ダイハツ・アトレー

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ダイハツ・ハイゼット > ダイハツ・アトレー

アトレーAtrai)は、ダイハツ工業1BOXハイゼットの乗用グレードに当たるが、2代目以降車名上は独立している。

ダイハツ・アトレー
2007 Daihatsu Atrai 01.jpg
5代目
販売期間 1981年-
製造国 日本の旗 日本
ボディタイプ ワンボックスカー
駆動方式 FR/4WD
先代 ダイハツ・ハイゼットカスタムEX
別名 ダイハツ・ハイゼットアトレー(初代)
スバル・ディアスワゴン(富士重工業向け)
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概要[編集]

もともとはハイゼットの乗用版として1981年に誕生した。後に独立した車種となっているが、現在まで車体(ホワイトボディー)はハイゼットとほぼ共通である。

車種は長らく4人乗りの軽自動車だけであったが、2000年には7人乗り1,300ccの小型車となるアトレー7が登場し、1,500cc以下の7人乗り乗用車としては、スバル・ドミンゴ以来となった。一時期、トヨタ自動車にもスパーキーとしてOEM供給されていたが、2004年で販売を終了した。

アトレーシリーズはハイゼットシリーズとともにダイハツ唯一の関東圏工場である群馬県前橋市ダイハツ車体で生産されていたが、現在は前橋工場を完全閉鎖し、アトレーシリーズは大分県ダイハツ九州で生産を継続している。初代S65系の半数と、アトレー7は本社池田工場で生産されていた。

歴史[編集]

初代(1981年-1986年)[編集]

ダイハツ・ハイゼット・アトレー
ダイハツ・アトレー(初代)
S65V/S66V型
アトレーLX 2WD ハイルーフ 1985年式
Daihatsu atrai lx.jpg
販売期間 1981年1986年
乗車定員 4名
ボディタイプ 5ドア バンロールーフ/ハイルーフ
エンジン AB20型 0.55L 直2
AB55型 0.55L 直2 ターボ
駆動方式 FR/パートタイム4WD
変速機 4MT/5MT/3AT
サスペンション 前:マクファーソンストラット
後:リジッドアクスルリーフスプリング
全長 3,195mm
全幅 1,395mm
全高 1,685mm~1,910mm
ホイールベース 1,820mm(2WD)/1,815mm(4WD)
車両重量 675kg~810kg
主なグレード E
G
L
LX (ターボ)
AT
ボディーカラー ホワイトインパルス
シルバーメタリック
パークグリーンメタリック
ダークブルーメタリック
チェリーブライトメタリック
ブラックメタリック
他6色
先代 ダイハツ・ハイゼット カスタムEX
-自動車のスペック表-
  • 1981年 - 登場。当時はハイゼット・アトレーの名で発売された。グレードはLタイプ、Eタイプの2グレード。ボディスタイルはハイルーフを基本としているが、Eにはロールーフモデルが用意され、Lは平床、Eのロールーフは低床となる。軽1BOX初のサンルーフ、フルファブリックシート、フロアカーペットなどの装備で、貨物登録ながら乗用ユースを想定している。最大積載量はLが200kg積で、リアサスペンションも2枚リーフに減らすなど、乗り心地を重視している。ボディーカラーに合わせ内装色はグレー系、ベージュ系などがあった。エンジンはハイゼットと同じAB20型を使用していた。
  • 1982年 - 4WDを追加。フロアはすべて平床となる。4WDはタイヤサイズが12インチとなり、パートタイム方式で副変速機を装備。軽自動車初のLSDのオプションが用意されていた。
  • 1983年 - 車名からハイゼットが外れ、アトレーとなる。グレードは、LX、L、Eとなり、それぞれ2WDと4WDを用意。タイヤサイズは2WDでもLXは12インチとなった。すべてハイルーフのみとなり、LXのみサンルーフを選択できた。内装色はパークグリーンメタリック車のみグレー、他はレッドとなる。2WDに5MTを追加し、軽1BOX初のターボ車が追加されたが、インタークーラーは装備されていない。ターボグレード(LX-TURBO)は孤立しておりカタログも専用カタログだった。外装はアトレー専用フロントグリルとなり、NAがホワイト、ターボがシルバーを採用し、ハイゼットとの差別化が行なわれた。リアフロアが2WD車のみ2段フロアとなり、足元の高さが低床と同じ位置となった(4WD車は平床のまま)。リアシートがヘッドレスト及びアームレスト付でクッションサイズが厚いシートへ変更。シートアレンジが多彩となり、オプションのクッションと合わせフルフラットも可能(5ウェイマルチシート)。12インチホイール装着車両にはフロントディスクブレーキがオプション設定されている。ターボ車にはディスクブレーキは標準装備だった。4WDにフリーホイールハブを採用し、燃費を改善している。またPTOウインチまたはPTO発電機どちらかを4WD車にメーカーオプション設定。4WD-LXにPTO発電機付ハイルーフグレードを設定。2WDにはエンジン直結式発電機をメーカーオプション設定した。
  • 1984年 - グレード見直し。LX-TURBO、LX、Gの3グレードとなる。G以外すべてグレードでサンルーフの選択が可能。4WDに5MTが追加され、G以外すべて5MTとなる。タイヤサイズはG-2WD以外すべて12インチとなる。内装色はボディカラーに合わせ、ブルー、ブラック、レッドを設定。4WD車のリアフロアも2段フロアを採用した。ELR式シートベルトがオプションで選択可能となった。またターボ車にターボインジケーターおよびラジアルタイヤを標準装備した。
  • 1985年 - AT車を追加。グレードはLX-TURBO、LX、G、ATとなる。ATはハイルーフのみでサンルーフは選択できず、2WDのみ。サイドストライプやフルファブリック5ウェイマルチシートなど装備されているものの、ウレタン巻きステアリングや内装トリムなどを省略し、コストアップに配慮した。


