スズキ・セレリオ

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セレリオ (Celerio) は、スズキが海外で製造・販売する欧州Aセグメント級の小型乗用車である。

歴史[編集]

初代(2008年-2014年)[編集]

スズキ・セレリオ(初代)
フロント
Suzuki Celerio 1.0 GA 2013 (9453593931).jpg
リア
Suzuki Celerio 1.0 GA 2010 (9595774088).jpg
製造国 インドの旗 インド
中華人民共和国の旗 中国
販売期間 2008年-2014年
ボディタイプ 5ドア ハッチバック
エンジン K10B型 1.0L 直3 DOHC 12V
駆動方式 FF
変速機 5速MT、4速AT
全長 3,500mm
全幅 1,600mm
全高 1,470mm
ホイールベース 2,360mm
車両重量 890-895kg
別名 スズキ・アルト
マルチ・スズキ・Aスター
-自動車のスペック表-
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2008年パリモーターショーにて発表された。同年12月、インドで発売開始。2009年4月から輸出が開始された。ヨーロッパなど大半の地域で「アルト」として、インドでは「Aスター」として発売され、フィリピン南アメリカ北アフリカなど一部地域で「セレリオ」の車名が使用された。

また、日産自動車にもヨーロッパ市場向けに日産・ピクソとしてOEM供給が行われた。ピクソはアルト/セレリオと異なるヘッドライトおよびフロントグリルが与えられている。

アルト/セレリオの外観は2008年1月のニューデリーオートエクスポに出展された「Aスターコンセプト」に基づいている。トヨタ・アイゴなどと同様にリアドアに嵌め殺し窓が採用されているが、一部モデルは三角窓が設けられてスライド可能になっている。

エンジンは1.0L 直列3気筒K10B型エンジンが搭載され、5速MTおよび4速ATが組み合わせられた。

生産はマルチ・スズキ・インディアマーネーサル工場に集約され、世界各国に輸出された。中国仕様車のみ重慶長安スズキで生産されている。

日本国内でも、メーカーのテスト目的で至極少数が輸入・登録され、ディーラーに貸与された欧州仕様右ハンドル車が目撃されている。


2代目(2014年-)[編集]

スズキ・セレリオ(2代目)
フロント
2015 Suzuki Celerio (17325080136).jpg
リア
2015 Suzuki Celerio (17143626407).jpg
インテリア
Suzuki Celerio (16418642217).jpg
製造国 インドの旗 インド
タイ王国の旗 タイ
販売期間 2014年-
ボディタイプ 5ドア ハッチバック
エンジン K10B型 1.0L 直3 DOHC 12V
K10C型 1.0L 直3 DOHC 12V
E08A型 0.8L ディーゼル 直2 DOHC 8V
駆動方式 FF
変速機 5速MT、5速AMTCVT
全長 3,600mm
全幅 1,600mm
全高 1,560mm
ホイールベース 2,425mm
車両重量 810-830kg
-自動車のスペック表-
テンプレートを表示

この代から車名がほぼ全世界で「セレリオ」に統一されるが、パキスタンにおいては「カルタス」を名乗る。2014年2月にニューデリーオートエクスポにて発表され[1]インド国内で発売開始した。セレリオの投入に伴い販売不振であった従来のAスターはエスティロとともに製造を終了した[2]。翌3月にはジュネーヴモーターショーバンコク国際モーターショーにも相次いで出展された[3][4]

スタイリングは2013年11月のタイモーターエキスポにて出展された「A:Wind」コンセプトに基づいている[5][4]

エンジンはインド仕様車が従来と同じK10B型1.0L 直列3気筒を搭載し、欧州仕様車にはデュアルジェット(デュアルインジェクション)システム搭載のK10C型も新たに用意される[3]。トランスミッションはインド仕様車と欧州仕様車には5速MTに加えて、新開発の「オートギヤシフト」 (Auto Gear Shift) と呼ばれる5速AMT(オートメイテッドマニュアルトランスミッション)が新たに用意された[6][1][3])。なお、マルチ・スズキではオートギヤシフトを「EZ Drive」テクノロジーと称している。一方、タイ仕様車は5速MTと副変速機付CVTが用意される[4]

インドでは発売開始から2週間で1万4000台の受注があり、うち51%をオートギヤシフト車が占めた[7]

生産はマルチ・スズキ・インディアマーネーサル工場に加えて、スズキ・モーター・タイランド(ラヨーン県)でも行われる[5][4]

2015年6月3日、インドでセレリオディーゼルが発売開始された[8][9]。搭載されるエンジンはスズキ初の自社開発ディーゼルエンジンであるE08A型 0.8L 直列2気筒 (DDiS125) であり、最高出力は35kW(47.6ps)/3,500rpm、最大トルクは125N·m/2,000rpmを発揮する。これに5速MTを組み合わせられたセレリオディーゼルは27.62km/Lの燃費性能を誇っている。


脚注[編集]

  1. ^ a b スズキ、インド・オートエクスポへの出展概要”. スズキ (2014年2月6日). 2014年3月5日閲覧。
  2. ^ Anjan Ravi (2014年2月25日). “IAB Report – Maruti A-Star and Estilo discontinued”. Indian Autos blog. 2014年3月5日閲覧。
  3. ^ a b c スズキ、Aセグメントの新型小型車「セレリオ」をジュネーブモーターショーで欧州初出品”. スズキ (2014年3月4日). 2014年3月5日閲覧。
  4. ^ a b c d スズキ、バンコク国際モーターショーに新型小型車「セレリオ」を出品”. スズキ (2014年3月25日). 2014年3月25日閲覧。
  5. ^ a b スズキ、タイモーターエキスポでコンセプトモデル「A:Wind」を発表”. スズキ (2013年11月28日). 2014年3月5日閲覧。
  6. ^ スズキ、新トランスミッション「Auto Gear Shift(オートギヤシフト)」を開発し、インドで公開”. スズキ (2014年1月14日). 2014年3月5日閲覧。
  7. ^ Anjan Ravi (2014年2月25日). “Report – Maruti Celerio gets 14,000 bookings, 51% for AMT variants”. Indian Autos blog. 2014年3月5日閲覧。
  8. ^ Anjan Ravi (2015年6月3日). “Maruti Celerio diesel launched at INR 4.65 lakhs – IAB Report [Updated]”. Indian Autos Blog. 2015年6月11日閲覧。
  9. ^ マルチ、「セレリオ」のディーゼル車を発売[車両]”. エヌ・エヌ・エー (2015年6月4日). 2015年6月11日閲覧。

外部リンク[編集]