パイオニア

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パイオニア株式会社
PIONEER CORPORATION
Pioneer logo.svg
Bunkyo green court honkomagome.JPG
パイオニアの本社が入居する文京グリーンコート
種類 株式会社
市場情報
東証1部 6773 1961年10月2日上場
本社所在地 日本の旗 日本
113-0021
東京都文京区本駒込2-28-8
文京グリーンコート
設立 1947年昭和22年)5月8日
(福音電機株式会社)
業種 電気機器
事業内容 車載用音響機器およびPC光学ドライブの製造販売
代表者 小谷 進(代表取締役社長)
資本金 917億31百万円
2015年3月31日現在)
発行済株式総数 3億7,222万3千株
(2015年3月31日現在)
売上高 連結:5,016億76百万円
単独:2,858億35百万円
(2015年3月期)
経常利益 連結:△29億15百万円
単独:△87億66百万円
(2015年3月期)
純利益 連結:146億32百万円
単独:△57億65百万円
(2015年3月期)
純資産 連結:1,070億66百万円
単独:1,237億89百万円
(2015年3月31日現在)
総資産 連結:3,282億77百万円
単独:3,224億43百万円
(2015年3月31日現在)
従業員数 連結:19,404人 単独:2,993人
(2015年3月31日現在)
決算期 3月31日
主要株主 三菱電機 7.49%
NTTドコモ 6.92%
日本マスタートラスト信託銀行(株)(信託口) 6.29%
日本トラスティ・サービス信託銀行(株)(信託口) 5.72%
チェース マンハッタン バンク ジーティーエス クライアンツ アカウント エスクロウ 3.05%
(2015年3月31日現在)
主要子会社 東北パイオニア(株) 100%
パイオニア・マイクロ・テクノロジー(株) 100%
関係する人物 松本望創業者
外部リンク http://pioneer.jp/
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パイオニア株式会社(Pioneer Corporation)は、東京都文京区に本社を置く、日本の電機メーカーである。

概要[編集]

創業者である松本望がアメリカ製のダイナミックスピーカーを聴き「いつか必ず自分の手で純国産のスピーカー(ユニット)を作りたい」と、1937年昭和12年)に日本国産初のダイナミックスピーカー(「A-8」型[1])を自らの手で開発したことより始まった。「パイオニア」とは、そのスピーカーの商標であった。翌年、福音商会電機製作所を設立し、販売を開始した。なお松本は後に印刷会社も興し、この会社は「フクイン(旧称・福音印刷)」としてパイオニア製品の取扱説明書やカタログの印刷を担当している[2]1961年(昭和36年)には商標であったパイオニアを社名とした。その後、世界初のセパレート型ステレオを発売し、オーディオブーム全盛の頃には山水電気(サンスイ、2014年7月に破産)、トリオ(後のケンウッド、現・JVCケンウッド)と並びオーディオ御三家(俗にいうサン・トリ・パイ)と呼ばれており、特にオーディオファンからはスピーカーのパイオニアで親しまれた[3]

ホームオーディオを含むホームAV事業は、2013年7月から2015年2月までは完全子会社のパイオニアホームエレクトロニクス株式会社が取り扱っていたが、同社の全株式はオンキヨーに譲渡され、2015年3月よりオンキヨーの完全子会社のオンキヨー&パイオニアに移管した。なお、事業移管後もパイオニアのブランドはこれまで通り維持される。

ソニーパナソニック日立製作所東芝三菱電機などと比べると規模は小さいが、自社の得意分野への「選択と集中」を早期から進めており、尤も、個々の事業においては優れた技術力とブランド力を持つ。また、カーナビ、およびカーオーディオ等のカーエレクトロニクス関連、PC用光学ドライブ(2016年現在はほぼBD/DVD対応のマルチドライブのみ)については他社へのOEM供給も行なっている。

事業所[編集]

本社移転[編集]

構造改革の一環として、2009年11月に本社機能を東京都目黒区から神奈川県川崎市の川崎事業所へ移転し、目黒旧本社は2010年7月に88億円で売却された[4]

さらに2015年10月、経営体制のスリム化を目的に、川崎の本社不動産を売却し、本社を再度東京へ移転することが発表された[5]。その後、2016年3月7日に東京都文京区文京グリーンコートへ移転[6]した[7]。文京区が本社となるのは1964年以来、およそ52年ぶりのことである[8]