2代目(1986年-1994年)[編集]

ダイハツ・アトレー(2代目)
S80V/S81V/S82V/S83V型
アトレーデッキ コスミックルーフ
Daihatsu Atrai Deck 001.JPG
販売期間 1986年1994年
乗車定員 4名
ボディタイプ 5ドア バンハイルーフ
エンジン EB60型 0.55L
EB70型 0.55L ターボ
EB71型 0.55L ターボ
EF-ES型 0.66L 直3
EF-GS型 0.66L 直3 SOHC(1992年以降のAT車用)
EF-XS型 0.66L 直3 SOHC ターボ
EF-TS型 0.66L 直3 SOHC ターボ
駆動方式 FR
パートタイム4WD
オールタイム4WD
変速機 4MT/5MT/3AT
サスペンション 前:マクファーソンストラット
後:リジッドアクスルリーフスプリング
全長 3,195mm(550cc)/3,295mm(660cc)
全幅 1,395mm
全高 1,900mm
ホイールベース 1,800mm
車両重量 700kg~950kg
主なグレード G
GX
LX(ターボ)
ターボEX
ターボXX
ターボFX
SXターボ
クルーズ(ターボ)
スーパークルーズ
ボディーカラー ホワイト
ペパーミントグリーンメタリック
ガンメタリック
ブルーマイカ
ダークグレーメタリック
他11色
-自動車のスペック表-

エンジンは2気筒AB型エンジンから、1985年昭和60年)にミラクオーレに採用されていたEB型をアトレー用に変更して搭載している。660 cc化された際に、EB型をベースにしたEF型に変更された。エンジン位置は先代からの継続で、フロントシート下(キャブオーバーレイアウト)となるが、ラジエーターをシート下からフロントバンパー裏へ移動し、エンジンを前寄りとしたことでリア足元のエンジンルーム張り出しを少なくしている。4WDは副変速機付きのパートタイム4WDを採用した。パートタイム4WDはオートフリーホイールハブを採用し、利便性を向上した。ボディデザインは見栄え重視の、流麗なスタイルを採用している。リアドアウィンドウは小型車を含めた1BOXで初の下降式を採用、窓の上下幅を広げており室内の開放感は高かったが、スタイル重視が仇となり、室内は先代より狭くなっている。大型ガラスサンルーフのコスミックルーフ、フロントガラスサンルーフを装備した車種もある。大型のガラスサンルーフは軽1BOXで初めて採用された。後に電動スライド化される。

