八百津町
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| やおつちょう 八百津町 |
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|---|---|
| 国 | |
| 地方 | 中部地方、東海地方 |
| 都道府県 | 岐阜県 |
| 郡 | 加茂郡 |
| 団体コード | 21505-8 |
| 法人番号 | 8000020215058 |
| 面積 | 128.79 km² |
| 総人口 | 10,726人 (推計人口、2017年5月1日) |
| 人口密度 | 83.3人/km² |
| 隣接自治体 | 恵那市、美濃加茂市、可児市、瑞浪市、 加茂郡川辺町、七宗町、白川町、 可児郡御嵩町 |
| 町の木 | マツ |
| 町の花 | ササユリ |
| 八百津町役場 | |
| 所在地 | 〒505-0392 岐阜県加茂郡八百津町八百津3903番地の2 北緯35度28分33.7秒東経137度8分29.6秒 |
| 外部リンク | 八百津町 |
| ウィキプロジェクト | |
目次
概要[編集]
八百津町は、北の飛騨川と南の木曽川に挟まれた集落で、海抜120m前後の河岸段丘に沿って住宅、農地が広がっているが、過疎化が進んで人口が減少傾向にある。地場産業の八百津煎餅は、最大時260店舗があったが、現在は32店舗に減少している。
地理[編集]
岐阜県の中南部に位置し、面積の約8割が山林である。
名前の由来[編集]
八百津の地名の由来は、古代の地名からであるとするもの[1]、町を流れる木曽川に丸山ダムができる以前は木材を流しており、それを集積する港(津)が多い(八百)、などがある。たしかに八百津橋がかかる地域の地名は「港町(八百津町八百津港町)」ではあるが、八百津町のホームページにおいては町名の由来は述べられていない。
歴史[編集]
- 1889年(明治22年)7月1日:町制を施行、細目村が八百津町となる
- 1955年(昭和30年)1月31日:和知村と合併
- 1955年(昭和30年)2月1日:錦津村と合併
- 1955年(昭和30年)3月25日:美濃加茂市の一部を編入
- 1956年(昭和31年)9月:久田見村、潮南村、福地村と合併
- 2003年(平成15年)4月1日 美濃加茂市と加茂郡の6町1村(坂祝町、富加町、川辺町、七宗町、八百津町、白川町、東白川村)が、「美濃加茂市・加茂郡町村合併協議会」を設置
- 2004年(平成16年)12月31日 合併協議会解散
人口[編集]
| 八百津町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 八百津町の年齢・男女別人口分布(2005年) | ||||||||||||||||||||||||||||||
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■紫色 ― 八百津町
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 |
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八百津町(に相当する地域)の人口の推移
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| 総務省統計局 国勢調査より | |||||||||||||||||||||||||||||||
歴代町長[編集]
産業[編集]
古くから林業が行われているほか、第2次産業が盛んである。
- 内堀醸造(酢の製造会社)
- 味噌平醸造(醤油や味噌の製造会社)
- コデマリカフェ
教育[編集]
小学校[編集]
- 八百津町立
- 八百津小学校
- 錦津小学校
- 和知小学校
- 久田見小学校
- 福地小学校(2010年に閉校。久田見小学校に統合)
- 潮見小学校
中学校[編集]
- 八百津町立
- 八百津中学校
- 八百津東部中学校
高等学校[編集]
交通[編集]
鉄道[編集]
町内に鉄道は通っていない(最寄り駅は名鉄広見線明智駅(可児市)またはJR高山本線古井駅(美濃加茂市)、同中川辺駅(川辺町)。かつては名鉄八百津線が町内を通っており、八百津駅と中野駅の2駅があったが、2001年に廃止となった。
バス[編集]
- YAO(やお)バス - 東濃鉄道が委託運行するコミュニティバス。名鉄八百津線の廃止に伴う代替バスとして、運行が始まる。
- 東鉄バス - 主に八百津町内とJR美濃太田駅を結ぶ。本数は少ない。
- コミュニティバス802 - 八百津町内を回る路線のほか、八百津町ファミリーセンターとJR中川辺駅を結ぶ路線も運行されている。
道路[編集]
高速道路[編集]
町の西端を東海環状自動車道が走るが、町内にはインターチェンジはない。最寄は可児御嵩インターチェンジまたは美濃加茂インターチェンジ。
一般国道[編集]
一般県道[編集]
- 岐阜県道83号多治見白川線
- 岐阜県道350号野上古井線
- 岐阜県道351号御嵩川辺線
- 岐阜県道353号篠原八百津線
- 岐阜県道358号井尻八百津線
- 岐阜県道365号和知兼山停車場線
- 岐阜県道381号多治見八百津線
- 岐阜県道402号中野方七宗線