事業展開[編集]

2000年代半ばにかけ、ホームエレクトロニクス事業としてPDP(プラズマテレビ)、DVDレコーダー、PC用DVDマルチドライブ、Blu-ray Discプレイヤー、PC用BDマルチドライブなどを手がけていた。また「カロッツェリア」ブランドで車載用AV機器(カーナビゲーションカーオーディオ)を展開している。これらホームエレクトロニクスおよびカーエレクトロニクス事業が売上の2本柱であり、2006年平成18年)3月期の売上はそれぞれ3,546億円、3,305億円で合計して90%以上を占めていた。

しかし、その後の経営危機によりディスプレイ事業から撤退、光ディスク事業のシャープとの合弁化により(それぞれ後述)、2013年3月期現在においてはカーエレクトロニクスが3,126億円、ホームエレクトロニクスが959億円と、カーエレクトロニクス事業に経営資源をシフトさせた。

オーディオ機器[編集]

プロフェッショナル向けオーディオブランドとしてTAD(Technical Audio Devices)を持ち、多くのスタジオにモニタースピーカーなどを納入している。一般向け高級オーディオブランド Exclusive と並び、オーディオマニアには著名である。欧米市場では1970年代初頭までCENTREXというブランド名が使われた(日本国内ではパイオニアのみのブランド展開)。

家庭用オーディオ機器でも、中-高級品の価格帯で強い販売力を維持していたが、1980年代には「プライベート」ブランドで他社に先駆けて小型コンポを投入。若者をターゲットにすることでシェアを伸ばした。1990年ごろまでは、アナログディスクプレーヤー、アンプ、チューナー、スピーカー、カセットデッキ、DATなど、ほぼ全種類の民生用オーディオ機器を生産していたが、バブル崩壊により他のメーカーと同様に大きく販売を落とし、生産機種の大幅な整理を行なった。

AV機器を含むホームオーディオ機器事業は、先述の通り2013年7月1日から2015年3月1日までは同社の完全子会社(当時)のパイオニアホームエレクトロニクスが取り扱っていたが、2015年3月2日よりオンキヨーの完全子会社のオンキヨー&パイオニアが取り扱うこととなった。

車載機器[編集]

車載用のオーディオとしては、1975年11月世界初のコンポーネントカーステレオを発売しシェアを伸ばした(日本初のカーラジオ(1948年)、カーステレオ(1963年)としてはクラリオンが先に開発・発売)。1970年代末に発売されたフェラーリ・512BBでは、純正カーステレオに採用されており、後にF1フェラーリチームへスポンサー参加するきっかけとなっている。日本車への純正カーオーディオの供給も盛んであり、日本国内全メーカーへ供給経験がある。なおパイオニア/カロッツェリアともにオーディオ、カーナビゲーション、スピーカー、ウーファーの型番の最後にZy、ZZと入る場合純正オプションを表している。日本車だと日産自動車三菱自動車マツダ富士重工業ダイハツ工業スズキにラインナップ[9]されている。配線は各社用に加工されており2000年代前半までの機種では最大出力を落とすなどの配慮もなされた。

その後GPS搭載の世界初カーナビゲーションシステムを開発した。DVD搭載型、HDD搭載型を開発して、カロッツェリアのブランド名で、カーコンポーネント事業では世界トップの技術とシェアを持つ企業に成長した。

光ディスク[編集]

レーザーディスク[編集]

