エフエム東京

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株式会社エフエム東京[1]
TOKYO FM Broadcasting Co., Ltd.
TFMlogo 2020.svg
TOKYO FM Headquarters ver. reiwa 1.jpg
エフエム東京本社ビル
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 TOKYO FM、TFM、FM東京
本社所在地 日本の旗 日本
102-8080[1]
東京都千代田区麹町1丁目7番地[1]
設立 1970年3月17日[1]
業種 情報・通信業
法人番号 1010001012439
事業内容 放送法に基づく超短波放送事業ほか
代表者 代表取締役会長 唐島夏生
代表取締役社長 黒坂修[2]
資本金 13億3500万円
(2021年3月31日現在)[3]
売上高 105億5247万円(2020年度)[3]
営業利益 4億1524万円(2020年度)[3]
経常利益 7億5884万円(2020年度)[3]
純利益 27億6441万円(2020年度)
[3]
純資産 223億4757万7000円
(2021年3月31日現在)[3]
総資産 294億8349万8000円
(2021年3月31日現在)[3]
従業員数 111人(2021年3月31日時点)[1]
決算期 3月
主要株主 学校法人東海大学など
主要子会社 #グループ会社を参照
関係する人物 林屋亀次郎 松前重義
後藤亘 冨木田道臣
外部リンク https://www.tfm.co.jp/
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エフエム東京
TOKYO FM Broadcasting Co., Ltd.
種別 FM
放送対象地域 東京都
系列 JFN
略称 TFM
愛称 TOKYO FM
コールサイン JOAU-FM
開局日 1970年4月26日
本社 〒102-8080[1]
東京都千代田区麹町1丁目7番地[1]
北緯35度41分0.38秒 東経139度44分35.66秒 / 北緯35.6834389度 東経139.7432389度 / 35.6834389; 139.7432389座標: 北緯35度41分0.38秒 東経139度44分35.66秒 / 北緯35.6834389度 東経139.7432389度 / 35.6834389; 139.7432389
演奏所 本社同様
親局 / 出力 東京 80.0MHz[1] / 10kW
主な中継局 新島 76.7MHz
八丈島 84.3MHz
青梅 83.6MHz
八王子 80.5MHz
檜原 86.6MHz
公式サイト https://www.tfm.co.jp/
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株式会社エフエム東京(エフエムとうきょう、英語: Tokyo FM Broadcasting Co., Ltd.)は、東京都放送対象地域として超短波放送(FMラジオ放送)を行う特定地上基幹放送事業者である。通称はTOKYO FM、略称はTFM

会社概要[編集]

企業情報[編集]

関西支社[編集]

〒530-0002 大阪府大阪市北区曽根崎新地二丁目6番23号 桜橋MFビル9階[1]

グループ会社[編集]

出典[4]

子会社[編集]

関連会社[編集]

i-dio関連会社[編集]

出資する放送事業者[編集]

エフエム東京が出資している主な放送事業者(2020年7月1日現在)[5]。 JFN系列局

その他

  • 東京メトロポリタンテレビジョン株式会社 - 20.33%

資本構成[編集]

企業・団体は当時の名称。出典:[6][7][8][9][10]

2016年3月31日[編集]

資本金 発行済株式総数 株主数
13億3500万円 900,000株 90
株主 株式数 比率
学校法人東海大学 92,000株 10.22%
日本電波塔 65,600株 07.28%
大日本印刷 44,900株 04.98%
みずほ銀行 44,500株 04.94%
読売新聞東京本社 44,000株 04.88%
パナソニック 44,000株 04.88%
北陸大学 40,000株 04.44%
日本電気 36,000株 04.00%
日本トラスティ・サービス信託銀行 30,000株 03.33%
みずほキャピタル 26,000株 02.88%

過去の資本構成[編集]

沿革[編集]

