ダイハツ・K3型エンジン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
ダイハツ・K3型エンジン
生産拠点 ダイハツ工業
アストラ・ダイハツ・モーター
(アストラ・トヨタ・モーター)
製造期間 2000年4月 - 現在
タイプ 直列4気筒DOHC16バルブ
排気量 1.3L
テンプレートを表示
K3-VE

ダイハツ・K3型エンジンは、ダイハツ工業、およびインドネシアのアストラ・ダイハツ・モーター(アストラ・トヨタ・モーター)が生産している鋳鉄ブロックを用いた水冷直列4気筒ガソリンエンジンの系列である。

概要[編集]

2000年5月ストーリアから採用された。

水冷直列4気筒DOHC16バルブ。排気量は1.3 L のみのラインナップとなる。ダイハツが開発・生産を担当したトヨタ向けガソリンエンジン、SZ型からの派生型であり、同じ1.3 L の2SZ-FEとはクランクシャフトを共有する兄弟機であるが、シリンダーヘッドシリンダーブロックはそれぞれ別のものを使用しており、SZ型と同様のフロントへの横置きだけでなく、ダイハツ車のラインナップに合わせ、フロントへの縦置きキャブオーバー型車への搭載も考慮された設計となっている。

K3型を含むSZ系列の鋳鉄製シリンダーブロックは、ボアピッチ78 mm、クローズドデッキ構造で、鋳型常温触媒ガスによって硬化させる熱歪みの少ない鋳造技術(コールドボックス法)を用い、公差を縮小することでボア付近をも3 mm まで薄肉化するなどにより小型軽量化を実現している。

派生[編集]

K3-VEをベースに排気量を1.5Lにアップした3SZ-VE(海外向けはKSZ-VE)、K3-VETをベースに排気量を1.0LにダウンしたKJ-VETが存在する。

系譜[編集]

バリエーション[編集]

K3-DE[編集]

DOHC16バルブ・EFI・NA

  • 排気量:1.297L
  • ボア×ストローク:72.0×79.7(mm)
  • 圧縮比:10.0
  • 出力:66kw(88PS)/6,000rpm
  • トルク:114Nm(11.7kgm)/4,400rpm

<搭載車種>

K3-VE[編集]

DVVT[1]付DOHC16バルブ・EFI・NA

  • 排気量:1.297L
  • ボア×ストローク:72.0×79.7(mm)
  • 圧縮比:10.0
  • 出力:68kw(90PS)/6,000rpm(bB・クー・デックスおよびブーン・パッソ、セニアは92PS)
  • トルク:123Nm(12.6kgm)/4,400rpm(bB・クー・デックスおよびブーン・パッソは12.5kgm、セニアは11.9kgm)

<搭載車種>

K3-VE2[編集]

DVVT付DOHC16バルブ・EFI・NA

  • 排気量:1.297L
  • ボア×ストローク:72.0×79.7(mm)
  • 圧縮比:11.0
  • 出力:81kw(110PS)/7,000rpm
  • トルク:126Nm(12.8kgm)/4,400rpm
  • 無鉛プレミアムガソリン仕様

<搭載車種>

K3-VET[編集]

DVVT付DOHC16バルブ・EFI・インタークーラーターボ

  • 排気量:1.297cc
  • ボア×ストローク:72.0×79.7(mm)
  • 圧縮比:8.5
  • 出力:103kw(140PS)/6,400rpm
  • トルク:177Nm(18.0kgm)/3,200rpm

<搭載車種>

関連項目[編集]

注釈[編集]

  1. ^ トヨタ向けはVVT-i。スバル向けは特に表記なし(同社のAVCS相当)。