スズキ・ソリオ

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スズキ・ワゴンR > スズキ・ソリオ
スズキ・ソリオ
Suzuki SOLIO HYBRID SX (DAA-MA46S) front.jpg
4代目 HYBRID SX
販売期間 1997年-
製造国 日本の旗 日本
ボディタイプ 5ドアトールワゴン
駆動方式 FF/4WD
別名 スズキ・ワゴンRワイド(初代)
シボレー・MW(2代目)
スズキ・ワゴンR+(2代目前期)
スズキ・ワゴンRソリオ(2代目中期)
三菱・デリカD:2(3代目以降)
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ソリオSOLIO)は、スズキが製造、販売するコンパクトトールワゴン

本項ではソリオの前身ブランドにあたるワゴンRワイド(Wagon R WIDE)、ワゴンR+(プラス、Wagon R +)、ワゴンRソリオ(Wagon R SOLIO)についても記述する。

概要[編集]

初代、2代目はスズキが発売する軽自動車ワゴンR」のパーツを共用し、軽自動車の全幅・全長をひと回り拡大した新設計プラットフォームを用いて開発された、登録車(普通自動車登録)のコンパクトカーであった。コンパクトトールワゴンの先駆けでもあり、後に日産・キューブ(1998年2月発売)やトヨタ・bB(2000年2月発売)などが登場して市場が形成されるきっかけにもなった。

2代目においては日本国内では派生車種としてシボレー・MWが設定しており、名称を「ワゴンRプラス」として販売。また、オペルでもオペル・アギーラ(初代)の名称で製造販売されていた。日本国外では一貫して「ワゴンR+(プラス)」の名称が使用され続けているのに対し、日本国内では2005年8月の一部改良で現在の名称になるまでに2回も変更された(ワゴンR+→ワゴンRソリオ→ソリオ)。

3代目(ソリオとしては2代目)は登場時点では国内専売車種だったが、のちにソリオのみ香港マカオへの輸出も開始されている。使い勝手とコスト削減を考慮してスライドドアを含めたサイドドア4枚をパレットから流用(前ドアサッシは異なる)するものの、内外装の殆どが新規開発となり、メカニズムを3代目スイフトと共用したことで、商品性を向上。その後、歴代ソリオで初の派生モデル「ソリオ バンディットSOLIO BANDIT)」が設定された。

4代目(ソリオとしては3代目、ソリオバンディットとしては2代目)ではガソリン車に加え、歴代初となるマイルドハイブリッド車を新設(ソリオバンディットはフルモデルチェンジ時点でマイルドハイブリッド専用車化)し、2016年11月にハイブリッド車も追加され、3種類(ソリオバンディットは2種類)のパワートレインが選択できるようになった。ソリオについては、引き続き香港とマカオへの輸出もされている(両市場ともマイルドハイブリッドのみ)。

販売当初は初代・2台目は後から登場した他のコンパクトトールワゴンから販売台数で大きく水をあけられていたが、3代目にモデルチェンジしてから販売台数が大幅に伸び、2012年以降も年3万台越えのペースで販売実績を挙げている(販売開始から2011年12月末までの販売台数は36,902台、2012年の販売台数は38,877台、2013年の販売台数は30,296台、2014年の販売台数は32,857台、2015年の販売台数は38,488台)。2016年は前年に比べて約1万台の大幅増となる48,814台となった。

三菱自動車工業へは「デリカD:2」としてOEM供給も行われている。

ワゴンRワイド[編集]

初代 MA61S/MB61S型(1997年-1999年)[編集]

スズキ・ワゴンRワイド(初代)
MA61S/MB61S型
前期型(1997年2月 - 1998年5月)
Suzuki Wagon R Wide 001.JPG
後期型(1998年5月 - 1999年5月)
1998 Suzuki WagonR-Wide 01.jpg
販売期間 1997年2月 - 1999年
乗車定員 5人
ボディタイプ 5ドア トールワゴン
エンジン K10A型 1.0L 直4 DOHC
K10A型 1.0L 直4 DOHC ターボ
駆動方式 FF/4WD
変速機 5速MT/4速AT
サスペンション 前:マクファーソンストラット式
後:アイソレーテッド・トレーリング・リンク式
全長 3,400-3,470mm
全幅 1,575mm
全高 1,670-1,705mm
ホイールベース 2,335mm
車両重量 810-880kg
ベース車 スズキ・ワゴンR(初代)
-自動車のスペック表-
  • 1997年2月 - 「ワゴンRワイド」として登場。ベースは初代ワゴンR[1]。エンジンは全て1000ccのK10A型を搭載しており、自然吸気仕様とリッターあたり100psを誇るインタークーラーターボ仕様がある。内装は専用品を用いておりワゴンRと違い2DINオーディオや蛍光管デジタルクロックが装備可能。
    • 6月 - 4WD車にAT車を追加設定。
  • 1998年5月17日 - マイナーチェンジ。フロントグリルとフロントバンパーのデザイン変更、機能面強化の為の装備の充実。また、スポーティーな外装と1.0インタークーラーターボエンジンを搭載する新グレード「XR」を追加。
    • 6月4日 - 「XL」をベースに、液晶テレビやアルミホイールを装備した特別仕様車「XLリミテッド」、「XZ」をベースにオーディオを装備した特別仕様車「XZリミテッド」を発売。なお、ベースとなったワゴンRは同年10月にモデルチェンジされたがワゴンRワイドはその後半年ほど販売が継続された。


ワゴンR+→ワゴンRソリオ→ソリオ[編集]

2代目 MA63S/MA64S/MA34S型(1999年-2010年)[編集]