  • 1986年(昭和61年) - フルモデルチェンジ。後退灯をリアランプから分離してリアバンパー右側に、リアのナンバープレートの位置をテールゲートからリアバンパーにそれぞれ移設。
  • 1987年(昭和62年) - オールタイム4WDのSXターボが登場する。オールタイム4WDはセンターデフ付きパートタイム4WDで、副変速機能はないが、センターデフロック機能を有している。現在この4WDシステムは2WD化機能を省いてテリオスキッド、ビーゴに装備されている。
  • 1988年(昭和63年) - マイナーチェンジを行い、異型ヘッドランプを採用。4MTモデルが消滅。MT車は全て5MTとなる。ターボエンジンはキャブレターのままであったが、出力が向上したほか、オートチョークに変更された。内装色はボディカラーに合わせたブラウン系とブルー系の2色から、グレー系に纏められた。
  • 1989年平成元年) - 電動ガラスサンルーフを装備したターボFX、スポーティグレードのターボXXが登場。フロントバンパーとステアリングホイールのデザインが変更される。外板色はツートーンの選択が可能となった。
  • 1990年(平成2年) - 660cc新規格化される。
  • 1991年(平成3年) - ターボ車がEFI化された。クルーズ系はカラードバンパーなどを装備し、通常グレードよりも安価であったため、販売の主力となった。特装車としてアトレーデッキが登場した。ボディはデッキバン同様で、装備はターボFXと同様である。
  • 1992年(平成4年) - 4WDのNA車にAT車を追加。350kgの積載が可能なGXが消滅し、全車200kg積へ統一された。特別装備グレードがカタログモデルへ昇格し、グレード構成が整理された。


3代目(1994年-1998年)[編集]

ダイハツ・アトレー(3代目)
S120V/S130V型
SR フロント(前期型)
Daihatsu atrai s120v srturbo 1 f.jpg
リバーノ フロント(後期型)
Daihatsu Atrai Riberno.jpg
リバーノ リア(後期型)
Daihatsu Atrai Riberno rear.jpg
販売期間 1994年1998年
乗車定員 4名
エンジン EF-NS型 0.66L 直3 SOHC
EF-ES型 0.66L 直3 SOHC
EF-GS型 0.66L 直3 DOHC
EF-ZS型 直3
EF-TS型 0.66L 直3 SOHC ターボ
EF-RS型 0.66L 直3 DOHC ターボ
駆動方式 FR
パートタイム/マルチセレクト4WD
変速機 5MT/3AT
サスペンション 前:マクファーソンストラット
後:3リンクコイル
全長 3,295mm
全幅 1,395mm
全高 1,855mm
ホイールベース 1,900mm
車両重量 840kg~990kg
主なグレード LX
MX(ターボ)
SR
リバーノ
天晴(ターボ)
RT(ターボ)
クラシック(ターボ)
ボディーカラー ホワイト
ブルーマイカ
グリニッシュシルバーメタリック
ターコイズマイカ&グリニッシュシルバーメタリックツートーン
ローズワインマイカ
ベージュメタリック
他6色
-自動車のスペック表-

