エヌ・エヌ・エー

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株式会社エヌ・エヌ・エー
NNA JAPAN CO., LTD.
Media Tower.JPG
本社の入居する汐留メディアタワー
種類 株式会社
略称 NNA
本社所在地 日本の旗 日本
105-7209
東京都港区東新橋1丁目7番1号 汐留メディアタワー9階
設立 1995年(平成7年)8月1日
業種 情報・通信業
法人番号 7010401021950
事業内容 アジア各国・地域の経済ビジネス情報の編集、発行および日本国内での情報配信
代表者 佐井郁文(代表取締役社長)
資本金 2億5,000万円
売上高 12.3億円(2011年期連結売上)
従業員数 162人(2011年12月末現在)
決算期 12月末日
主要株主 共同通信社
外部リンク

http://www.nna.jp/

http://www.nna.eu/
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株式会社エヌ・エヌ・エー(英称:NNA JAPAN CO., LTD.)は、アジアの経済情報を配信する日本の企業である。日本最大の通信社である共同通信社のグループ会社。

概要[編集]

2012年現在、東京、北九州、香港、台湾、上海、北京、広州、大連、シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア、フィリピンに現地法人ないし現地事務所を設置。さらに韓国、オーストラリア、英国の会社と提携して、各地の経済ビジネス情報を日本語で提供する事業を展開している。

沿革[編集]

  • 1989年(平成元年)8月 - 香港で創業(当初の社名:『WIN HONEST PLANNING LIMITED』)
  • 1992年(平成4年)6月 - マレーシア法人設立
  • 1994年(平成6年)9月 - タイ法人設立
  • 1995年(平成7年)
    • 4月 - シンガポール法人設立
    • 4月 - 社名を『株式会社ニュースネット・アジア』に変更
    • 6月 - フィリピン法人設立
    • 8月 - 日本法人を東京都港区に設立(グループ本社機能は香港が担当)
  • 1996年(平成8年)
    • 8月 - インドネシア法人設立。北京には駐在員事務所を開設。
    • 10月 - 上海事務所開設
  • 1998年(平成10年)
    • 1月 - 本社機能を香港から東京に移管。営業、管理、コンテンツ、編集(海外編集部を統括)、システムの各部門を設置。
    • 4月 - 総合Webサイト『NNA PLUS』開設
    • 10月 - 豪州情報通信社を傘下に納め、オーストラリア法人とする
    • 11月 - 韓国法人設立
  • 1999年(平成11年)
    • 6月 - 広州事務所開設
    • 6月 - 郵政省電気通信局(現・総務省総合通信基盤局)へ一般第二種電気通信事業者の届け出を行い、受理される。
    • 8月 - 通信・放送新規事業者の認定を獲得。
    • 9月 - 欧州本部となる英国法人を設立
    • 10月 - 『NNA PLUS』を『NNA POWER』へ名称変更
    • 11月 - 社名を『株式会社エヌ・エヌ・エー』に変更
    • 12月 - 台湾支社開設
  • 2000年(平成12年)
    • 7月 - 大連事務所開設
    • 12月 - 第三者割当増資を実施
  • 2001年(平成13年)12月 - 中国法人を上海に設立
  • 2004年(平成16年)7月 -『The Daily NNAベトナム&インドシナ版』創刊
  • 2007年(平成19年)4月1日 - フィスコと資本・業務提携。
  • 2008年(平成20年)
    • 4月 -『The Daily NNAインド版』創刊
    • 6月 -『The Weekly NNAインドネシア CONSUM』創刊
    • 8月 -『NNA POWER』を全面リニューアル
  • 2010年(平成22年)
    • 4月 - 英Economic Media Bulletin社にライセンスを付与し欧州事業を譲渡
    • 7月 -『The Daily NNA別冊 カンパサール』創刊
    • 9月 -『The Daily NNA自動車ニュース』創刊
  • 2011年(平成23年)
    • 2月 -『The Daily NNA電機・電子・ITニュース』創刊
    • 5月 -『The Daily NNA食品・医薬ニュース』創刊
    • 11月 - 共同通信社の出資を受けると発表。同時にフィスコが保有株を共同通信に売却。NNAは共同通信社の連結子会社となる。
  • 2012年(平成24年)
    • 2月 -『The Daily NNA別冊 カンパサール中国語版』創刊
    • 4月1日 - 共同通信の組織に組み込まれ、再スタート。この日から対外的にも『共同通信グループ 株式会社エヌ・エヌ・エー』と名乗るようになる。
  • 2016年(平成28年)
    • 4月-提携会社のNNA KOREAから韓国における事業権を取得し、ソウル支局・支店を設立。

歴史[編集]

