スズキ・スペーシア

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Camera-photo Upload.svg 画像提供依頼:スペーシアカスタムZの内外装の画像提供をお願いします。2016年12月

スペーシアSpacia)は、スズキが生産・販売する軽トールワゴン(軽スーパーハイトワゴン)である。

概要[編集]

2008年1月から販売されていた「パレット」に替わる実質的後継車として発表された。車種名を変えて新型車として発売される背景として、室内寸法、軽量化、燃費性能などに大きな進歩があったからとされている[1]。そのため、パレットの特徴であった両側スライドドア副変速機構CVTはスペーシアにも継承されており、車両型式もパレットの「MK」を引き継いでいる。

メカニズム[編集]

パワートレイン[編集]

初代モデルは5代目ワゴンRで初採用された「スズキグリーンテクノロジー」が導入され、「パレット」の一部グレードで既に導入されていたアイドリングストップシステムは全車標準装備した上で改良を行い、停車前の減速時にアクセルペダルを離した段階からガソリンの供給をカットし、ブレーキペダルを踏んで時速が13km以下になると自動でエンジンを停止することでアイドリングストップ時間を延長。ブレーキペダルを離す、ステアリングを操作する、「アイドリングストップOFFスイッチ」を押すのいずれかの動作でエンジンの再始動が可能である。併せて、坂道発進時には後退を抑制するヒルスタートアシストも装備される。

また、元々アイドリングストップシステムに搭載している鉛バッテリーに加えて高効率リチウムイオンバッテリーも搭載され、オルタネーターを高効率・高出力化したことで減速時に発生するエネルギーを発電・充電し、蓄えた電力をオーディオやメーターなどの電装品に供給することで発電に使用するガソリン使用量を最小限に抑える「ENE-CHARGE(エネチャージ)」や空調ユニットに冷房運転時に凍る蓄冷材を搭載することでアイドリングストップ中に送風運転に切り替わっても冷風を送ることが可能で、室温上昇によるエンジン再始動を抑える効果もある蓄冷技術「ECO-COOL(エコクール)」も搭載された。

エンジンは「パレット」に採用していたK6A型から小型・軽量設計のR06A型(ターボ車は同仕様のインタークーラーターボ)に置換し、ボディに最高1180MPa級の高張力鋼板板を全体の約42%に採用。さらに、ドアパネルやシートフレーム、ルーフ、ラジエーター(16 mm 厚→11.5 mm 厚)、サスペンションなど徹底した軽量化が行なわれ[2]、特に「G」の2WD車は全高1,700mm以上の軽トールワゴンでは最軽量となる840kgを実現した。なお、フロアサイドメンバーの高張力鋼板には新日鐵住金製が使用されている[3]

後期型では、これまで搭載していた「エネチャージ」に替わり、5代目・後期型ワゴンRやハスラーの一部グレードに装備されている「S-エネチャージ」を新たに搭載された[注釈 1]。スペーシア用の「S-エネチャージ」はハスラー用と同じく、ISG(Integrated Starter Generator、モーター機能付発電機)のモーターアシスト時間を最長30秒間に、モーターアシストの速度域を発進後〜約85km/hに向上してモーターアシストの時間と頻度を増やした改良型が搭載されている。同時に、エンジンも8代目アルトから採用されている、11.5の高圧縮比エキゾーストマニホールド一体型シリンダーヘッドの採用、触媒ケースの簡素化などを行い、ISGの搭載に合わせて補機ベルトシステムを変更した改良型が採用された。2015年8月にはターボ車も「S-エネチャージ」に変更されたが、モーターアシストの速度域が発進後~約100km/hに拡大されている。

プラットフォームは3代目MRワゴンや5代目ワゴンRと同じ2,425mmのロングホイールベースが特徴の新プラットフォームが採用されており、インパネの内部構造やレイアウトの工夫により、室内長は2,215mmを実現した。「G」は13インチタイヤを採用したことで、ロングホイールベースながら最小回転半径4.2m[注釈 2]をとしたことで取り回しの良さも実現している。

2代目では、6代目ワゴンR/4代目ワゴンRスティングレーで採用された、最長10秒間、モーターによるクリープ走行を可能にするマイルドハイブリッドシステム[注釈 3]となったほか、プラットフォームに「HEARTECT(ハーテクト)」が採用されたことで、ホイールベースが35mm拡大された。

安全装備[編集]

2013年8月に衝突被害軽減ブレーキ、誤発進抑制機能、エマージェンシーストップシグナル、ESPの4点が採用され、「レーダーブレーキサポート装着車」として設定された。2015年5月のマイナーチェンジで車線逸脱警報機能、先行車発進お知らせ機能及び軽自動車初採用となるふらつき警報の3点が加わり、セットオプションとして設定された。2017年12月のフルモデルチェンジでハイビームアシストとリアパーキングセンサーを追加、衝突被害軽減ブレーキと誤発進抑制機能が前方に加えて後方にも追加され、これらの装備全てが標準装備化された(オプションで非装着設定が可能だが、この場合「全方位モニター用カメラパッケージ」の装着が不可となる)。

この衝突被害軽減ブレーキは導入当初、レーザーレーダー方式の「レーダーブレーキサポート」が用いられていたが、2015年5月のマイナーチェンジで軽自動車で初採用となるステレオカメラ方式の「デュアルカメラブレーキサポート」に変更。2代目は軽自動車では6代目ワゴンR/4代目ワゴンRスティングレーに次いでの採用となる、単眼カメラ+レーザーレーダー方式の「デュアルセンサーブレーキサポート」に再変更。後方では超音波センサー方式の「後退時ブレーキサポート」が用いられている。

なお、先代車種のパレットでは廉価グレードを除く全車にサイドエアバッグが標準装備されていたが、初代モデルでは前述の軽量化の都合に伴い非装備となっていた。2代目モデルではフロントシートSRSサイドエアバッグが新たに標準装備され、カスタム「HYBRID XSターボ」はSRSカーテンエアバッグも併せて標準装備された。

デザイン[編集]

スペーシア[編集]

