レクサス・GS

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GS(ジーエス、Lexus GS )は、トヨタ自動車が展開する高級車ブランド「レクサス」から販売されている大型セダンEセグメント)である。

2018年現在で販売されているのは4代目モデルであるが、初代と2代目モデルは日本国内に限ってはトヨタブランド(ネッツ店)にて「トヨタ・アリスト」として販売されていた。詳細はトヨタ・アリストを参照。

4代目モデル(2015年マイナーチェンジモデル・中国仕様)

概要[編集]

レクサスのラインアップ上は、最上級車の「LS」に次ぐ上位に位置する4ドアセダンである。また、LSなどと同様に、エンジンと電気モーターを併用したハイブリッド仕様車を3代目モデルからラインアップに加えている。

歴史[編集]

初代 S147L型(1993年 - 1997年)[編集]

レクサス・GS(初代)
JZS147L型
フロント
Lexus GS300.JPG
リヤ
Side profile of Lexus GS 300.jpg
インテリア
Lexus GS 300 JZS147 interior.jpg
製造国 日本の旗 日本
販売期間 1993年1997年
デザイン イタルデザイン・ジウジアーロ
乗車定員 5人
ボディタイプ 4ドアセダン
エンジン 2JZ-GE型 3.0L 直6
駆動方式 FR
最高出力 220ps/5800rpm
最大トルク 28.50kgfm/4800rpm
変速機 4速AT
全長 4,920mm
全幅 1,795mm
全高 1,420mm
ホイールベース 2,780mm
-自動車のスペック表-

1991年に登場したトヨタ「アリスト(初代)」のレクサスブランド版として、1993年2月22日からトヨタ自動車田原工場にて生産を開始した。アリストにはターボエンジンの設定があったが、一方でGSには3.0L直列6気筒自然吸気エンジンのみの設定で、あくまで車名の由来であるグランドツーリングに主眼を置いたモデルであり、両者で性格や位置付けが異なる。

主なモデル
グレード 排気量 エンジン・最高出力 変速機 駆動方式
GS300 3.0L 直列6気筒DOHC2JZ-GE(220ps/28.5kg・m)、 4速AT FR


2代目 S16#L型(1998年 - 2005年)[編集]

レクサス・GS(2代目)
JZS160L/UZS16#L型
GS300 フロント
98-00 Lexus GS300.jpg
GS300 リア
Lexus GS 300 rear 20071026.jpg
GS300 インテリア
SportDesign GS 300 cockpit.jpg
製造国 日本の旗 日本
販売期間 1998年2005年
乗車定員 5人
ボディタイプ 4ドアセダン
エンジン 3UZ-FE型 4.3L V8
1UZ-FE型 4.0L V8
2JZ-GE型 3.0L 直6
駆動方式 FR
最高出力 280ps/5600rpm
最大トルク 46.00kgfm/3600rpm
変速機 4速/5速AT
全長 4,805mm
全幅 1,800mm
全高 1,435mm
ホイールベース 2,800mm
-自動車のスペック表-

1997年アリストがモデルチェンジした翌年、GSもモデルチェンジした。エンジンは直列6気筒エンジン(2JZ-GE)とV8エンジン(1UZ-FE)の2本立て。アメリカ雑誌『モータトレンド』が選定する1998年のインポートカー・オブ・ザ・イヤーに輝いている。また、同じくアメリカの雑誌『カーアンドドライバー』が選定するテン・ベストカーに、1998年から2000年まで3年連続で選定された。

2001年マイナーチェンジ。「GS400」に搭載されていた4.0L V8エンジン(1UZ-FE)が、LS(3代目)にも搭載される4.3L(3UZ-FE)に変更され、モデル名も「GS430」へ変更。

主なモデル
グレード 排気量 エンジン・最高出力 変速機 駆動方式
GS430 4.3L V型8気筒DOHCエンジン 3UZ-FE (300ps/45.0kg・m) 5速AT FR
GS400 4.0L V型8気筒DOHCエンジン 1UZ-FE(300ps/42.8kg・m)
GS300 3.0L

直列6気筒DOHCエンジン 2JZ-GE(220ps/30.0kg・m)


