ダイハツ・トール

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Camera-photo Upload.svg 画像提供依頼:標準系の内外装の画像提供をお願いします。2016年11月
ダイハツ・トール
M900S/M910S型
カスタムG"SA II" フロント
Daihatsu THOR CUSTOM G"SA II" 2WD (DBA-M900S) front.jpg
カスタムG"SA II" リア
Daihatsu THOR CUSTOM G"SA II" 2WD (DBA-M900S) rear.jpg
G"SA II" フロント
Daihatsu THOR G"SA II" (DBA-M900S) front.jpg
販売期間 2016年11月9日-
設計統括 嶋村博次
乗車定員 5人
ボディタイプ 5ドア トールワゴン
エンジン 1KR-FE型 1L 直列3気筒
1KR-VET型1L 直列3気筒ターボ
駆動方式 FF/4WD
変速機 CVT
サスペンション 前:マクファーソンストラット
後:トーションビーム(FF)/トレーリングリンク車軸(AWD)
全長 3,700mm(標準)/3,725mm(カスタム)
全幅 1,670mm
全高 1,735mm
ホイールベース 2,490mm
車両重量 1,070 - 1,130kg
姉妹車 トヨタ・ルーミー
トヨタ・タンク
スバル・ジャスティ
(日本仕様2代目)
プラットフォーム トヨタ・Aプラットフォーム
先代 ダイハツ・クー
※事実上。販売終了から約4年の空白期間あり
-自動車のスペック表-

トールTHOR)はダイハツ工業が製造・販売するトールワゴン型のコンパクトカー小型乗用車)である。

概要[編集]

G"SA II"
リア

コンパクトな外形寸法とすることで小型乗用車でありながら軽自動車と同等の取り回し性と広い室内空間を実現しており、同社の軽乗用車であるムーヴなどでも採用されている高剛性ボディや、Dサスペンションなども採用されている。キャッチフレーズは「家族に絶妙 新サイズ」。CMソングはレキシが担当[1]

なお、本車種は親会社であるトヨタ自動車SUBARU(旧・富士重工業)にもOEM供給され、トヨタ自動車では「ルーミー」と「タンク」として、SUBARUでは日本市場では約21年11ヶ月ぶりの車名復活となる「ジャスティ」としてそれぞれ発表され、事実上、軽自動車を除く一連の国内向けの小型自動車としては史上初の4兄弟車種となった。

機構・メカニズム[編集]

エンジンはNA仕様の1KR-FE型とターボ仕様の1KR-VET型の2種類が用意される。1KR-FE型は最終減速比をローギアード化して軽快な加速感を実現するとともに、アクセルペダル開度に対してスロットルバルブ制御を変更したことで、加速時や登坂時における加速性能を実現した。1KR-VET型は新開発の1.0Lターボエンジンで、1.3L - 1.4Lエンジンに相当する72kW(98PS)の最大出力を、1.5Lエンジンに相当する140N・m(14.3kg・m)の最大トルクを2,400~4,000rpmの幅広い回転域で発揮するほか、アクセル操作に対して優れたレスポンスをもたらすスポーツモードを装備しており、ステアリングスイッチの操作で切替可能である。

また、停車前アイドリングストップ機能「eco IDLE(エコアイドル)」や樹脂化ボディなどを採用したほか、空力ドアミラー・ルーフスポイラー・エアロワイパー&空力フードヒンジカバーなどの採用により風流れをコントロールして走行抵抗の低減を実現したことで低燃費性能も実現しており、エンジン・駆動方式を問わず、全車が平成32年度燃費基準を達成している。

Dサスペンションは高速直進時の安定性や操舵時のロール抑制を図るためトール用に新たに調整されたほか、全車にフロントスタビライザーを標準装備し、ターボ車はリアにもスタビライザーを装備している。

安全性能については、SRSサイドエアバッグ(運転席/助手席)とSRSカーテンシールドエアバッグ(前後席)をオプション設定したほか、ダイハツの小型乗用車では3代目ブーンに次いでの採用となる衝突回避システム「スマートアシストII(以下、スマアシII)」を採用。さらに、シートベルト閉め忘れ警告灯(全席)、エマージェンシーストップシグナル、オートライトを標準装備したほか、廉価グレード以外にはクルーズコントロールも装備する。

デザイン[編集]

外観はガラスエリアを前後に吹き抜けるデザインとし、フロントからサイドまでまっすぐ伸び、リアへ駆け上がるサーベルをモチーフとしたキャラクターラインを採用。リアはボディサイドと連動した立体造形となっており、リアランプとハイマウントストップランプにはLEDを採用。LEDハイマウントストップランプは後方からの視認性とデザイン性を兼ねる大型導光式を採用している。なお、姉妹車との比較では標準系はタンクの、カスタム系はルーミーのデザインとそれぞれ共通とし、ジャスティの設定とは逆になっている[2]

