ダイハツ・グランマックス

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グランマックス(Gran Max)はダイハツ工業インドネシアの生産拠点である、アストラ・ダイハツ・モーターにて生産されアストラ・インターナショナルを通じて販売されているトラックおよびMPV / バンである。型式に関しては1.3LモデルがS400P/400V、1.5LモデルがS401P/401Vとなる。

概要[編集]

ダイハツ・グランマックス・トラック

グランマックスはそれまで販売されていたハイゼット(S82系) / ハイゼットグランカーゴ(S221系)の実質的後継モデルであり、企画および開発はトヨタ自動車と共同で行われている。

セミキャブオーバースタイルとなったことで、クラストップのロングホイールベースを得た。 サスペンションはフロントがマクファーソンストラット、リアは5リンクリジッド(ただしトラックのみリーフリジッド)、ステアリングギアボックスはラック・アンド・ピニオンである。

エンジンは K3-DE型(1.3L DOHC)と、新開発のKSZ-VE型 (1.5L DOHC VVT-i) で、雨季には日常的に道路冠水が起こる土地柄ゆえ、どちらも吸気口を高くし、水を吸い込みにくいレイアウトとなっている。駆動方式はFRである。 5速MT、4速ATともにインパネシフトを採用する。

バン型の「MB(ミニバス)」には、9人乗りの貨客兼用とブラインドバン(1.3Lのみ)の2種類があり、クラス唯一の両側スライドドアとなっている。トラックの「PU(ピックアップ)」は3人乗りで、荷台は一方開き、三方開きともに高床フラットのみとなっている。

2009年平成21年)3月からグランマックスをベースにした8人乗りのミニバン、「ルクシオ」(LUXIO)がインドネシア国内で販売開始された。

日本への輸出[編集]

2008年平成20年)1月9日に日本国内にてフルモデルチェンジされた(発売は同年2月25日から)トヨタ・タウンエーストヨタ・ライトエースは、このグランマックスを日本向けとしたモデルである。日本向けはバン、トラック共に3SZ-VE型1.5L DOHC VVT-i エンジンのみの設定で、駆動方式も当初は本国と同様のFRのみであったが、2010年7月にセンターデフ式(ロック機構付)のフルタイム4WD仕様が追加された。

バンのバックドアは、アジア市場では跳ね上げ用のガスストラットが不要な横開き式を採用する車種が多く、このグランマックスも右ヒンジとなっているが、日本市場への導入にあたり、使い勝手を考慮した跳ね上げ式に変更されている。これに伴い、ガスストラット、ドアキャッチ、ドアロック、鍵穴は新設されたが、これらはいずれも既存のアウターパネルを加工したものであるため、もともとアウタードアハンドルがあった場所には蓋がされ、その上に「TOWNACE」もしくは「LITEACE」のロゴが付けられている。

尚、日本国内においてはトヨタブランドのみで、ダイハツブランドでの販売はない。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]