三谷幸喜

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三谷 幸喜
2014年10月17日、東京都港区にて
プロフィール
誕生日 1961年7月8日(54歳)
出身地 日本の旗 日本東京都世田谷区
血液型 A型
主な作品
テレビドラマ 古畑任三郎
王様のレストラン
HR
新選組!
映画 ラヂオの時間
みんなのいえ
THE 有頂天ホテル
ザ・マジックアワー
ステキな金縛り
清須会議
舞台 12人の優しい日本人
笑の大学
オケピ!

三谷 幸喜(みたに こうき、1961年昭和36年〉7月8日 - )は、日本劇作家脚本家演出家俳優映画監督シス・カンパニー所属。

経歴[編集]

生い立ち[編集]

東京都世田谷区出身。世田谷学園高等学校を経て、日本大学藝術学部演劇学科卒業。

「幸喜」という名前は、当時の大関で後に横綱となった大相撲力士大鵬幸喜にあやかったもの。少年時代には、『とんねるず』の木梨憲武と同じサッカークラブに所属していた。木梨は2軍だったが、三谷は11軍で最終的には13軍だった。

1980年代[編集]

大学在学中の1983年、劇団「東京サンシャインボーイズ」を結成。初期には「一橋壮太朗」の芸名で自ら役者も務めていた。この時期には、テレビ朝日の深夜番組『ウソップランド』で視聴者からの映像作品を募集する「チャレンジビデオコーナー」へ自ら制作した作品を投稿し、それが採用されて放送されたこともあった。

演劇学科の3年後輩の太田光は、「三谷さんは学生の頃から、すごい人気者だった。日本大学のヒーローだった。自分は教授とケンカしたりして演劇を諦めたから、今でも三谷さんにはコンプレックスがある」と、2006年に自らの番組『スタメン』に三谷がゲストで出演した際に語ったが、三谷は後に著書で「番組内では黙っていたが、太田の認識ほどの人気はとてもじゃないが無かった」と書いている。

劇団と並行して放送作家としても活動し、『アイ・アイゲーム』、『欽ドン!』、『お笑いマンガ道場』などの番組構成に携わる。テレビアニメ『サザエさん』の脚本を4本、手がけたこともあるが、3本目に執筆した「タラちゃん成長期」の、タラちゃん筋肉増強剤を使ってオリンピックに出る夢をみるというストーリーがプロデューサーの逆鱗に触れて降板させられたことを、月刊『ドラマ』の特集で語っている。

1989年から、フジテレビの深夜枠のドラマ『やっぱり猫が好き』の脚本を多くの回で担当し、翌年の同枠の『子供、ほしいね[1]のほとんどの回を担当したことからテレビドラマの世界でも注目を集めるようになる。

1990年代[編集]

1993年に『振り返れば奴がいる』で連続テレビドラマの脚本家としてデビューする。しかし、プロデューサーの石原隆は三谷が喜劇専門であったことを知らなかったため、依頼された内容はシリアスな医療ものだった。結果、脚本の喜劇調の部分は制作スタッフに書き換えられ、三谷の意図からは外れた作品になってしまったが、この作品の成功により、翌1994年には田村正和主演の倒叙ミステリードラマ『古畑任三郎』の脚本を手がけることになる。番組は好評を得、気弱な刑事の今泉慎太郎を演じた東京サンシャインボーイズの劇団員、西村雅彦も一躍有名になった。その後も『王様のレストラン』、『竜馬におまかせ!』、『総理と呼ばないで』、『今夜、宇宙の片隅で』などの連続ドラマを手がけた。

並行して東京サンシャインボーイズの人気も高まり、「チケットが取れない劇団」と呼ばれようになる。1991年には代表作『12人の優しい日本人』が中原俊監督によって映画化され、高い評価を得た。劇団からは相島一之梶原善が舞台と同役で出演している。しかし、三谷が劇団として活動していくことに行き詰まりを感じたため、1994年に『東京サンシャインボーイズの罠』の倉敷市芸文館での公演を最後に、劇団は「30年間の充電期間」に入った。

1993年には、パルコによるプロデュース公演に参加し、伊原剛志松下由樹による二人芝居『ダア!ダア!ダア!』の作、演出を手がけた。翌年には三谷の発案により唐沢寿明を起用したサスペンス・スリラー『出口なし!』を作、演出し、その後も現在に至るまで、パルコのプロデュースから多くのヒット作を生み出している。

パルコのプロデュース公演では、歌舞伎俳優の松本幸四郎一家による演劇集団「シアターナインス」の企画による『バイ・マイセルフ』、『マトリョーシカ』の二作の脚本も担当した。松本幸四郎は、1995年のテレビドラマ『王様のレストラン』の主演でもあり、三谷にとっては大河ドラマ黄金の日日』や舞台『ラ・マンチャの男』などで昔から強い印象を残している俳優だった[2]

