建功神社
建功神社 | |
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所在地 | 台湾台北州台北市南門町 |
主祭神 | 台湾開拓功労者 |
社格等 | 無格社 |
創建 | 1928年(昭和3年) |
建功神社(けんこうじんじゃ)は、日本統治時代の台湾台北州台北市南門町(現在の台北市中正区)にあった神社である。
社殿は鉄筋コンクリート造で、中央のドームが特徴的であった。鳥居は、中国の牌坊を模した様式であった。社殿前の池とあいまって、「台北のタージ・マハル」とも呼ばれている。[1] 一部改築されているが、社殿の建物は現存している。
祭神[編集]
1895年(明治28年)の日本の台湾領有以降、台湾における戦死者・準戦死者・殉職者・準殉職者・殉難者を祭神としていた。
歴史[編集]
- 1928年(昭和3年)7月14日、台北植物園内(現在の南海学園地域)に鎮座。[† 1]
- 1955年 中央図書館の本館として使用開始。[2]
- 1960年 社殿のドーム部分が中国の天壇様式に改築されたほか、神道的な装飾が取り払われる。
- 1986年 中央図書館の本館が新庁舎に移転。その後建物は國立教育資料館(現在の國家教育研究院教育資源及出版中心)として使用。
脚注[編集]
注釈[編集]
- ^ 現在この建物の属する地区は、周囲の国公立の文教施設とあわせて南海學園と呼ばれている。
出典[編集]
参考文献[編集]
- 鐘雅薰 (2014年). “從建功神社看井手薰的設計理念” (中国語). 2014年8月26日閲覧。