカメタリック」に替わり、「ブラッキッシュアゲハガラスフレーク(メーカーオプション)」を追加し全9色を用意。
今回の一部改良により、2WD専用の廉価グレード「V」が廃止された。
「ウェルキャブ」はベース車同様の改良に加え、助手席回転チルトシート車・助手席リフトアップシート車・サイドアクセス車 脱着シート仕様の各「Bタイプ」において、従来の電動クレーン方式から電動スライド方式に変更した新タイプの車いす収納装置を採用。搭載可能な車いす重量を従来の30kgから35kgとした。
特別仕様車「F“Queen II”」は2015年7月発売の「F“Queen”」のバージョンアップ仕様。室内天井には格子柄を、ウォッシャブルカバーシートはストライプをあしらった専用デザインを採用。ボディカラーは「F“Queen”」同様、4色を設定。「スパイシーカーキパールクリスタルシャイン」に替わり「ブラッキッシュアゲハガラスフレーク(メーカーオプション)」が新設定となっている。
2017年12月11日
一部改良、並びに特別仕様車「F“Queen III”」を発売[9]
従来はオプション設定だった「スマートエントリーパッケージ」が全車に標準装備となった。ボディカラーは「スパイシーカーキパールクリスタルシャイン(メーカーオプション)」と「シトラスマイカメタリック」に替わり、「フレッシュグリーンマイカメタリック」と「ブルーメタリック」が追加された。
特別仕様車「F“Queen III”」は2016年6月発売の「F“Queen II”」のバージョンアップ仕様。ファスナー式で簡単に脱着でき、丸洗いが繰り返し可能なウォッシャブルカバーシート、スーパーUVカットパッケージ、HIDパッケージ、ドレスアップパッケージを特別装備としている。ボディカラーは「F“Queen II”」と共通の4色を設定している。
2018年4月
衝突回避支援パッケージの名称を「Toyota Safety Sense C」から、「Toyota Safety Sense」に変更している[10]。(公式発表無し)

海外仕様の動き[編集]

車名の由来[編集]

トランプスペード(SPADE♠)とSpace(空間)とWide(広い)を組み合わせた造語。トランプのスペードが持つクールなイメージも付与している。

取扱チャンネル[編集]

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ トヨタ東日本、小型車「ポルテ」全量生産 ダイハツから移管日本経済新聞2012年7月23日(2012年7月25日 閲覧)
  2. ^ このほか、全車タコメーターが未装備という点のほか、価格も2代目ポルテと共通しているが、ポルテにおいて標準装備のフォグランプは販売店装着オプションでの設定。
  3. ^ [https://newsroom.toyota.co.jp/jp/detail/1600848 “TOYOTA、ポルテをフルモデルチェンジするとともに 新型車スペイドを発売。2台のプチバンが新登場”] (プレスリリース), トヨタ自動車株式会社, (2012年7月23日), https://newsroom.toyota.co.jp/jp/detail/1600848 
  4. ^ 「G」は「ナノイー」パッケージとスーパーUVカットパッケージが標準装備されるため、「セレクトパッケージ」は4種類から選択可能
  5. ^ “TOYOTA、スペイドの特別仕様車を発売” (プレスリリース), トヨタ自動車株式会社, (2014年4月1日), https://newsroom.toyota.co.jp/jp/detail/1445301 
  6. ^ “TOYOTA、ポルテおよびスペイドを一部改良―あわせて、ポルテ特別仕様車F“a la mode Deux”およびスペイド特別仕様車F“Queen”を発売―” (プレスリリース), トヨタ自動車株式会社, (2015年7月1日), https://newsroom.toyota.co.jp/jp/detail/8535807 
  7. ^ 日本テレビTHE MUSIC DAY」で毎年行われていたアーティストコラボCMとして日本テレビ系のみで放映。
  8. ^ “TOYOTA、ポルテならびにスペイドを一部改良するとともに特別仕様車を設定―” (プレスリリース), トヨタ自動車株式会社, (2016年6月30日), https://newsroom.toyota.co.jp/jp/detail/12614518 
  9. ^ “TOYOTA、ポルテならびにスペイドを一部改良するとともに特別仕様車を設定” (プレスリリース), トヨタ自動車株式会社, (2017年12月11日), https://newsroom.toyota.co.jp/jp/toyota/20176303.html 
  10. ^ 「トヨタスペイド カタログ」、2018年4月発行。CD011401-1804
  11. ^ SPADEToyota Hong Kong
  12. ^ カタログ表紙の車名はアルファベットと日本語の併記となっているが、日本語はスペイドではなく「スペード」になっている。
  13. ^ ただし型式は日本仕様と異なり、「NCP14#R」となる。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]