1994年にNHK-FMラジオドラマ『笑の大学』を書き下ろし、1996年には二人芝居として舞台化する。舞台版は読売演劇大賞の最優秀賞を受賞するなど高い評価を得て、その後も1998年に再演されたほか、ロシア語、英語などに翻訳されて海外でも上演され、2004年には映画化された。

1995年、『やっぱり猫が好き』に出演していた小林聡美と結婚[3]

1997年には初の映画監督作品として『ラヂオの時間』を発表する。『振り返れば奴がいる』の脚本がしばしば現場で書き換えられてしまった経験を元にした舞台『ラヂオの時間』を映画化した作品で、高い評価と多くの映画賞を獲得した。

2000年代[編集]

2000年に上演した初のオリジナル・ミュージカル『オケピ!』は、「演劇界の芥川賞」とも呼ばれる岸田國士戯曲賞を受賞した。2001年には自宅を新築した際の体験を元にした、映画監督としての第2作『みんなのいえ』がヒットし、前作『ラヂオの時間』と同様にイギリスドイツなどでも上映会が催された。2002年は劇団員だった伊藤俊人の急逝という不幸に見舞われる。また、舞台『You Are The Top 〜今宵の君〜』の主演の鹿賀丈史が初日直前に急病で降板するというトラブルも起こるが、急遽、代役として参加した浅野和之の努力により、初日を5日延期して開幕させることができた。同年、念願のシットコムHR』で、脚本と共に総合演出も手がけた。

2004年には長年の夢であったNHK大河ドラマで『新選組!』の脚本を担当する。坂本龍馬近藤勇を昔からの友人とするなどの大胆な設定や、若手俳優の起用は賛否両論を呼んだものの、大きな話題となった。2006年には、大河ドラマ史上初の続編となる『新選組!! 土方歳三 最期の一日』が正月スペシャルとして放送されたが、この年の正月はフジテレビで『古畑任三郎 ファイナル』も三夜連続で編成されており、その初回『今、甦る死』と『新選組!!』は1月3日に重なって放送されることになった。結果、視聴率は『古畑任三郎』の21.5%に対し、『新選組!!』は9.8%と振るわず、フジテレビ側は「調整が間に合わなかった」と謝罪している。

2004年、初の一人芝居『なにわバタフライ』を戸田恵子の出演で上演する。2005年4月からは清水ミチコとの対談形式のラジオ番組『MAKING SENSE』の放送がJ-WAVEで始まる。同年11月から2006年1月にかけては、パルコのプロデュース公演として『12人の優しい日本人』が久々に上演された。この作品が東京サンシャインボーイズ以外の出演者で上演されるのは初めてのことだった。この舞台に出演した山寺宏一が大阪での公演中、テレビ東京でのレギュラー番組『おはスタ』を休まざるを得なかったため、1月10日から12日の間、三谷がその代役として「コーキー」の名で司会を務めた。

2006年1月には監督第3作となる映画『THE 有頂天ホテル』が公開され、興行収入60億円の大ヒットを記録した。同年の大河ドラマ『功名が辻』では、脚本の大石静に請われ、信長に翻弄される将軍足利義昭役で出演した。3月にはパルコ劇場で上演された『決闘!高田馬場』で、初めて歌舞伎の作・演出に挑戦する。

2007年芸術座の後継劇場となる「シアタークリエ」のこけら落し公演『恐れを知らぬ川上音二郎一座』の作・演出を担当した。

2008年には4本目の監督作品となる映画『ザ・マジックアワー』が公開され、またも大きなヒットとなった。同作の宣伝のため、6月2日放送の『おはスタ』に再び「コーキー」として出演している。

2009年には、かつて幾度も公演を行った新宿の小劇場THEATER/TOPSの閉館公演として、東京サンシャインボーイズが15年ぶりに再結成し、『returns』を上演した。相島一之の呼びかけに応じて三谷が新作を書き下ろし、短い準備期間ながら元劇団員のほとんどが参加し、三谷も「一橋壮太朗」として出演した。終演後には戸田恵子の声で「これより15年間の休憩に入ります」とアナウンスが流された。

同年、『新選組!』以来、5年ぶりになるテレビシリーズ『連続人形活劇 新・三銃士』で、初めてNHKの連続人形劇の脚本を手がけた。11月には、ニューヨークオフ・ブロードウェイでミュージカル『TALK LIKE SINGING』で海外進出を果たす。日本のオリジナル作品がオフ・ブロードウェイで初演されるのは初めてのことだった。

2010年代[編集]

50歳を迎える2011年は「三谷幸喜大感謝祭」と題して、新作劇を4作と、映画、テレビドラマをそれぞれ1作ずつ発表し、例年にもまして活発な年となった。同年5月23日、小林聡美と離婚したことを連名のファックスで報告した[4]。同年12月20日、第46回紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞。

2012年チェーホフの『桜の園』での初めての自作以外の演出、初の文楽作品『其礼成心中』の作、演出と新しい挑戦が続いた。6月には「三谷幸喜大感謝祭」で発表予定だった小説『清須会議』を上梓し、翌年に自らの監督作品として映画化することを発表した。