スズキ・ワゴンR+
スズキ・ワゴンRソリオ
スズキ・ソリオ(2代目)
MA63S/MA64S/MA34S型
ワゴンRプラス/ソリオ1.0L車(1999年5月 - 2002年)
※ 画像は欧州仕様車
Suzuki WagonR+ front 20070831.jpg
ワゴンRソリオ中期型1.3L車(2002年6月 - 2005年8月)
MA34S Suzuki Wagon R Solio.jpg
ソリオ後期型(2005年8月 -2010年12月)
MA34S Suzuki Solio.jpg
販売期間 1999年5月 - 2000年(ワゴンRプラス)
2000年12月 - 2005年(ワゴンRソリオ)
2005年8月 - 2010年(ソリオ)
乗車定員 5人
ボディタイプ 5ドア トールワゴン
エンジン K10A型 1.0L 直4 DOHC VVT
K10A型 1.0L 直4 DOHC ターボ
M13A型 1.3L 直4 DOHC VVT
駆動方式 FF/4WD
変速機 4速AT
サスペンション 前:マクファーソンストラット式
後:アイソレーテッド・トレーリング・リンク式
全長 3,545mm
全幅 1,620mm
全高 1,665mm
ホイールベース 2,360mm
車両重量 970kg
-自動車のスペック表-
  • 1999年5月24日 - 初代の登場からわずか2年でフルモデルチェンジ[2]。日本国外での生産・発売を考慮し、最初から小型車用として完全新設計された新プラットフォームを使っている。当初は1.0L VVTエンジン(K10A型)を搭載する「XV」と1.0L インタークーラーターボエンジン(K10A型)を搭載する「XL」の2タイプ。また、「XV」には標準仕様のほかに、「Lパッケージ」と「Sパッケージ」もラインナップされていた。
    • 10月1日 - 「XV」をベースに、2DINサイズのオーディオ、フルホイールキャップを装備し、ドアハンドルとサイドモールを車体と同じ色に変更しながら、ベース車の1万円高に抑えた特別仕様車「XVエクストラ」を発売。
    • 12月8日 - 「XT」をベースに、CD・カセットオーディオや本革巻ステアリングホイールなどを装備した特別仕様車「XTリミテッド」を発売。
  • 2000年2月1日 - スポーティで個性的な外内装を施した特装車「リミテッド」を発売。
    • 5月25日 - スズキ創立80周年を記念し、MD・CD・カセットオーディオ・専用シート地などの上級仕様を装備しながらお買い得な価格設定とした特別仕様車「80周年記念車 XVエクストラII」を発売。このモデルまではドアのタイヤサイズ欄に「165/60R14」「165/65R13」「155/65R13」と純正サイズ「165/60R14」から1インチダウンが可能なように記載されている。
    • 12月2日 - 一部改良とともに、車名が「ワゴンRソリオ」となり、車両型式がMA64S型に変更された。従来の1.0L4気筒DOHC16バルブ(K10A型)エンジン車は燃費性能を向上、グレード体系も見直され、標準仕様の「1.0 X」と、上級仕様を装備しながらお買い得価格とした「1.0 21世紀記念スペシャル」となった。また、1.3L4気筒DOHC16バルブ(M13A型)を搭載し、同時期のワゴンR RRに似た個性的なフロントマスクとした「1.3」を新設定(車両形式MA34S型)。この時点で1.0L4気筒DOHC16バルブインタークーラーターボ(K10A型ターボ)が廃止されている。
  • 2001年9月5日 - スポーティな外装と上質感のある内装に仕上げた「1.0 SWT」と充実の装備ながら車両本体価格を税抜99.8万円に抑えた「1.0 X-II」を追加。
  • 2002年6月14日 - 一部改良。シートやインパネを大幅に見直し、使いやすさを向上。また、新グレードとして新デザインのフロントグリルなどを採用した「1.3 WELL」を追加。従来の「1.3」は「1.3 SWT」となる。「1.3 WELL」及び「1.3 SWT」には新デザインのリアコンビネーションランプを採用。1.0L車は99万円からとしたお買い得グレードの「1.0 E」と装備を充実させた「S」となり、「X」・「X-II」・「21世紀記念スペシャル」・「1.0 SWT」は廃止となった。
    • 11月12日 - 1.3に99万円からのお買い得グレード「1.3 E」とスポーティな外装を施した「1.3 WELL S」を追加設定。なお、この変更により、1.0L車と「1.3 SWT」を廃止。
  • 2003年12月12日 - 「WELL S」をベースによりスポーティな外装と充実装備を施した特別仕様車「Sリミテッド」を追加。フロントグリルは2000年12月に登場した最初の「1.3」を模したデザインである。
  • 2004年5月12日 - 「WELL S」をベースにした特別仕様車「SリミテッドII」を発売(基本的な仕様は「Sリミテッド」と同一)。
    • 12月14日 - 「E」をベースに、快適性を重視した内装を施した特別仕様車「C-セレクション」を発売。
  • 2005年8月17日 - 一部改良。2003年9月に「ワゴンR」がモデルチェンジしてモデルが別になったことを受け、名称から「ワゴンR」が外れ、車名が現在の「ソリオ」となった。2WD車は排ガス性能・燃費性能を向上、これにより、「平成17年排出ガス基準75%低減レベル(☆☆☆☆)」認定を取得し、「平成22年度燃費基準」を達成した。また、「E」と「WELL」は新デザインのフロントグリルを採用[3]。なお、この改良により「WELL S」は廃止。
  • 2006年12月 - 仕様変更。ボディカラーのクールベージュメタリック、レイクブルーメタリック(「WELL」専用色)を廃止し、マルーンブラウンパール、アズールグレーパールメタリック(「WELL」専用色)を追加。
  • 2007年 - スイフト「SE-Z」に代わるパトカーとして国費による配備を開始。同年7月に仕様変更を行う。
  • 2008年3月 - 欧州市場向けの後継車としてスプラッシュが発売。
  • 2008年9月 - 仕様変更。ボディカラーにノクターンブルーパールを追加。
  • 2009年9月 - 仕様変更。ボディカラーが一部見直され、「WELL」専用色のアズールグレーパールメタリックを廃止。


ソリオ[編集]