3代目 S19#型(2005年 - 2012年)[編集]

レクサス・GS(3代目)
GRS19#/UZS190/URS190/GWS191型
GS450h 前期型 フロント
Lexus GS 450h front.JPG
GS450h 前期型 リア
2006-2009 Lexus GS 450h (GWS191R) sedan 02.jpg
GS450h 後期型インテリア
Lexus GS450h 02.JPG
製造国 日本の旗 日本
販売期間 2005年8月 – 2012年1月
設計統括 三吉茂俊
乗車定員 5人
ボディタイプ 4ドアセダン
エンジン 3UZ-FE型 4.3L V8(前期型)
1UR-FSE型 4.6L V8(後期型)
2GR-FSE型 3.5L V6
3GR-FSE型 3.0L V6
駆動方式 FR / AWD
モーター 1KM交流同期電動機
変速機 6速AT / 電気式無段変速機
全長 4,830mm
全幅 1,820mm
全高 1,425-1,435mm
ホイールベース 2,850mm
車両重量 1,640 - 1,890kg
-自動車のスペック表-
発表・発売(2005年)

2005年1月、北米国際オートショーにて3代目GSがワールドプレミア。同年8月30日には日本においてもレクサスブランドが開業し、2ドアクーペの「SC430」とともに「日本レクサス」の第1弾としてデビューした。目標月間販売台数は1100台と発表された。

当初はV型8気筒搭載モデルのフラグシップモデル「GS430」と、V型6気筒エンジン搭載の量販モデル「GS350」の2車種をラインアップ。「GS430」は先代と同じパワートレーン(3UZ-FE型V8+6AT)を引き継ぐが、「GS350」が搭載する新開発の直噴V型6気筒3.5Lエンジン(2GR-FSE)の出力は300psを大きく超えて315psとなり、歴代のトヨタ自動車製乗用車としては初めて280psを超えた。また地域によって商品展開に違いがあり、「GS350」は日本・北米・韓国で、同じV6エンジンでも3L版の3GR-FE型を搭載する「GS300」は中国などその他の地域で販売されている。

「GS450h」の追加

翌2006年3月、日本のレクサスブランド車としては初となるハイブリッド仕様[1]GS450h」を追加。世界初となるFR方式のハイブリッドカーとなったGS450hは、GS350にも搭載される3.5Lの2GR-FSE型のV6エンジンに、FR車専用に開発されたモーターをトランスミッションケース内に組み込み、システム合計出力で345psを発生する(このハイブリッドシステムの基礎は後に「LS600h」や、トヨタ「クラウンハイブリッド」などにも技術転用されている)。トヨタ「プリウス」などの燃費重視型ハイブリッドとは違い、モーターをターボチャージャーのように使うパワー志向のハイブリッドとして、燃費以上に走りを重視しているのがGS450hの特徴である。なおエンジンの排気量こそ3.5Lであるが、「4.5Lエンジン並みのパワーを実現した」という意味で「450h」と名づけられている。

年次改良(2006年)

10月、イヤーモデル制度を敷くレクサスブランドの方針に従い年次改良を実施し2007年モデルへ移行。主な変更点として、GS350にもGS430と同じ18インチアルミホイール+245/40/R18タイヤが選択できるようになり、GS450h専用ボディカラーだったプレミアムライトブルーがGS350とGS430でも選択できるようになる。また翌2007年3月、日本車として初めてドイツ・iFデザイン賞金賞を受賞(ISと同時受賞)。

マイナーチェンジ(2007年)

10月、マイナーチェンジが施され2008年モデルへ移行。「GS430(3UZ-FEエンジン搭載車)」のV型8気筒エンジンを、LS460に先行搭載された新開発エンジン(1UR-FSE)へ置き換え、ATも8速へ換装した。その結果、最高出力は280PSから347PSへと大幅に向上。このエンジン換装に伴って排気量もアップしたためグレード名称も「GS460」と改称された。登場から2年が経過していたこともあり、エクステリアの意匠変更も行いリフレッシュ。レクサスブランド車としては初めてLEDウインカー内蔵ドアミラーが採用された。さらにインテリアにもシートやステアリングホイールの意匠や材質を変更するなどさらに質感を向上させ商品性の向上を図った。