2013年には、『コンフィダント・絆』『国民の映画』に続く海外芸術家シリーズの3作目として、ウラディミール・ホロヴィッツとそのピアノ調律師フランツ・モアを描いた舞台『ホロヴィッツとの対話』を作・演出した。同作はモア役を演じる渡辺謙の12年ぶりの舞台復帰作としても注目された。

続いて上演された流刑後のナポレオン・ボナパルトを描いた新作舞台『おのれナポレオン』は、劇作家・演出家・俳優の野田秀樹を主演に迎えた。これは、東京芸術劇場の芸術監督で『新選組!』に勝海舟役で出演した野田から持ち込まれた企画である。公演期間の終盤に天海祐希が心筋梗塞で倒れ、宮沢りえが急遽代役に迎えられるというハプニングが生じ、立ち見席を求めてマスコミ関係者ら100人あまりが殺到したことでも話題となった。

同年7月31日、19歳年下の一般女性と再婚。愛犬を亡くし、落ち込んでいた三谷を励ましてくれたことが付き合いのきっかけだという。同年11月には6本目の監督作品となる映画『清須会議』が公開された。

2014年1月1日付で、芸能事務所シス・カンパニーに所属した[5]

2014年5月12日2016年大河ドラマ真田丸』の脚本を務めることが発表された[6]

人物[編集]

仕事
締め切り間近まで台本が仕上がらない遅筆が有名。舞台『巌流島』では、台本の遅延によって公演初日が大幅にずれ込むことになり、佐々木小次郎役の陣内孝則が降板している。この時に三谷は「今後、同様なことを起こしたら筆を折る」と宣言している。
テレビドラマにおいても、三谷の脚本の遅れから主演である田村正和のスケジュールがとれなくなり撮影時期がずれ込んだことがあるという。
仕事が行き詰まると、ティッシュを大量に箱から出したり、ベッドと壁の間に挟まる等の小さな奇行に走る。これは三谷が実体験を元にして脚本・主演を務めた『世にも奇妙な物語 20周年スペシャル・春 〜人気番組競演編〜』の一話「台詞の神様」でも描かれている。戸田恵子によれば、執筆作業が佳境に入ると髪や髭がボサボサになってヨレヨレの姿になるという。
撮影現場で脚本が勝手に書き換えられた経験などから、テレビドラマの演出家には不信感を持った時期があるようで、かつてはドラマディレクターに対する辛辣な発言もあり、エッセイの中で日本テレビの細野英延、フジテレビの杉田成道に対して不快感を顕わにしたこともあった。しかし共同テレビの河野圭太には「テレビで最も信頼している演出家」という賛辞とともに全幅の信頼を寄せており、星護(共同テレビ)、鈴木雅之(フジテレビ)などにも一定の信頼は置いているようである。
性格
神経質な性格で、インターネットは自作に否定的な意見を目にし、創作力を減退させるという理由からほとんど見ない。ただし、テレビ出演時や対談などでは、自分の神経質さを誇張して笑わせるという手法を使うことが多い。
気難しい一面を現す例に、なかなか他人を家に入れない事がある。ココリコ田中直樹にフィギュアのコレクションを見せると約束しながら、自宅を訪れた田中を玄関の外で応対し、中には招き入れなかった。元妻・小林聡美の父親が、小林の外出中に訪ねてきたときも自宅に入れなかったほどである。
好きな女性
中森明菜観月ありさ平野レミの大ファンである。中森は『古畑任三郎』第1話の犯人役に起用されているほか、その後の回でも『同情すべき犯人』として好意的に何度も言及されている。
映画マニア
子供の頃からテレビで放送される洋画に親しみ、洋画を中心とした大の映画マニアである。和田誠との映画についての対談集『それはまた別の話』[7]、『これもまた別の話』を映画専門誌『キネマ旬報』に連載し、『これもまた別の話』では1998年度のキネマ旬報読者賞を受賞している。和田ファンでもある三谷は、和田のタッチにそっくりの「似顔絵」を描くことができ、連載をまとめた単行本の表紙では、映画俳優たちの似顔絵を和田と共作している。
大脱走』のような、グループで何かを計画して実現させる映画が特に好きで、そうした作品はテレビドラマの『スパイ大作戦』のように題名に「作戦」が付くものが多いことから、「作戦もの好き」を称している[8]
テレビ狂
子供の頃からテレビ狂であり、三度の飯よりテレビが大好きだったという。実家には当時使っていたテレビが今も残っているらしい。多くのテレビ番組に詳しく、海外ドラマ、特に『刑事コロンボ』には精通している。他にも『ドラえもん』、『パーマン』、『おそ松くん』などのテレビアニメや『ポンキッキーズ』、『おはスタ[9]などの児童向け番組にも詳しい。彼が手がけたテレビドラマにも、これらの番組に使われたセリフや内容がたびたび登場する。
また、フジテレビ夜のヒットスタジオ』を初期の頃から見続けた「夜ヒットフリーク」であり[10]、映画『ラヂオの時間』で井上順が演じた役の設定は『夜のヒットスタジオ』での井上のキャラクターに基づくものであるとも言われている。
朝日放送探偵!ナイトスクープ』のファンでもあり、発売されたDVDは全巻そろえ、2008年の映画『ザ・マジックアワー』公開前の宣伝活動では、「依頼者」として出演した[11]
新八犬伝』や『人形劇 三国志』などNHKの連続人形劇の大ファンで、子供の頃からそのフィギュアを集めて人形劇の映像を作って遊んでいた。NHKから人形劇の脚本の依頼があったときも、スケジュールは埋まっていたが、他の誰にもやらせたくないという思いから引き受け、2009年の『連続人形活劇 新・三銃士』で子供の頃からの夢だった人形劇を手がけた。
歴史マニア
歴史マニアでもあり、幕末や明治時代を舞台にした作品も多い。中学生の時には、同級生が歴史の教科書の江藤新平の写真に似ていると思うと、彼に写真と同じような着物を着せて写真を撮り、以来、友達をモデルに幕末志士のコスプレ写真をとり続けたというエピソードがある。NHKの大河ドラマは1970年代からよく見ており、横山光輝のマンガ『水滸伝』、『三国志』のファンでもある。
中学生時代には郷土クラブにも所属し「お墓研究班」班長として烏山の寺町の墓の数を数えていた。
家族
猫3匹(アメリカン・ショートヘアの「おとっつあん」、オシキャットの「オシマンベ」、捨て猫だった「ホイ」)、犬2匹(プチブラバンソンの「チコ」と「ハーポ」)。ペットたちはエッセイにもよく登場する。
1995年に女優の小林聡美と結婚したが、2011年に離婚した。2人の間に子供はいなかった。2013年7月に19歳年下の元女優yumaと再婚し、2014年6月には第一子となる男の子が誕生した。
その他
NHK『英語でしゃべらナイト』出演時に、英語はしゃべることも聞き取ることもほとんど出来ないと語っている。
趣味は映画のDVD収集で、販売店では必ずタイトルの50音順に見ていくというこだわりがあり、特典と吹き替えがあるものを好む。仕事が趣味の延長線であるため、他の趣味はなく休みもほとんど取らない。
コメディ作家でありながら、落語は苦手であるという。日本の映画やドラマなどのリアルではない会話の元凶になっているとの見解を述べたことがある。[要出典]
身体的特徴
身長174.8cm。
手の甲がやや毛深いと指摘されている。松本幸四郎は、三谷の第一印象について毛深い手を挙げており、同様に毛深かった菊田一夫の姿が脳裏をよぎったと語っている[12]。後年、幸四郎は三谷との初めての出会いを振り返り「菊田一夫が再来したような気持ちになりました。ある種の才能を持った人が、いま目の前にいると感じました」[13]と述懐している。

