寺島しのぶ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
てらじま しのぶ
寺島 しのぶ
本名 寺島 グナシア 忍
てらじま ぐなしあ しのぶ
寺島 忍(旧姓)
てらま しのぶ
生年月日 1972年12月28日(41歳)
出生地 京都府 京都市
国籍 日本の旗 日本
血液型 B型
職業 女優
ジャンル 舞台テレビドラマ映画
活動期間 1992年 -
活動内容 1992年文学座入団
1996年:文学座退団
2000年:映画デビュー
配偶者 ローラン・グナシア
家族 七代目尾上菊五郎(父)
富司純子(母)
五代目尾上菊之助(弟)
主な作品
映画
シベリア超特急2
キャタピラー』2010年
赤目四十八瀧心中未遂
『ヴァイブレータ』

寺島 しのぶ(てらじま しのぶ、Shinobu Terajima1972年昭和47年)12月28日 - )は、日本の女優である。本名、寺島 グナシア 忍(てらじま ぐなしあ しのぶ、Shinobu Ghnassia Terajima)。旧姓、寺島 忍(てらま しのぶ)。

京都府京都市出身。トップコート系列・アプティパ所属。

人物[編集]

青山学院大学文学部卒業。身長163cm、スリーサイズはB80/W60/H83。足のサイズは22.5cm。

父は歌舞伎役者の七代目尾上菊五郎、母は女優富司純子、父方の祖父は七代目尾上梅幸、母方の祖父は東映俊藤浩滋プロデューサー、は歌舞伎役者の五代目尾上菊之助という演劇・俳優一家に生を受け、大学在学中より舞台テレビドラマを中心に活躍している。2010年(平成22年)、ベルリン国際映画祭最優秀女優賞を受賞した。

経歴[編集]

生い立ち[編集]

小学校より青山学院で過ごし、高校時代はハンドボール部に所属、エースを務めるなどで活躍した。

男社会である歌舞伎の家系に生まれたことで、自分の存在に対して複雑な気持ちを抱きながら子供時代を過ごしたという。事実、『情熱大陸』では、男に生まれていたら、歌舞伎役者になりたかったと語っている。女優になってからも、母と比較されて悩み続けた[1]。また、幼少期はジャガー横田クラッシュギャルズに憧れ、プロレスラーになりたかった。弟を相手にジャイアントスイングで脚を抱えては振り回し、技の研究に余念がなかったという[2]。その後、父親にもプロレス技をかけていたが、手加減せずに父親は向かいあった。何度やっても勝てないため、悔し泣きしたこともあった。そして、その日をきっかけに父娘の関係がギクシャクしだしたという。

女優として[編集]

父親の親友であった太地喜和子の勧めで女優を志し、大学在学中だった1992年(平成4年)に文学座に入団した。1996年(平成8年)に退団したが、その際には同劇団の看板女優、杉村春子から「フリーになっても頑張って」とエールを送られたという[3][4]。その後は、蜷川幸雄江守徹久世光彦といった演劇界の大御所に度々起用され、着実に演技の幅を広げ、それに伴う数多くの演劇賞を受賞した。

2000年(平成12年)、『シベリア超特急2』で映画デビュー。2003年(平成15年)に公開された映画赤目四十八瀧心中未遂』と『ヴァイブレータ』での演技が認められ、第27回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を始め、日本国内外で10以上の映画賞を受賞した。大胆なラブシーンについては、母の純子から猛反対を受け、絶縁寸前まで追い込まれたものの、最終的には、「女優なんだからしょうがないだろう」という父親の一声で、収まったという[5]

2008年(平成20年)には、シアタークリエ『私生活』の演技で平成20年度(第63回)文化庁芸術祭賞(演劇部門・関東参加公演の部)優秀賞を受賞する。

2010年には、若松孝二監督の映画『キャタピラー』で、1964年の左幸子、1975年の田中絹代に次ぎ日本人として35年ぶりにベルリン国際映画祭世界三大映画祭の1つ)の最優秀女優賞(銀熊賞)を受賞[6]

私生活[編集]

歌舞伎役者、七代目市川染五郎と交際していたが、2003年に別れる。

2007年(平成19年)2月26日、日本在住のフランス人アートディレクター、ローラン・グナシア(Laurent Ghnassia)と結婚した[7]。グナシアには、既に別の女性との間に一人娘がおり、実子として認知しているという[7]。国際結婚となるが、夫婦の共通の言語は「心と心で伝わる英語」「シングリッシュ(心グリッシュ)」とコメントして話題となった[8]

2012年9月12日、男子を出産。歌舞伎俳優にしてもいいと語っている。[9]

十一代目市川海老蔵が兄弟の幼馴染み。海老蔵も彼女に飛び膝蹴りを食わされたことがあるらしい。

苗字の読みは以前、「てらしま」であったが、結婚を報告した文書で「Terajima」と表記して以降「てらじま」となる。母は自分の映画を自身に見せることもなく、今までも見たことがない。文学座に入る時、太地喜和子に「あなた、絶対にお母さんの映画は見ない方がいいわ。女優を辞めたくなるから」と言われたことが理由。「ジョークかもしれないけど、それが子どもながらに頭に残って、見ちゃいけないと思うようになってしまった」という[10]

出演作品[編集]

テレビドラマ[編集]

映画[編集]

舞台[編集]

ウェブ[編集]

  • 大人の女性のためのトラベル・ウェブ・マガジン『旅色』(2009年)

ドキュメンタリー[編集]

CM[編集]

脚注・出典[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 2004年3月7日放送「情熱大陸
  2. ^ 2010年8月5日放送「5LDK」より本人談
  3. ^ スポニチ. “タレント名鑑 寺島しのぶ”. 2010年2月22日閲覧。
  4. ^ 「[特別企画] 狩野良規×寺島しのぶ・世界が称賛した女優を形作る、演じる姿勢と過去・現在・未来
  5. ^ 2010年8月25日放送「ワイドスクランブル」・『山本晋也の人間一滴』より本人談
  6. ^ スポニチ (2010年2月22日). “寺島しのぶ受賞に喜び爆発!早朝ホテルで「奇声」”. 2010年2月22日閲覧。
  7. ^ a b スポニチ (2007年4月27日). “神前キスにVサイン…寺島しのぶ挙式”. 2008年11月27日閲覧。
  8. ^ 寺島しのぶ“シン(心)グリッシュ婚”会見の一問一答!(eltha)2010年2月21日閲覧
  9. ^ [1]。ただし混血の歌舞伎俳優には、15代目市村羽左衛門という前例がある。
  10. ^ 雑誌「創」より柳美里との対談での本人談

外部リンク[編集]