エヌ・エヌ・エーは、英国統治下の香港で1989年(平成元年)に創業した。当初の社名はWIN HONEST PLANNING LIMITED。中国への主権返還を前にして大揺れする香港のビジネス環境とその変化、それを日系企業に日本語で毎日伝えるのが主たる業務であったが、将来的にはアジア全域に拠点を設け、現地発ビジネスニュースの一大ネットワークを構築するといった気宇壮大な計画を当初から温めていた。

その夢を実現するべく、3年後にマレーシアへ進出。次いでタイ、シンガポールに拠点を設け、1995年にメディア企業としての業務の実態に合わせて社名をニュースネット・アジアに変更した。フィリピンとインドネシアにもネットワークを拡大し、東南アジアの主要拠点を結んだあとは東アジアに目を向ける。中国では上海に現地法人を設け、北京、広州、大連を統括。また台湾と韓国にも拠点網を広げた。

この間、1997年(平成9年)にアジア通貨危機が発生。危機はまたたく間にアジア全域に拡大したが、これを機にグループの本社機能を香港から東京に移管し、日本市場の開拓に乗り出した。またオーストラリアや英国への進出後、1999年にニュースネット・アジアの英文頭文字(NNA)を取ってエヌ・エヌ・エーと現在の社名に再変更した。

一方で、WEBサイトの改良と拡充に努めるとともに、新興国市場に焦点を当ててベトナム・インドシナ版、インド版を新たに発行。情報ニーズの多様化に対処するため、自動車、電機・電子・IT、食品・医薬の産業別ニュースを創刊した。2007年(平成19年)、金融情報サービス大手のフィスコと資本提携。2010年(平成22年)にはアジア全域の消費動向を追うタブロイド版紙媒体『The Daily NNA別冊カンパサール』を発行。海外ビジネスに役立つ各種書籍や中国を中心とした市場調査にも着手した。

ネット環境が劇的に変化するなかで情報流通のあり方も大きく様変わりしているが、エヌ・エヌ・エーは創業以来、現地密着型メディアの姿勢を貫いてきた。2011年には共同通信社からの出資を受けて共同通信グループに入ったが、これを新たなスタートととらえ、アジアを中心とした海外ビジネスニュースの報道の深化と発展に今後とも寄与しようとしている。

拠点[編集]

国内拠点[編集]

  • 東京本社
  • 北九州事務所

海外拠点[編集]

アジアで11カ所、編集記者と営業担当と現地スタッフ等合わせて162人(国内含む)を擁する。なお、2012年(平成24年)4月に正式に共同通信グループに組み込まれた後は一部の支社・現地法人が親会社である共同通信社の支局と事実上一体化しているケースもある。この場合、共同通信から派遣された特派員は一般ニュースの取材に専念し、経済ニュースの取材、および現地日系企業に対して売上を立てる事業はNNAが担当する。

法人

  • 香港法人
  • 中国法人・上海本部
  • マレーシア法人
  • タイ法人
  • シンガポール法人
  • フィリピン法人
  • インドネシア法人

支社

  • 北京支社
  • 広州支社
  • 台湾支社

支局

  • ソウル支局・支店

事務所

  • 大連事務所

提携会社[編集]

  • NNA AUSTRALIA PTY. LTD.
  • Economic Media Bulletin Limited (EMB)

会員サイト[編集]

NNA POWER[編集]

  • POWER ASIA PLUS
  • POWER ASIA
  • POWER EUROPE(欧州総合)
  • POWER EUROPE WEST(西欧)
  • POWER EUROPE EAST(中東欧・ロシア)

媒体[編集]

The Daily NNA各国版[編集]

  • The Daily NNA中国総合版
  • The Daily NNA香港&華南版
  • The Daily NNA台湾版
  • The Daily NNA韓国版
  • The Daily NNAマレーシア版
  • The Daily NNAタイ版
  • The Daily NNAシンガポール版
  • The Daily NNAフィリピン版
  • The Daily NNAインドネシア版
  • The Daily NNAベトナム&インドシナ版
  • The Daily NNAインド版
  • The Daily NNA豪州&オセアニア版
  • The Daily NNA英国&EU版
  • The Daily NNAドイツ&EU版

The Daily NNA 業界ニュース[編集]

  • The Daily NNA自動車ニュース
  • The Daily NNA電機・電子・ITニュース
  • The Daily NNA食品・医薬ニュース

The Weekly NNA[編集]

  • The Weekly NNA 豪州&オセアニア「ウェルス」
  • The Weekly NNA 欧州版

The Daily NNA 別冊[編集]

  • KANPASAR(カンパサール)

共同通信グループ他社の媒体[編集]

  • 47NEWS アジア経済 - 共同通信社と大半の加盟新聞社が出資する全国新聞ネット社が運営。The Daily NNA各国版から選んだその日のトップニュースを掲載、無料で全文閲覧できる。

外部リンク[編集]