作品の特徴[編集]

作風
作品は基本的に喜劇であり、ウィットやユーモアに富んだ演出によるハートウォーミングな人間賛歌が多く、露骨な社会風刺やグロテスクな描写、きわどいセリフなどは少ない。
「集団が力を合わせて困難を乗り越える」、「切羽詰まった事情により、本来の自分とは違う何者かを演じる」という枠組みを持った物語が多い。
恋愛物は「自分の恋愛観がバレるのがイヤ」ということで苦手としている。
アメリカの劇作家ニール・サイモン から大きな影響を受けており、劇団名もサイモンの代表作『サンシャイン・ボーイズ』に由来している。
映画監督のビリー・ワイルダーを敬愛しており、ワイルダーの最晩年(94歳時点)の2001年、自ら聞き手となってワイルダーのインタビューをしていた[14]
脚本家を目指したのは 早坂暁の『天下御免』、『天下堂々』に感動し、知人よりそれらのシナリオを入手し、こういうものを書きたいと思ったのがきっかけで、いつかはああいう(『天下御免』、『天下堂々』のような)ものを書きたいと語っている。また市川森一作品のドラマ『黄金の日日』、『淋しいのはお前だけじゃない』、『親戚たち』などにも影響を受け、それぞれの作品の出演者である松本幸四郎、西田敏行、役所広司を自作にも起用している。
当て書き
自分が関与できない形で作品が上演されることを嫌っており、学校の演劇部や、自身が演出・脚本の改訂に参加できない団体に対しては上演許可を出さない。大きな理由は、全ての台本をそれぞれの役を演じる役者への「当て書き」(先に役者を決めてから、その役者をイメージしながら台本を書くこと)として執筆していることによる[15][16]。このため、再演に当たって役者の交替が生じる場合は、自身が演出するか否かに関わらず、新しい役者のイメージに合わせて台本を改訂する。
たとえば『笑の大学』は、もともと三宅裕司坂東八十助 (5代目)に当てて書かれたラジオドラマであるが、後に西村雅彦近藤芳正の出演で舞台化された際や、役所広司稲垣吾郎の出演で映画化された際には、そのたびごとに脚本自体を一から書き直している[17]
俳優
三谷作品に登場する俳優たち、および彼らによる製作チームは俗に三谷組と称され、劇団時代からの盟友であった西村を筆頭に、気に入った俳優を自身の作品に何度も起用する傾向が顕著に見られる。西村や小林隆など、東京サンシャインボーイズの劇団員を頻繁に起用している他、松本・役所など、自身が過去に感銘を受けた作品に出演していた俳優に出演を依頼することも多い。唐沢寿明鈴木京香[18]など、すでに一定のキャリアを持ちながら、三谷組として作品に繰りかえし起用され、新しい魅力を引き出された俳優もいる。三谷の作品がきっかけで脚光を浴びる俳優も少なくない。一方で「古畑任三郎」の怪演ぶりからしばらく三枚目脇役キャラのイメージの濃かった西村を、三谷はほとんどの作品で西村が得意とするシリアスな役や敵役を宛がうなど、他の脚本家とは一線を画す配役を行っている。
三谷が監督を務めた映画には、エンディングのキャストのクレジットで、最後(いわゆるトメ)に表示されるような大物俳優が多く出演している。そのためか、監督1作目の『ラヂオの時間』と3作目の『THE 有頂天ホテル』のエンドクレジットではキャスト名の表示される順番が「五十音順」に、4作目の『ザ・マジックアワー』と5作目の『ステキな金縛り』では「登場順」になっている[19]