初代は外観にボディ同色のフロントグリルが採用され、全てのピラーをブラックアウトしている。2013年8月に追加設定された「レーダーブレーキサポート装着車」ではフロントグリル下部にメッキアクセントが配された。内装はインパネにおいて上面を低くした上下2段構造とし、上部はブラウン、下部を明るめのベージュの2トーンカラーとした。後期型では外観のフロントグリル下部のメッキアクセントが新形状に変更して標準化。内装色はベージュ内装とグレー内装の2種類となり、ボディカラーに応じた設定となった[注釈 4]。「T」はフロントグリルが上部に白色LEDのイルミネーションを内蔵したフルメッキタイプとなった。2016年12月の一部仕様変更で、内装色がグレーに替わってカスタム/カスタムZと同じブラック内装が標準設定となり、「X」でホワイト2トーンルーフまたはボディカラーで「クリスタルホワイトパール」を設定した場合でベージュ内装の選択を可能とした。

2代目はフロントグリルが新デザインとなり、グレードによりカラード又はメッキとなった。内装色は初代モデルの2016年12月の仕様変更時同様にブラック内装が基本となっているが、新たに赤のアクセントカラーが取り入れられた。また、「HYBRID X」に設定のベージュ内装はホワイト2トーンルーフに加え、モノトーンカラーでも全色選択が可能となった。

カスタム/カスタムZ[編集]

カスタムの初代モデルは外観のフロントグリルがスケルトン構造となり、ヘッドランプも形状を変更され、LEDポジションランプを内蔵。バンパーの形状もスペーシアから変更され、専用デザインアルミホイールを装備した。内装はブラック基調となり、エアコンルーバーリングやインサイドドアハンドルにシルバー加飾が施された。後期型ではフロントグリルにメッキを追加。内装には赤のアクセントが新たに施された。

カスタムZはボンネットフードの位置をカスタムよりも高くし、フロントグリルをブラック基調のメッキに変更の上、大型メッキフロントミドルグリルが追加され、フロントバンパーをエアロ形状に変更してLEDイルミネーションを組み込んだフロントフェイスを採用され、LEDフォグランプが装備された。ちなみに、カスタムZのディスチャージヘッドランプは、2代目ワゴンRスティングレーと同じデザインとなっているが、干渉を防ぐ為内部構造が変更されている。内装はカスタム同様ブラック基調だが、アクセントにチタンシルバー加飾が採用されている。

カスタムの2代目はフロントメッキグリルが大型化され、ヘッドランプをLED化。内装はブラックを基調に、ピアノブラック・メッキ加飾・シルバー加飾が施された。

装備[編集]

リアドアトリムには引き出し式のロールサンシェードが採用されており、2代目でも継続採用されている。

パワースライドドアには、リアアウタードアハンドル内に、スイッチの1度押しで解錠と自動開閉を行うワンアクションスイッチ備えたワンアクションパワースライドドアを採用。

2代目モデルでは閉動作中にドアロックの予約が可能な「予約ロック機能」や任意の位置でスライドドアの一時停止が可能な「一時停止機能」が追加された。

歴史[編集]

初代(MK32S/42S型 2013年 - 2018年)[編集]