先代モデルの見栄え重視から、室内容積重視へとシフトしている。内装は乗用車と遜色ないレベルまで向上している。スポーティグレードのSRにABSを標準装備。片側スライドドアの「リバーノ」が追加される。エンジンはNAとターボエンジンを用意し、ボディは5ドアと4ドアのリバーノで幅広いユーザーを対象としている。4WDモデルは、SRとターボに、ABS装備時は2WD、4WD切替可能なセンターデフ付きマルチセレクト4WD、他はパートタイム4WDを採用した。トランスミッションは全グレードで5MTを採用し、一部のグレード以外は3ATを採用した。5MT(アイシン Ai製)はアウトプットリダクション方式を採用している。安全対策として、ダイハツ軽自動車で初採用となるABSがSRとRTターボ系に標準装備され、一部のグレードでオプション設定。リアシートベルトがリバーノ系に標準装備、全グレードでオプション設定されている。ブレーキはABS装備モデルで8インチブースターの採用と強化され、全車LSPV(ロードセンシングプロポーショニングバルブ)の装備により、積載状況による後輪ブレーキ圧コントロール機能を持っている。リバーノシリーズにはリアシートスライド機能とリアシートベルトを装備し、リアシートの快適性と安全性をアピールしていた。リアシートは左右個別にスライドし、後席の居住性と商用車としての荷室スペースを両立させている。ハイゼットと大きく異なる点は、リアサスペンションがリーフリジッドから3リンク式+コイルスプリングに改められたことである。これにより、型式(かたしき)はハイゼットのS100系とアトレーのS120系に大別された。

  • 1994年 - フルモデルチェンジ。これに伴い、リアのナンバープレートの位置を初代と同様のテールゲート中央に戻した。
  • 1996年 - 全グレードでAT車選択可能となる。RTシリーズ追加。NAエンジンがツインカムエンジンとなる。
  • 1997年1月 - ターボエンジンがツインカムエンジン(EF-RS型)となる。一部のシリーズは特別装備グレードへ統合。エアコンがほとんどのグレードで標準装備となったが、装備の簡略化なども実施されている。軽自動車初のアクティブ(電動式)スポイラーを一部グレードに装備した。


4代目(1999年-2005年)[編集]

ダイハツ・アトレー(4代目)
S220V/S230V/S220G/S230G型
カスタム
Daihatsu Atrai 003.JPG
ワゴン CX 後期型
Daihatsu Atrai Wagon CX 230G 0271.JPG
販売期間 1999年2005年
デザイン ジョルジェット・ジウジアーロ
(カスタムシリーズ除く)
乗車定員 4名
ボディタイプ 5ドア ワゴン/バンロールーフ
5ドア ワゴン/バンハイルーフ
エンジン EF-VE型 0.66L 直3 DOHC DVVT
EF-DET型 0.66L 直3 DOHC ターボ
駆動方式 FR
パートタイム/フルタイム4WD
変速機 5MT/3AT/4AT
サスペンション 前:マクファーソンストラット
後::3リンクコイル
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,865mm
ホイールベース 2,420mm
車両重量 940~1,000kg
主なグレード CL(ターボ)
CX
ツーリーングターボ
カスタム(ターボ)
エアロダウンビレット(ターボ)
ボディーカラー ホワイト
ブルーイッシュシルバーメタリック
ブラックメタリック
ブルーマイカ
ベージュメタリック
他4色
-自動車のスペック表-

1998年10月から施行された軽自動車の規格変更に合わせ、ミラ、オプティに遅れて登場した。ボディデザインはイタルデザインが担当し、軽1BOXながら流麗なスタイルを持っている。フロントタイヤが前方に移動したセミキャブデザインを採用するが、エンジン搭載位置は運転席下であり構造上はキャブオーバーを継承する。標準のCL系とドレスアップモデルのカスタム系の二本立て体勢となる。カスタム系は、初代アトレーの初期モデル以来、17年ぶりの採用となったロールーフに、ルーフレールを組み合わせた。カスタム系は納車待ちが3か月となり、CM放映を一時中止するほどの人気となった。CL系にはハイルーフを採用し、先代リバーノ譲りのリアシートスライド(交互スライド)、電動サンルーフのオプションがあった。全車ABSが標準装備されていた。大型ブレーキ、ブレーキアシストが装備され、自動車アセスメントの試験ではクラス最短の停止距離を誇る。なおボディのCd値0.36(カスタム以外のグレードでの場合)と一連の軽1BOX車としてはかなり低いものとなっている。