日本ではレーザーディスクの盟主としても知られており、日本ビクターの開発したVHDに日本国内の主要電機メーカーのほとんどが賛同した不利な状況にもかかわらず、当時の社長で「パイオニア中興の祖」とされる石塚庸三が、創業者松本望はじめとする社内の反対派を押し切り販売導入に漕ぎ着けた。初期には一時的な販売不振に陥ったが、最終的にはレーザーディスクがシェア争いに勝利した(DVD普及後、レーザーディスク事業はプレーヤーの少量生産のみの実質撤退)。その過程で商品化された「絵の出るレコード」レーザーディスク・カラオケはバブル期に一世を風靡しパイオニアのドル箱事業に成長し会社の屋台骨を支えた。カラオケ以外の娯楽分野では100円を入れてビデオクリップを見る「Laser Jukebox」や Visualに特化したゲーム用「Laser Active」があった。 またレーザーディスクのランダムアクセス機能を活用した業務用機器も多数開発され全世界の博物館や企業で映像送出用機器として使用された。 米国では小中学校向けの視聴覚教材として採用され、Appleコンピューターとの協業で全米の学校に普及が進みAppleとの関係が構築された。 その後も、DVD-RDVD-RWを開発するなど、光ディスク事業においても技術力を保持し続けていた。2009年(平成21年)1月に、LDプレーヤーの生産を終了した[10]

DVD/Blu-rayドライブ[編集]

DVDメディアの製造販売からは早期に撤退しており、むしろDVD業界におけるパイオニアの功績は高い技術力を反映したPC用DVDドライブにあったと言われる。DVDドライブ黎明期からプロも認める高性能なドライブを発売すると同時に性能を落とした廉価普及版も投入し、パイオニアはDVDドライブのスタンダードとなっていった。また、パソコン周辺機器メーカーのバッファローロジテック向けの内蔵・外付けDVDドライブに、DVDドライブをOEM納入している。パイオニア製ドライブの書き込み品質が良かったのは、ドライブ自体の高性能さとあわせディスク(特に太陽誘電製造及びOEM供給したDVD-Rディスク)との相性の良さがあったからといわれる。だが2007年DVR-A12シリーズでピックアップの不具合によるリコールを招き、以前からユーザーの間では話題になっていたため対応が遅いと批判を浴びた。同時期に光ディスクドライブ市場の急激な価格低下に苦しみ、2007年9月、シャープと資本業務提携を行い、合弁会社「パイオニアデジタルデザインアンドマニュファクチャリング株式会社」に移行した[11]。しかしこの提携は2014年8月に解消され[12]、パイオニアデジタルデザインアンドマニュファクチャリングはパイオニア単独の子会社となった。

Blu-ray Disc(BD)においては、HD DVDとの規格争いがあった頃からBD陣営に属し、最も初期からドライブの出荷を開始したメーカーの一つである。DVDと同様にOEM向けのBDドライブ生産(主に外付けポータブル用、およびウルトラブックなどの薄型モバイルタイプを除くノートパソコン内蔵用が多い)で高いシェアを持つ。

DVDレコーダー[編集]

民生用DVDレコーダーを世界で最初に発売したメーカーであり、パナソニック東芝と共に旧御三家の一つとして数えられていた。当時は画質・音質へのこだわりや充実した編集機能により一定の支持を受けていたが、近年[いつ?]の低価格化競争によって利益を圧迫される状態が続いている。2006年(平成18年)6月にはDVDレコーダーの新規開発を中止すると報道された[1]が、パイオニアはこの時点ではこれを否定した。しかし、2007年(平成19年)には新機種が発売されないまま既存モデルが相次いで生産終了し、2008年4月に発表されたモデルはシャープからのOEMとなった。その後、新製品は発表されていない。

民生用テレビ[編集]

ディスプレイ分野ではレーザーディスクやBeta hi-fi式ビデオデッキ Hi-Vista(ソニーからパイオニア仕様にカスタマイズされたOEM)などのAV製品と共にCRT方式のコンポビジュアルシステム SEED シリーズで家庭用モニター市場に参入。同社オーディオ機器とのデザイン統合性を持たせ、チューナーやテレビゲームパックなどの拡張ユニットがあり、他社との差別化を図った。また、CRT方式のリアプロジェクションテレビ(パネルは他社製)を日本国外向けに販売する程度で大きなシェアは持っていなかったが、1997年(平成9年)12月に世界で初めて民生用高精細50インチ型ワイドプラズマテレビを発売した(42型ワイドプラズマテレビは同年11月に富士通ゼネラルが世界で初めて発売)。パネルを自社生産できる数少ない日本メーカーの一つであり(ただしチューナーは他社からのOEM)、擬似輪郭や消費電力などのプラズマテレビの弱点の数々を克服した独自の映像技術や、お家芸であるオーディオ技術を搭載した高音質も高く評価されていた。かつては43V型と50V型のみを製造していたが、NECプラズマディスプレイの買収により、61V型もラインナップに加えた。