スズキ・スペーシア(初代)
MK32S/42S型
X(2型)
Suzuki SPACIA X (DAA-MK42S) front.JPG
カスタムGSターボ(2型)
Suzuki Specia Custom GS Turbo (DAA-MK42S) front.JPG
カスタムZターボ(2型)
Suzuki Spacia Custom Z Turbo (DAA-MK42S) front.jpg
販売期間 スペーシア:
2013年2月 - 2017年12月
カスタム:
2013年6月 - 2017年10月
カスタムZ:
2016年12月 - 2017年12月
車いす移動車:
2013年10月 - 2018年2月
乗車定員 4人
ボディタイプ 5ドア軽トールワゴン
エンジン R06A型 658cc 直3 DOHC 吸排気VVT
R06A型 658cc 直3 DOHC VVT インタークーラーターボ
駆動方式 FF/4WD
モーター WA04A型 直流同期電動機
変速機 CVT
サスペンション 前:ストラット
後:I.T.L.
全長 3395mm
全幅 1475mm
全高 1735-1740mm
ホイールベース 2425mm
車両重量 840-950kg
生産台数 25万4000台
別名 マツダ・フレアワゴン(2代目)
先代 スズキ・パレット
-自動車のスペック表-
2013年2月26日
公式発表(同年3月15日より販売開始)[4]。なお、公式発表の場では後述の「スペーシア カスタム」も展示されたが、この段階では詳細が明らかにされていなかった[5][6]
グレード体系はNA車の普及グレード「G」、標準グレードの「X」、ターボ車「T」の3グレードを設定。ボディカラーは「キャンドルオレンジメタリック」や「フォレストアクアメタリック」を含む7色を設定するが、「X」と「T」にはアルトラパン同様にホワイト2トーンルーフ仕様車が設定されている(本仕様車では前述の新色を含む4色を設定)。
また、全車オーディオレス仕様が基本だが、マルチタッチ対応6.2インチディスプレイやバックモニターを搭載し、BluetoothMHL対応HDMI端子搭載によりiPhoneAndroidスマートフォンなどと接続可能なスマートフォン連携ナビゲーションをメーカーオプションに設定している(本装着車ではハンズフリーマイクと外部端子が追加装備され、ウレタンステアリングホイールはオーディオスイッチ付一部シルバー塗装仕様となる)。
環境性能では、エンジンや駆動方式を問わず、全車「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(☆☆☆☆)」認定を取得し、「平成27年度燃費基準+20%」を達成している。
パレットとは異なり、OEM契約の変更により、日産自動車への供給はされない(日産・ルークスおよび日産・デイズルークスの項目を参照のこと)。
2013年4月25日
マツダへ2代目フレアワゴンとしてOEM供給を開始。
2013年6月12日
スペーシアの公式発表時に展示されていた「パレットSW」後継車のスポーティモデル「スペーシア カスタムSpacia Custom)」を公式発表し、同日より販売開始[7]
グレート体系はNA車の「GS」・「XS」とターボ車の「TS」の3グレードを設定。ボディカラーは新色の「スチールシルバーメタリック(オプションカラー)」と「クールカーキパールメタリック」を含む7色を設定(「ブルーイッシュブラックパール3」と「パールホワイト(オプションカラー)」を除いてスペーシアと異なるカラーバリエーションとなる)。
なお、スペーシア カスタムの発売に合わせ、スペーシアの「X」と「T」には後席右側(運転席側)ワンアクションパワースライドドアのオプション設定が追加された。
2013年7月18日
マツダにフレアワゴンカスタムスタイルとして、スペーシアカスタムのOEM供給を開始。
2013年8月26日
「レーダーブレーキサポート装着車」の設定が発表された(9月17日販売開始)[8]
「G」の「レーダーブレーキサポート装着車」は前述した安全装備やデザイン変更に加え、14インチタイヤにサイズアップし、フロントスタビライザーが追加装備された。
また、販売店アクセサリーの純正カーナビゲーションには、スズキ初のワイドDINサイズ(幅200 mm)のワイドナビ4機種が設定された[注釈 5]。なお、市販のワイドDINサイズカーナビゲーションも、インパネのオーディオガーニッシュを販売店アクセサリーのオーディオ交換ガーニッシュ(ワイドDIN対応)に変えることで装着可能となっている。
2013年10月28日
福祉車両「ウィズシリーズ」の新ラインナップとして、「車いす移動車」を発売[9]。ヘッドレストを付けた状態で折り畳みが可能なリアシートが採用されたことでベース車同様に4名乗車も可能。スロープは解除ノブを引き上げながらゆっくり手前に引いて接地させる方式のテールゲート一体型が採用され、フリーモード付電動ウインチとワイヤレスリモコンを装備。手すりと車いす乗員用3点式シートベルトも装備され、車いすを固定するための固定ベルトは4点固定とした。グレード体系は「G」と「X」の2グレードで、「G」にはリアシート無車も設定される。ボディカラーは「シルキーシルバーメタリック」、「パールホワイト(オプションカラー)」、「X」専用色の「フィズブルーパールメタリック」の3色を設定する。
2013年11月23日
「2013-2014日本カー・オブ・ザ・イヤー」において、最も優れた軽自動車に与えられる「スモールモビリティ部門賞」を受賞した[10](フレアワゴンも同時受賞)。
2014年5月
仕様変更。スペーシアカスタムのボディカラー「ルナグレーパールメタリック」、スペーシア「T」のホワイト2トーンルーフ車を廃止。なお、「ルナグレーパールメタリック」は同時にワゴンR(スティングレーも含む)からも廃止されている。
2014年6月12日
特別仕様車「Xリミテッド」・「カスタム XSリミテッド」を発売[11]
「X レーダーブレーキサポート装着車」・「カスタム XS レーダーブレーキサポート装着車」をベースに、共通装備として、ワンアクションパワースライドドアをベース車に標準装備している後席左側(助手席側)に加え、ベース車ではオプション設定となっている後席右側(運転席側)も特別装備して後席両側にグレードアップするとともに、プレミアムUV&IRカットガラス(フロントドア)、ステアリングオーディオスイッチ(スマートフォン連携ナビゲーション装着車の場合はベース車に標準装備)、運転席&助手席シートヒーター(4WD車はベース車に標準装備されている運転席シートヒーターに加え、助手席シートヒーターを追加装備)、リアヒーターダクト(2WD車のみ、4WD車はベース車に標準装備)が装備され、ヒーターそのものもエンジン始動直後の低水温時にCVTフルードクーラーへのエンジン冷却水の流れを遮断して冷却水を短時間で温めることでヒーターがきき始めるまでの時間を短縮する改良が行われた。
「Xリミテッド」はスポイラー(フロント・サイド・リアアンダー・ルーフエンド)、14インチアルミホイール、LEDサイドターンランプ付ドアミラーを装備するとともに、フロントグリルは専用デザインに変更し、バックドアガーニッシュと共にメッキ化、バックドアを除くカラードドアハンドルをスチールシルバーメタリック塗装にすることで洗練された外観とし、内装はブラックを基調に、ファブリックシート表皮とドアトリムクロスにグレー、ドアアームレスト・インサイドドアハンドル・オーディオガーニッシュにシルバー、シフトノブボタンにメッキを採用してシックな印象にするとともに、メーターは常時照明式のカスタム仕様に変更した。さらに、ディスチャージヘッドランプ(ロービーム、オートレベリング機構付)、オートライトシステム、助手席バニティミラー(チケットホルダー付)も特別装備した。ボディカラーは特別設定色の「アーバンブラウンパールメタリック」、カスタム専用色である「クールカーキパールメタリック」と「スチールシルバーメタリック(オプションカラー)」を含む5色を設定した。
