トヨタ・タンク

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トヨタ・タンク
M900A/M910A型
カスタムG-T フロント
※2016年11月登場型
(2016年11月-2018年10月)
Toyota TANK CUSTOM G-T (DBA-M900A-BGBVJ) front.jpg
カスタム G-T リア
※2016年11月登場型
(2016年11月-2018年10月)
Toyota TANK CUSTOM G-T (DBA-M900A-BGBVJ) rear.jpg
G"S" インテリア
※2016年11月登場型
(2016年11月-2018年10月)
トヨタ・タンク G"S フレッシュライムメタリック(インテリア).jpg
販売期間 2016年11月9日-
乗車定員 5名
ボディタイプ 5ドア トールワゴン
エンジン 1KR-FE型:
996cc 直列3気筒DOHC
1KR-VET型
996cc 直列3気筒DOHCターボ
駆動方式 前輪駆動
四輪駆動(ターボ車は未設定)
最高出力 1KR-FE型:
51kW (69PS)/6,000rpm
1KR-VET型:
72kW (98PS)/6,000rpm
最大トルク 1KR-FE型:
92N・m (9.4kgf・m)/
4,400rpm
1KR-VET型:
140N・m (14.3kgf・m)/
2,400-4,000rpm
変速機 CVT
サスペンション 前:マクファーソンストラット式コイルスプリング
後:トーションビーム式コイルスプリング(2WD)
後:トレーリングリンク車軸式コイルスプリング(4WD)
全長 3,700mm(X、G)
3,715mm(カスタムG、カスタムGーT)
全幅 1,670mm
全高 1,735mm
ホイールベース 2,490mm
車両重量 1,070-1,130kg
製造事業者 ダイハツ工業
姉妹車 ダイハツ・トール
トヨタ・ルーミー
スバル・ジャスティ
(日本仕様2代目)
プラットフォーム Aプラットフォーム
-自動車のスペック表-

タンクTANK)は、トヨタ自動車が販売するトールワゴン型のコンパクトカー小型乗用車)である。

概要[編集]

タンクは、LivingとDrivingを掛け合わせた「1LD-CAR(ワン・エル・ディー・カー)」がコンセプト、そしてキャッチフレーズで、CMには当初、バカリズム菜々緒が起用されていた。

機能子会社であるダイハツ工業が開発した「トール」をベースに、OEM供給されているモデル。トヨタ店カローラ店向けにはデザイン違いの姉妹車「ルーミー」としてタンクと同時に発表・発売された。また、トールはSUBARU(旧・富士重工業)へもOEM供給されており、同社では日本市場ではおよそ22年ぶりのブランド復活となる「ジャスティ」として発表された。

機構・メカニズム[編集]

エンジンはOEM供給元であるトールと同じく、自然吸気仕様の1KR-FE型とターボ仕様の1KR-VET型の2種類が用意される。

安全性能については、SRSサイドエアバッグ(運転席/助手席)とSRSカーテンシールドエアバッグ(前後席)をオプション設定したほか、衝突回避システム「スマートアシストII(以下、スマアシII)」を採用した。なお、トヨタでは本来、ポルテ/スペイドヴィッツ等に採用されている同様の装備は「Toyota Safety Sense C」を用いているが、タンクはダイハツからのOEMであるため姉妹車のルーミーや3代目パッソと同じく「スマアシII」の名称となる。

デザイン[編集]

フロントフェイスは切れ長デザインのヘッドランプと大開口アンダーグリルで構成されている。カスタムではフロントスポイラーが追加され、アンダーグリルは塗装+メッキとし、グリル上部をメッシュデザインに、フロントアッパーグリルを専用デザインにそれぞれ変更している。リアの車名エンブレムはOEM供給元のトールや兄弟車のジャスティの右下に対し、左下に装着されている。なお、標準車はOEM供給元であるトールと、カスタムは富士重工業向けの兄弟車であるジャスティ カスタムと、標準車のリヤランプ(テール&ストップランプ)色除き共通デザインとなっている。

ボディカラーは発売時点ではトールと同一のラインナップで、新規色の「インペリアルゴールドクリスタルメタリック(オプションカラー)」、「レーザーブルークリスタルシャイン」2色を含む9色を設定し、カスタムには、2トーン色5色も設定していた。2018年11月の改良以降は『4兄弟』の中で「インペリアルゴールドクリスタルメタリック」が唯一設定される代わりに「ブリリアントカッパークリスタルマイカ」が唯一設定されない車種となる。