内装は直線的なラインと平面で構成され、インパネは水平に広がるデザインとしている。メーターは運転席前に配置し、見晴らしをよくするためフードを低く抑えた。また、インパネ・メータークラスター・ドアトリムにはステッチを用いたレザー表現とした。

フロントフェイス・LEDリアランプ・内装は標準車とカスタムで異なり、標準車は薄い切れ長デザインのランプグリル、大開口アンダーグリル、シャークフィンのように見せるバンパー下部デザインで構成されたフロントフェイスで、LEDリアランプはブロックライン発光の縦長タイプを採用。内装はオレンジのアクセント色を配し、シートにはエンボス加工を施した。カスタムは重厚デザインのメッキグリルやボディ同色のフロントスポイラーを装備したフロントフェイスで、ヘッドランプやフォグランプにもLEDを採用。LEDリアランプはクリアレンズの虚像を用いた3Dタイプを採用する。内装はブラックを基調にテックブルーのアクセント色とシルバー加飾を配し、シートには撥水加工を施した。

ボディカラーは新規色の「インペリアルゴールドクリスタルメタリック(オプションカラー)」、「レーザーブルークリスタルシャイン」2色を含む9色を設定し、カスタムには、2トーン色5色も設定している。

初代(M900S/M910S型、2016年 - )[編集]

  • 2016年
    • 11月9日 - 発表・販売開始[3]
      • グレード体系は、UVカット機能付ガラス(フロントドア・フロントクォーター)、ウレタン3本スポークステアリングホイール(メッキオーナメント加飾付)、単眼メーター、LCDマルチインフォメーションディスプレイ、材着センタークラスターパネル、マニュアル(ダイヤル式)エアコンなどを装備した普及仕様「X」、ドアミラーターンランプ、ピラーブラックアウト、ステアリングスイッチ(TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ操作)、クルーズコントロール、リアスピーカーなどを装備し、フロントドア・フロントクォーターガラスをスーパーUV&IRカット機能付に[4]、メーターをタコメーター付自発光式2眼に、マルチインフォメーションディスプレイをTFTカラーに、エアコンをオート(プッシュ式)に、パワースライドドア(ワンタッチオープン機能・予約ロック機能付)を両側にそれぞれグレードアップした上級仕様「G」及びターボ車の「Gターボ」、フロントチンスポイラー、LEDヘッドランプ(オートレベリング機能・LEDクリアランスランプ付)、LEDフォグランプ(LEDイルミネーションランプ付)、シートバックポケット(助手席)、フロントツイーター、アルミホイールなどを装備し、カラードバンパー(フロント)とメッキフロントグリルを専用デザインに変更し、ステアリングホイールを本革3本スポーク(メッキオーナメント・シルバー加飾付)にグレードアップしたドレスアップモデルの「カスタムG」及びターボ車の「カスタムGターボ」の5グレードが設定される。NA車の「X」・「G」・「カスタムG」はスマアシIIの有無を選択可能で、スマアシII付は「X"SA II"」・「G"SA II"」・「カスタムG"SA II"」となる。また、ターボ車の「Gターボ」と「カスタムGターボ」はスマアシIIが標準装備されるため、「Gターボ"SA II"」・「カスタムGターボ"SA II"」となる。
      • 同時にトヨタ自動車へのOEM供給を開始。同社では「ルーミー」と「タンク」の車種名で販売される。
    • 11月21日 - 富士重工業へのOEM供給を開始。同社では「ジャスティ」の車種名で販売される。

車名の由来[編集]

北欧神話雷神"THOR"から。"THOR"の意味である「力強く頼りがいがある相棒」に加え、同じ発音で背が高いを意味する"TALL"を重ねている[3]

関連項目[編集]

注釈[編集]

  1. ^ ただし、2016年11月から2017年5月まではCM本編にも本人が1カット分に限り出演していた。
  2. ^ 但し、リヤランプ(テール&ストップランプ)色においては、トール、ジャスティは標準レッド/カスタムクリア、ルーミーは共にレッド、タンクは共にクリアとなる。
  3. ^ a b “新型小型乗用車「トール」「トール カスタム」発売” (プレスリリース), ダイハツ工業株式会社, (2016年11月9日), http://www.daihatsu.com/jp/news/2016/20161109-1.html 2016年11月10日閲覧。 
  4. ^ 「X」はメーカーオプションにて装備可能

外部リンク[編集]