3代目 MA15S型(2010年-2015年)[編集]

スズキ・ソリオ(3代目)
MA15S型
S-DJE(後期型)
SUZUKI SOLIO 2013 01.JPG
G(後期型)
Suzuki Solio G MA15S 0516.JPG
バンディット(前期型)
Suzuki Solio Bandit MA15S.JPG
販売期間 2011年1月 - 2015年8月
乗車定員 5人
ボディタイプ 5ドア トールワゴン
エンジン K12B型 1.2L 直4 DOHC 吸排気VVT
駆動方式 FF/4WD
最高出力 67kw(91PS)/6,000rpm
最大トルク 118N・m(12.0kg・m)/4,800rpm
変速機 CVT
サスペンション 前:マクファーソンストラット式
後:アイソレーテッド・トレーリング・リンク式
全長 3,710mm
全幅 1,620mm
全高 1,765mm
ホイールベース 2,450mm
車両重量 1,000 - 1,090kg
姉妹車/OEM 三菱・デリカD:2
-自動車のスペック表-
  • 2010年12月24日 - 11年7か月ぶりにフルモデルチェンジ(2011年1月7日販売開始)。3代目では、新たに開発したプラットフォームを採用[4]。それにより、併せて室内長を2,100mm、室内高を1,345mmにそれぞれ拡大させ、コンパクトハイトワゴンとしては最大級の室内空間を実現。先代では前席のみ可能だったウォークスルーも前後席間の移動ができるセンターウォークスルーとなり、後席のフラットフロア形状も相まって、後席のスライドドアから乗り込んで直接運転席に座ることが可能となった。エンジンは3代目スイフトと同じ吸排気VVTを備えるK12B型エンジン、トランスミッションは副変速機構付CVTをそれぞれ採用したことで走行性能・燃費を向上し、全車「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(☆☆☆☆)」と「平成22年度燃費基準+25%」を同時に達成。初採用となった後席両側スライドドアには、挟み込み防止機構付のパワースライドドア(「G」「X」は後席左側(助手席側)のみ、「S」は両側)とスライドドアクローザーを備えているほか、ワンタッチダブルフォールディングリアシート、左右独立リアシートスライド、キーレスプッシュスタートシステム、イモビライザーを標準装備し、4.3インチ液晶バックモニター付きCDプレーヤーをメーカーオプション設定(本装備を装着した場合、iPodUSBメモリなどを接続して音楽を再生できるUSBソケットやステアリングオーディオスイッチも装備される)。エクステリアはフロントにスケルトングリルを配置し、リアは横基調デザインのコンビネーションランプとバックドアガーニッシュを採用。スポーティ感を演出するアンダースポイラーも装備された。ボディカラーは3色の新色(グレースブルーパールメタリック、メロウブロンズパールメタリック、アーバンブラウンパールメタリック)を含む全6色を設定した。グレード体系は販売開始当初、装備を充実した「X」とディスチャージヘッドランプ(オートライト機能付、「X」にもメーカーオプションで装備可能)、フロントマルチリフレクターハロゲンフォグランプ、LEDサイドターンランプ付ドアミラーなどを装備し、SRSカーテンエアバッグとヒルホールドコントロール付ESPのセットオプションも選べる上級グレードの「S」の2グレードが用意される。なお、三菱自動車工業へOEM供給することも合わせて発表された[5]。CMには男性アイドルグループのKAT-TUNが起用された。

2011年2月 - 「G」を追加発売。「X」から、フロントシートSRSサイドエアバッグ、外気温計、メッキインサイドドアハンドル、ワンタッチダブルフォールディングリアシート、左右独立リアシートスライド、スポイラー(フロント・サイド・リア・ルーフエンド)、フロントスタビライザーを省き、スピーカーを6スピーカーからフロント2スピーカーに、ホイールをアルミホイールからフルホイールキャップにグレードダウンしたベーシックな廉価グレードで、2WD車のみの設定。また、室内長は他のグレードよりも30mm長い2,130mmとなる。

