レクサス・GX

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2代目 現行型モデル

GX(ジーエックス、Lexus GX)は、トヨタ自動車が展開する高級車ブランド「レクサス」から販売されている大型SUVである。

トヨタブランド(トヨタ店)から販売されている「ランドクルーザープラド」の姉妹車にあたるが、2020年現在に至るまで日本では発売されていない。

初代「GX470」(UZJ120 2002年-2009年)[編集]

レクサス・GX(初代)
UZJ120型
2003-2007 Lexus GX 470 Blizzard Pearl.jpg
GX470 フロント
2008 Lexus GX 470 Salsa Red Pearl.jpg
リア
Lexus Maple Black GX 470 interior.jpg
GX470 インテリア
概要
製造期間 2003年-2009年
製造国 日本の旗 日本
ボディ
乗車定員 8人
ボディタイプ 5ドアSUV
駆動方式 四輪駆動
パワートレイン
エンジン 2UZ-FE型 4.7L V型8気筒 263ps
変速機 5速AT
車両寸法
ホイールベース 2790mm
全長 4780mm
全幅 1880mm
全高 1895mm
車両重量 2209kg
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レクサスのSUVでは最上級となる「LX」と、クロスオーバーSUVRX」の中間に位置するモデルとして、2002年11月に登場した。表向きはプレミアムブランドのSUVでありながら、その中身は世界中の過酷なオフロードで鍛え上げられたトヨタ「ランドクルーザープラド(120系)」そのものである。その成り立ちゆえ、欧州各社の同ポジションの車種とは異なり、ラダーフレームリジッドのリアアクスルを持つ。

パワーユニットは上級の「LX470」と共通で、全グレードに4.7LのV型8気筒DOHCエンジン(2UZ-FE型)と5速ATを搭載する。

内装はレクサス車にふさわしい、本革や本木目パネル等をふんだんに使用した上質なものとなり、トヨタ「ランドクルーザープラド」にはない「マークレビンソンプレミアムサウンドシステム」や、後席用DVDシステムなどの設定もある。

製造は愛知県トヨタ自動車田原工場が担当していた。

トヨタ「ランドクルーザープラド」との主な相違点
  • エンブレムなど車両内外で、GXでは「LEXUS」と表記されている箇所がプラドでは全て「TOYOTA」に改められている。フロント・リアやステアリングに装着されるエンブレムのほか、ウインドウのMナンバー、フューエルリッドのコーションラベル、シートベルトのタグなど。
  • 日本の道路運送車両保安基準を満たすためのサイドアンダーミラーが非装着(海外向けプラドも同様に非装着)。
  • フロントグリルヘッドライトテールライトレンズ、純正ホイールバンパー、ドアモールなどのデザイン。
  • バーズアイメープルなどの本木目パネルの使用。
  • 車幅灯のワット数の違いや、サイドマーカーの有無。
  • その他、パネルのチリや塗装などの各面において、レクサス車たるGXの方がより高水準の品質管理に基づき製造される。
受賞
  • 4x4 Magazine誌、「4WDオブ・ザ・イヤー」(2003年、2004年)
  • JDパワー社「初期品質調査」、高級SUV部門第1位(2005年)

2代目「GX460」(URJ150 2009年-)[編集]

レクサス・GX(2代目)
UZJ150型
'010 Lexus GX Starfire Pearl.jpg
2009年販売型フロント
2010 Lexus GX 460 Starfire side1.jpg
2009年販売型リア
Lexus Sepia Bubinga GX 460 interior.jpg
インテリア
概要
製造期間 2010年-
製造国 日本の旗 日本
ボディ
乗車定員 7人
ボディタイプ 5ドアSUV
駆動方式 四輪駆動
パワートレイン
エンジン 1UR-FE型 4.6L V型8気筒 301ps
変速機 6速AT
車両寸法
ホイールベース 2,790mm
全長 4,880mm
全幅 1,885mm
全高 1,875mm
テンプレートを表示

2009年11月24日広州国際モーターショーにて2代目モデル「GX460」がワールドプレミアされた[1]

同年9月に日本で発表・発売されたトヨタ「ランドクルーザープラド(150系)」をベースとし、初代モデル同様にGX専用のエクステリアとインテリアが与えられている。

エクステリアは、レクサスの統一デザインフィロソフィー「L-Finesse」を表現したスタイルに仕立てられ、サイドモールやボディ一体型のルーフレールの装備でプラドとの差別化が図られている。インテリアは、プラドの骨格を残しつつ、本木目パネルや本革素材がふんだんに使われている。パーキングブレーキは初代モデルのセンターレバー式から足踏み式へ変更されている。

エンジンは新世代の4.6L 1UR-FE型へ換装された。これはトヨタ「ランドクルーザー(200系)」(2009年のマイナーチェンジ後の日本国内仕様)と同型であるが、最高出力がランドクルーザーの318PSに対し、GXでは301PSとなっている。組み合わされるATは6速となった。

製造は初代に続き、トヨタ自動車田原工場が担当する。

2013年のマイナーチェンジで、レクサスの新たなデザインアイコンである「スピンドルグリル」を採用した。

2022年10月4日-レクサスカナダが2023年モデルを発売[2]

リコール[編集]

2010年4月13日コンシューマー・リポートが「レクサスGX460は横転のリスクを抱えている」と指摘し、2001年三菱・モンテロ以来となる「買ってはいけない」との警告を発した。およそ100 km/hの速度で右コーナーに進入した場合、横滑り防止装置(VSC)の働きが弱く、縁石などにぶつかった場合に横転する危険があるというものである[3][4]

これを受け、トヨタ自動車はGX460とランドクルーザープラドの販売を一時中止した[5]4月20日日本時間)、トヨタ自動車は「VSCとKDSSを共に装備した左ハンドルの18インチホイール仕様で顕著」としながら、GX460の全数と、左ハンドル仕様のランドクルーザープラドをリコールの対象とし、VSCのプログラムを改修することを発表した(プレスリリース 動画あり)[6]

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ トヨタ自動車、2009年広州モーターショーでレクサスGX460を世界初出展”. トヨタ自動車 (2009年11月13日). 2010年4月13日閲覧。
  2. ^ レクサス、迫力グリルの新「GX」加で発売! 約780万円から(くるまのニュース)” (日本語). LINE NEWS. 2022年10月4日閲覧。
  3. ^ Don't Buy: Safety Risk--2010 Lexus GX 460”. コンシューマー・リポート (2010年4月13日). 2010年4月15日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2010年4月13日閲覧。
  4. ^ Consumer Reports: Do not buy a Lexus GX 460 due to rollover risk”. WorldCarFans.com (2010年4月13日). 2010年4月13日閲覧。
  5. ^ Toyota stops sale of 2010 Lexus GX 460 after Consumer Reports safety alert”. コンシューマー・リポート (2010年4月13日). 2010年4月14日閲覧。
  6. ^ Recall: Lexus to update 2010 GX 460 stability control software”. コンシューマー・リポート (2010年4月19日). 2010年4月20日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]