作品一覧[編集]

テレビドラマ[編集]

映画(監督作品)[編集]

映画(その他参加作品)[編集]

舞台[編集]

  • 12人の優しい日本人(1990年)
  • 深沢版狸御殿(1990年、博品館劇場)
  • ショウ・マスト・ゴー・オン(1991年)
  • にくいあんちくしょう(1991年、東京ヴォードヴィルショー、原作:滝大作
  • Vamp Show(1992年、全労済ホールスペース・ゼロ
  • その場しのぎの男たち(1992年、東京ヴォードヴィルショー
  • ダア!ダア!ダア!(1993年、パルコ劇場
  • 音楽劇 サザエさん(1994年、天王洲アイル・アートスフィア
  • 出口なし!(1994年、パルコ劇場)
  • 君となら(1995年、パルコ劇場)
  • イメルダ(1995年、パルテノン多摩小ホールほか)
  • 音楽劇 サザエさん(再演/1995年、天王洲アイル・アートスフィア)
  • 巌流島(1996年、パルコ劇場)
  • 笑の大学(1996年、パルコ劇場)
  • アパッチ砦の攻防(1996年、東京ヴォードヴィルショー)
  • バイ・マイセルフ(1997年、パルコ)
  • 君となら(1997年、パルコ劇場)
  • アパッチ砦の攻防 決定版(再演/1998年、東京ヴォードヴィルショー)
  • 温水夫妻(1999年、パルコ劇場)
  • マトリョーシカ(1999年、パルコ劇場)
  • オケピ!(2000年、パルコ劇場)
  • 竜馬の妻とその夫と愛人(2000年、東京ヴォードヴィルショー)
  • Vamp Show(再演/2001年、パルコ劇場)
  • バッド・ニュース☆グッド・タイミング(2001年、パルコ劇場)
  • 彦馬がゆく(再演/2002年、パルコ劇場)
  • You Are The Top/今宵の君(2002年、世田谷パブリックシアター
  • オケピ!(再演/2003年、青山劇場)
  • なにわバタフライ(2004年、パルコ劇場)
  • 12人の優しい日本人(再演/2005年、パルコ劇場)
  • 決闘! 高田馬場(2006年、パルコ歌舞伎)
  • エキストラ(2006年、東京ヴォードヴィルショー)
  • コンフィダント・絆(2007年、パルコ劇場)
  • 社長放浪記(2007年、本多劇場
  • 恐れを知らぬ川上音二郎一座(2007年、シアタークリエこけら落し公演)
  • グッドナイト スリイプタイト(2008年、パルコ劇場)
  • returns(2009年、THEATER/TOPS
  • TALK LIKE SINGING(2009年 - 2010年、オフ・ブロードウェイスカーボールセンター、赤坂ACTシアター
  • なにわバタフライ N.V(2010年、シアタートラム
  • ろくでなし啄木(2011年、東京芸術劇場ほか)
  • 国民の映画(2011年、パルコ劇場ほか)
  • ベッジ・パードン(2011年、世田谷パブリックシアター)
  • 90ミニッツ(2011年、パルコ劇場ほか)
  • なにわバタフライ N.V(再演/2012年、パルコ劇場ほか)
  • 其礼成心中(2012年、パルコ劇場)
  • ホロヴィッツとの対話(2013年、パルコ劇場ほか)
  • おのれナポレオン(2013年、東京芸術劇場)
  • 其礼成心中(再演/2013年、パルコ劇場)
  • 国民の映画(再演/2014年、パルコ劇場ほか)
  • 酒と涙とジキルとハイド(2014年、東京芸術劇場ほか)
  • 其礼成心中(再々演/2014年、京都劇場
  • 君となら(再々演/2014年、パルコ劇場ほか)
  • ショーガール(2014年、パルコ劇場)
  • 紫式部ダイアリー(2014年、パルコ劇場)
  • 吉良ですが、なにか?(2014年、本多劇場)
  • 田茂神家の一族(2015年、東京ヴォードヴィルショー)
  • burst!~危険なふたり(2015年、パルコ劇場)
  • ショーガール〜こんな出会いも悪くない〜(2016年/再演、パルコ劇場)[21]