当初は、先行メーカーであり多数の関連特許を取得。2006年にはサムスン電子のディスプレイが2件のアメリカ国内で申請した特許に抵触しているとして、テキサス州東部地区連邦地方裁判所に提訴。基本的な特許ということもあり、2008年10月29日の判決では合計5,900万ドルの損害賠償を得ている。

一方、日本国内では、液晶テレビの低価格化に圧され、2007年(平成19年)8月から高級路線に特化した新ブランドKUROを展開したが、ライバルである松下電器産業(現・パナソニック)にはシェアで遠く及ぶことができずに2008年(平成20年)3月7日にはプラズマパネルの自社生産を中止することを発表した。これと同時に、パイオニアのPDP技術者の大半をパナソニックのPDP部門に転籍させ、パナソニックからパネルを調達し組み立てと自社ブランド販売のみに専念する予定であると発表した。しかし世界金融危機による世界経済の急激な落ち込みを受けて、ついに、2009年2月12日にディスプレイ事業からの撤退を発表した[13]。なお、2008年にはシャープから液晶パネルの供給を受け自社ブランドの液晶テレビ参入を予定していたが、実現しないままディスプレイ事業撤退を迎えた。

パイオニアは有機ELディスプレイも古くから研究開発しており、カーオーディオの照明や液晶のバックライト、携帯電話の背面、カーオーディオの単色ディスプレイ用などで既に製品化している。2005年(平成17年)には京都大学三菱化学ロームと共にフレキシブルな有機ELディスプレイの試作に成功した。

なお、2016年現在も一部中国市場で発売されている同社ブランドの液晶テレビ、スマートフォン、デジタルカメラなどは販売店に対しての商標ライセンス貸与による中国メーカー製造品であり、メーカーとしてのパイオニアとはブランド以外の関わり合いが一切ない。

電話機[編集]

1970年代より、アンサホンという商品名で留守番電話を開発・製造する。1980年代には、無線機器の技術を応用して家庭用コードレス電話機の製造へ進出。シェアを伸ばした。電話機事業は、パイオニアが出資し、後に完全子会社となったパイオニアコミュニケーションズが承継した後、パイオニアコミュニケーションズを吸収合併したパイオニアホームエレクトロニクスを経て現在はホームAV事業同様、オンキヨー&パイオニアが取り扱っている。

1990年代にはDDIセルラーグループ(セルラー、現・KDDI/沖縄セルラー電話連合(各auブランド))および日本移動通信(IDO、現・KDDI(auブランド))向け、J-PHONEデジタルツーカー向けを含む。現・SoftBank)向けに携帯電話機の供給も行っていた。特に携帯初の全面タッチパネル式のDP-211は、付属のペンで手書き入力も可能で、またオプションのカーオーディオに取り付ければハンズフリーにも対応するという、時代を先取りした商品であったが、デザインの点で人気を得ることは無く、携帯電話事業は撤退することとなった。なお、その兄弟機種であるDP-211swは、携帯初の文字メッセージサービス(旧スカイウォーカー、現スカイメール)対応機種であった。

パソコン[編集]

1983年(昭和58年)レーザーディスクと組み合わせ、画像をスーパーインポーズさせてゲームが楽しめるMSXパソコンを発売する。

1995年(平成7年)から数年間、アップルコンピュータからライセンスを受けてデスクトップ型のMacintosh互換機を発売していたが、アップルの方針転換により2機種を発売したのみに終わる。

沿革[編集]