「カスタム XSリミテッド」はスケルトンタイプのフロントグリルとヘッドランプにブラックメッキを、ファブリックシートの一部とドアトリムクロスにレザー調をそれぞれ採用し、LEDイルミネーション(フロントバンパー)、ブラック塗装の専用15インチアルミホイールを装備。ファブリックシートと本革巻ステアリングホイールにはシルバーステッチを施した。また、ボディカラーは4色を設定するほか、「ブルーイッシュブラックパール3」を除く3色にはオプションで「ブラック2トーンルーフ」も設定される。
2014年7月1日
仕様変更。「T」において、メーカーオプション設定だった「レーダーブレーキサポート」が標準装備化された。
2014年11月4日
車いす移動車を一部改良[12]
レーダーブレーキサポート、誤発進抑制機能、エマージェンシーストップシグナル、ESPの4点が標準装備され、既存の「G」と「X」はフロントグリルをメッキ化した。さらに、「G」からエネチャージ、アイドリングストップシステム、エコクール、フロントメッキグリルを省いたベーシック仕様の廉価グレード「E」を新設するとともに、「G」と「X」は車両本体価格を一律4.2万円値下げ、リアシートなし車は「G」から新設の「E」の設定に変更となった。
2014年12月18日
特別仕様車「カスタム J STYLE」を発売[13]
「カスタムXS」をベースに、外観はLEDサイドターンランプ付ドアミラーとアウタードアハンドルをゴールドに、バックドアガーニッシュとスケルトンタイプのフロントグリルをゴールドメッキに変更し、左右フロントフェンダーに「J STYLE」エンブレムを装着。内装はドアアームレスト・ステアリングガーニッシュ・ステアリングステッチ・エアコンルーバーリング・エアコンルーバーガーニッシュにゴールド加飾を施し、ファブリックシート表皮はブラックを基調に金箔をイメージした模様があしなわた。また、専用デカール(ボンネット・ボディーサイド)、シート表皮と同じデザインとした専用フロアマット、「J STYLE」ロゴ入り黒の専用携帯リモコンカバーを同梱した(販売会社で装着)。装備面では、LEDフロントフォグランプ、プレミアムUV&IRカットガラス(フロントドア)、助手席シートヒーター、15インチアルミホイール、ステアリングオーディオスイッチを特別装備し、後席ワンアクションパワースライドドア(挟み込み防止機構付)はベース車に標準装備されている後席左側に加えて後席右側にも特別装備して後席両側にグレードアップ。2WD車は4WD車に標準装備されている運転席シートヒーター、リアヒーターダクトも特別装備。さらに、カタロググレードでは設定されていないバックアイカメラをメーカーオプション設定した(使用の際にはバックアイカメラ対応純正ナビゲーションと電源ボックスが別途必要)。ボディカラーは4色を設定した。
併せて、販売店アクセサリーの純正カーナビゲーションには、5代目ワゴンR(後期型)に引き続き8インチワイドナビ(JVCケンウッド製(ケンウッドブランド))が設定された。
2015年4月1日
仕様変更。新たに設けられた「平成32年度燃費基準」を全車で達成。特にNA車は「平成32年度燃費基準+10%」を達成した。
2015年5月19日
マイナーチェンジ(2型)[14]
前述のとおり、NA車は「エネチャージ」から「S-エネチャージ」に変更。エンジンの改良と相まって燃費性能が向上され、NA車全車で「平成32年度燃費基準+20%」を達成した。
前期型で設定されていた「レーダーブレーキサポート装着車」は「デュアルカメラブレーキサポート」に変更されてセットオプション設定となった。スペーシアの場合、カスタムに標準装備されているトップシェード付フロントガラスも同時にセットされる。
「X」・「カスタムXS」にメーカーオプション設定されているナビゲーションも改良となり、7インチに大画面化してタッチパネルが改良されたほか、セットされるカメラは車両の前後左右に4カ所設置し、車両を真上から見たような俯瞰映像をナビゲーション画面に表示するほか、ボタン操作で前方/後方ワイド映像、助手席側のサイド映像など視点の切替が可能な全方位モニターとなった(なお、全方位モニター付メモリーナビゲーションを装備した場合、TV用ガラスアンテナ、ハンズフリーマイク、外部端子(AUX・USB)が追加装備される)。
さらに、2014年6月に発売された特別仕様車「Xリミテッド」・「カスタムXSリミテッド」に採用されていたCVT温水カットバルブを備えた改良型ヒーターとリアヒーターダクトを標準装備したほか、シートヒーターも2WD車は運転席に、4WD車は運転席と助手席にそれぞれ標準装備。防音、防振材の追加も施された。「X」と「カスタムXS」には特別仕様車「Xリミテッド」・「カスタムXSリミテッド」にも装備されていたプレミアムUV&IRカットガラス(フロントドア)を標準装備し、フルオートエアコンに「ナノイー」を新たに搭載した。
そのほか、スペーシアの「G」はメーカーセットオプションの設定を廃止する代わりに、「レーダーブレーキサポート装着車」設定時のみに適応していた14インチタイヤとフロントスタビライザーを標準装備化。カスタムは「GS」に後席両側スライドドアクローザー、後席左側(助手席側)ワンアクションパワースライドドア(挟み込み防止機構付)[注釈 6]、チルトステアリング、運転席シートリフター、フロントアームレストボックスを新たに標準装備。「XS」はこれまでメーカーオプション設定だった後席右側(運転席側)ワンアクションパワースライドドア(挟み込み防止機構付)を標準装備化し、フロントフォグランプは2014年12月に発売された特別仕様車「J STYLE」と同じLED式に変更した。
ボディカラーは白系(オプションカラー)の「パールホワイト」を「クリスタルホワイトパール」に入れ替えたほか、スペーシアは緑系の「フォレストアクアメタリック」を新規色の「フレンチミントパールメタリック」に(「X」に設定のホワイト2トーンルーフも同様に入れ替え)、8代目アルト採用色の「シフォンアイボリーメタリック」を追加して8色に拡大。スペーシアカスタムは紫系(オプションカラー)の「ミステリアスバイオレットパール」を3代目エブリイワゴン採用色の「ムーンライトバイオレットパールメタリック」に入れ替え、特別仕様車「Xリミテッド」専用色だった「アーバンブラウンパールメタリック」を追加して7色に拡大した。155/65R14インチタイヤ指定空気圧(280kPa→250kPa)低下されたが、165/55R15インチタイヤ指定空気圧(240kPa)変更なし。
2015年6月25日
同年5月のマイナーチェンジ後も現行仕様を継続販売していた車いす移動車をマイナーチェンジ[15]
カタロググレード同様、「G」と「X」は「エネチャージ」を「S-エネチャージ」に変更し、R06A型エンジンを高圧縮比仕様の改良型に置換され、運転席シートヒーターを装備。さらに、「X」は「ナノイー」搭載フルオートエアコンとプレミアムUV&IRカットガラス(フロントドア)も装備された。「S-エネチャージ」非搭載の廉価グレード「E」はメッキフロントグリルを新たに装備する代わりにキーレスプッシュスタートシステムを非装備化したことで、車両本体価格を1万円値下げされた。
2015年8月5日
同年5月のマイナーチェンジで新たに導入した「デュアルカメラブレーキサポート」及び全方位モニター装着車において、JNCAP予防安全性能アセスメントにおいて軽自動車内で最高得点となる46点満点中45.8点を獲得し、スズキ車で初となる最高ランクの評価「先進安全車プラス(ASV+)」を獲得したことを発表。特に、車線逸脱警報装置(LDWS)と後方視界情報提供装置(バックビューモニタ)の2項目では満点評価となった[16]