舞台(上演台本・演出)[編集]

アニメ[編集]

  • サザエさん(1985年、フジテレビ)
    • 「ワカメの大変身」
    • 「波平つり指南」
    • 「妹思い、兄思い」
    • 「タラちゃん成長期」

人形劇[編集]

漫才台本[編集]

コント[編集]

著作[編集]

シナリオ・戯曲[編集]

小説[編集]

  • 経費ではおちない戦争(宙出版、1991年9月)
  • 古畑任三郎殺人事件ファイル(フジテレビ出版、1994年6月) 『古畑任三郎』1、2 扶桑社文庫
  • 大根性(イラスト:薮野てんや)(集英社、1995年10月)
  • 俺はその夜多くのことを学んだ(幻冬舎、1998年9月)
  • 清須会議(幻冬舎、2012年6月)

漫画原作[編集]

  • 天国から北へ3キロ(漫画:藤本あきほ)(講談社、1997年8月)

エッセイ[編集]

  • オンリー・ミー 私だけを(メディアファクトリー、1993年11月) のち幻冬舎文庫
  • Now and then三谷幸喜 三谷幸喜自身による全作品解説+51の質問(角川書店、1997年4月) 文庫化に際して『仕事、三谷幸喜の』に改題
  • 三谷幸喜のありふれた生活 シリーズ(朝日新聞社、2002年2月 - )
  • 監督だもの 三谷幸喜の映画監督日記(マガジンハウス、2011年10月)

対談[編集]

(以上2点は和田誠との対談集)

  • むかつく二人(幻冬舎、2007年1月)
  • いらつく二人(幻冬舎、2008年3月)
  • かみつく二人(幻冬舎、2009年6月)
  • たてつく二人(幻冬舎、2011年3月)

(以上4点は清水ミチコとの共著。ラジオ番組「DoCoMo MAKING SENSE」の放送分を加筆・再構成したもの)

  • 三谷幸喜 創作を語る(講談社、2013年11月) 松野大介との共著

関連本・研究本[編集]

  • みたにのまど 映画「みんなのいえ」三谷幸喜の撮影日誌(ぴあ 2001年7月)
  • 別冊宝島 三谷幸喜の全仕事 面白さのツボ!(宝島社、2004年1月)
  • NHK大河ドラマ・ストーリー 新選組! 前・後編(NHK出版、2003年 - 2004年)

作詞[編集]

  • No Problem(作曲:服部隆之、映画『ラヂオの時間』エンディング・テーマ、1997年)
  • 「新選組!」メイン・テーマ(作曲:服部隆之、大河ドラマ『新選組!』テーマ、2004年)
  • のっこのわがままブギ(作曲:宇崎竜童、2007年)
  • 一人じゃない(作曲・歌:平井堅、『連続人形活劇 新・三銃士』エンディング・テーマ、2009年10月)
  • ONCE IN A BLUE MOON(作曲:荻野清子、映画『ステキな金縛り』主題歌、2011年)

その他[編集]

  • デキゴトロジーvol.10 -ホントだからたまんねぇ!の巻-(週刊朝日風俗リサーチ特別局編著、新潮社 1993年7月25日発刊)
    • 『私のデキゴトロジー』というコーナー内に寄稿。

作品間のリンク[編集]

作品間には三谷の遊び心とも取れるリンクが張り巡らされており、そこから別の作品のその後がわかる場合もある。

世界観のリンク[編集]

バリトン・ホテル
初出は『バッド・ニュース☆グッド・タイミング』。『古畑任三郎』にも舞台として登場。『THE 有頂天ホテル』や『古畑任三郎』の「間違われた男」でも言及されている。
居酒屋大自然
舞台『12人の優しい日本人』や『ショウ・マスト・ゴー・オン』、『returns』、テレビドラマ『やっぱり猫が好き』、『王様のレストラン』に登場。テレビドラマ版『ショウ・マスト・ゴー・オン』では、ラストに居酒屋大自然で打ち上げをするシーンが登場する。
ベル・エキップ
『王様のレストラン』の舞台となったレストラン。『古畑任三郎』第2シリーズ中の作品「VS 南大門昌男(山城新伍)」、「VS 二葉鳳翆(山口智子)」にはこの店から花が贈られているシーンがある。
ゴースト・キャッスル
『やっぱり猫が好き』で次女レイ子(室井滋)が住んでいたアパート。『古畑任三郎』第2シリーズ中の作品「VS 南大門昌男(山城新伍)」では南大門が経営する店の名前で登場する。
レッド・シューズ
『君となら』で「小磯国太郎と赤い靴のママが浮気関係になった」として登場。『バッド・ニュース☆グッド・タイミング』で岩田エントツのセリフに「昔、仕事で行った博多のバー」として登場。その後『ザ・マジックアワー』において「クラブ・赤い靴」として登場。

