トヨタ・エティオス
トヨタ・エティオス/ エティオスリーバ/ エティオスファルコ AK1#/1#H型 | |
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エティオス(前期型) エティオスリーバ(前期型) | |
製造国 |
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販売期間 | 2011年 - |
乗車定員 | 5人 |
ボディタイプ |
4ドア セダン(エティオス) 5ドア ハッチバック(リーバ/ファルコ) |
エンジン |
2NR-FE型 1,496cc 直4 DOHC 3NR-FE型 1,198cc 直4 DOHC 1ND-TV型 1,362cc 直4 SOHC ディーゼルターボ |
エンジン位置 | フロント |
駆動方式 | 前輪駆動 |
変速機 | 5速MT |
全長 |
4,265mm(エティオス) 3,775mm(リーバ/ファルコ) |
全幅 | 1,695mm |
全高 | 1,510mm |
ホイールベース |
2,550mm(エティオス) 2,460mm(リーバ/ファルコ) |
後継 |
インドネシア: アギアに統合 |
プラットフォーム | トヨタ・Bプラットフォーム |
-自動車のスペック表- |
エティオス (Etios) とは、トヨタ自動車が製造・販売する(Bセグメント相当の)コンパクトセダンで、インド、南アフリカ共和国、ブラジルなどの新興市場を対象に専用開発された戦略車種である。 また、本項では当車種のハッチバック版のエティオスリーバ (Etios Liva)、およびエティオスファルコ(Etios Valco) についても便宜上、記述する。
概要[編集]
『World First, India First』を合言葉にまずインド市場に投入し、その後ブラジルなどに展開を広げている車種である[1]。
沿革[編集]
初代(AK10/10H型、2011年 - )[編集]
2010年1月、ニューデリーオートエクスポでセダン及びハッチバック型のコンセプトカーを公開。同年12月1日に予約を開始した。12月29日には、インド現地法人トヨタ・キルロスカ・モーター (TKM) のバンガロール第2工場でラインオフ式典を実施。
エティオスのセダンは排気量1.5リットルのガソリン車で価格は49万6,000-68万6,500ルピーと、日本円で100万円前後。2011年6月にはハッチバックのエティオスリーバが追加された。リーバには新たに開発された排気量1.2リットルのガソリンエンジンが搭載される[2]。部品の現地調達率を約70%から90%近くまで引き上げ、年産7万台を見込む[3]。
2012年4月、TKMはエティオスの南アフリカ共和国への輸出を開始した[4]。5月、トヨタ・サウスアフリカ・モーターズ (TSAM) が販売を開始した。南アフリカ仕様車はセダン、ハッチバック両方ともラインナップし、エンジンは1.5リットルガソリンのみとなる。価格は11万5,800~12万6,600ランドとなる。[5]。
2012年8月9日、ブラジル・サンパウロ州に建設されたソロカーバ工場の開所式が行われ、同月中旬より同国向け「エティオス」ハッチバックおよびセダンの生産を開始。9月18日に発表が行われ、価格を2万9,990レアルからとして、9月28日から販売を開始した[6]。 ブラジル仕様車はフレックス燃料車となり、1.3リットルの1NR-FBEがハッチバックのみに、1.5リットルの2NR-FBEがハッチバックとセダンの両者に搭載された[7]。
2013年3月11日インドネシアのハッチバックモデル「エティオスファルコ」の販売開始。
2017年10月インドネシアのハッチバックモデル「エティオスファルコ」の生産終了。
2018年1月インドネシアのハッチバックモデル「エティオスファルコ」の販売終了。 アギアと統合。
モータースポーツ[編集]
2012年のニューデリーオートエクスポでトヨタは2013年よりインド国内においてエティオスのワンメイクレースを行なうと発表。オートエクスポではエティオスのレース仕様も発表された[8]。
2017年、フランスのコンストラクターであるオレカがグループR4向けに開発するエティオスリーバのマシンが公開された[9]
車名の由来[編集]
- ギリシャ語の「精神、理念」を意味するEthos(エトス)という単語から作られた造語。
脚注[編集]
- ^ “トヨタがインド攻略小型車「エティオス」発表、出遅れ挽回の切り札となるか”. 東洋経済新報社 (2010年12月2日). 2011年6月29日閲覧。
- ^ トヨタ エティオス にハッチバック…インド生産能力を21万台へ
- ^ トヨタ、「エティオス」をラインオフ(NNA.ASIA 2010年12月29日)
- ^ Rohit Khurana (2012年4月6日). “Toyota Starts Export Of Etios And Etios Liva From India To South Africa”. CarBlogIndia. 2012年5月23日閲覧。
- ^ Ryan Bubear (2012年5月17日). “Etios: big bang for buck”. iafrica.com. 2012年5月23日閲覧。
- ^ “トヨタ、ブラジルで 「エティオス(Etios)」 を発売 (PDF)”. トヨタ自動車 (2012年9月18日). 2012年9月18日閲覧。
- ^ “Toyota Etios: detalhes das versões e visita à fábrica de Sorocaba (95 fotos)” (ポルトガル語). Notícias Automotivas (2012年9月17日). 2012年9月18日閲覧。
- ^ 【デリーモーターショー12】トヨタのインド向けコンパクト、エティオス…レーサー登場 - Response、2012年1月7日
- ^ [1]
関連項目[編集]
- トヨタ・ヴィッツ
- トヨタ・プラッツ
- トヨタ・ベルタ
- トヨタ・ヴィオス
- トヨタ・カローラアクシオ(2代目(E160型)以降)
- トヨタ・カローラフィールダー(3代目(E160G型)以降)
- トヨタ・パッソ
- トヨタ・アイゴ
外部リンク[編集]
- プラチナムエティオス公式サイト(インド)
- エティオスリーバ公式サイト(インド)
- エティオス公式サイト(南アフリカ共和国)
- エティオスセダン公式サイト(ブラジル)
- エティオスハッチバック公式サイト(ブラジル)
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