選り抜き記事
レオシュ・ヤナーチェク(Leoš Janáček, 1854年7月3日 - 1928年8月12日)は、モラヴィア(現在のチェコ東部)出身の作曲家。モラヴィア地方の民俗音楽研究から生み出された、発話旋律または旋律曲線と呼ばれる旋律を着想の材料とし、オペラをはじめ管弦楽曲、室内楽曲、ピアノ曲、合唱曲に多くの作品を残した。そのオペラ作品は死後、1950年代にオーストラリアの指揮者チャールズ・マッケラスの尽力により中部ヨーロッパの外に出、1970年代以降広く世に知られるようになった。……
- 振動工学における線形多自由度系の振動は、線形な特性を持ち、さらに2以上の自由度を持つ系で起きる振動である。運動方程式は一般的に連立2階常微分方程式となり、行列およびベクトルで表現される。固有モードという多自由度系特有の概念が現れる……
- 投下は、モンゴル帝国における王族・功臣自身、もしくは彼らの有する領民・領地を指す用語である。「投下」という語は宋代に用いられた「軍や賊の首領」を意味する 「頭項」という漢語が契丹語を介してモンゴル帝国に入ったもので、漢文史料上では「頭下」「投項」とも表記される……
- アフリカン・ワックス・プリントは、ろうけつ染めから発展したプリント布の1種を指す。西アフリカや中部アフリカのフランス語圏ではパーニュと呼ばれ、その名称はフランス語の「腰巻布」に由来する……