特別仕様車“Passionate Black Interior”の発売(2008年)

4月21日 限定500台で特別仕様車“Passionate Black Interior”を設定し発売した GS450h、GS460、GS350をベースに、最高級レザーのセミアニリン本革シートへ専用色ブラック&ノーブルレッドを採用。また、シート・ドアトリム・本革巻きステアリングなどのステッチも専用色ブラック&ノーブルレッドとすることで、アクセントのある内装デザインとし、一段と魅力的な仕様としている。

年次改良(2008年)

10月、年次改良を実施し2009年モデルへ移行。主な改良点として、レクサス車初となるソフトプライバシーガラスをリアウインドウとリアドアに採用し全車に標準装備された。

年次改良(2009年)

8月、年次改良を実施し2010年モデルへ移行。ナビゲーションシステムの機能を向上し、新たに「マップオンデマンド(通信により地図を最新版へ自動更新する機能)」や地上デジタルテレビチューナーを追加。さらにポータブルオーディオプレイヤーと接続するUSB端子をコンソールボックス内に設置し、MDプレーヤーを廃止した。また、運転席と助手席に鞭打ち傷害の軽減に寄与する「アクティブヘッドレスト」を標準装備した。ボディカラーも差し替えが行なわれ、新たにスリークエクリュメタリック・ディープペリドットマイカ・ラピスラズリマイカが追加され、内装色もセミアニリン本革シートが「エボニー」から「ブラック」へ変更され、アイボリーもより明るい色調へと変更された。

そしてGS450hではこれらの変更点に加え、専用の意匠としたフロントグリルとリアコンビネーションランプと18インチアルミホイールが与えられた。また内装にもブラック&ウォーターホワイトのGS450h専用色を設定し、HS250hと同じく「LEXUSハイブリッドブルー」色のパワースイッチを新採用するなどガソリンエンジン車との差別化を図った。

2010年8月にはレクサスブランド開業5周年を記念し、GS350・GS450hをベースに、穏やかなブラウンの本革シートの外側に深みのあるオレンジを配色して夕陽が後ろから優しく差し込み包み込むような空間を演出した特別仕様車「Art Works」を発売。


4代目 L1#型(2012年 - )[編集]

レクサス・GS(4代目)
GRL1#/AWL10/GWL10型
GS350 フロント
2013 Lexus GS 350 Monterey wrld event 01.jpg
GS350 リア
2013 Lexus GS 350 Monterey world premiere 02.jpg
GS450h インテリア
Lexus GS 450h fourth gen bamboo interior.jpg
製造国 日本の旗 日本
販売期間 2012年1月 -
設計統括 金森善彦(前期型)
青木淳(前期型、後期型)
加藤亨(後期型)
乗車定員 5人
ボディタイプ 4ドアセダン
エンジン 8AR-FTS型 2.0L 直4 DOHC 直噴ターボ
4GR-FSE型 2.5L V6 DOHC
2AR-FSE型 2.5L 直4 DOHC
2GR-FSE型 3.5L V6 DOHC
2GR-FXE型 3.5L V6 DOHC
2GR-FKS型 3.5L V6 DOHC
駆動方式 FR / AWD
モーター 1KM交流同期電動機
変速機 6速AT / 8速AT / 電気式無段変速機
全長 4,880mm
全幅 1,840mm
全高 1,455mm
ホイールベース 2,850mm
車両重量 1,640 - 1,860kg
-自動車のスペック表-

2011年8月19日(日本時間)に、アメリカカリフォルニア州で開催された「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」会場で、2012年モデルの新型(4代目)「LEXUS GS350」をワールドプレミアとして発表[2]。 また、9月13日にはフランクフルトモーターショーでGS450hを[3]11月1日にラスベガスのSEMAショーではGS350"F SPORT"を[4]、そして広州国際モーターショーではGS250[5]をそれぞれ発表したほか、2011年11月から開催された第42回東京モーターショーにおいても市販仕様が出展された。その後、2012年1月26日に日本仕様のフルモデルチェンジを発表した。