    • 3月10日 - 三菱自動車工業へ「デリカD:2」としてOEM供給開始[6]
    • 7月1日 - 仕様変更。ボディカラーに「シルキーシルバーメタリック」を追加。
    • 11月25日 - 「S」をベースに、フロントのスケルトングリルをブラックメッキに変更し、アルミホイール(専用デザインに変更し、サイズを15インチにアップ)とバックドアガーニッシュにガンメタリック塗装を、ヘッドランプのポジションレンズ部にスモーク調のアイラインを施し、左右フロントフェンダーに専用エンブレムを、フロントフォグランプベゼル内に白色のLEDイルミネーションを装備するとともに、セーレンの「ラックススエード」を採用したシート表皮(背もたれと座面の中央部分に採用)、フロアマット、インパネトレーマットに黒とグレーのチェック柄を、オーディオスイッチ付本革巻ステアリングホイール・本革巻シフトノブの一部とインパネセンターガーニッシュにピアノブラック調を施し、運転席シートヒーター(2WD車のみ、4WD車はベース車に標準装備)も装備した特別仕様車「BLACK&WHITE」を発売。ボディカラーは名前に合わせて「ブルーイッシュブラックパール3」と「パールホワイト(オプションカラー)」の2色とした。併せてアイドリングストップシステムを搭載した「G アイドリングストップ」・「X アイドリングストップ」・「S アイドリングストップ」を追加。JC08モードで燃費を1.2km/L向上(20.0km/L→21.2km/L、平成27年度燃費基準達成)するとともに、車両の安定走行をサポートするヒルホールドコントロール付ESPも標準装備(なお、「S アイドリングストップ」は「S」ではヒルホールドコントロール付ESPとのセットオプションで装備できるSRSカーテンエアバッグが非装備となる)され、アイドリングストップシステム搭載車の証としてバックドアに「IDLING STOP」エンブレムが装着される。なお、「BLACK&WHITE」にもアイドリングストップシステムとヒルホールドコントロール付ESPを追加装備した「BLACK&WHITE アイドリングストップ」が設定される。
  • 2012年 - 初頭より、初代に続いて警察の小型パトカーとして導入が開始された。
    • 2月27日 - 一部改良。アイドリングストップシステム搭載車を除く2WD車(特別仕様車の「BLACK&WHITE」を含む)において、CVTオイルを低粘度タイプに変更して、CVT内の摩擦抵抗(フリクション)を低減し、燃料消費を減らしたことでJC08モードによる燃費を向上(20.0km/L→20.6km/L)。この改良により、「平成27年度燃費基準」を達成した。
    • 6月18日 - 一部改良(2型)。「X」・「S」はアルミホイール・タイヤを15インチにサイズアップし、全車にグリップ(後席両側)、防眩式ルームミラー、時間調整付フロント間欠ワイパーを採用し、ボディカラーは「メロウブロンズパールメタリック」に替わり、「ルナグレーパールメタリック」を追加した。アイドリングストップ搭載車はCVTオイルの低粘度化によりCVT内の摩擦抵抗を減らしたことで燃費を向上(21.2km→21.8km/L)。さらに、廉価グレード「G」には15インチタイヤ・アルミホイールを装備した4WD車「G4」を追加した。特別仕様車「BLACK&WHITE」はベース車に準じた改良を受け、販売を継続。
    併せて斬新で圧倒的な存在感を持つ専用デザインを採用した派生モデル「ソリオ バンディット」(SOLIO BANDIT 以下「バンディット」)を発表(6月28日販売開始)。フロントフェイスは、アッパーグリルにピアノブラック塗装とメッキを組み合わせ、ロアグリルにもピアノブラック塗装を採用。ディスチャージヘッドランプには、鋭い眼光をイメージさせるLEDポジションランプを内蔵した。リアデザインは、バックドアガーニッシュにフロントアッパーグリル同様に、ピアノブラック塗装とメッキを組み合わせ、リアコンビランプのリフレクターにメッキを施した。バンパーは立体感あふれる力強い造形デザインとし、アルミホイールを専用デザインに変更。内装はブラック基調でまとめ、シート表皮は濃灰色・紫色・青色を織り交ぜたストライプ柄とした。機能面では、リクエストスイッチや携帯リモコンキーで施錠すると自動でドアミラーを格納するリモート格納ミラーを装備した。ボディカラーは新色の「ルナグレーパールメタリック」に加え、「バンディット」専用色の「ミステリアスバイオレッドパール」と「パールメタリックカシミールブルー」を含む7色を設定した(なお、「グレースブルーパールメタリック」と「アーバンブラウンパールメタリック」は「ソリオ」専用色となり、「バンディット」には設定されない)。
    • 12月6日 - 特別仕様車「BLACK&WHITE II」を発売。2011年11月に発売した「BLACK&WHITE」のバージョンアップ仕様で、今回はスケルトンタイプのフロントグリルをブラックメッキからチタン色に変更するとともに、ヘッドランプもチタン色で統一。15インチアルミホイール(ガンメタリック塗装)のデザインを変更し、ドアミラーのサイドターンランプにLEDを採用。リアコンビランプはリフレクターにメッキを施した「バンディット」仕様となり、新たにチェック柄の専用ルームミラーカウルとリモート格納ミラーを追加。また、ベースグレードを「S」から「X」に変更したことで価格を108,150円値下げした。なお「S」ベースの「BLACK&WHITE」に標準装備されていたオートライトシステム付ディスチャージヘッドランプと後席右側パワースライドドア(挟み込み防止機構付)、バックモニター付CDプレーヤー装着車に追加装備されているステアリングオーディオスイッチの3点をセットオプションとして設定した(セットオプションを装備した場合、以前の「BLACK&WHITE」と同額になる)。
  • 2013年1月23日 - 最廉価グレード「G」をベースに、スポイラー(フロントアンダー・サイドアンダー・リアアンダー・ルーフエンド)を装備してスポーティな外観とするとともに、シルバーステッチを施した専用シート表皮、インパネ、ドアトリムクロス、フロントドアアームレストを黒で統一し、精悍で引き締まった印象の内装とした特別仕様車「Gリミテッド」を発売。本仕様車では、ベースグレードでは設定されていない4WD車も設定される。
