ルピー

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ルピー諸国

ルピー英語:Rupee、他 ドイツ語:Rupie など)は、インドパキスタンスリランカネパールセーシェルモーリシャスで使用されている通貨の名称。

インドネシアなどのルピア (Rupiah)、イタリア領ソマリランドポルトガル領インドのルピア (Rupia)、モルディブルフィヤー (Rufiyah)も、ルピーから派生した言葉であり、ルピーと呼ばれることもある。

語源[編集]

ルピーはヒンディー語で「ルパヤー(रुपया)」と呼び、これはサンスクリットで銀を意味する「ルーピヤ」(rūpya)に由来する。

現在に直接つながるのは16世紀のスール朝シェール・シャーが発行したルピー銀貨で、ムガル朝イギリスもそれを引き続き使ったものである。

通貨記号[編集]

「Rs」を使っている1948年のインドの切手
「R.」を使っている1943年のインドの切手。

多くの国で使われているルピー記号は「Rs」または「Rs.」である。この記号は少なくとも、スリランカネパールパキスタンモーリシャスセーシェルモルディヴで使われている。

Unicodeでは、U+20A8 ₨ に「ルピー記号 (rupee sign)」が登録されているが、この文字はレガシー標準との互換性のためだけに収録された互換文字であり[1]、それ以外の用途での使用は好ましくない。その代わりに、正規化文字の「Rs」(ふつうの「R」と「s」)[1]を使う。

2010年7月15日、インド政府はインド・ルピーのために、従来の「Rs」を廃して独自の記号「Indian Rupee symbol.svg」を制定した。これはUnicodeの U+20B9 ₹ に「インド・ルピー記号 (indian rupee sign)」として登録された。

古くは、英領インドでは「R」や「R.」が使われていた。

Unicodeでは他に、いくつかのインド系文字のルピー記号や「ルピーマーク (rupee mark)」が登録されている(大雑把にいえば日本円の「円」にあたる)。

記号 Unicode JIS X 0213 文字参照 名称
U+20A8 - ₨
₨
ルピー記号
U+20B9 - ₹
₹
インド・ルピー記号
U+09F2 ৲
৲
ベンガル文字ルピーマーク
U+09F3 ৳
৳
ベンガル文字ルピー記号
U+0AF1 ૱
૱
グジャラート文字ルピー記号
U+0BF9 ௹
௹
タミル文字ルピー記号
U+A838 ꠸
꠸
北インド文字ルピーマーク[2]

各国の通貨[編集]

現行通貨[編集]

廃止通貨[編集]

架空の通貨・擬似通貨[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b UnicodeData.txt
  2. ^ Common Indic Number Forms参照。「J」のような記号が表示されていなければ文字化けである。