2009年までの本社ビル(東京都目黒区)
2009年までの本社ビル
(東京都目黒区)
2009年から2016年までの本社(神奈川県川崎市幸区)
2009年から2016年までの本社
(神奈川県川崎市幸区)
  • 1938年(昭和13年) - 福音商会電機製作所という名前で創業。日本国産初のダイナミックスピーカーユニット「A-8」を発売。その後、福音電機株式会社に。
  • 1961年(昭和36年) - パイオニア株式会社に商号を変更。当初はオーディオ専業であった。
  • 1962年(昭和37年) - 世界初、セパレートステレオ発売。
  • 1964年(昭和39年)11月 - 本社を文京区音羽から大田区大森西4丁目に本社を移転。
  • 1970年(昭和45年) - 米国ワーナーブラザーズ・レコード、渡辺プロダクションとの合弁会社、ワーナー・ブラザーズ・パイオニア(のちのワーナー・パイオニア → ワーナーミュージック・ジャパン)を設立。
  • 1974年(昭和49年) - 本社を目黒区の自社ビルへ移転(売却後、建て替えられて新目黒東急ビル[14]となった。)。社屋が目黒区と品川区の両区にまたがっていた。
  • 1975年(昭和50年) - 世界初、コンポーネントカーステレオを発売。
  • 1980年代 - レーザーディスクを展開し映像分野に進出。その後、CD-ROM等のデバイスも手がける。
  • 1981年(昭和56年) - LDソフトの製作子会社レーザーディスク株式会社を設立
  • 1982年(昭和57年) - 「音と光の未来をひらく」をキャッチフレーズとする。
  • 1984年(昭和59年) - 世界初、CD、LD両方の再生が可能なLD/CDコンパチブルプレーヤー発売。
  • 1987年(昭和62年) - カーオーディオ用ブランドを「ロンサム・カーボーイ(Lonesome Car-boy)」から「カロッツェリア(carrozzeria)」に名称変更。
  • 1988年(昭和63年) - 創業50周年。
  • 1989年(平成元年) - レーザーディスク社をパイオニアLDCに改組。
  • 1990年(平成2年)
    • ワーナー・パイオニアから資本撤退。
    • 市販品では世界で初めてGPSカーナビゲーションシステム発売。
  • 1992年(平成4年) - 民生用では世界初の96kHz/16bit・ハイサンプリング対応DATレコーダー「D-07」(価格14万円(当時・税別))発売。
  • 1993年(平成5年)
  • 1994年(平成6年) - 96kHz/16bit・ハイサンプリング対応の民生用普及型DATレコーダー「D-05」(価格7万5千円(当時・税別))発売。発売直後、同機は後に民生用据置型DATレコーダーとしてのロングセラーモデルとなった(2001年3月に販売終了)。
  • 1995年(平成7年) - Macintosh互換機発売。
  • 1996年(平成8年) - DVDプレーヤーおよび世界初の家庭用DVD/LD/CDコンパチブルプレーヤー発売。
  • 1997年(平成9年) - ハイビジョン対応プラズマディスプレイシステム(価格250万円(当時・税別))・世界初、DVDカーナビゲーションシステム発売。
  • 1998年(平成10年)
    • 10月 - 創業60周年に伴い、ロゴマーク(CI)を再び変更。
  • 1999年(平成11年)
    • 6月29日 - 英語の社名を“PIONEER ELECTRONICS CORPORATION”から"PIONEER CORPORATION"に変更[17]
    • 12月 - 世界初、DVD-RWフォーマット対応DVDレコーダー発売(価格25万円(当時・税別))。
  • 2001年(平成13年) - 世界統一ブランドスローガン“sound.vision.soul”導入(2008年(平成20年)3月31日まで)。
  • 2001年(平成13年) - 業界初(車載機器として)『ミュージックサーバー機能』搭載HDD(ハードディスクドライブ)カーナビゲーションシステム発売。
  • 2003年(平成15年) - パイオニアLDCの株式を電通に売却。(後にNBCユニバーサルに売却され、ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパンを経てNBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社に改称。)
  • 2004年(平成16年) - 日本電気から、プラズマディスプレイ事業(NECプラズマディスプレイ株式会社)を買収、パイオニアプラズマディスプレイ株式会社としてパイオニアグループに組み込む。
  • 2007年(平成19年)
    • 東北パイオニアに対し、株式公開買い付け(TOB)を実施。
    • シャープと資本業務提携。第三者増資でシャープが14%保有し筆頭株主になる。
  • 2008年(平成20年) - 創業70周年。プラズマパネルの自社生産から撤退。組み立ては継続し、パネルはパナソニックから調達する。
  • 2009年(平成21年)
    • 3月 - プラズマテレビの開発、生産から完全撤退を発表。
    • 5月 - 本田技研工業に第三者増資により資本提携。ホンダが第2位の大株主予定。
    • 11月 - シャープとの合弁会社「パイオニアデジタルデザインアンドマニュファクチャリング株式会社」を設立し光学ドライブ事業を移管[18][19][20][21][22]
    • 11月24日 - 本社を東京都目黒区目黒1丁目4番1号から神奈川県川崎市幸区新小倉1番1号に移転[23](登記上の本店は2010年6月25日の定款変更を経て同地に移転[24])。
  • 2010年(平成22年)
    • 2月9日 - 三菱化学と有機EL照明に関する業務・資本提携することで合意、同社へ第三者割当による新株式発行することを発表[25]。また、三菱電機とのカーナビ分野での業務提携を強化し、同社へも第三者割当による新株式発行することを発表した[26]
    • 3月15日 - 新卒採用中止を決定・発表[27]
  • 2011年(平成23年)
  • 2013年(平成25年)
  • 2014年(平成26年)
    • 3月 - 株式会社資生堂専用「メーク用有機EL照明」を製品化、並びに世界初の発光層塗布型の有機EL照明モジュールの量産出荷を開始。
    • 6月24日 - PHEの株式の一部をオンキヨー株式会社、および中国香港投資ファンドであるベアリング・プライベート・エクイティ・アジアに譲渡することで基本合意。
    • 8月28日 - シャープとの資本提携を解消[30]
    • 9月10日 - 金額面での折り合いが付かずベアリング社への株式譲渡は白紙撤回。代替案としてオンキヨーへの吸収合併による経営統合への転換を発表。同時にオンキヨーの保有株式を14.95%取得して第3位株主になることも発表(ただし、経営には不関与の方針)。
    • 11月7日 - オンキヨーとの経営統合の形態を変更することを発表。まず、パイオニアのヘッドホン事業を吸収分割によりPHEに承継。次に、オンキヨーが第三者割当により発行する株式(総議決権数の14.95%)をパイオニアが引き受けると同時に、パイオニアが保有するPHEの全株式をオンキヨーに譲渡。さらに2015年7月1日に、PHEがオンキヨーのAV事業を吸収分割によって承継することとなった[31]
  • 2015年(平成27年)
    • 3月2日 - ホームAV事業、電話機事業およびヘッドフォン関連事業のオンキヨーへの譲渡が完了。事業譲渡により、両社のホームAV事業はオンキヨーが100%の株式を持つ「オンキヨー&パイオニア株式会社」に継承される事となる[32][33]。これに伴い、販売を手がけるオンキヨーマーケティングジャパンも「オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパン株式会社」に改称となる。 また同日、DJ機器事業を展開していた「プロSV事業部」を世界有数の投資ファンドKKRへの事業譲渡が完了。事業譲渡により「Pioneer DJ株式会社」が発足。
  • 2016年(平成28年)