初代(M900A/M910A型、2016年 - )[編集]

2016年11月9日
同日、発売[1]
グレード体系は、UVカット機能付ガラス(フロントドア・フロントクォーター)、ウレタン3本スポークステアリングホイール(メッキオーナメント加飾付)、単眼メーター、LCDマルチインフォメーションディスプレイ、材着センタークラスターパネル、マニュアル(ダイヤル式)エアコンなどを装備した普及仕様「X」、ドアミラーターンランプ、ピラーブラックアウト、ステアリングスイッチ(TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ操作)、クルーズコントロール、リアスピーカーなどを装備し、フロントドア・フロントクォーターガラスをスーパーUV&IRカット機能付に[2]、メーターをタコメーター付自発光式2眼に、マルチインフォメーションディスプレイをTFTカラーに、エアコンをオート(プッシュ式)に、パワースライドドア(ワンタッチオープン機能・予約ロック機能付)を両側にそれぞれグレードアップした上級仕様「G」及びターボ車の「G-T」、フロントチンスポイラー、LEDヘッドランプ(オートレベリング機能・LEDクリアランスランプ付)、LEDフォグランプ(LEDイルミネーションランプ付)、シートバックポケット(助手席)、フロントツイーター、アルミホイールなどを装備し、カラードバンパー(フロント)とメッキフロントグリルを専用デザインに変更し、ステアリングホイールを本革3本スポーク(メッキオーナメント・シルバー加飾付)にグレードアップしたエアロ仕様「カスタムG」及びターボ車の「カスタムG-T」の5グレードが設定される。NA車の「X」・「G」・「カスタムG」は衝突回避支援システム「スマートアシストII」の有無を選択可能。「X"S"」・「G"S"」・「カスタムG"S"」は「スマートアシストII」を搭載するグレードである。また、ターボ車の「G-T」と「カスタムG-T」は「スマートアシストII」が標準装備される。
2017年12月20日
「ウェルキャブ 助手席リフトアップシート車」を設定[3]。(2018年3月1日発売)
ラインアップは「Aタイプ」と「Bタイプ」があり、「Bタイプ」には電動スライド式の車いす収納装置が標準装備される。ベース車両は「X"S"」と「G"S"」の2タイプを設定。また、衝突回避支援システム「スマートアシストII」を標準装備している。
2018年11月1日
一部改良並びに特別仕様車「G"Cozy Edition"」が発売された[4]
既採用の「スマートアシストII」において、衝突回避支援ブレーキ機能が歩行者検知に対応、オートハイビームの追加などを行い「スマートアシストIII」に強化するとともに、「スマートアシストIII」搭載車にはコーナーセンサー(フロント・リア共に4個、接近お知らせ付)が標準装備された。
ボディカラーはモノトーンは「フレッシュグリーンメタリック」と入れ替えで「ファイアークォーツレッドメタリック」が、カスタム専用の2トーンカラーは「ブライトシルバーメタリック×フレッシュグリーンメタリック」、「ブライトシルバーメタリック×ファインブルーマイカメタリック」と入れ替えで「ブラックマイカメタリック×ファイアークォーツレッドメタリック」、「ブラックマイカメタリック×パールホワイトIII」がそれぞれ設定された。
グレード体系が一部変更され、「G」、「カスタムG」は従来の「G"S"」、「カスタムG"S"」を吸収統合し、「スマートアシストIII」が標準装備された。「ウェルキャブ 助手席リフトアップシート車」もベース車に準じた改良が施され、従来の「G"S"」は「G」に変更した。
特別仕様車「G"Cozy Edition"」は、「G」をベースに、シート表皮を撥水機能付の専用ファブリックに変更するとともに、「コンフォートパッケージ(運転席・助手席シートヒーター、シートバックテーブル(買い物フック・ドリンクホルダー2個付、運転席・助手席))」と「ナビレディパッケージ(バックカメラ、ステアリングスイッチ(オーディオ操作))」を特別装備、さらに、メッキのバックドアガーニッシュ・フロントインサイドドアハンドル・レジスターノブを採用したほか、室内にはピアノブラック塗装やシルバー加飾が施された。ボディカラーは6色が設定される。

取り扱い店[編集]

車名の由来[編集]

  • 英語で、「タンク水槽貯蔵」を意味し、沢山ものが入る・積める空間を表現している。

関連項目[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]