スズキ・グランドエスクード
スズキ・グランドエスクード TX92W型 | |
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グランドエスクード 後期型 L-エディション | |
北米向けXL-7 | |
概要 | |
別名 |
スズキ・XL-7(初代) スズキ・グランドビターラXL-7 |
販売期間 | 2000年12月 - 2005年5月[1] |
ボディ | |
乗車定員 | 7名 |
ボディタイプ | 5ドアSUV |
駆動方式 | パートタイム4WD |
パワートレイン | |
エンジン |
H27A型 V6DOHC 2736cc 184ps/6,000rpm 25.5 kg-m/3,000rpm |
変速機 | 5MT / 4AT |
前 |
前:マクファーソンストラット 後:5リンクリジッド |
後 |
前:マクファーソンストラット 後:5リンクリジッド |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,800mm |
全長 | 4,640mm |
全幅 | 1,780mm |
全高 | 1,740mm |
車両重量 | 1,680kg |
その他 | |
生産台数 | 不明[2] |
グランドエスクード(GRAND ESCUDO)は、かつてスズキが製造、販売していた大型SUV。海外ではGrand Vitara XL-7またはXL-7として販売されていた。
概要
[編集]1997年から発売された2代目エスクードをベースに、2000年12月にV型6気筒2,700ccガソリンエンジンを搭載して発売された。エスクードの5ドアボディより全長が485mm長く、3列・7人乗りである。北米ではXL-7を名乗り、1998年に発売。
日本では2005年のエスクードのフルモデルチェンジに際しモデル消滅となり、3列シートSUV市場から撤退というかたちになった。
2005年のデトロイト・モーターショーに出展された「コンセプトX」の市販モデルが次期XL-7として投入され、2006年のニューヨーク国際自動車ショーで世界初公開された。このXL-7はGMシータ・プラットフォームを採用し、5m強の全長を持つ3列シートでV型6気筒3,600ccエンジンを搭載する。生産はプラットフォームを共有するシボレー・エキノックスなどと同様、カナダのCAMIオートモーティブで行われていた。
初代 TX92W型 (2000年-2005年)
[編集]1998年、北米市場で発売開始(XL-7)。
2000年12月、国内で販売開始。
2002年1月9日にファッションデザイナー山本寛斎が外観、内装をファッショナブルにアレンジした特別仕様車、グランドエスクード「KANSAI」を設定。
インテリアでは、山本寛斎デザインの専用シート表皮&ドアトリムクロス、本革巻きステアリングホイール&ATシフトノブおよびトランスファーレバー、それにインパネガーニッシュ、センターコンソール、フロアコンソールガーニッシュに木目調を採用した。2DINサイズのCD/MDステレオを採用。
2002年6月25日に特別限定車「ヘリー・ハンセン リミテッド」を設定。
専用のフロントバンパー(フォグランプ付)、フロントグリル、ヘッドランプガーニッシュ、サイドステップ、リヤアンダーガーニッシュ、スペアタイヤハウジング(ロゴ入り)等を採用し、力強いイメージの外観とした。
内装は、撥水加工処理を施した専用ファブリックシート表皮、 専用スピーカーを採用したMD/CDステレオ(DSP機構付)、文字盤面を白色とした専用メーターパネル、黒色本革巻ステアリングホイール、シフトノブおよびトランスファーレバーを採用。
(限定500台)
2002年11月、一部改良。インパネのデザインを変更。
2003年6月、マイナーチェンジ。フロントマスクのデザインを一新。
2004年5月20日 に特別仕様車「グランドエスクード L‐エディション」を設定。
特長は、本革シート表皮と人工皮革のドアトリム表皮を採用した質感の高い内装、また、黒木目調パネル(インストルメントパネル、シフトコンソール、前パワーウインドースイッチベゼル、トランスファーレバー、シフトノブ) 、本革巻ステアリングホイール、メッキドアハンドル(内側)を採用。
2005年4月[3]に生産終了。5月にエスクードのフルモデルチェンジにより、モデル廃止。
脚注
[編集]- ^ デアゴスティーニジャパン週刊日本の名車第38号23ページより。
- ^ デアゴスティーニジャパン 週刊日本の名車第38号23ページより。
- ^ “グランドエスクード(スズキ)のカタログ”. リクルート株式会社 (2020年2月1日). 2020年2月1日閲覧。