居住性向上のため、先代に比べて全高を30mm(AWD車は35mm)拡大。全幅もトレッドを前後ワイド化しながらも20mm拡大に抑え、全長を据え置いたことで外形サイズの最小化と室内スペースの拡大を両立。エクステリアデザインは次世代レクサスの共通デザインアイコン「スピンドルグリル」を初採用。逆台形のアッパーグリルと台形のロアグリルを組み合わせた形状で、空力・冷却などの性能向上を活かした造形とした。ヘッドライトはLEDヘッドランプ(ロー・ハイビーム)を新採用(GS450hとGS350 AWD車は標準装備、GS250とGS350 2WD車はオプション設定)し、高い照射性能を実現。インテリアでは、量産車としては最大(2011年12月時点)となる12.3インチワイドディスプレイ、パソコンマウス感覚で操作できる第2世代「リモートタッチ」、レクサス初となるLEDアナログクロックを採用するなど、デザイン性と使いやすさを両立。またには高知県産の天然のを用いた「バンブー+本革ステアリング」を採用した(GS450h version Lに標準装備、GS450h I Packageにメーカーオプション)。

エンジンは、「GS350」に先代と同じくV型6気筒3.5Lの「2GR-FSE」型を、新設の「GS250」にはV型6気筒2.5Lの「4GR-FSE型」を搭載。ハイブリッド仕様の「GS450h」には次世代直噴D-4Sシステムとアトキンソンサイクルを採用した「2GR-FXE」型を採用。さらにパワーコントロールユニットの刷新やトランスミッションの改良、エネルギー回生制御の大幅な性能向上等により、燃費が大幅に向上した(JC08モードで18.2km/L、平成27年度燃費基準+20%達成)。なお、先代モデルに設定されていたV型8気筒4.6L搭載の「GS460」は廃止された。GS250・GS350・GS450hいずれにも、「標準仕様」に加え、電動リアウインドウサンシェード、手動式リアドアサンシェード、本革シートを追加した「I Package」、専用アルミホイール、本木目+本革ステアリング&本革シフトノブ、セミアニリン本革シート、運転席・助手席18Way調整式パワーシート等を追加した「version L」のほか、「LFA」を頂点とするレクサスのスーパーカー「Fパフォーマンス」の走りのテイストを継承し、高速域での走行安定性・中速域での卓越した機敏性・低速域での取り回しの良さを実現する「LDH」(レクサス・ダイナミック・ハンドリングシステム。GS350 F SPORTの2WD車とGS450h F SPORTに標準装備)、走行性能を最大限に引き立てる専用デザインの19インチアルミホイールや専用チューンズドサスペンション、メッシュ仕様の「スピンドルグリル」や専用の内外装を採用した「F SPORT」の4種類が用意される。また「GS350」についてはAWD車も設定されている。

日本仕様の沿革[編集]

