ダイハツ・ハイゼットキャディー

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ダイハツ・ハイゼットキャディー
LA700V/LA710V型
X"SA II"
Daihatsu HIJET Caddie X"SA II" (HBD-LA700V) front.jpg
Daihatsu HIJET Caddie X"SA II" (HBD-LA700V) rear.jpg
販売期間 2016年6月13日-
乗車定員 2人
ボディタイプ 5ドア軽トールバン
モノスペース軽ライトバン
エンジン KF-VE型 658cc 直3 DOHC DVVT
KF-VET型 658cc 直3 DOHC DVVT インタークーラーターボ
駆動方式 FF/4WD
変速機 CVT
サスペンション 前:マクファーソンストラット式
後:トーションビーム式(FF)/3リンク式(4WD)
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,850mm
ホイールベース 2,455mm
車両重量 970-1,020kg
最大積載量 150Kg
-自動車のスペック表-

ハイゼット キャディーHIJET Caddie)は、ダイハツ工業が生産・販売する軽貨物車である。

概要[編集]

乗用の軽トールワゴン(軽スーパートールワゴン)であるウェイクをベースに、ハイゼットの派生車種として発売された2シーター専用モノスペース軽ライトバンの商用車である。ウェイクベースのため、エンジンとホイールドライブをフロントに配置した「FFレイアウトパッケージ」を採用する。なお、最大積載量は150Kgであり、かつて同社から販売されていたミゼットII(ピック/カーゴ)の最大積載量と同等である。

ボディカラーは通常「ホワイト」のみだが、パックオプションの「選べるカラーパック[1]」を装着することで、ウェイク・10代目ハイゼットトラック/ハイゼットカーゴ採用色(ただし10代目ハイゼットカーゴは特別仕様車のみ)である「トニコオレンジマイカメタリック」をはじめ、「ミストブルーマイカメタリック」、「ライトローズマイカメタリック」、「ブライトシルバーメタリック」、「ブラックマイカメタリック」の5色から選択可能となる。なお、「ブライトシルバーメタリック」は2017年11月の一部改良で通常設定色となったため、「選べるカラーパック」設定色は4色に変更された[2]

フロントのフードガーニッシュを省略し(エンブレムはDマークエンブレム)、バンパーガーニッシュをブラックに、リヤコンビネーションレンズもバルブ式・リフレクター内蔵の専用品に変更するなど、ウェイクとデザインを差別化している。また、ステアリングもウェイクとデザインが異なるもの(初代ミライース/初代ピクシスエポック/初代プレオプラス、ハイゼットトラック/ピクシスバン/サンバーバンプロボックス/サクシードと同一品)を採用している。

メカニズム[編集]

トランスミッションはハイゼットシリーズで初めてとなるCVTを採用。また、ウェイク同様に「e:Sテクノロジー」を導入し、クールドi-EGRやCVTサーモコントローラー、樹脂化ボディなどを採用。併せてアイドリングストップ機能「eco IDLE(エコアイドル)」を全車に標準装備したことで、NA・2WD車は「平成27年度燃費基準+25%」、NA・4WD車は「平成27年度燃費基準+20%」、ターボ車は「平成27年度燃費基準+15%」をそれぞれ達成する。

安全面では軽商用車では初となるカメラとソナーセンサーを備えた衝突回避支援システム「スマートアシストII(以下、スマアシII)」をダイハツ軽商用車で初採用するとともに、EBD機能付ABS、VSC&TRC、エマージェンシーストップシグナル、ヒルホールドシステムは全車に標準装備し、軽乗用車並みの装備とする一方で、軽商用車初となるLEDヘッドランプ(Loビーム)を全車にメーカーオプション設定している[3]。スマアシIIは2017年11月の一部改良でステレオカメラ方式の「スマートアシストIII(以下、スマアシIII)」に置換されている。