開局時に本社を構えていた霞が関ビル(東京都千代田区)
2008年10月から2020年4月まで使用されていたロゴ。
  • 2008年
    • 6月30日 - TOKYO FMリスナーズクラブ、サービス終了。
    • 10月1日 - CIを導入。
    • 1990年以来18年ぶりにロゴを変更。キャッチフレーズを「80.Love TOKYO FM」へ一新した。
  • 2010年
    • 1月12日 - 八王子中継局を開局する (80.5 MHz, 10W)。
    • 3月15日 - 在京ラジオ6局と共同でインターネットでのサイマル放送「radiko」を試験的に開始[11][12]
    • 4月26日 - 開局40周年。ホームページをリニューアル。
  • 2013年
  • 2014年
    • 3月31日 - 「見えるラジオ」を終了。
  • 2015年
    • 10月1日 - 東京都西多摩郡檜原村の檜原中継局(86.6 MHz)の予備免許が交付される[14]
    • 12月8日 - 檜原中継局の本免許を総務省から受ける[15]
    • 12月14日 - 多摩、武蔵野、埼玉南西部の難聴状態解消のため、東京都西多摩郡檜原村に檜原中継局が午前5時から86.6MHzで運用開始[15]
  • 2016年
    • 3月1日 - V-Low帯マルチメディア放送i-dio」を東京・大阪・福岡で開始。
    • 7月1日 - 「i-dio」がグランドオープン。
    • 8月7日 - 「TOKYO FM 渋谷スペイン坂スタジオ」を渋谷パルコの建て替えに伴い閉鎖。
  • 2017年
    • 1月15日 - 「TOKYO FM Midtown Studio」を閉鎖。
  • 2018年
  • 2020年
    • 3月31日 - 「i-dio」が終了。
    • 4月 - 社史「TOKYOFM50年史」を発行。
    • 5月1日 - 開局50周年を迎えたことから、"TOKYO FM"ロゴ[注 6]、及びブランドプロミスを"Life Time Audio 80.0"に変更。
  • 2021年
    • 5月31日 - 「Ginza Sony Park Studio」を閉鎖[16]

施設・技術データ[編集]

出典[1]

地上系放送設備[編集]

親局 周波数 空中線
電力
実効
輻射
電力
送信所概要
(技術情報)
備考
東京[17] 80.0
 MHz
10
 kW
125
 kW
中継局 周波数 空中線
電力
実効
輻射
電力
送信所概要
(技術情報)
備考
新島 76.7
 MHz
100
W
250
W
八丈島 84.3
 MHz
10
W
9.1
W
檜原[注 7] 86.6
 MHz
300
W
800
W
  • 東京都西部・埼玉県南西部の受信環境改善を目的に設置された[15]
山間部の中継局としては異例の高空中線電力である[14][15]
西多摩郡檜原村(臼杵山[19])の予備送信所(80.0 MHz)に併設されている[18]
青梅 83.6
 MHz
20
W
32.4
W
八王子 80.5
 MHz
10
W
20
W

聴取方法[編集]

メディア チャンネル
など
対象地域 備考
地上波FMラジオ 80.0 MHz 他 東京都
(東京、八王子、青梅、新島、八丈島、檜原)と
その周辺地域
上記参照
衛星放送ミュージックバード 125ch 全国
有線放送キャンシステム D-2 関東エリア(宇都宮エリアを除く)
有線放送「USEN440 C/G-37 関東、群馬、栃木、茨城の各地区
有線放送「SOUND PLANET J-72
有線放送「USEN on フレッツ W10 関東地区 1チャンネルだけ使っているが、ステレオ放送である。
スカパー!プレミアムサービス光 80.0 MHz 東京都、神奈川県、埼玉県、
千葉県、茨城県
各地のケーブルテレビ 事業者による 関東地区とその周辺
小笠原村防災行政無線 東京都小笠原村 戸別受信機によりモノラル放送を聴取。
radiko[11][12] 東京都、神奈川県、埼玉県、
千葉県、茨城県、栃木県、群馬県
日本全国(radikoプレミアム)
2010年3月15日から同年11月末まで実用化試験配信、翌12月より本格運用。
2014年4月1日からradiko.jpプレミアムによる全国配信を開始。
放送局記号は「FMT」。
  • 衛星放送やインターネットの再送信によって、地上系による放送の放送対象地域である東京都のみならず日本全国で聴取できる。
  • 地上波ラジオの放送免許上のエリアは東京都のみであるが、神奈川・埼玉・千葉の3県にはJFN系列局がないことから、TOKYO FMではこの3県も放送エリアと認識している[20]
  • 遅延が発生する上記配信サービスでは、時報は一切放送されない(JFN系列局も同様)