2015年8月18日
同年5月のNA車のマイナーチェンジ時に予告されていたターボ車をマイナーチェンジ[17]
NA車同様に前期型の「エネチャージ」から「S-エネチャージ」に置換。燃費性能の向上により、2WD車は「平成32年度燃費基準+10%」を達成した。さらに、ターボ車専用装備としてクルーズコントロールシステムと7速マニュアルモード付パドルシフトも装備した。
「T」は外観デザインも大幅に変更され、メッキバックドアガーニッシュ、LEDサイドターンランプ付ドアミラー、14インチアルミホイールを装備した。カスタムのターボ車は前期型の「TS」1グレードから「GSターボ」と「XSターボ」の2グレードに細分化した。155/65R14インチタイヤ指定空気圧が280kPaから250kPaに低下したが、165/55R15インチタイヤの指定空気圧は240kPaのままである。
2015年12月21日
特別仕様車「Gリミテッド」発売[18]
「G」をベースに、ベース車ではメーカーオプション設定となっているデュアルカメラブレーキサポートをはじめ、誤発進抑制機能、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能を特別装備し、同時にトップシェード付フロントガラスも特別装備。さらに、「T」と同一デザインのメッキフロントグリル(LEDイルミネーション(ホワイト)内蔵)や「T」に装備されているメッキバックドアガーニッシュを装備し、専用仕様に変更したファブリックシート表皮(撥水加工)とドアトリムクロスにブラックを、ドアアームレストとインサイドドアハンドルにシルバーをそれぞれ採用し、ウレタンステアリングホイールには一部シルバー塗装を施した。さらに、後席左側ワンアクションパワースライドドア、後席両側スライドドアクローザー、ステアリングオーディオスイッチ、運転席シートリフター、チルトステアリング、フロントアームレストボックスも特別装備されたほか、ベース車では未設定の全方位モニター付メモリーナビゲーションを特別にオプション設定された。ボディカラーは「キャンドルオレンジメタリック」、「イノセントピンクパールメタリック」、「フィズブルーパールメタリック」、「シルキーシルバーメタリック」が設定されない代わりに、スペーシアカスタム専用色である「ムーンライトバイオレットメタリックパール(オプションカラー)」、「アーバンブラウンパールメタリック」、「スチールシルバーメタリック(オプションカラー)」が特別設定される。
2016年10月17日
メーカーオプションの全方位モニター付メモリーナビゲーションにおいて、Android Autoの対応化などの機能拡充を行い、既に利用中のユーザー向けにホームページにて配信を開始したことを発表。以降に生産される分についてはソフトウェア更新済の状態で搭載される[19]
2016年10月31日
仕様変更。「キャンドルオレンジメタリック」を廃止(「X」に設定の「キャンドルオレンジメタリック ホワイト2トーンルーフ」も同時に廃止)。
2016年12月5日
スペーシアカスタムの追加モデル「スペーシアカスタムZ」のティザーサイトを公開[20]
2016年12月22日
メーカーオプションのデュアルカメラブレーキサポート及び全方位モニター装着車が、2016年度JNCAP予防安全性能アセスメントにおいて71点満点中66.7点を獲得し、軽自動車初となる最高ランク評価「ASV++(ダブルプラス)」を獲得したことを発表した[21]
2016年12月26日
「スペーシアカスタムZ(以下、カスタムZ)」を発売[22]
ボディカラーは新色の「ブリスクブルーメタリック」やハスラーではブラック2トーンルーフ専用色として設定されている「アクティブイエロー(2017年3月販売開始)」を含む全7色を設定するほか、このうちの3色にはブラック2トーンルーフ仕様も設定される。防眩式ルームミラーが装備されるほか、ターボ車にはメッキドアハンドルとチタンシルバーガーニッシュ付本革巻ステアリングホイールも装備した。また、後席右側ワンアクションパワースライドドア、バックアイカメラ、リアスピーカー&ツイーター、プレミアムUV&IRカットガラス(フロントドア)、「ナノイー」搭載フルオートエアコンをひとまとめにしたメーカーセットオプション「ユーティリティパッケージ」を設定したほか、スペーシア・スペーシアカスタム同様に、「レーダーブレーキサポート」や「全方位モニター付メモリーナビゲーション[注釈 7]」のセットオプションも設定される。グレード体系はNA車の「カスタムZ」とターボ車の「カスタムZターボ」の2グレードを設定する。
同時にスペーシア・スペーシアカスタム・車いす仕様車を一部仕様変更。「XS」と「XSターボ」はバックアイカメラを標準装備した。ボディカラーはスペーシア専用色の「イノセントピンクパールメタリック」・「フィズブルーパールメタリック」、カスタム専用色の「クールカーキパールメタリック」の3色を廃止。「フェニックスレッドパール」と「アーバンブラウンパールメタリック」はカスタム専用色からスペーシア専用色に移行。カスタムZに設定の新色「ブリスクブルーメタリック」を「G」・「X」及び車いす仕様車「X」にも設定した。また、「X」に設定のホワイト2トーンルーフもボディカラーの廃止を受けて入れ替えを行い、新たに「シフォンアイボリーメタリック」・「フェニックスレッドパール」・「アーバンブラウンパールメタリック」の3色を追加した。
グレード体系も一部整理され、「T」と「カスタムGSターボ」を廃止した。なお、2015年12月発売の特別仕様車「Gリミテッド」は継続販売される。
2017年4月1日
仕様変更。「G」と「X」の2WD車(「X」の後席右側ワンアクションパワースライドドア装着車を除く)において燃費基準の区分変更に対応し、「平成32年度燃費基準+30%」を達成した。
2017年5月1日
仕様変更。ボディカラーの入れ替え・追加を行い、共通で設定されているオプションカラーのホワイトパール系色を従来の「クリスタルホワイトパール[注釈 8]」から6代目ワゴンR/4代目ワゴンRスティングレーなどで設定されている「ピュアホワイトパール」に差し替え[注釈 9]、カスタムZには専用色として4代目ワゴンRスティングレー及び6代目ワゴンR[注釈 10]設定色である「ブレイブカーキパール」を追加した。
2017年6月
仕様変更。ボディカラーの「フレンチミントパールメタリック」が廃止された(「X」に設定の「フレンチミントパールメタリック ホワイト2トーンルーフ」も同時に廃止、OEM車種のフレアワゴン「XS」も同様)。
2017年9月1日
仕様変更。カスタムが生産終了、在庫限りの販売となる[注釈 11]。併せて、「X」・カスタムZ及び特別仕様車「Gリミテッド」に設定されていたメーカーオプション「全方位モニター付メモリーナビゲーション」が廃止され、その代わりとして「全方位モニター用カメラパッケージ」が設定された[注釈 12]。スペーシアの「全方位モニター用カメラパッケージ」はグレードによって異なり、「X」と「Gリミテッド」は全方位モニター用カメラのみ、カスタムZは全方位モニター用カメラとフロント2ツイーター&リア2スピーカーの2点で構成されている。
2017年10月
カスタムの販売を終了。ホームページのラインナップから一旦削除された。
2017年12月14日
フルモデルチェンジに伴い、スペーシアのカタロググレードとカスタムZの生産・販売を終了。ただし、スペーシアの車いす移動車は、当面の間生産・販売が継続された。
2018年2月9日
スペーシアの車いす移動車が2代目へフルモデルチェンジされたことにより、初代モデルの生産・販売が全て終了した。