音の侵入経路遮断と吸遮音材の配置によって静粛性を高めたほか、シートはリクライニングが可能なセパレートタイプを採用。ウレタンバンプスプリングの採用やスタビライザーを標準装備することによって操舵安定性を高める一方で、コイルスプリングのばね定数やショックアブソーバーの減衰力特性を最適化することにより商用車としての耐久性を確保している。

歴史[編集]

  • 2016年6月13日 - 公式発表・販売開始[4]
グレード体系はNA車の「D」とターボ車の「X」を基本とする構成で、それぞれにスマアシIIとトップシェイドガラス(フロントウィンドゥ)を追加装備した「D"SA II"」・「X"SA II"」を設定。さらに、「D」には、インテグレードCD・AM/FMラジオ・AUX端子、フルホイールキャップを追加装備し、ドアミラーをカラード電動格納式に、ステアリングホイールをメッキオーナメント付ウレタンにそれぞれグレードアップした「D"デラックス"」・「D"デラックス SA II"」も設定される。
セットオプションは前述の「選べるカラーパック」の他に、プッシュボタンスタート・キーフリーシステム・オートライトなどで構成される「省力パック」、スーパーUV&IRカットガラス(フロントドア)などで構成される「ビューティパック」、メッキ加飾付LEDフォグランプと14インチアルミホイールで構成される「スタイリッシュパック」、助手席シートバックテーブル・イージーケアフロア(大容量ラゲージアンダートランク)・フック(ユーティリティ4個・荷室床面2個)などで構成される「ユースフルパック」、4ヶ所(フロントパーソナル・リアルーム・ラゲージルーム・バックドア)のLEDランプで構成された「LED室内照明パック」、スマートフォン連携メモリーナビゲーションシステム・バックカメラ・HDMI端子で構成された「ナビパック」、バックカメラ単体の「純正ナビ装着用アップグレードパック」と多数用意されている。
  • 2017年11月30日 - ウェイクと共に一部改良が発表され、同日より販売が開始された[5]
前述のとおり、スマアシII搭載車はスマアシIIIに置換(置換に伴い、スマアシIII搭載車はグレード名の「SA II」を「SA III」に変更)されたほか、スマアシIII搭載車にはリアコーナーセンサーも併せて装備された。
グレード体系が見直され、「D"デラックス"」と「X」はスマアシIII搭載グレードの「Dデラックス"SA III"」と「X"SA III"」へ統合・集約されたほか、車両本体価格を全グレード一律64,800円値下げされた。装備面では従来、グレード別設定であった車速感応式間欠フロントワイパーとセキュリティアラームが全車標準装備となり、これに伴って、一部メーカーオプション等の変更も行われた。

名前の由来[編集]

キャディー(Caddie)は荷物を運ぶ者、世話・助けをする者(この意味では例えばゴルフのキャディがある)の意味。配送業務を中心とする働く人をアシストするパートナーとの思いを込めて名付けられている[4]

出典・注釈[編集]

  1. ^ カップホルダー(前席/インパネ一体)とオーディオクラスターにシルバー加飾が施されるほか、「D"デラックス"」系と「X」系に装備される電動格納式カラードドアミラーがボディ色連動に変更される
  2. ^ ハイゼットカーゴ及びハイゼットトラックは先行して適応済み
  3. ^ ウェイクと同一品。
  4. ^ a b “新型軽商用車「ハイゼット キャディー」を発売” (PDF) (プレスリリース), ダイハツ工業株式会社, (2016年6月13日), https://www.daihatsu.com/jp/news/2016/copy_of_20160613-1.pdf 2017年11月30日閲覧。 
  5. ^ “ダイハツ 軽乗用車「ウェイク」 軽商用車「ハイゼット キャディー」を一部改良” (プレスリリース), ダイハツ工業株式会社, (2017年11月30日), https://www.daihatsu.com/jp/news/2017/20171130-1.html 2017年11月30日閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]