  • 1999年1月 - フルモデルチェンジ。リアランプは3連タイプを採用。
    • 6月 - 5ナンバー(乗用車)登録の「アトレーワゴン」を追加。乗用登録ということで、リアシートにスライド機能を追加し、180mmのスライド量を生かした広さはライバルを圧倒した。貨物モデルとの価格差は無かったが、リアシートスライド、リアシートベルトが装備される代わりに、ABSがオプション扱いとなっていた。4ナンバー車は5ナンバー登場後もそのまま併売され、1999年末にCL以外消滅した。
  • 2000年2月 - 一部改良。4ナンバー車には助手席に乗降グリップを追加。5ナンバー車は「カスタム」と「カスタムターボ」に大型電動ガラスサンルーフ付車を追加。同時に廉価仕様のターボ車「CLターボ」を追加。
    • 5月 - 5ナンバー車の「アトレーワゴン」にアメリカンビレットスタイルの「エアロダウンビレットターボ」を発売。7月にはNAエンジン仕様の「エアロダウンビレット」を追加。
    • 7月 - 普通車登録の「アトレー7」の発売を記念し、読売ジャイアンツ公認の特別仕様車「アトレーワゴン 高橋由伸バーション」を発売。電話・インターネットによる事前受付を行い、8月4日に抽選で50名に成約を行う特殊な販売方法を行った。
    • 9月 - 「アトレーワゴン」にオーディオを充実させた特別仕様車「Sエディション」を発売。
  • 2001年1月 - マイナーチェンジ。「アトレーワゴン」のCLはCX、CLターボはツーリングターボにクレード名が変更になる。ツーリングターボはアルミホイール、リアスポイラーなどを標準装備。2001年末に4ナンバーのアトレーは生産終了。以降はアトレースローパーなどの福祉仕様以外はアトレーワゴンのみとなる。
  • 2002年1月 - 一部改良。ツーリングターボがロールーフ化、エンジンをマイナーチェンジ。カスタムターボとエアロダウンビレットターボは4ATのみとなる。NAのエアロダウンビレットは消滅。初代アトレーより搭載されていた交流発電機のオプション設定、ツートーンカラーオプションが消滅した。エンジンは排ガス規制に対応したものとなりカタログ上のスペックは若干向上している。
    • 7月 - 「カスタムターボ」をベースに装備を一部見直し、お買得価格に設定した特別仕様車「カスタムターボ スターエディション」を発売。
  • 2003年6月 - 一部改良。装備面の見直しが行なわれ値下げが実施された。グレード体系を「CX」、「ツーリングターボ」、「カスタムターボ」、「エアロダウンビレットターボ」の4グレードに整理。「カスタムターボ」ではフォグランプ、「ツーリングターボ」ではリアスポイラー、アルミホイールなど装備面が省かれている。
  • 2004年5月 - 「カスタムターボ」をベースにスライドドアイージークローザー(左側のみ)、マルチリフレクターハロゲンフォグランプ(角形)、2DINオーディオ(CD・MD・ラジオ)、リアヒーター(温度調節コントローラー付)を装備した特別仕様車「G Selection」を発売。
    • 年末 - 仕様変更。5MTが消滅しATのみの展開となる。「エアロダウンビレットターボ」と「カスタムターボ」が消滅し「CL」、「ツーリングターボ」、「G Selection」の3グレードに集約された。工場移転前に生産された在庫車両販売のためメーカーオプションもほとんどなくなっている。また、サンルーフの装着オプションが消滅した。他社軽1BOXのサンルーフも既に消滅していたことから、軽1BOXで初採用及び最後までサンルーフを装備していたのがアトレーであった。また、2004年12月にハイゼットカーゴがフルモデルチェンジをするがアトレーは2005年5月まで4代目を継続販売した。


5代目(2005年-)[編集]