2012年1月26日
フルモデルチェンジ[6]
GS250」と「GS350」は同日発売。「GS450h」は3月19日発売。
2013年10月17日
一部改良および「GS300h」を追加「[7]
新たに追加された「GS300h」は、直列4気筒2.5Lハイブリッドシステムを搭載。ダイナミックな走りとJC08モード燃費で23.2km/lの優れた低燃費を実現させた。「GS450h」よりも割安な価格設定とレギュラーガソリン対応により、経済性にも配慮がなされている。既存の他グレードと同様、「標準仕様」・「I package」・「F SPORT」・「version L」の4種の仕様が用意される。
既存モデルも一部改良を実施した。「GS350」の2WD車は「6 Super ECT(スーパーインテリジェント6速オートマチック)」に替わり、「8-Speed SPDS(電子制御8速オートマチック)」を新採用。高速巡航での燃費向上に貢献するとともに、多段ATならではの滑らかな加速と、最短0.2秒で変速するMポジションでのダイレクトな操作感を両立させている。
また、走行中、ドアミラーでは確認しにくい後側方を走行する車両をレーダーで検知し、ドライバーに注意喚起することで車線変更時の安全運転を支援する「ブラインドスポットモニター(BSM)」をオプション設定するとともに、ヘッドアップディスプレイ(「標準仕様」を除く全車にオプション設定)をカラー表示に変更し、視認性を向上。
インテリアでは、「バンブー」のオーナメントパネルの設定を「GS250」と「GS350」の「I package」・「version L」に、本木目(ウォールナット、縞杢)のオーナメントパネルの設定を「F SPORT」に拡大。また、「レクサス クライメイト コンシェルジュ」を標準装備(一部グレードを除く)。オートエアコン、シートヒーター、シートベンチレーションを連携制御させて、車内を快適に保つとともに、冷やしすぎ、暖めすぎといった過度な働きを抑制することで、省燃費にも寄与する機能である。
エクステリアでは、フロントフォグランプをLEDタイプに変更し、LEDクリアランスランプに昼間の被視認性を高めるデイライト機能を追加。「version L」には19インチアルミホイールをオプション設定した。ボディカラーは「F SPORT」以外のグレードに設定の「スリークエクリュメタリック」を廃止する一方、「F SPORT」に専用色として「ホワイトノーヴァガラスフレーク」を追加し全11色とした。
2014年8月21日
一部改良「[8]。(9月1日発売)
ボディカラーは、「ブラックオパールマイカ」が廃止され、新たに「ソニックチタニウム」を追加。また、新形状のシャークフィンアンテナを採用した。インテリアでは、「version L」の助手席に電動オットマンを標準装備し快適性を向上。また、microSDカードを採用することで、スピーディな情報更新や、パソコンやオーディオ機器で保存した音楽データの再生が可能な「SDナビゲーションシステム」を全車標準装備とした。さらに、「G-Link」新機能として、音声対話サービス・先読み情報案内サービス「エージェント」や、アプリケーションソフトを追加できる「LEXUS Apps(レクサスアップス)」を搭載した。
2015年1月8日
特別仕様車「F SPORT X Line」を発売[9]
レクサスの日本開業10周年を記念して設定されたもので、ベースグレードは「F SPORT」。エクステリアでは、専用スピンドルグリル、フロントフォグランプベゼル、専用リヤパンパー(下部)にブラック塗装を施すほか、メーカーオプションとして専用ブラック塗装のアルミホイールを設定。インテリアでは、ブラック&スカーレットのインテリアカラーをベースに、トリム部にはレッド、シート部にはブラックのステッチカラーを採用。レッドステッチを施した専用ディンプル本革ステアリングと専用ディンプル本革シフトノブを特別装備する。安全/機能装備では、プリクラッシュセーフティシステム(ミリ波レーダー方式)とレーダークルーズコントロール(GS250GS350はブレーキ制御付、GS300hGS450hは全車速追従機能付)を特別装備としている。ボディカラーは「ホワイトノーヴァガラスフレーク」と「ブラック」の2色が設定される。
2015年11月25日
マイナーチェンジ「[10]
GS300h(2015年マイナーチェンジモデル・日本仕様)フロント
GS300h(2015年マイナーチェンジモデル・日本仕様)リア
HYBRIDエンブレム(2015年マイナーチェンジモデル)
エクステリアでは、ヘッドランプ、フロントグリル、フロントバンパー、リアコンビネーションランプのデザインを一新。エアダクト一体型のブレーキ冷却機能を織り込んだ「スピンドルグリル」に、ブレーキダクト部まで回りこんだメッキモールや、グレーとブラック2色の導風形状のインナーバーがアッパーグリルとロアグリルで切り替わるカラーコーディネートを採用。また、フロントのクリアランスランプ(デイライト機能付)とリアコンビネーションランプは、L字型のテールランプ形状を強調したLEDを採用。また、LEDヘッドランプ(ロー・ハイビーム)は全グレードに標準装備となり、新たに三眼LEDヘッドランプ(ロー・ハイビーム)&LEDフロントターンシグナルランプを設定(vesion Lに標準、他仕様はオプション設定)。更に、アルミホイール(18インチ・19インチ)は、切削光輝処理を施した新デザインに変更している。