    • 11月18日 - マイナーチェンジ(3型)。アイドリングストップシステム搭載車と4WD車は熱効率を高めるデュアルインジェクションシステムやノッキング抑制効果を高めるクールドEGRシステムなどを搭載した「デュアルジェットエンジン」に置換するとともに、アイドリングストップシステム搭載車には減速エネルギー回生機構「エネチャージ」をはじめとした「スズキグリーンテクノロジー」を採用したことで燃費を向上し、アイドリングストップシステム搭載車は「平成27年度燃費基準+20%」を、4WD車も「平成27年度燃費基準」達成した。なお、アイドリングストップ搭載車のうち、「G アイドリングストップ」は廃止となり、既存グレードは「X-DJE」・「S-DJE」・「バンディット-DJE」に改名。併せて、アイドリングストップシステム搭載車を4WDにも拡大した(アイドリングストップシステム搭載の4WD車は「平成27年度燃費基準+10%」達成)。併せて、ノーマルタイプのソリオはフロント周りやリアバンパーが一新され、「X-DJE」・「S-DJE」にはヘッドランプガーニッシュとフロントグリルにブルーメッキを採用。「G」を除く全グレードに装備されている15インチアルミホイールを切削加工を施した新デザインに変更した。内装はブラック基調で統一し、シート中央部分には立体的なストライプ柄を取り入れた。ステアリングは3代目スイフトと同じデザインに変更した。ボディカラーは大幅な入れ替えを行い、ソリオ専用色の「グレースブルーパールメタリック」を廃止する代わりに、バンディット専用色だった「パールメタリックカシミールブルー」をソリオでも設定できる共通カラーに移行、「クラッシーレッドパール」と入れ替えで「フェニックスレッドパール(5代目ワゴンRスティングレー採用色)」を設定、「シルキーシルバーメタリック」をソリオ専用色に移行する代わりにバンディットには「スチールシルバーメタリック(オプションカラー、スペーシアカスタム・5代目ワゴンRスティングレー採用色)」を設定、「ルナグレーパールメタリック」は廃止となり、ソリオには新たな専用色として「フィズブルーパールメタリック(5代目ワゴンR採用色)」が追加された。なお、シリーズ全体で3色を追加したが、一部ボディカラーは2型まで設定されていた既存カラーの差し替えである。全タイプ、メーターはタコメーター付常時照明式自発光メーターを採用し、アイドリングストップ搭載車はステータスインフォメーションランプやエネルギーフローインジケーターを備えた専用メーターを採用。リアコンビランプのストップランプをLED化し、ルーフエンドスポイラーのデザインを変更した。装備面も充実し、全車後席左側(助手席側)ワンタッチパワースライドドア(挟み込み防止機構付)を標準装備(「S」・「S-DJE」は後席右側(運転席側)にも標準装備、「バンディット」・「バンディット-DJE」は後席右側(運転席側)にメーカーオプション設定)したほか、「G」・「G4」を除く全車に折り畳み式のパーソナルテーブルとトップシェード付フロントガラスを、4WD車に助手席シートヒーターを、「G」を除く全車にリアヒーターダクトをそれぞれ装備した。特別仕様車の「Gリミテッド」、「BLACK&WHITE II」もベース車に準じた改良を行い、販売を継続(「BLACK&WHITE II」は助手席シートヒーターを2WD車(アイドリングストップ搭載車を含む)にも装備し、アイドリングストップ搭載車は「BLACK&WHITE II-DJE」に改名、「Gリミテッド」は新たにトップシェード付フロントガラスを特別装備)。
  • 2014年2月6日 - 新たに、コンパクトハイトワゴン(総排気量1.5L以下・全高1,550mm以上の2列シート5ドアワゴン)で初めて、ミリ波レーダー方式による衝突被害軽減ブレーキをはじめとする先進の安全装備を備えた「レーダーブレーキサポートII装着車」を追加発売[7]。本装着車は「X」・「S」・「BANDIT」・「BLACK&WHITE II」(左記のDJE系グレードを含む)に設定されており、同社製軽自動車の一部車種に設定されている「レーダーブレーキサポート」の性能を高め、レーザー方式よりも検知可能距離が長く、夜間や悪天候時でも検知できるミリ波方式を採用し、ロアグリルの左側に配置されたレーダーにより、「レーダーブレーキサポート」に備わっている低速走行時(約5~30km/h)における自動ブレーキ機能に加え、前方の車両と急接近し衝突の可能性があると検知した際にブザー音とメーター内の「BRAKE」表示で警告を発し、ブレーキ操作などを促す「前方衝突警報機能」と前方の車両との衝突の可能性が高い時にドライバーが強くブレーキを踏むと自動でブレーキアシストを作動させて制動力を高める「前方衝突被害軽減ブレーキ アシスト機能」の2点を追加したことで、衝突回避または衝突時の被害軽減をより一層アシストする「レーダーブレーキサポートII」、急ブレーキを検知したときの車両速度が約55km/h以上の場合にハザードランプを高速点滅させることで後続車に注意を促すエマージェンシーストップシグナル、高速運転や長距離運転の補助になるクルーズコントロールシステムの3点を追加するとともに、「X」・「S」・「BANDIT」・「BLACK&WHITE II」はDJE系では標準装備されているESPも追加装備した。
    • 8月4日 - 一部改良[8]。「X」・「S」・「BANDIT」及び特別仕様車「BLACK&WHITE II」(左記のDJE系グレードを含む)は従来の「レーダーブレーキサポートII装着車」を統合したことで、レーダーブレーキサポートII、エマージェンシーストップシグナル、ESP(DJE系グレードは発売当初より標準装備済み)、クルーズコントロールシステムを標準装備化。更に、ESPを「G」・「G4」及び特別仕様車「Gリミテッド」にも標準装備したことで全車標準装備となった。ボディカラーはカタロググレード及び特別仕様車「Gリミテッド」において、「BANDIT」追加時から設定されていた「パールメタリックカシミールブルー」の替わりに、3代目MRワゴンWit採用色である「コメットグリーンパールメタリック」を全車に追加した。
    • 12月18日 - 特別仕様車「BANDIT J STYLE」を発売[9]。「BANDIT」・「BANDIT-DJE」をベースに、外観はLEDサイドターンランプ付ドアミラーとアウタードアハンドルをゴールドに、ガーニッシュ(バックドア・フロントグリルアッパー)をゴールドメッキに変更し、左右フロントフェンダーにJ STYLEエンブレムを装着。内装はドアアームレスト・ステアリングガーニッシュ・ステアリングステッチ・メーターリング・シフトノブスイッチ・エアコンルーバーガーニッシュにゴールド加飾を施し、ファブリックシート表皮はブラックを基調に金箔をイメージした模様があしなわた。また、専用デカール(ボンネット・ボディーサイド)、ファブリックシート表皮とデザインを統一した専用フロアマット、「J STYLE」ロゴを入れた黒の専用携帯カバーを同梱した(販売店装着)。装備面では、LEDフロントフォグランプ、プレミアムUV&IRカットガラス(フロントドア)を特別装備し、後席ワンタッチパワースライドドア(挟み込み防止機構付)はベース車に標準装備されている後席左側に加えて後席右側にも特別装備して後席両側にグレードアップ。2WD車は4WD車に標準装備されている運転席・助手席シートヒーターも特別装備。さらに、バックアイカメラをオプション設定した(使用の際、バックアイカメラ対応純正ナビゲーションと電源ボックスが別途必要)。ボディカラーは4色を設定する。
  • 2015年4月1日 - 仕様変更。新たに設けられた「平成32年度燃費基準」を「X-DJE」・「S-DJE」・「BANDIT-DJE」の2WD車で達成した。