- 岐阜県道412号恵那八百津線
町内の道路通称名[編集]
- 犬山街道(岐阜県道83号多治見白川線の一部、岐阜県道381号多治見八百津線の一部)
名所・旧跡・観光[編集]
- 旧八百津発電所資料館(「旧八百津発電所施設」として国の重要文化財に指定)
- 明鏡寺観音堂(国の重要文化財)
- 人道の丘公園・杉原千畝記念館
- 五宝滝(宮本武蔵ゆかりの地として観光目的に町は整備をしたが、五宝滝で宮本武蔵が修行をしたことを示す文献はなく、専門家の間では『珍説』とされている[2])
- 二股トンネル(朝鮮トンネル) スピリチュアル・スポットとして太平洋戦争時中に強制連行されてきてトンネル堀に強制従事させられ死亡した中国人・朝鮮人の幽霊がでるとされる。
- 明珠館 名門剣道場
- 蘇水峡(蘇水峡橋、丸山ダム、小和沢橋、旅足橋、新旅足橋)
- 上代田(日本の棚田百選)
- 八百津だんじり祭(大舩神社。4月第2土・日曜日)
- 久田見まつり - 1590年(天正18年)に始まったとされ、操り糸と人形が直接つながっていない「糸切りからくり」(国の無形民俗文化財)を山車上の舞台で披露し、山車六台が山あいの集落を練り歩く祭りである[3]
。(神明神社・白鬚神社。4月第3土・日曜日)
- めい想の森(私の青空 八百津の森づくり)
郷土料理[編集]
フォトギャラリー[編集]
-
八百津町中心部(人道の丘公園から望む)
その他[編集]
- 八百津町は、同町が杉原千畝の出身地である主張して[5] [6]、杉原千畝による自筆手記2点を含む日本通過ビザ発給の記録、いわゆる「杉原リスト」[7][8]のユネスコへ世界記憶遺産登録申請書を提出した[9]。一方、八百津町が管理する杉原千畝の戸籍には、武儀郡上有知町(現在の美濃市)で出生と書かれている[10]ことが判明したため、これを受けて美濃市が調査したところ、出生地とされる住所には「教泉寺」という寺があり[10]、千畝の父である杉原好水が当時勤務していた税務署が、寺に隣接していた事がわかった[10]。なお、杉原千畝の四男は、週刊新潮の取材に対し、ユネスコに世界記憶遺産として登録申請された手記あるいはその下書きとされている原稿には改竄の疑いがあると述べている[11]。また、2016年12月末、日本ユネスコ国内委員会の要請に従い、「杉原リスト」登録申請書における「birth place:生誕地」の文言を「hometown:出身地」と書き改めた[12][13]。さらに2017年2月中には、出生について書かれた手記と称する2通文書の取り下げるとともに、同申請書から同町が杉原氏の「hometown:出身地」であると書かれた文章を削除していたことが明らかになった[14]
- 口裂け女は、1978年12月初めに岐阜県加茂郡八百津町で、農家の老婆が母屋から離れたトイレに立った際、口裂け女を見て腰を抜かしたという噂が『週刊朝日』1979年6月29日号に記事として紹介され当時、社会問題化した[15]。
出身有名人[編集]
脚注[編集]
- ^ 岐阜県の地名
- ^ 出身地違った?「日本のシンドラー」週刊朝日 1999.9.17
- ^ 平井一敏 (2017年4月18日). “春深し 祭り活況 心楽し 糸切りからくり 細やかさで魅了 久田見祭り”. 中日新聞 (中日新聞社): p. 朝刊 中濃版 12
- ^ 篠塚辰徳 (2015年11月30日). “追跡 東濃の郷土料理「五平餅」 街道で広まり形や味は多様”. 中日新聞 (中日新聞社): p. 朝刊 岐阜版 14
- ^ “八百津町ホームページ 杉原千畝はどういう人”. 2017年1月6日閲覧。
- ^ “八百津町へ行こう|杉原千畝記念館”. 2017年1月6日閲覧。
- ^ “平成27年9月24日 岐阜県報道発表資料”. 2017年1月6日閲覧。
- ^ “ユネスコ記憶遺産(国際登録)国内公募の選定結果について”. 文部科学省 (2015年9月24日). 2017年1月24日閲覧。
- ^ “世界記憶遺産へ登録申請 杉原千畝の資料と上野三碑”. 日本経済新聞. (2016年5月20日) 2017年1月6日閲覧。
- ^ a b c “千畝氏の出生たどる 戸籍記載の美濃市の寺 四男が訪問”. 岐阜新聞. (2016年7月12日) 2016年11月16日閲覧。
- ^ 「世界記憶遺産」に申請された命のビザ「杉原千畝」手記の改竄疑惑 週刊新潮 2016年11月02日
- ^ 平井一敏 (2017年2月6日). “命のビザ 八百津から世界へ 記憶遺産登録へ高まる期待”. 中日新聞 (中日新聞社): p. 朝刊 岐阜版 12
- ^ “命のビザ、八百津から世界へ 記憶遺産登録へ高まる期待”. 中日新聞. (2017年2月6日) 2017年2月6日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “出生巡る手記見送り 千畝氏「世界の記憶」申請”. 岐阜新聞. (2017年2月22日) 2017年2月22日閲覧。
- ^ 平泉悦郎「全国の小中学生を恐れさせる「口裂け女」風説の奇々怪々」、『週刊朝日』83巻27号(通巻3191号)、朝日新聞出版、1979年6月29日、 NCID AN10051537。
外部リンク[編集]
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