スタジオ[編集]

  • スタジオアースギャラリー - 2000年に稼働開始。FMセンター7階にある、専用副調整室付きオープンスタジオ。2つのスタジオがある。屋外の様子が見えるガラス張り。「TOKYO FM アースギャラリー」あるいは「東京・半蔵門、アースギャラリー」とも呼ばれる。
  • 2つのスタジオの間には小規模のアナブースがあり、ここから『JFNニュース』などが放送されている。
  • かつてのQスタジオ[注 8]が改修されたスタジオである。
  • 平日放送されているワイド番組[注 9]、金・土曜日の生放送番組[注 10]で多く使用されている。
  • 台風等の悪天候時、新型コロナウイルスといった社会情勢により、サテライトスタジオを使用できない場合は、臨時でアースギャラリーを使う場合もある。
  • このうち、FMセンター7階に設置されているスタジオはLスタジオと呼ばれ、JFNC製作だけでなく『TOKYO SPEAKEASY』や『ON THE PLANET』などの深夜番組で使用されている。

その他、収録番組[注 12]や、AuDeeの配信番組で使用されるスタジオが設けられている。

サテライトスタジオ[編集]

  • Ginza Sony Park Studio
    • 銀座ソニーパーク東京都中央区銀座5丁目にあったソニービルの跡地)内に設置。2018年8月9日から運用開始[26]
    • 2020年9月まで(当初の銀座ソニーパーク閉園予定時期)の期間限定で設置される予定だったが、2021年9月に閉園が延期され、同スタジオも設置期間が延長。
    • 後述の通り、2020年2月28日以降は運用を停止。再開が叶わず、2021年5月31日に閉鎖[16]


番組[編集]

番組編成の歴史[編集]

開局 - 1980年代[編集]

1990年代[編集]

2000年代[編集]

2010年代[編集]

2020年代[編集]

2020年1月、『SCHOOL OF LOCK!』が金曜23時台へ放送時間を拡大[注 22]。同時間帯は『セカオワLOCKS!』(2020年4月より『LiSA LOCKS!』)、『サカナLOCKS!』をそれぞれ約25分間ずつ放送。

2020年4月、月 - 木20:00 - 21:00に『TOKYO SLOW NEWS』がスタート。『TIME LINE』以来、1年半ぶりに平日夜の報道・情報番組を復活させた。同じく平日深夜に『TOKYO SPEAKEASY』がスタート。また、『LOVE CONNECTION』が月 - 水、金の放送となり、木曜に『サステナ*デイズ』がスタート。

7月1日、『ONE MORNING』の7時台後半部をFM大阪でネット開始。7時台後半に設けられていた東京ローカル枠を同局から他局へ向けてネットするのは、番組内コーナーの部分ネット[注 23]を除き、今回が初めてとなる。

10月、平日昼時間帯を中心に改編が行なわれた。10年半放送されていた『LOVE CONNECTION』が終了し、引き続きLOVEがパーソナリティーを務める『ALL-TIME BEST 〜LUNCH TIME POWER MUSIC~』にリニューアル。また、4年半放送された『高橋みなみの これから、何する?』が9月に終了し、『山崎怜奈の誰かに話したかったこと。』が開始。

2021年3月、『TOKYO SLOW NEWS』が終了。翌月より『News Sapiens』が開始。

オープニング・クロージング[編集]

オープニング
月曜早朝4:55.45から、インターバル・シグナルとして、「シュネルポルカ(Schnellpolka)」が流れる。その後局名告知、中継局と周波数・出力の案内が行われ、ステーションジングルが入る。
クロージング
日曜深夜2:00の時報後(編成によっては深夜3:00の時報後)、ステーションジングルと局名告知、中継局と周波数・出力の案内の後に「歌は終わりぬ(The Song is Ended)」が流れて放送休止となる。
  • インターバル・シグナルの音楽は、1970年の開局から現在まで継続して使用されているほか、局名告知では「こちらは、JOAU-FM エフエム東京。お聴きの放送は、TOKYO FMです」と、会社名と愛称の両方をアナウンスしている。また、クロージングで流れる「歌は終わりぬ(The Song is Ended)」(マントヴァーニ・オーケストラの演奏)は、前身にあたるFM東海の放送終了時も使用されていた。