4代目 MA26S/MA36S/MA46S型(2015年-)[編集]

スズキ・ソリオ(4代目)
MA26S/MA36S/MA46S型
HYBRID SX
Suzuki SOLIO HYBRID SX (DAA-MA46S) front.jpg
HYBRID MX
Suzuki SOLIO HYBRID MX (DAA-MA36S) front.JPG
バンディット HYBRID MV
Suzuki SOLIO BANDIT HYBRID MV (MA36S) front.JPG
販売期間 2015年8月 -
乗車定員 5人
ボディタイプ 5ドア トールワゴン
エンジン K12C型 1.2L 水冷4サイクル直列4気筒 DOHC16バルブVVT
駆動方式 FF/4WD
(ハイブリッド車はFFのみ)
モーター WA05A型 直流同期電動機
(マイルドハイブリッド車)
PB05A型 交流同期電動機
(ハイブリッド車)
最高出力 エンジン:67KW(91PS)/6,000rpm
直流同期電動機:2.3KW(3.1PS)/1,000rpm
交流同期電動機:10KW(13.6PS)/3,185〜8,000rpm
最大トルク エンジン:118Nm(12.0kgm)/4,400rpm
直流同期電動機:50Nm(5.1kgm)/100rpm
交流同期電動機:30Nm(3.1kgm)/1,000〜3,185rpm
変速機 インパネシフトCVT
(ガソリン車・マイルドハイブリッド車)
インパネシフト5AGS
(ハイブリッド車)
サスペンション 前: マクファーソンストラット式
後:トーションビーム式(2WD)
アイソレーテッド・トレーリング・リンク式(4WD)
全長 3,710mm
全幅 1,625mm
全高 1,745mm
ホイールベース 2,480mm
車両重量 930 - 970kg
(ガソリン車)
950 - 990kg
(マイルドハイブリッド車)
990kg
(ハイブリッド車)
姉妹車/OEM 三菱・デリカD:2
-自動車のスペック表-
  • 2015年
    • 8月26日 - ソリオ・バンディット共にフルモデルチェンジ[10]
    本代では小型乗用車用の新開発プラットフォームを初導入(ソリオを皮切りに、今後、スズキが国内外に発売するAセグメント車にも順次導入予定)。主要部品やレイアウトを全面刷新し、剛性・静粛性・衝突性能・走行性能などを大幅に向上しながら軽量化も達成した。このプラットフォームの採用によって室内長を2,150mmに拡大したほか、前後乗員間距離は1,080mm、室内高は1,360mmとなった。また、ホイールベースを30mm拡大しつつ、最小回転半径を4.8mとすることで取り回し性も向上。内装ではインパネの張り出しを抑えるなどレイアウトを効率化。前後席間の移動ができるセンターウォークスルーは3代目から引き続き採用した。
    エンジンは3代目・後期型に採用したデュアルジェットエンジンを改良し、燃費改善技術によって圧縮比を12.5に高め、冷却効果の向上や混合気最適化によってノッキングを抑制し、低回転域でのトルクの向上に加え、フリクション低減やエンジンの軽量・コンパクト化によって力強い走りと燃費性能を高次元で両立したK12C型に置換するとともに、「G」を除く全車には、スズキ製軽自動車の「S-エネチャージ」搭載車にも備えているISG(モーター機能付発電機)と専用リチウムイオンバッテリーで構成され、減速時のエネルギー回生やアイドリングストップ後のエンジン再始動をISGが行うことで無駄な燃料消費を抑え、最長30秒間のモーターアシストによって加速時のエンジンの負担を軽減するマイルドハイブリッドを新たに搭載。併せて、プラットフォームの刷新に加え、ボディー重量比の約51%に高張力鋼板を採用したほか、サスペンションを一新し、構造をフラットにして車体骨格の一部となり、2WD車はリアサスペンションをトーションビーム式に変更するなどして「HYBRID MX」の2WD車は3代目「X-DJE」の2WD車に比べて100kgの軽量化を達成。これらにより燃費を向上し、マイルドハイブリッド・2WD車は「平成32年度燃費基準+10%」、マイルドハイブリッド・4WD車とガソリン・2WD車は「平成32年度燃費基準」、ガソリン・4WD車は「平成27年度燃費基準+5%」をそれぞれ達成した。
    スライドドアは開口幅を60mm拡大し、ステップ高を低くしたほか、1回のスイッチ操作で解錠と自動開閉ができるワンアクションパワースライドドアを採用(左側(助手席側)は全車に標準装備、右側(運転席側)は「HYBRID MZ」に標準装備、バンディット「HYBRID MV」はメーカーオプション設定)したほか、作動中に開閉操作をすると任意の位置で扉を止めることができる一時停止機能を新採用。バックドア開口地上高を下げ、荷室高と荷室幅を拡大したほか、2WD車は100L、4WD車は26Lの大容量サブトランクを設置し、運転席インパネアッパーボックス、500ml紙パック対応ドリンクホルダー、助手席インパネトレーなど豊富な収納スペースを確保。メーターはシンメトリーデザインのセンターメーターを採用し、インパネ全幅にわたってアッパーオーナメントを装備した。さらに、マイルドハイブリッド車は後期型スペーシアに採用したステレオカメラ方式の衝突被害軽減システム「デュアルカメラブレーキサポート」をはじめ、誤発進抑制機能、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能、エマージェンシーストップシグナル、クルーズコントロールシステムをメーカーオプションに設定した。ソリオはヘッドランプから連続性を持たせたメッキフロントグリルを採用し、ボディー断面はサイドからリアにかけての立体感を強調。内装はチャコールグレーを基調としたシート表皮を採用し、マイルドハイブリッド車はセンターガーニッシュにシルバー加飾を施した。バンディットはスズキ自社製車両初となるLEDヘッドランプを採用した[11]。内装はピアノブラック調のセンターガーニッシュとダークパープルのアクセントを施した黒基調のシート表皮を採用した。ボディカラーは総入れ替えを行って10色(共通カラー5色、ソリオ専用色3色、バンディット専用色2色)展開となり、新規色として、ソリオ・バンディット共通色に「ピュアホワイトパール(オプションカラー)」、「クラッシーブラウンメタリック」、「ファーベントレッド」を、ソリオ専用色に「クリアライムメタリック」と「クォーツピンクメタリック」を、バンディット専用色に「ミッドナイトバイオレットメタリック(オプションカラー)」をそれぞれ設定したほか、バンディットにはブラック2トーンルーフ2色[12]も新たに設定した。オーディオはワイドDIN(幅200mm)対応のオーディオガーニッシュをスズキでは初の標準採用とした[13]