ダイハツ・アトレー(5代目)
S320G/S330G/S321G/S331G型
カスタムターボRS (前期型)
(2005年5月 - 2007年9月)
Daihatsu Atrai Wagon RS 330G 0273.JPG
カスタムターボRS Limited (中期型)
(2007年9月 - 2017年11月)
Daihatsu Atrai 005.JPG
カスタムターボRS"Limited SA III"(後期型)
(2017年11月 - )
Daihatsu ATRAI WAGON CUSTOM Turbo RS"Limited SA III" (ABA-S321G-ZQXZ).jpg
販売期間 2005年
乗車定員 4名
ボディタイプ 5ドアセミワンボックス
エンジン EF-VE型 0.66L 直3 DOHC DVVT(前期型福祉車のみ)
EF-DET型 0.66L 直3 DOHC ターボ(前期型)
KF-DET型 0.66L 直3 DOHC ターボ(後期型)
駆動方式 FR/フルタイム4WD
変速機 3AT(前期型福祉車のみ)/4AT
サスペンション 前:マクファーソンストラット
後::3リンクコイル
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,875mm
ホイールベース 2,450mm
車両重量 970~1,090kg
主なグレード カスタムターボ
カスタムターボRS
スローパー(福祉車両)
別名 スバル・ディアスワゴン(2代目)
-自動車のスペック表-

10代目ハイゼットカーゴから約5ヶ月遅れでフルモデルチェンジをした。歴代モデル同様ハイゼットカーゴと基本構造を同一とする。

  • 2005年5月 - フルモデルチェンジ。エアロパーツ装着のターボ車のみ(遅れて追加された福祉車両のみ自然吸気エンジンを搭載した)のラインアップとなり、軽1BOX車で初のディスチャージヘッドランプを「カスタムターボRS」に標準装備された。ハイルーフのみで「カスタムターボR」と「カスタムターボRS」の2グレード体制とシンプルな構成に変更。荷室はユースフルホールやナットなどアレンジ可能になっている。リヤのナンバープレートの位置がバックドア上からバンパー上に変更された。
    • 9月 - 7インチHDDナビゲーションを追加した特別仕様車「HDDナビエディション」シリーズを発売。同時に「カスタムターボR」にスライドドアイージークローザー(左)をメーカーオプションに追加。
  • 2006年4月 - インパネやシート表皮などの内装色をブラックに統一しスポーティ感を演出すると共に、専用スポットメタル調クラスターや新デザインのメーターパネル、人気の高いスライドドアイージークローザー(左)を装備した特別仕様車「ブラックエディション」を発売。
    • 12月 - 仕様変更。外装カラーにパールホワイトが追加され、マフラーがバンパー下に隠れるものへ変更された。
  • 2007年9月 - マイナーチェンジ。フロント周りを一新し、インパネは専用の2トーン仕様に変更。新ターボエンジン「KF-DET型」を採用。新グレード「カスタムターボRS Limited」を設定し、自発光式メーターやパワースライドドア(左側のみ)などを装備する。同時に福祉車両についてもマイナーチェンジ前の自然吸気エンジンから同様のターボエンジンに変更された。
  • 2009年9月 - 富士重工業(現・SUBARU)へ「ディアスワゴン」としてOEM供給を開始。
  • 2010年8月 - 一部改良。9月から始まるJC08コールドモード排出ガス基準をクリア。「カスタムターボRS」、「カスタムターボRS Limited」に荷室アクセサリーソケットが、「カスタムターボRS Limited」に荷室蛍光灯が標準装備された。
  • 2011年12月1日 - 一部改良。安全面に対する法規の強化に伴う対応を実施。「オフホワイト」を廃止し、「ホワイト」が現行型としては初設定された。
  • 2012年4月2日 - 一部改良。後部座席ヘッドレストが大型タイプに変更。
  • 2015年4月3日 - 一部改良[1]。電子制御式4ATと電子制御スロットルの採用により燃費を向上。「カスタムターボRS」と「カスタムターボRS Limited」に装備されているトップシェイドガラスをグリーンからブルーに変更した。
    • 11月30日 - 一部改良[2]。ボディカラーの入れ替えを行い、「プラムブラウンクリスタルマイカ(オプションカラー)[3]」と「ブルーマイカメタリック」を廃止する替わりに、新色として「トニコオレンジメタリック」、「アーバンナイトブルークリスタルメタリック(オプションカラー)」、「タングステングレーメタリック」の3色を追加し、7色展開とした。また、IR&UVカットガラス(フロントウィンドゥ)、スーパーUV&IRカットガラス(フロントドア)、トップシェイドガラス(「カスタムターボR」のみ、左記以外のグレードは標準装備済み)で構成される「ビューティーパック」を福祉車両を除く全車に設定したほか、スピーカーサイズを10cmから16cmに拡大。純正ナビ装着用プリワイヤーハーネスを追加した。
  • 2016年5月10日 - 福祉車両「スローパー」を一部改良[4]。電動ウインチBOXやスロープ形状の変更によって車いす乗車スペースや乗車可能な車いす幅を拡大し、従来型よりも大きなサイズの車いすの乗車が可能となった。また、電動ウインチ用のベルトを引き出す際のベルトフリー操作をワンアクション化した。
  • 2017年11月13日 - 2度目のマイナーチェンジを発表し、同日より販売が開始された[5]
    • 衝突回避支援システム「スマートアシストIII(以下、スマアシIII)」、エコアイドルを全車に標準装備するとともに、リアコーナーセンサー、エマージェンシーストップシグナル、VSC&TRC、ヒルホールドシステムも併せて標準装備された。
    • フロントフェイスが新意匠に刷新されたほか、リアのコンビネーションランプとライセンスガーニッシュの意匠も変更され、テールランプとストップランプをLED化。ヘッドランプとフォグランプにもLEDを採用した(グレードにより、「LEDパック」での設定或いは標準装備)。ボディカラーは「トニコオレンジメタリック」と入れ替えで、「プラムブラウンクリスタルマイカ(オプションカラー)」が2年ぶりに復活した。
    • 福祉車両の「スローパー」と「リアシートリフト」においては、ベース車同様のマイナーチェンジ内容を適応するとともに、「スローパー」は車いす乗車用の3点式シートベルトが採用され、スロープのアシスト機構が一新された。
    • なお、マイナーチェンジに伴ってグレード体系が整理され、「カスタムターボRS"SA III"」と「カスタムターボRS"リミテッド SA III"」の2種類となり、以前は全グレードで搭載されていたタコメーターは「カスタムターボRS"リミテッド SA III"」のみに縮小された。


