ダイハツ・クー

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ダイハツ・クー
M400S型
Daihatsu Coo 001.JPG
Daihatsu Coo 002.JPG
販売期間 2006年5月 - 2013年1月
乗車定員 5人
ボディタイプ 5ドアトールワゴン
エンジン
変速機 4AT / 5MT(マテリアのみ)
駆動方式 FF/4WD
サスペンション
全長 3,785-3,800mm
全幅 1,690mm
全高 1,635mm
ホイールベース 2,540mm
車両重量 1,040-1,120kg
姉妹車 トヨタ・bB
スバル・デックス
別名 ダイハツ・マテリア(日本国外)
-自動車のスペック表-

クー (COO) は、ダイハツ工業がかつて生産・販売していた小型トールワゴン乗用車である。

概要[編集]

ブーンプラットフォームをベースにトヨタ自動車と共同開発された自動車で、生産はダイハツ工業が行う。YRVの実質的後継車である。型式は1.3L FFがM401S型、4WDがM411S型、1.5LはFFのみでM402S型。

トヨタからはbBとして発売されるが、デザインや装備内容などはbB(前期型)から大幅に差別化されている。bBが主に若年男性ユーザーをメインターゲットにしているのに対し、クーは主に20歳代後半から30歳代の女性および軽自動車からのステップアップユーザーをメインターゲットにしている。

例えば、フロントシートにはbBに装備されているマッタリモード機構がなく、シートリフター機構が備えられているものに変更されており、小柄な女性にも扱いやすくなっている(これをもって、bBよりも良い = まじめなクルマという評価がある)[1]

日本国外向けは「ダイハツ・マテリア」(Daihatsu Materia) の名称で販売されており、こちらには4速ATのほか、5速MTの設定がある。

2008年4月10日にはトヨタ自動車・ダイハツ工業・富士重工業の3社による業務提携強化により、2008年10月に富士重工業へOEM供給されることも発表され、同年11月13日に富士重工業よりデックスとして発表・発売された。なお、デックスはクーより先に2011年10月を以て生産を終了、そして2013年10月20日を以て販売を終了した。

インテリア・エクステリア[編集]

クーの場合トランスミッションATのみの設定で、全車コラムシフトベンチシートの組み合わせとなるが、欧州など、MT販売比率の高い仕向け地を想定しているマテリアでは、MTをフロアシフトとしており、セパレートシートとなっており、スキーなど、長尺物の積載に対応している。また、クーにあるアームレストも装備されておらず、厳しい体勢を強いられるが、前後ウォークスルーも一応可能。

マテリアのシフトレバーは位置が大変低く、運転者の体格によっては操作上前かがみの姿勢を強いられる場合があるが、これは同じフロアとパワートレインを用いるブーンの日本国外仕様であるシリオンも同様である。

ダッシュボード上には、トヨタ・ヴィッツ以来のセンターメーターが配置されている。クーは日本国内専用であるため、スピードリミッターが付いており最高速度は180 km/hとなるが、マテリアには装着されておらず、スピードメーターの表記も220 km/hとなっている。

またマテリアのオートマチックのセレクターにシフトロックが装備されていない点、日本(縦横比3:2)とEU両方のナンバープレートの形状に対応した取り付けスペース(へこみ)となっている点、リアフォグランプ(主に欧州向けだが、日本国内向けの4WD仕様車にも標準装備されている)を持つ点は、他のダイハツ製日本国外向け車と共通の仕様である。

メカニズム[編集]

エンジンはダイハツ製直列4気筒DOHC16バルブ自然吸気1,297ccのK3-VE型エンジン、またはダイハツ製直列4気筒DOHC16バルブ1,495cc自然吸気3SZ-VE型エンジンとなる。トランスミッションは4速ATと5速MT(マテリアのみ)がある。駆動方式はFFフルタイム4WD

年表[編集]

  • 2006年
  • 2008年
    • 10月 - 一部改良。グレードを2グレードに集約、および装備内容の変更。外板色はbBのエアロ仕様と同じ7色を設定。
    • 11月13日 - 富士重工との提携によりスバル・デックスが発表され、OEM供給を開始。
  • 2010年
    • 7月 - 一部改良。
      「CX」にディスチャージヘッドランプを標準装備化。グレード体系を見直し、4WD車は「CX」のみとなるとともに、車両本体価格も値上げとなった。また、JC08コールドモードに対応したため、低排出ガス車認定レベルが「平成17年基準排出ガス50%低減レベル(☆☆☆)」に格下げとなった。
  • 2011年
    • 12月1日 - 一部改良。後席中央席にヘッドレスト・3点式シートベルトの装備などの改良を実施。
  • 2012年
    • 12月 - 生産終了。
  • 2013年
    • 1月 - 販売終了[2]。公式ホームページの掲載も終了。なおbBは継続生産される。

車名の由来[編集]

クーは英語でかっこいいという意味のCOOL、また室内の広さを表現する、天空・空間などの「空」の意味も含む。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ なおbBのマッタリモード機構は2011年11月の改良で廃止され、替わりに一部のグレードにクーと同じリヤシートスライド&リクライニングを設定。
  2. ^ これに伴い2013年2月以降のダイハツ登録車(普通車)はブーンビーゴメビウス(同年4月より販売開始)・アルティスの計4車種となる。

外部リンク[編集]