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金星の太陽面通過とは、金星が太陽面を黒い円形のシルエットとして通過していくように見える天文現象である。金星が地球と太陽のちょうど間に入ることで起こる。金星の太陽面通過は非常に稀な現象で、近年では、8年、105.5年、8年、121.5年の間隔で発生する。直近では協定世界時2012年6月5日から6日にかけて起こった。次回は2117年12月10日から11日にかけて起こる。記録に残る初の観測は、1639年にエレミア・ホロックスによってなされた。
地球からの距離が約4,100万キロメートルある金星は、太陽面通過の間、太陽の表面を東から西へ動いていく小さな黒い円盤のように見える。金星の太陽面通過を観察することで、地球と太陽の間の距離(1天文単位)が算出可能となる。1天文単位の距離を得るために、1761年と1769年の太陽面通過では欧州を中心として国を超えた国際的な観測事業が行われ、世界各地に天文学者が派遣された……
- 『デルフト眺望』は、オランダの画家ヨハネス・フェルメールが1660年から1661年の間に描いた絵画。キャンバスに油彩で描かれた作品で、デン・ハーグのマウリッツハイス美術館が所蔵している。フェルメールが再評価されるきっかけ……
- 『ダブルキャスト』は、1998年6月25日にソニー・コンピュータエンタテインメントより発売されたPlayStation用アドベンチャーゲーム。本作は記憶喪失になったヒロインを軸としたサスペンス作品であり……
- 黒神町は、鹿児島県鹿児島市の町。桜島の東部に位置しており噴火による埋没を数度経験している。腹五社神社の鳥居は噴火によって上部を残し埋没しており、噴火の凄まじい威力を伝える史跡として残されている……