ボディカラーは、設定を大幅に変更。「F SPORT」以外に設定されるボディカラーは、「ホワイトパールクリスタルシャイン」を「ソニッククォーツ」に、「ファイアーアゲートマイカメタリック」を「アンバークリスタルシャイン」に変更し、「メテオブルーマイカメタリック」は廃止となった。全グレード共通色は、「スターライトブラックガラスフレーク」を「グラファイトブラックガラスフレーク」に、「クリムゾンクリスタルシャインガラスフレーク」を「レッドマイカクリスタルシャイン」に、「ラピスラズリマイカ」を「ディープブルーマイカ」にそれぞれ変更。また「F SPORT」には専用色として「ヒートブルーコントラストレイヤリング(メーカーオプション)」を新設している。
インテリアでは、オーナメントパネルに新開発の「レーザーカット本杢」(version にL設定)や、伝統工芸紋様を最新の生産技術と匠の手技によって再現した「名栗調仕上げの本アルミ」(「F SPORT」にオプション設定)を設定。また、室内の随所に金属調の加飾やサテンメッキを採用した。メーター周りもデザインを一新。マルチインフォメーションディスプレイは、「3.5インチカラー液晶」方式から「4.2インチTFTカラー」方式に変更。また、「F SPORT」は他グレードに継続採用されるオプティトロンメーターに替わり、8インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイを融合させた、専用デザインの「TFT液晶式メーター」を新採用している。内装色では、「リッチクリーム」、「ノーブルブラウン」が「I package」・「version L」に、「シャトー」を「標準仕様」と・「version L」に新設定。また、「「F SPORT」専用色として「ガーネット」に替わり「F SPORT専用ダークローズ」を追加。「アイボリー」、「ライトグレー」、「サドルタン」は廃止され、全6色が設定されている。
ナビゲーションシステムに、12.3インチワイドディスプレイを採用。また「VICS WIDE」対応となり、FM多重放送による渋滞情報の提供拡大や精度向上に伴い、より正確な探索ルートを提供するほか、新たに緊急情報(特別警報)や気象・災害情報などを提供することで、快適な運転を支援する。リモートタッチには、革巻きステッチを施したパームレストの両側にENTERボタンを設置、ノブ前方にもBACK(戻る)ボタンを設置して、上質感とともに自然なスイッチ操作を実現。また、フロントシートヒーター、ステアリングヒーター、ラゲージドアイージークローザーなどを標準設定し、快適性とともに利便性を確保している。
走行性能では、構造用接着剤とレーザースクリューウェルディングの採用、スポット溶接の打点の追加により、大幅にボディ剛性を強化。ステアリング系パーツの剛性強化をベースに、サスペンションのチューニングを最適化することにより、ダイレクトなステアリングフィールをさらに進化させつつ、乗り心地を向上させた。
GS350」に搭載されるエンジンは、「2GR-FSE」型から「2GR-FKS」型に換装。アトキンソンサイクルを採用し、燃費を向上させている。(2WDで+0.8km/l、AWD車で+0.6km/l)なお、なお最高出力/最大トルクの数値に変更は無い。
「ドライブモードセレクト」には、パワートレーン、シャシー、空調の各制御の組み合わせを自由に選択可能な「CUSTOMIZEモード」を新たに搭載。(GS250GS350GS300hの「標準仕様」・「I package」を除く)。「GS350」の2WD車のフロントには、パフォーマンスダンパーを採用したほか、「GS350」および「GS450h」のF SPORT 2WD車には、オレンジカラーの“F SPORT”専用キャリパーをオプション設定とした。安全装備では、プリクラッシュセーフティシステム(歩行者検知機能付衝突回避支援タイプ)、レーンディパーチャーアラート(ステアリング制御機能付)(LDA)、オートマチックハイビーム(AHB)(version L以外に標準装備)、アダプティブハイビームシステム(AHS)(「version L」に標準装備、他仕様はメーカーオプション)、レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)からなる予防安全パッケージ「Lexus Safety System +」が全車に標準装備となった。
2016年9月21日
一部改良及び「GS200t」を追加[11]
2.0L直噴ターボエンジン「8AR-FTS」型を搭載する「GS200t」を追加設定。トランスミッションには電子制御8速オートマチック「8-Speed SPDS」を組み合わせる。入れ替わりで廃止されたV型6気筒2.5Lを搭載する「GS250」と比較すると、最高出力で+30PS(+22kw)の245PS(180kw)に、最大トルクで+8.2kgf・m(+90N・m)の35.7kgf・m(350N・m)となり、パフォーマンスは大きく向上。またJC08モード走行燃料消費率では、2.2~2.4km/l向上し、13.0~13.2km/lとなっている。
既存モデルの一部改良として、「GS200t」と「GS350」の「F SPORT」2WD車にトルセンLSDをメーカーオプション設定としたほか、全グレードともFMチューナーをワイドFM対応に変更した。ボディカラーは、「マーキュリーグレーマイカ」に替わり、「ダークグレーマイカ」が設定された。
2017年8月31日
一部改良[12]
トルセンLSDのメーカーオプション設定を「GS350」の2WD車と「GS300」、「GS300h」の全車に拡大した。また、2.0L直噴ターボエンジン搭載車の名称を「GS200t」から「GS300」に変更した。