2代目(MK53S型 2017年 - )[編集]

スズキ・スペーシア(2代目)
MK53S型
HYBRID X(大阪モーターショー2017展示車両)
Osaka Motor Show 2017 (138) - Suzuki Spacia HYBRID X (DAA-MK53S-ZBXB-JP).jpg
カスタム HYBRID XSターボ(大阪モーターショー2017展示車両)
Osaka Motor Show 2017 (141) - Suzuki Spacia Custom HYBRID XS Turbo (DAA-MK53S-ZTXB-JP).jpg
カスタム HYBRID XS
Suzuki Spacia Custom HYBRID XS (DAA-MK53S-ZSXB-JP) front.jpg
販売期間 2017年12月 -
乗車定員 4人
ボディタイプ 5ドア軽トールワゴン
エンジン R06A型 658cc 直3 DOHC 吸排気VVT
R06A型 658cc 直3 DOHC VVT インタークーラーターボ
駆動方式 FF/4WD
モーター WA05A型 直流同期電動機
変速機 CVT
サスペンション 前:マクファーソンストラット後:トーションビーム式(FF車)
I.T.L.(4WD車)
全長 3395mm
全幅 1475mm
全高 1785-1800mm
ホイールベース 2460mm
車両重量 850-950kg
別名 マツダ・フレアワゴン(3代目)
-自動車のスペック表-
2017年10月28日
同日から行われた第45回東京モーターショー2017に市販化を前提とした参考出品車「スペーシア コンセプト」「スペーシアカスタム コンセプト」を出品[23]
2017年11月17日
フルモデルチェンジに先駆けてティザーサイトが開設された[24]
2017年12月14日
初のフルモデルチェンジが公式発表され、同日より販売が開始された。フルモデルチェンジに際し、カスタムZは初代カスタムとの統合により、2か月半ぶりにカスタムに戻された[25]。キャッチフレーズはスペーシアが「我が家のワクワクマシーン!」、カスタムは「スペーシアカスタムを買う100の理由。」。スペーシアのCMキャラクターには、平山浩行本上まなみ大杉漣[注釈 13]大西利空川原瑛都が起用された。
販売で水を開けられたN-BOXとタントに対抗すべく、ボディ全体にわたり大空間設計を意識した見直しが図られている。外寸では全高が50mm、ホイールベースが35mm拡大。ボンネット高の嵩上げとベルトラインの引き上げに伴う着座位置アップ(前席30mm、後席15mm)、先にFMCしたワゴンR同様のドア断面構造改善、ルーフ前後長さの延長により、実質的なキャビン容積は大幅に広げられた。室内高35mm、幅は25mm、カップルディスタンス30mmとそれぞれ初代から拡大している。これらの「成長」に対し、新プラットフォーム・ハーテクトの採用や高張力鋼の拡大採用(重量比45%に達する)など軽量化策を駆使した結果、車重の増加は最大20kgに抑えられている。
また、全車マイルドハイブリッド化に踏み切ったことと、任意でモーターアシストを増強できるパワーモードスイッチの新設により、CVTの副変速機が廃止されている。
グレード体系は2016年12月の仕様変更時のグレード体系が引き継がれるが、マイルドハイブリッドシステム搭載に伴い、新型は標準車系を「HYBRID G」及び「HYBRID X」の2グレード、カスタム系を「HYBRID GS」・「HYBRID XS」・「HYBRID XSターボ」の3グレードとした。
2017年9月の仕様変更時に設定された「全方位モニター用カメラパッケージ」の装備内容が一部変更され、ヘッドアップディスプレイ(フロントガラス投影式・軽自動車初採用)と標識認識機能[進入禁止]を追加。カスタムZに設定されていたフロント2ツイーター&リア2スピーカーが廃止される[注釈 14]代わりに、スペーシアにはステアリングオーディオスイッチも追加された。
ボディカラーは、スペーシアは2016年12月の一部仕様変更時のバリエーションが踏襲され、新色の「ツールグリーンパールメタリック」、「オフブルーメタリック[注釈 15]」、「チアフルピンクメタリック」の3色が加わり10色に拡大。「HYBRID X」に設定の2トーンカラー[注釈 16]は全色刷新され、既存のホワイト2トーンルーフは「オフブルーメタリック」と「チアフルピンクメタリック[注釈 17]」の2色となり、カスタムZで設定されていたブラック2トーンルーフがスペーシアでも設定されるようになり、「ツールグリーンパールメタリック」と「ピュアホワイトパール」の2色に設定された。カスタムはカスタムZのカラーバリエーションが踏襲されているが、2016年12月の一部仕様変更でスペーシア専用色に移行されていた「アーバンブラウンパールメタリック」が再設定[注釈 18]されて9色に、「HYBRID XS」・「HYBRID XSターボ」に設定のブラック2トーンルーフは「ブレイブカーキパール」と「ピュアホワイトパール」が追加設定されて5色にそれぞれ拡大された。
なお、JC08モード走行での燃費消費率が初代の2型(2017年4月仕様変更後)よりも低下したため、ターボ・4WD車以外は燃費基準達成ラベルが格下げとなり、「HYBRID G」の2WD車は「平成32年度燃費基準+20%」達成、「HYBRID G」の2WD車を除くNA車は「平成32年度燃費基準+10%」達成、カスタム「HYBRID XSターボ」の2WD車は平成32年度燃費基準達成となった。
2018年2月9日
フルモデルチェンジ後も初代モデルを継続していたスペーシア 車いす移動車のフルモデルチェンジが発表され、同日より販売が開始された[26]
グレード体系は初代モデルにラインナップされていた廉価仕様の「E」が廃止され、カタロググレード同様に、初代の「G」と「X」を「HYBRID G」と「HYBRID X」に改名され、「E」に設定されていたリアシート無車は「HYBRID G」に設定された。
初代モデルにも採用されていた車いす移動車専用装備のテールゲート一体型スロープ、電動ウインチ(フリーモード付)、ワイヤレスリモコン、車いす乗員用3点式シートベルトは2代目にも装備されているほか、カタロググレード同様に、衝突被害軽減ブレーキをデュアルセンサーブレーキサポートに変更されたほか、「HYBRID X リアシート付車」には「HYBRID X」同様にスリムサーキュレーターなども装備された。
ボディカラーは「シルキーシルバーメタリック」と「ピュアホワイトパール(オプションカラー)」が初代から継続設定され、「HYBRID X リアシート付車」に設定の専用色は「X」に設定されていた「ブリスクブルーメタリック」に替わり、「オフブルーメタリック」が設定された。