登場人物のリンク[編集]

サチコ(猫)
『やっぱり猫が好き』に登場する猫。『子供、ほしいね』にも登場する。『ザ・マジックアワー』には名前のみ登場。
中川淳一(鹿賀丈史)
『振り返れば奴がいる』の登場人物。『古畑任三郎』にも登場。
中浦たか子(桃井かおり)
『古畑任三郎』の登場人物。『ラヂオの時間』にも登場。
堀ノ内修司(布施明)&千本のっこ(戸田恵子)&古川清十郎(梅野靖泰)
『ラヂオの時間』の登場人物。『みんなのいえ』にも登場。
飯島直介(田中直樹)&飯島民子(八木亜希子)
『みんなのいえ』の登場人物。『THE 有頂天ホテル』にも登場。
丹下二郎(川平慈英)
『THE 有頂天ホテル』の登場人物。『オケピ!』に双子の兄が登場。
原田禄郎(筒井道隆)
『王様のレストラン』の登場人物。『古畑任三郎』にも名前のみ登場。
只野憲二(香取慎吾)
『THE 有頂天ホテル』の登場人物。『ザ・マジックアワー』にも登場。
ヨーコ(篠原涼子)
『THE 有頂天ホテル』の登場人物。『ステキな金縛り』にも登場。
村田大樹(佐藤浩市)
『ザ・マジックアワー』の登場人物。『ステキな金縛り』、『ギャラクシー街道』にも登場。
更科六兵衛(西田敏行)
『ステキな金縛り』の登場人物。『清須会議』にも登場。

赤い洗面器の男[編集]

「赤い洗面器を頭の上に乗せた男」の小咄。これまでに複数の作品で登場人物によってこの話が語られているが、最後のオチを口にしようとした途端、必ず何かしら邪魔が入って話が途切れてしまい、結末は謎のままである。詳細については「赤い洗面器の男」を参照。

セルフパロディ[編集]

やっぱり猫が死ぬ
『やっぱり猫が好き』のセルフパロディ。『古畑任三郎』の「ゲームの達人」に登場する花見の著書。
ふりかえればハゲがいる
『振り返れば奴がいる』のセルフパロディ。
陪審員2号のセリフ
『12人の優しい日本人』でのセリフ。『ラヂオの時間』のセルフパロディ。

出演者のリンク[編集]

同じ演出家や脚本家の作品で出演者が共通するのは珍しくないが、三谷作品の場合、違うキャラクターを演じていても、セリフなどに他作品での役と繋げたセルフパロディを込めることがある。以下、そういったセルフパロディがあるもののみ記載する。役名も同じ場合は、上記の登場人物のリンクを参照。

佐藤浩市
三谷作品の常連の一人。『THE 有頂天ホテル』には『新選組!』でも見られた相島一之との絡みがある。『新選組!』では相島は、佐藤が演じた芹沢鴨の腹心である新見錦の役だったが、『THE有頂天ホテル』では、相島が佐藤に馴れ馴れしく接するシーンになっている。また、舞台となるホテル・アヴァンティのレストランのお薦め料理が「鴨料理」と聞いて、嫌な顔をする。
『世にも奇妙な物語 20周年スペシャル・春 ~人気番組競演編~』の一話「台詞の神様」でも主演の三谷幸喜の台本の中の登場人物の一人として登場している。
香取慎吾
三谷作品の常連の一人。『THE 有頂天ホテル』では『合い言葉は勇気』での役と近いキャラクターを演じている。『ザ・マジックアワー』でもその後の「彼」の姿が見られる。
西村雅彦
三谷作品の常連の一人。『古畑任三郎』の『今泉慎太郎』では、『王様のレストラン』のセルフパロディが見られる。
八嶋智人
三谷作品の常連の一人。『新選組!』で演じた武田観柳斎が、新選組からの離脱を図る一派の説得に向かう際、近藤勇に「何とかしましょう!」と言うが、これは八嶋が『バッド・ニュース☆グッド・タイミング』で演じていたホテルのウエイターの決め台詞でもあった。
大泉洋
『ステキな金縛り』と『清須会議』で羽柴姓のキャラクターを演じている。

出演作品[編集]

テレビ番組[編集]

映画[編集]

CM[編集]

その他[編集]

  • 朗読劇 LOVE LETTERS(2008年は八木亜希子と、2012年は神野三鈴と共演) - アンディ 役
  • DVD 私という他人(2013年 声の出演)

主なレギュラー番組・連載[編集]

ラジオ[編集]

エッセイ[編集]

受賞歴[編集]