主な商品[編集]

発売中・発売予定[編集]

(2016年7月現在)

オンキヨー&パイオニアのパイオニアブランド製品[編集]

※以下は、オンキヨーの完全子会社のオンキヨー&パイオニア(旧・パイオニアホームエレクトロニクス)が取り扱うパイオニアブランドの製品。

  • DVD・BDプレーヤー
  • AVアンプを含むホームシアターシステム
  • ポータブルタイプを含むヘッドホンアンプ内蔵型USB-DAC
  • 家庭用電話
  • 単品ピュアオーディオ各種(ピュアオーディオ用アンプ、CD/SACDプレーヤー、アナログレコードプレーヤー、ネットワークオーディオプレーヤー、スピーカーシステム等)
  • 高級ミニコンポ(プレミアムミニコンポ・ハイコンポ)各種(一部のCDレシーバー(XC-HMシリーズ)、一部の小型スピーカーシステム(S-HMシリーズ)等)
  • ゼネラルオーディオ各種(一体型パーソナルオーディオシステム(X-SMCシリーズ)、一部の低価格帯ミニコンポ(X-CMシリーズ、X-EMシリーズ)等)
  • 一般住宅シーリングビルトイン)オーディオ
    • ACCO*(アッコ)

かつて発売していたもの[編集]