車名の由来[編集]

  • 英語で「空間」を表す「Space」より。当初は2代目パレットとして開発されていたが、試作車を社内のあらゆる人に見てもらった結果、「広さがネーミングから連想出来るようになれば」という意見が多かったため[27]、「広いスペースを名前からも分かるように」とスペーシアに変更された[28]
  • 東武日光線・鬼怒川線系統の特急用電車の愛称とスペルが同一であるが、東武100系電車の車体ロゴは全て大文字(SPACIA)であるのに対し、当車種では大文字・小文字併用(Spacia)であり、表記が異なる。ちなみに東武100系電車の愛称は一般公募により決定し、東武鉄道の登録商標にもなっているが、乗用車と鉄道車両で種類が異なるため、商標権侵害とはならない。
  • かつて存在したトヨタ・カローラスパシオ(SPACIO)とは1字違いだが、こちらはイタリア語で「空間」を意味する「SPAZIO」からの造語。しかし、ともに「空間」を表すという共通の意図が垣間見える。

注釈[編集]

  1. ^ 「S-エネチャージ」の搭載に伴い、排ガス記号がハイブリッドカーを示す"DAA"、車両型式がMK42S型にそれぞれ変更し、主要燃費向上対策にハイブリッドシステムが追加明記される。また、リア右下に装着していた「IDLING STOP」エンブレムは「S-エネチャージ」エンブレムに変更された。
  2. ^ 14インチタイヤを採用する「G(レーダーブレーキサポート装着車)」・「X」・「T」およびカスタム「GS」・「XS」は4.4m、15インチタイヤを採用するカスタム「TS」は4.6m。
  3. ^ マイルドハイブリッド化に伴い、リア右下と左右フェンダーには背景色が銀・文字色が青のマイルドハイブリッド専用エンブレムが装着される。
  4. ^ グレー内装は「フィズブルーパールメタリック(「X」に設定のホワイト2トーンルーフを含む)」・「シルキーシルバーメタリック」・「ブルーイッシュブラックパール3」のいずれかを選択した場合に適応となり、左記以外のボディカラーを設定した時はベージュ内装となる。
  5. ^ メモリーナビはクラリオン製とパナソニック製、パイオニア製が各1機種ずつ。HDDナビはパイオニア製が1機種のみ。ハスラー8代目アルト6代目エブリイ、3代目エブリイワゴン、3代目アルトラパンも同様。
  6. ^ スペーシア「X」とは異なり、後席右側(運転席側)ワンアクションパワースライドドア(挟み込み防止機構付)のメーカーオプション設定はない。
  7. ^ カスタムZでは、「ユーティリティパッケージ」に含まれているリアスピーカー&ツイーターも追加される。また、「ユーティリティパッケージ」との同時装着も可能。
  8. ^ カスタムZでの当該色は販売開始から4ヶ月弱しか設定されなかった。
  9. ^ ハスラーアルトラパンも同様に変更されている。
  10. ^ ワゴンRは「HYBRID FZ」・「乗降シート車 FZ」専用。
  11. ^ スペーシアカスタムの公式ページに「スペーシアカスタムの車両および車体色の在庫状況につきましては、販売会社にお問い合わせください」という告知が掲載されていた為。
  12. ^ 「全方位モニター付メモリーナビゲーション」のメーカーオプションが設定されていた他の車種(ワゴンR、スイフト等)も同様。
  13. ^ 2018年2月21日に急逝したため、生涯最後のCM出演になった。同月23日までにwebカタログに追悼コメントが掲載された後に、カタログ画像から大杉の姿が削除された(追悼コメントは引き続き掲載)。
  14. ^ フロント2ツイーター&リア2スピーカーは「HYBRID XS」、「HYBRID XSターボ」に標準装備される。
  15. ^ 2017年12月4日に発売されたハスラー特別仕様車「J STYLE III」に特別設定のスチールシルバー2トーンルーフ専用色として先行採用されている。
  16. ^ ルーフレールとのセットオプション「2トーンルーフパッケージ」として設定。
  17. ^ 2017年12月4日に一部仕様変更されたハスラーで先行採用済み。
  18. ^ スペーシアにも継続設定されているため、共通カラー化される。

出典[編集]

