トヨタ・ライトエースノア
ライトエース ノア(LITEACE NOAH)は、トヨタ自動車がかつて販売していたミニバンである。製造委託はダイハツ工業。 由来の「ライトエース」は、英語の「Light(軽い、軽快な)」と「Ace(第一人者、最も優れた)」の合成語。「ノア」は、英語で「優しい語感の人名」を表し、特別な意味はない。「ノアの方舟」のノア(NOAH)とも関係ない。
概要
[編集]1996年にモデルチェンジされたライトエースのワゴンである。
歴史
[編集]初代R40型(1996年 - 2001年)
[編集]トヨタ・ライトエースノア R40型 | |
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ワゴン(前期型・1996年10月-1998年12月) | |
ワゴン(後期型・1998年12月-2001年10月) | |
概要 | |
販売期間 | 1996年 - 2001年 |
ボディ | |
乗車定員 | 7 - 8人 |
ボディタイプ | 4ドア.5ドア ミニバン |
駆動方式 | FR/4WD |
パワートレイン | |
エンジン | 3C-TE 2.2L インタークーラーディーゼルターボ |
変速機 | 4AT 5MT |
前 | 前:ダブルウィッシュボーン 後 トレーリングリンク車軸式コイルスプリング |
後 | 前:ダブルウィッシュボーン 後 トレーリングリンク車軸式コイルスプリング |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,715mm |
全長 | 4,435mm |
全幅 | 1,695mm |
全高 | 1.975mm |
車両重量 | 1.550kg 1,610kg |
その他 | |
製造事業(委託)者 | ダイハツ工業 |
姉妹車 |
トヨタ・タウンエースノア ダイハツ・デルタワゴン |
系譜 | |
先代 | トヨタ・ライトエース |
後継 | トヨタ・ヴォクシー |
1996年10月登場、ボディは先代のキャブオーバーから一転、セミキャブオーバーになる。衝突安全基準の見直しからクラッシャブルゾーンの確保が必須となり、エンジン搭載位置、前輪位置、キャビン前端は大幅な見直しとなった。衝突安全ボディーGOAが採用され、同時にノアとサブネームが着く。
1998年1月には一部改良を実施。ボディカラーを一部見直し、シート表皮を変更したほか、G、フィールドツアラーに前席アームレスト、オートエアコン、電動格納式ドアミラーを追加したセットオプション「Cパッケージ」が用意された。また、TECS特装車として専用エアロ、ビレットグリルなどが装着された「ロードツアラー」が設定された。
1998年12月にはマイナーチェンジを実施。前後ランプ、グリルなどの外装デザイン、インパネデザインが変更された。 ディーゼルエンジンはインタークーラー付の3C-TEに変更、このためディーゼル車のボンネットには冷却用エアインテークが装備された。 グレードは、前期モデルでTECS特装車として用意されていたエアロモデルの「ロードツアラー」が通常グレードに昇格、Vには従来の7人乗りに加えてG等と同じ8人乗りが選択可能となった。 フィールドツアラーは乗車定員の変更はないが、シード形状が他の8人乗りと異なっており、背もたれを倒すとテーブルとして使用できる等セカンドシートのアレンジが異なっていた。
2001年10月[1]に生産終了。11月にヴォクシーの登場に伴い販売終了。販売期間中の新車登録台数の累計は19万1842台[2]。
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前期型 フィールドツアラー
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前期型 フィールドツアラー
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後期型 ロードツアラーリミテッド
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後期型 ロードツアラーリミテッド
脚注
[編集]- ^ “ライトエースノア(トヨタ)のカタログ”. リクルート株式会社 (2020年1月17日). 2020年1月17日閲覧。
- ^ デアゴスティーニジャパン週刊日本の名車第50号19ページより。
関連項目
[編集]- トヨタ・タウンエース
- トヨタ・ライトエース
- トヨタ・ヴォクシー - 後継車
- トヨタ・タウンエースノア - 姉妹車
外部リンク
[編集]- [1] 公式ウェブサイト (2001年8月11日現在のアーカイブ)