    グレード体系も刷新し、ソリオはESP、ヒルホールドコントロール、キーレスプッシュスタートシステム、エコドライブインジケーター、14インチフルホイールキャップなどを装備したガソリン車の廉価グレード「G」、フロントシートSRSサイドエアバッグ、エコクール、6スピーカー、ロールサンシェード、車速連動式オートドアドック、パーソナルテーブル(後席左右)、エアロ形状のバンパー(フロント・リア)、スポイラー(サイドアンダー・ルーフエンド)、15インチアルミホイールなどを装備したマイルドハイブリッド車の普及グレード「HYBRID MX」、ディスチャージヘッドランプ、オートライトシステム、フロントマルチリフレクターハロゲンフォグランプ、「ナノイー」搭載フルオートエアコン(エアフィルター付)、本革巻ステアリングホイール、IRカット機能付フロントガラス、プレミアムUV&IRカットガラス(フロントドア)などを装備したマイルドハイブリッド車の上級グレード「HYBRID MZ」の3グレードに。ソリオバンディットは「HYBRID MZ」の装備内容をベースに、後席右側ワンアクションパワースライドドアをメーカーオプション設定に変更する代わりに本革巻シフトノブを追加し、フロントグリルとバックドアガーニッシュをブラックパールに、リアコンビネーションランプ(LEDストップランプ)をクリアタイプに変更したマイルドハイブリッド車「HYBRID MV」のみのモノグレード体系となった。また、CMキャラクターもKAT-TUNからTOKIOに切り替わった。
  • 2016年
    • 10月17日 - メーカーオプションの全方位モニター付メモリーナビゲーションにおいて、Android Autoの対応化などの機能拡充を行い、既に利用中のユーザー向けにホームページにて配信を開始したことを発表。以降に生産される分についてはソフトウェア更新済の状態で搭載される[16]
    • 11月29日 - 前述の東京モーターショーに参考出品されていたハイブリッド車を市販化し追加発売[17]
    ガソリン車やマイルドハイブリッド車と同じK12C型エンジンに、発電も可能な駆動用モーター(交流同期電動機)と、スズキの日本国内向け小型車では初採用となるオートギアシフト(AGS)を組み合わせたパラレル方式のハイブリッドシステムを採用。100V高電圧リチウムイオンバッテリーはインバーターと一体化した「パワーパック」として荷室下に格納したことで、ガソリン車やマイルドハイブリッド車と同等の室内空間を確保した。走行中に蓄えたバッテリーの電力を駆動用モーターに供給することで、マイルドハイブリッド車同様のモーターアシストに加え、クリープ走行時や約60km/h以下の一定速走行時にエンジンが自動停止し、EV走行が可能となった[18]。また、通常走行時だけでなく、変速時や高速道路の合流などでアクセルペダルを強く踏み込んだ時でもモーターアシストを行い、変速時には変速に伴うエンジントルクの一時的な落ち込みをカバーしてスムーズな走りを実現し、アクセルペダルを強く踏み込んだ時にはエンジン出力にモーター出力を上乗せして力強いアシストを行う。一方で、システム構成要素の軽量コンパクト化により、車両重量はマイルドハイブリッド4WD車と同重量となる990kgとしたことでJC08モード燃費で32.0km/Lを実現し、「平成32年度燃費基準+20%」を達成した。また、エコモードスイッチを装備しており、「エコモード」設定時、停車時からブレーキを離すと駆動用モーターによるクリープ走行で発進し、アクセルペダルを一定以上踏み込むとISGのスターターモーター機能でエンジンを再始動。また、アクセルペダルの踏み込みに対する駆動力の発生を抑えることでゆるやかに発進・加速することでエコドライブをサポート。「通常モード」への切り替えも可能で、停車時からブレーキを離した段階でISGのスターターモーター機能でエンジンを再始動し、アクセルペダル操作に瞬時に反応する駆動用モーターがエンジンをアシストすることで小型モデルとしてはそこそこいい発進・加速が可能である。
    デザインは既存のガソリン車やマイルドハイブリッド車と差別化し、外観はフロントグリルのスケルトン部にブルーメッキを施し、リアコンビネーションランプとバックランプのレンズをブルークリアタイプに変更。マイルドハイブリッド車同様に左右フェンダーとバックドアに「HYBRID」エンブレムが装着されるが、中央部を黒・文字色を銀に変更した専用デザインとなる[19]。内装はインパネアッパーガーニッシュにブルーメタリック塗装を施し、メーターは青色基調の専用デザインに変更の上、駆動用モーターの作動状態を表示するモーターパワーメーターも追加した。
    グレード体系はソリオは「HYBRID SX」と「HYBRID SZ」の2グレードを、ソリオバンディットは「HYBRID SV」をラインナップする。これにより、ソリオは計5グレード、ソリオバンディットは計2グレードとなった。
    • 12月8日 - バンディット特別仕様車「Fリミテッド」を発売[20]
    マイルドハイブリッド車の「HYBRID MV」をベースに、外観はメッキドアハンドルを装着。内装はシート表皮にセーレンの「ラックススエード」&レザー調を、ドアトリム表皮にスエード調を、ガーニッシュ類(インパネアッパー・ドアトリム・ステアリング・インパネセンター・エアコンルーバー)にブロンズメタリックをそれぞれ採用し、専用ステアリングとシフトノブスイッチにシルバーステッチを施した。装備面では、ベースグレードではオプション設定されている後席右側ワンアクションパワースライドドアを標準装備したほか、2WD車は4WD車に標準装備されている助手席シートヒーターを追加。また、本来は「デュアルカメラブレーキサポート」装着車に装備されているクルーズコントロールも標準装備した。
    ボディカラーは本仕様車専用色の金系「ヘリオスゴールドパールメタリック(イグニス設定色)」とグレー系の「ミネラルグレーメタリック(先に発売されたイグニス「Fリミテッド」で登場した新色)」を含む5色を設定し、「ヘリオスゴールドパールメタリック」にはオプションでブラック2トーンルーフ仕様も設定される。
    • 12月22日 - メーカーオプションのデュアルカメラブレーキサポート及び全方位モニター装着車が、2016年度JNCAP予防安全性能アセスメントにおいて71点中68.1点を獲得し、スズキの登録車ではイグニスに次いで2車種目となる最高ランクの評価「ASV++(ダブルプラス)」を獲得した[21]
  • 2017年
    • 4月1日 - 仕様変更。ハイブリッド車において燃費基準の区分変更に対応し、「平成32年度燃費基準+30%」を達成した。