  1. ^ スズキ、「パレット」からフルチェンした軽ハイトワゴン「スペーシア」発表会 - Car Watch 2013年2月26日 18:23版(インプレス
  2. ^ 写真で見るスズキ「スペーシア」「アルトエコ」Car Watch 2013年2月26日(2013年2月27日 閲覧)
  3. ^ 季刊 新日鉄住金 Vol.3
  4. ^ “スズキ、新型軽乗用車「スペーシア」を発売” (プレスリリース), スズキ株式会社, (2013年2月26日), http://www.suzuki.co.jp/release/a/2012/0226/index.html 2013年2月28日閲覧。 
  5. ^ ベストカー2013年4・10号 P19(2013年3月12日 閲覧)
  6. ^ スズキ、6月に「スペーシア カスタム」を発売” (日本語). Car Watch (2013年5月23日). 2013年6月6日閲覧。
  7. ^ “スズキ、ターボ車でクラストップの低燃費 軽乗用車 新型「スペーシア カスタム」を発売” (プレスリリース), スズキ株式会社, (2013年6月12日), http://www.suzuki.co.jp/release/a/2013/0612/index.html 2013年6月12日閲覧。 
  8. ^ “スズキ、軽乗用車「スペーシア」、「スペーシア カスタム」に「レーダーブレーキサポート装着車」を設定して発売” (プレスリリース), スズキ株式会社, (2013年8月26日), http://www.suzuki.co.jp/release/a/2013/0826/index.html 2013年8月26日閲覧。 
  9. ^ “スズキ福祉車両ウィズシリーズに「スペーシア 車いす移動車」を設定し発売” (プレスリリース), スズキ株式会社, (2013年10月28日), http://www.suzuki.co.jp/release/a/2013/1028/index.html 2013年10月28日閲覧。 
  10. ^ “スズキ「スペーシア/スペーシア カスタム」「2013-2014 日本カー・オブ・ザ・イヤー スモールモビリティ部門賞」を受賞” (プレスリリース), スズキ株式会社, (2013年11月23日), http://www.suzuki.co.jp/release/d/2013/1123/index.html 2013年11月25日閲覧。 
  11. ^ “スズキ、軽乗用車「スペーシア」シリーズに、特別仕様車「スペーシア Xリミテッド」、「スペーシア カスタム XSリミテッド」を設定し発売” (プレスリリース), スズキ株式会社, (2014年6月12日), http://www.suzuki.co.jp/release/a/2014/0612b/index.html 2014年6月12日閲覧。 
  12. ^ “スズキ、福祉車両ウィズシリーズ「スペーシア 車いす移動車」に先進の安全技術を標準装備し発売” (プレスリリース), スズキ株式会社, (2014年11月4日), http://www.suzuki.co.jp/release/a/2014/1104/index.html 2014年11月4日閲覧。 
  13. ^ “スズキ、軽乗用車「ワゴンRスティングレー」「スペーシア カスタム」小型乗用車「ソリオ BANDIT」の3車種に特別仕様車「J STYLE」を設定して発売” (プレスリリース), スズキ株式会社, (2014年12月18日), http://www.suzuki.co.jp/release/a/2014/1218/index.html 2014年12月18日閲覧。 
  14. ^ “スズキ、32.0km/Lの低燃費と軽初のステレオカメラ方式の衝突被害軽減システムを搭載した軽乗用車「スペーシア」、「スペーシア カスタム」を発売” (プレスリリース), スズキ株式会社, (2015年5月19日), http://www.suzuki.co.jp/release/a/2015/0519/index.html 2015年5月19日閲覧。 
  15. ^ “スズキ、福祉車両ウィズシリーズに新型「エブリイ 車いす移動車」「エブリイワゴン 車いす移動車」を設定、「スペーシア 車いす移動車」を一部改良し発売” (プレスリリース), スズキ株式会社, (2015年6月25日), http://www.suzuki.co.jp/release/a/2015/0625/index.html 2015年6月25日閲覧。 
  16. ^ “スズキ、軽乗用車 「スペーシア」「スペーシア カスタム」がJNCAP予防安全性能アセスメントにおいて軽自動車の中で最高得点を獲得 最高ランクの「先進安全車プラス(ASV+)」を獲得” (プレスリリース), スズキ株式会社, (2015年8月5日), http://www.suzuki.co.jp/release/a/2015/0805/index.html 2015年8月5日閲覧。 
  17. ^ “スズキ、軽乗用車「スペーシア」「スペーシア カスタム」のターボ車に「S-エネチャージ」を搭載して新設定” (プレスリリース), スズキ株式会社, (2015年8月18日), http://www.suzuki.co.jp/release/a/2015/0818b/index.html 2015年8月18日閲覧。 
  18. ^ “スズキ、軽乗用車「ワゴンR」と「スペーシア」に特別仕様車を設定し発売” (プレスリリース), スズキ株式会社, (2015年12月21日), http://www.suzuki.co.jp/release/a/2015/1221/index.html 2015年12月21日閲覧。 
  19. ^ “スズキ、Android Autoに対応するナビゲーション更新ソフトをインターネットで配信開始 ~メーカーオプション「全方位モニター付メモリーナビゲーション」向け~” (プレスリリース), スズキ株式会社, (2016年10月17日), http://www.suzuki.co.jp/release/a/2016/1017/index.html 2016年10月20日閲覧。 
  20. ^ スペーシアカスタムZ スペシャルサイト”. スズキ株式会社. 2016年12月13日閲覧。
  21. ^ “スズキ、軽乗用車「スペーシア」と小型乗用車「ソリオ」が「ASV++(ダブルプラス)」を獲得” (プレスリリース), スズキ株式会社, (2016年12月22日), http://www.suzuki.co.jp/release/a/2016/1222/index.html 2016年12月22日閲覧。 
  22. ^ “スズキ、軽乗用車「スペーシア カスタムZ」を発売~軽乗用車「スペーシア」シリーズを一部仕様変更~” (プレスリリース), スズキ株式会社, (2016年12月26日), http://www.suzuki.co.jp/release/a/2016/1226/index.html 2016年12月26日閲覧。 
  23. ^ “【東京モーターショー2017】スズキ、近々発売予定の軽とSUVを出品…人をワクワクさせる乗り物に”. Response.. (2017年10月27日). https://response.jp/article/2017/10/27/301672.html 2017年11月18日閲覧。 
  24. ^ “スズキ、新型スペーシア/カスタムのティザーサイトをオープン。パワースライドドアの予約ロック機能とは?”. Carview. (2017年11月17日). https://carview.yahoo.co.jp/news/newmodel/20171117-10277446-carview/?mode=full 2017年11月18日閲覧。 
  25. ^ “スズキ、新型「スペーシア」、「スペーシア カスタム」を発売” (プレスリリース), スズキ株式会社, (2017年12月14日), http://www.suzuki.co.jp/release/a/2017/1214/ 2017年12月14日閲覧。 
  26. ^ “スズキ、福祉車両ウィズシリーズに新型「スペーシア 車いす移動車」を設定して発売” (プレスリリース), スズキ株式会社, (2018年2月9日), http://www.suzuki.co.jp/release/a/2017/0209/ 2018年2月14日閲覧。 
  27. ^ スズキ「スペーシア」車名変更の狙いは? 競合相手に妥協なし!(Sankei Biz)2013年3月10日(2013年3月13日閲覧)
  28. ^ スズキ、軽シェア奪還に動く 低燃費の背高ワゴン「スペーシア」投入(Sankei Biz)2013年2月26日(2013年2月27日閲覧)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]