※年の記載は賞の対象年。

  • 第46回(1991年度)毎日映画コンクール 脚本賞(『12人の優しい日本人』)
  • 第27回(1992年度)紀伊國屋演劇賞 団体賞(東京サンシャインボーイズに対して)
  • 第71回(1997年度)キネマ旬報ベストテン 脚本賞(『ラヂオの時間』)
  • 第21回(1997年度)日本アカデミー賞 最優秀脚本賞(『ラヂオの時間』)
  • 第52回(1997年度)毎日映画コンクール 脚本賞(『ラヂオの時間』)
  • 第3回(1999年度)鶴屋南北戯曲賞(『マトリョーシカ』)
  • 第45回(2000年度)岸田國士戯曲賞(『オケピ!』)
  • 第1回(2004年度)喜劇人大賞 大賞
  • 第1回(2007年)日藝賞
  • 第7回(2007年度)朝日舞台芸術賞 秋元松代賞(『コンフィダント・絆』『恐れを知らぬ川上音二郎一座』)
  • 第58回(2007年度)芸術選奨(『コンフィダント・絆』)
  • GQ Men of the Year 2009
  • 第46回(2011年度)紀伊國屋演劇賞 個人賞(『ろくでなし啄木』『国民の映画』『ベッジ・パードン』)
  • 第37回(2011年度)菊田一夫演劇賞 大賞(『国民の映画』『ベッジ・パードン』『90ミニッツ』)
  • 第33回(2012年度)松尾芸能賞 大賞
  • 第37回(2013年度)日本アカデミー賞 優秀監督賞(『清須会議』)[22]

脚注[編集]

  1. ^ 工藤夕貴が演じる主人公の兄役で三谷自身も出演した。
  2. ^ 幸四郎が『王様のレストラン』の出演を決めたのは、その長女で三谷作品のファンでもある松本紀保の勧めによるものらしい。
  3. ^ 「このドラマが小林聡美と結婚するきっかけとなった」とよく言われるが、あくまで出会ったきっかけに過ぎず、交際に発展したのはもっと後のことらしい。
  4. ^ 三谷幸喜、小林聡美夫妻が離婚”. サンスポ (2011年5月23日). 2011年5月23日閲覧。
  5. ^ 脚本家・三谷幸喜が役者業に本格転向!? シス・カンパニー移籍でささやかれる驚きのウワサ”. 日刊サイゾー (2014年1月28日). 2014年2月4日閲覧。
  6. ^ http://www.nhk.or.jp/dramatopics-blog/2000/187554.html
  7. ^ ドラマ『王様のレストラン』のエンディングでも使われたこの題名は、ビリー・ワイルダー監督の映画『あなただけ今晩は』に登場する、酒場のマスターの決まり文句「That's another story」の直訳。
  8. ^ 「作戦もの」について語ったインタビューが、小森収のインタビュー集『はじめて話すけど…』に収録されている。
  9. ^ 自身脚本の舞台出演中だった山寺宏一の司会代行を務めた事がある。詳細は当項目参照。
  10. ^ スカイパーフェクTV!」の月間広報誌でのインタビューで言及している
  11. ^ 大脱走』の「脱走用のトンネルを掘って出た土をうまく捨てる装置」を再現してもらうよう依頼したが、実際に使用してみるとうまく動作しなかった。
  12. ^ 沢美也子「松本幸四郎『王様のレストラン』主演――エンターテインメント界の歴代の天才が三谷の姿に重なった」「別冊宝島」936号、宝島社2004年1月13日、23頁。
  13. ^ 沢美也子「松本幸四郎『王様のレストラン』主演――エンターテインメント界の歴代の天才が三谷の姿に重なった」「別冊宝島」936号、宝島社2004年1月13日、24頁
  14. ^ allcinema ビリー・ワイルダー(Billy Wilder) のプロフィール
  15. ^ 同じ脚本を異なる演出と役者で制作することを前提に企画されたテレビドラマ『3番テーブルの客』は例外
  16. ^ 人形劇『新・三銃士』も主要キャラクターに関してはデザインの段階から積極的に関わり、三谷のイメージするキャラクターに近づけた上で作り上げられた人形を使用しているので、“ 当て書き ”作品と言える。
  17. ^ ロシアで公演されているロシア語版に関してはその範囲外である。
  18. ^ 三谷幸喜のありふれた生活681、朝日新聞夕刊、2013年12月12日。鈴木に関して三谷は「僕の信頼する女優さんの一人」と語っている。
  19. ^ クレジットの「五十音順」は三谷作品に限らず、過去にもオールスターキャストの映画などで多く用いられた手法である。これは、昔から役者が自分の名前の表記順にこだわっていたことを示すものでもある。
  20. ^ 遠藤憲一が両性具有の宇宙人!三谷最新SFコメディーで出産シーンも”. シネマトゥデイ (2015年4月20日). 2015年4月20日閲覧。
  21. ^ 川平慈英&シルビア・グラブ出演 三谷幸喜版『ショーガール』のアンコール公演が決定”. シアターガイド (2015年11月17日). 2015年11月18日閲覧。
  22. ^ 第37回日本アカデミー賞優秀作品発表!”. 日本アカデミー賞公式サイト. 2014年1月17日閲覧。

外部リンク[編集]