脚注[編集]

  1. ^ 生産期間1993年 - 1998年。
  2. ^ 当初は日本国外と同じ「ワゴンR+(プラス)」を名乗る。明らかに「ワゴンRワイド」のフルモデルチェンジであるが、自主規制である4年間隔に満たないため、『「ワゴンRワイド」を廃止し、新たに「ワゴンRプラス」を市場投入した』ことになっている。
  3. ^ 継続販売された「SリミテッドII」(現在は販売されていない。)とともに、現在の「Sマーク」をエンブレムに採用する
  4. ^ 【スズキ ソリオ 新型発表】プラットフォームは新開発レスポンス 2010年12月27日
  5. ^ 小型乗用車のOEM供給について - スズキ ニュースリリース 2010年12月24日
  6. ^ 三菱自動車、『デリカD:2』 を新発売 ~5人乗り2列シートのコンパクトミニバン~ - 三菱自動車 プレスリリース 2011年2月24日
  7. ^ スズキ、小型乗用車「ソリオ」シリーズに「レーダーブレーキサポートII装着車」を設定して発売 - スズキ ニュースリリース 2014年2月6日
  8. ^ スズキ、小型乗用車「ソリオ」シリーズを一部仕様変更し発売 - スズキ株式会社 ニュースリリース 2014年8月4日
  9. ^ スズキ、軽乗用車「ワゴンRスティングレー」「スペーシア カスタム」小型乗用車「ソリオ BANDIT」の3車種に特別仕様車「J STYLE」を設定して発売 - スズキ株式会社 ニュースリリース 2014年12月18日
  10. ^ “スズキ、小型乗用車 新型「ソリオ」、「ソリオ バンディット」を発売” (プレスリリース), スズキ株式会社, (2015年8月26日), http://www.suzuki.co.jp/release/a/2015/0826/index.html 2015年8月26日閲覧。 
  11. ^ スズキ車初採用はランディ
  12. ^ プレミアムシルバーメタリック、ファーベンレッドに設定
  13. ^ 従来のDINサイズ(幅180mm)オーディオ装着時には、販売店オプションのアタッチメントを使用することで窓口左右の隙間を塞ぐ。 - アクセサリカタログより
  14. ^ “スズキの四輪車、二輪車が2015年度グッドデザイン賞を受賞” (プレスリリース), スズキ株式会社, (2015年9月29日), http://www.suzuki.co.jp/release/d/2015/0929c/index.html 2015年9月29日閲覧。 
  15. ^ “第44回東京モーターショー2015の出品内容” (プレスリリース), スズキ株式会社, (2015年10月28日), http://www.suzuki.co.jp/release/d/2015/1028/index.html 2015年11月22日閲覧。 
  16. ^ “スズキ、Android Autoに対応するナビゲーション更新ソフトをインターネットで配信開始 ~メーカーオプション「全方位モニター付メモリーナビゲーション」向け~” (プレスリリース), スズキ株式会社, (2016年10月17日), http://www.suzuki.co.jp/release/a/2016/1017/index.html 2016年10月20日閲覧。 
  17. ^ “スズキ、ハイブリッドを搭載した小型乗用車 新型「ソリオ」、「ソリオ バンディット」を発売” (プレスリリース), スズキ株式会社, (2016年11月29日), http://www.suzuki.co.jp/release/a/2016/1129/index.html 2016年11月29日閲覧。 
  18. ^ なお、約24km/h以下でEV走行中に歩行者に音で接近を伝える車両接近通報装置も装備される
  19. ^ マイルドハイブリッド車の場合、中央部が銀・文字色が青となる。ちなみに、ソリオと同じマイルドハイブリッドシステムを搭載するイグニスにも、マイルドハイブリッド車用「HYBRID」エンブレムが装着される。
  20. ^ “スズキ、軽乗用車「ハスラー」「アルト ラパン」小型乗用車「ソリオ バンディット」の3車種に特別仕様車「Fリミテッド」を設定し発売” (プレスリリース), スズキ株式会社, (2016年12月8日), http://www.suzuki.co.jp/release/a/2016/1208/index.html 2016年12月8日閲覧。 
  21. ^ “スズキ、軽乗用車「スペーシア」と小型乗用車「ソリオ」が「ASV++(ダブルプラス)」を獲得” (プレスリリース), スズキ株式会社, (2016年12月22日), http://www.suzuki.co.jp/release/a/2016/1222/index.html 2016年12月22日閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]