車名の由来[編集]

フランス語で「魅力的な」という意味のATTRAIからの造語。

脚注[編集]

  1. ^ “ダイハツ軽商用車「ハイゼット カーゴ」、軽乗用車「アトレーワゴン」一部改良により燃費性能を向上” (PDF) (プレスリリース), ダイハツ工業株式会社, (2015年4月3日), http://www.daihatsu.co.jp/wn/2015/0403-1/20150403-1.pdf 2015年4月3日閲覧。 
  2. ^ “ダイハツ軽商用車「ハイゼット カーゴ」のアニバーサリー特別仕様車を設定~軽商用車「ハイゼット カーゴ」「デッキバン」、軽乗用車「アトレーワゴン」を一部改良~” (PDF) (プレスリリース), ダイハツ工業株式会社, (2015年11月30日), http://www.daihatsu.co.jp/wn/2015/1130-1/20151130-1.pdf 2015年11月30日閲覧。 
  3. ^ 2017年11月のマイナーチェンジで「トニコオレンジメタリック」と入れ替えで復活している。
  4. ^ “ダイハツ軽商用車「ハイゼット トラック」 特殊車両に新型「カラーアルミ中温冷凍車」を追加~同時にアトレー スローパー、ハイゼットスローパーなどを一部改良~” (PDF) (プレスリリース), ダイハツ工業株式会社, (2016年5月10日), http://www.daihatsu.co.jp/wn/2016/0510-1/20160510-1.pdf 2016年5月10日閲覧。 
  5. ^ “ダイハツ 軽商用車「ハイゼット カーゴ」軽乗用車「アトレー ワゴン」を マイナーチェンジし、「スマートアシストⅢ」を採用” (PDF) (プレスリリース), ダイハツ工業株式会社, (2017年11月13日), https://www.daihatsu.com/jp/news/2017/20171113-1.pdf 2017年11月13日閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]