ダイハツ・ソニカ

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ダイハツ・ソニカ
L405S/415S型
前期型(2006年6月-2007年8月)
Daihatsu SONICA.jpg
後期型(2007年8月-2009年4月)
2007-2009 Daihatsu Sonica.jpg
後期型 リア
Daihatsu SONICA rear.jpg
販売期間 2006年6月 - 2009年4月
乗車定員 4人
ボディタイプ 5ドア ハッチバック
エンジン 水冷直列3気筒KF-DET型
DOHC IC付きターボ 658cc
64ps/6,000rpm
10.5kg・m/3,000rpm
駆動方式 FF / 4WD
変速機 CVT/7-CVT
サスペンション 前:ストラット
後:トーションビーム
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,470mm
ホイールベース 2,440mm
車両重量 820kg-870kg
生産台数 2万9244台
-自動車のスペック表-

ソニカ (SONICA) は、ダイハツ工業で生産・販売されていたハッチバック軽自動車

概要[編集]

2005年の東京モーターショーで発表された「SKツアラー」をベースとしている。“爽快ツアラー”をコンセプトとし、スペシャリティ軽カーに位置づけられ爽快で質感の高い走りを実現すると共に、低く長く身構えた新ジャンルのスタイルとクオリティの高い室内空間で、少し遠くまでのドライブを気持ち良く楽しめるクルマがソニカである。

軽自動車の主流である全高の高いデザインとは対照的なローロングフォルム(全高1,470mm、軸距2,440mm)であり、3グレードの全車にターボエンジンを採用、当時のダイハツ製の軽では非常に珍しいフロントとリヤにスタビライザーを装備(4WD車はフロントのみ)。CVTとエンジンの結合剛性を高めノイズを改善。さらに2WD車はエンジンマウントに2点+トルクロッド方式を採用、ドアは下端2重シール化やミラー形状の工夫で風切り音やロードノイズも大幅に低減。100km巡航時 2,900rpm・60km巡航時 1,900rpm といった一般道から高速道路にいたるまで今までの軽自動車らしからぬ静かで力強い走りが特徴。

世界初(2006年6月当時)のインプットリダクション式3軸ギヤトレーン(CVT)により低燃費にも貢献し、環境性能としてはスーパーインテリジェント触媒の採用で排気ガスをクリーンにしている。また、全グレードにキーフリーシステムを採用する。このシステムの特徴は電子キーをソニカに近づけるだけで「施錠・開錠される」ことであり、近づいてからの「ドアハンドルのボタンを押す」というアクションの必要がない。

2WDモデルでは爽快ツアラーの名に恥じない “レーダークルーズコントロール”をメーカーオプション設定。レーダークルーズコントロールのオプション設定については旧ムーヴが軽自動車初でありセット価格で30万、ソニカでは単品で11万円であった。

リアビューからMAXの後継車であるようにみえるがダイハツはそれを否定した[1]

シートは開発の際、トヨタ・セルシオのような上質なシートを目指し、軽自動車の幅に収まる様にしたとあるが、実質はあくまで軽自動車レベルに留まるものの、開発コストは高く、シートをきちんと起こして正しい姿勢で運転した場合、一般的なベンチシートよりも流石にホールド性は評価でき、乗り心地も良い[2]

発売以来、特別仕様車も発売されず、グレード体系も一度も見直されなかった。

販売台数が終始伸び悩んだため、2009年に販売終了。販売期間は2年10か月で、これは同社の軽自動車としては最も販売期間が短かった。具体的な販売期間は下記の通り。

一部改良前モデル 2006年(H.18) 6月19日 ~ 2007年(H.19) 8月19日
一部改良後モデル 2007年(H.19) 8月20日 ~ 2009年(H.21) 4月27日

型式はFFはL405S、4WDはL415S。

メカニズム[編集]

エンジンは全車直列3気筒KF-DET型ターボエンジンが搭載され(歴代車で最初の採用)、トランスミッションは全車CVTが用いられる。同ターボエンジンは、同車で初めて採用された。駆動方式はFF4WDスタンバイ式)が用意される。

年表[編集]

2006年6月19日
初代ソニカ発売。グレード構成は廉価グレードからR・RS・RSリミテッド(FF・4WDとも)。またRSリミテッドのFFモデルではレーダークルーズコントロールをメーカーオプションとしている。
2007年1月17日
第17回省エネ大賞・資源エネルギー庁長官賞を受賞。
2007年8月20日
一部改良。主な変更点はメッキフロントグリルの採用バンパー下部(全車)およびサイドストーンガード(RS・RSリミテッドのみ)のボディ同色化、シート表皮変更、内装色変更など。装備面ではRに14インチアルミホイール、RSリミテッドに6スピーカーを標準化とバニティミラー横のランプ廃止がされている。
2009年3月27日
本社工場の生産ラインの集約化を理由にオーダーストップに伴う生産完了[3]。それ以後は在庫のみの対応となる。
2009年4月27日
販売終了。これと同時にダイハツ工業ホームページへの掲載も終了した。

車名の由来[編集]

音速のように速いという意味の「SONIC SPEED CAR」から。

また、「Soaring and Ninbil Car: 舞うように軽快なクルマ」の意も込められている。

脚注[編集]

関連項目[編集]