  • パソコン
  • パソコン周辺機器
    • CD-ROMドライブ
    • DVDドライブ
    • オーサリング用DVD-Rライター
  • 携帯電話
    • DDIセルラーグループIDO向け(TACS方式)
    • J-PHONE向け
      • J-PHONE向けには「全面液晶携帯」と呼ばれる、今のスマートフォンの先駆けのような機種を生産しており、独自の使いやすさを追求していた。
      • 初代モデル・DP-211SWは、カーオーディオのヘッドユニットに組み込める構造とするなど、独自の商品価値を確立していた。
      • 3世代にわたってモデルチェンジするも、液晶のカラー化はされなかった(全面液晶携帯の最終モデルは1999年発売のJ-PE02)。
  • ラジカセ
    • マルチボーイ(1970年代末期)
    • ランナウェイ(1980年代初期 - 中期)
  • 大型システムコンポ
    • プロジェクト(1970年代中期 - 1980年代初期)
    • オールディーズコンポ(1980年代初期)
  • ミニコンポ
    • セルフィー
    • プライベート - 最末期はCD&LDコンパチブルプレイヤー付きミニコンポとして発売された。
    • コレクション - 同社初の本格的なハイコンポにして後述するFILLの前身にあたるブランド
    • WAVE(詳しい詳細は別項を参照されたい)
    • FILL
    • RMX
    • L+
    • FX
    • HAPPY TUNE
  • ポータブルオーディオ
    • ポータブルヘッドフォンステレオ(ポータブルステレオカセットプレーヤー)「ターザン」 - 1980年代初期に発売された世界初の防水機能付きヘッドフォンステレオ
    • ポータブル MDレコーダー/プレーヤー(シャープからのOEM)
    • ポータブル CDプレーヤー「ループマスター」
  • 家庭用8トラックカラオケ
    • カラオケ「真打ち」
  • 業務用カラオケ
    • レーザーカラオケ
    • アルファビジョン(CD動画カラオケ)
    • 通信カラオケ「ビーマックス」シリーズ
  • ハイバンド・ベータ対応ビデオカセットデッキ
  • テープデッキ
  • MDデッキ
  • CDレコーダー
  • 液晶テレビ
    • Pure Vision 2002年シャープのOEMで参入。PDL-30HDの1機種のみで撤退。
    • KURO LCD TV 2007年(平成19年)にシャープと業務提携が発表された際、液晶テレビ再参入がアナウンスされ、翌2008年に欧州向けモデルとして「KURO」ブランドで3サイズ導入(シャープ・AQUOSのOEM受給)。このKURO液晶テレビも結局、日本で発売されないまま撤退。
  • プラズマディスプレイ
    • Pure Vision(ピュアビジョン) 2007年(平成19年)8月「KURO」にブランド名変更。
    • KURO2009年(平成21年)4月に生産終了、ディスプレイ事業から撤退)
  • プロジェクションテレビ
  • プロジェクター
    • KURO PROJECTOR 2008年に海外向けモデルとして発売(日本ビクター製D-ILAプロジェクターのOEM受給)。日本で発売されないまま、1機種のみで撤退。
  • レーザーディスク
  • レーザーアクティブ
  • DVDレコーダー
    • スグレコ
    • たっぷり録り
    • 最末期はシャープからのOEM受給(ただし、シャープ機と異なり光学ドライブ部のみ自社オリジナルの光学ドライブが搭載されている)。
  • BDレコーダー
    • 2008年(平成20年)10月に新規参入。シャープからのOEM受給(ただし、シャープ機と異なり光学ドライブ部のみ自社オリジナルの光学ドライブが搭載されている)。2機種のみで撤退。
  • パーソナル無線
  • 脳力開発機「リラクティブ」
  • ボディソニック

ブランドスローガン[編集]

  • ステレオのパイオニア」(1958年 - 1964年)
  • 世界のステレオ」(1964年 - 1979年)
  • 音と光の未来をひらく」(1982年 - 1998年)
  • PIONEER AIR -未体験しかつくらない-」(1994年 - 1998年)
  • sound.vision.soul」(2001年 - 2008年)

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ パイオニアほっとコラム「パイオニアはじめて物語」 - パイオニア(2011年7月2日閲覧)※リンク切れ
  2. ^ フクインのあゆみ フクイン株式会社
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関連項目[編集]

外部リンク[編集]