余談[編集]

モータースポーツ[編集]

車名の由来[編集]

  • 「GS」の車名は「Grandtouring Sedan」[15]の頭文字をとった略である。

脚注[編集]

  1. ^ ちなみに日本国外市場ではSUVの「RX400h」がレクサス初のハイブリッドカーである。
  2. ^ “LEXUS、米国ペブルビーチで次期GS350を発表” (プレスリリース), トヨタ自動車株式会社, (2011年8月19日), http://www2.toyota.co.jp/jp/news/feature/20110819.html 
  3. ^ “LEXUS、フランクフルト国際モーターショーに次期GS450hを出展” (プレスリリース), トヨタ自動車株式会社, (2011年9月13日), http://www2.toyota.co.jp/jp/news/feature/20110913.html 
  4. ^ “LEXUS、米国SEMAショーに次期GS350のスポーティバージョン“F SPORT”を出展” (プレスリリース), トヨタ自動車株式会社, (2011年10月26日), http://www2.toyota.co.jp/jp/news/feature/20111026.html 
  5. ^ “LEXUS、広州国際モーターショーに次期GS250を出展” (プレスリリース), トヨタ自動車株式会社, (2011年11月21日), http://www2.toyota.co.jp/jp/news/feature/20111121.html 
  6. ^ “LEXUSの新たなステージを切り開く、新型GSを発売” (プレスリリース), トヨタ自動車株式会社, (2012年1月26日), http://www2.toyota.co.jp/jp/news/feature/20120126.html 
  7. ^ “LEXUS、GSにハイブリッドモデルGS300hを設定” (プレスリリース), トヨタ自動車株式会社, (2013年10月17日), http://www2.toyota.co.jp/jp/news/feature/20120126.html 
  8. ^ “LEXUS、GSを一部改良” (プレスリリース), トヨタ自動車株式会社, (2014年8月21日), https://lexus.jp/pressrelease/news/20140821.html 
  9. ^ “LEXUS、LS・GS・IS・CTに、日本開業10周年記念特別仕様車“F SPORT X Line”を設定 -同時に、CT200hを一部改良-” (プレスリリース), トヨタ自動車株式会社, (2015年1月8日), http://newsroom.toyota.co.jp/jp/detail/4662580 2015年1月8日閲覧。 
  10. ^ “LEXUS、GSをマイナーチェンジ” (プレスリリース), トヨタ自動車株式会社, (2015年11月25日), https://lexus.jp/pressrelease/news/20151125_2.html 
  11. ^ “LEXUS、GSに2.0ℓ直噴ターボエンジン搭載のGS200tを追加設定” (プレスリリース), トヨタ自動車株式会社, (2016年9月21日), https://lexus.jp/pressrelease/news/20160921.html 
  12. ^ “LEXUS、GS、GS Fを一部改良” (プレスリリース), トヨタ自動車株式会社, (2017年8月31日), https://lexus.jp/pressrelease/news/20170831.html 
  13. ^ でかくて速いハイブリッド車、“無理め”なレース参戦にトヨタらしさを見た
  14. ^ 尾川自動車の歴史
  15. ^ トヨタの概況2009 国内販売車両一覧(PDF)より

関連項目[編集]

外部リンク[編集]