特例

  • 2012年12月9日のクロージング、12月10日のオープニングでは、"80.Love"のステーションジングルが『秘密結社鷹の爪』とのコラボレーションジングルである「TOHYO(投票) FM」に変更され、さらに局名告知でも「エフエム東京、TOHYO FMです」と、「TOKYO FM」の部分のみ差し替えられていた。コラボレーションの詳細は後述する。コラボレーションは、2013年7月14日のクロージング、7月15日のオープニングでも行われた。
  • 旧アンテナからの最後の放送となった2013年2月10日のクロージングと、新アンテナへの移行を伝える2月11日のオープニング(この日のみオープニングは4:54に放送された)は、中継局と周波数・出力に加え、アンテナの地上高も読み上げられた。オープニングの直後に小林克也による局名告知も放送され、2月24日まで、4:59にTOKYO FMで番組を担当する日替わりパーソナリティーによる局名告知が放送された(普段は月曜朝以外はない。またこの告知は「安部礼司」などキャラクターも含む)。また、2月18日は『秘密結社鷹の爪』のキャラクター(吉田君)がオープニングの局名告知を担当した)。

ジングル[編集]

ステーションジングル[編集]

作曲、歌、コーラスは、SMOOTH ACE重住ひろこ[29]

全国ネット枠の時報後の冒頭ジングル[編集]

2001年4月より「TOKYO FMをキーステーションに」放送する全国ネットの番組(一部を除く)で、時報後約10秒ほどジングルが流れている。

  • 2020年5月1日 - ♪tokyo fm 80〜♪[31]

対外広報活動[編集]

キャッチフレーズ(CI)[編集]

  • Life Time Audio 80.0」(ライフ・タイム・オーディオ エイティ・ポイント・ゼロ
開局50周年を迎えた2020年5月1日より使用開始。ジングルとしては「TOKYO FM 80」(トウキョウエフエム・エイティ)を多用。

TOKYO FM ステーションキャンペーン[編集]

  • 「“EARTH CONSCIOUS” -地球を愛し、感じる心-」(1990年 - 現在)
  • 「“HUMAN CONSCIOUS” -命を愛し、つながる心-」(2005年 - 2011年3月、2012年4月 - [注 29]

EARTH & HUMAN CONSCIOUS」の活動は、コスモ石油とTOKYO FMを中心に、JFN系局合同で行なっている[注 30][注 31][注 32]

「EARTH CONSCIOUS」活動の一環として、毎週月曜日を「Green Monday」と称し、グリーン電力を活用した放送を行っている。

フリーペーパー[編集]

番組の情報やタイムテーブル、番組出演者のインタビューを載せたフリーペーパー「Monthly Timetable」[注 33] を毎月末に発行している。主要CDショップのほか、tokyo fmホームページより入手可能[注 34]

アナウンサー[編集]

Category:TOKYO FMのアナウンサーも参照[33]

災害関連[編集]

全国ネットワークを保有する日本で唯一の民放FM[注 3]である。

  • 2011年3月11日14時46分 - 東日本大震災18日までの一週間、特別編成となる。
    • 3月11日、12日はTOKYO FMアナウンサー、またはTOKYO FMで番組を担当するフリーアナウンサーがおおむね3時間〜4時間を受け持つ形で放送。
    • 13日以降は、TOKYO FMの番組編成の区切りごとにDJが出演する。なお、『SCHOOL OF LOCK!』は単独番組で編成された。
    • 18日の『クロノス』から通常編成に戻り、NEWSやTRAFFICにおけるTFMジングルが放送されるようになった。但し企業各社の番組スポンサード自粛は継続。
    • 震災関連番組として、『特別番組 音楽のチカラ』を東京ローカル、全国ネット、東北・東京ネットで随時放送。
  • その他、地震、台風、記録的豪雨等、災害発生時は、通常番組を変更し、報道特別番組となる場合がある。

新型コロナウイルス関連[編集]

  • Ginza Sony Park Studioからの公開生放送番組は、2020年2月28日からTOKYO FMスタジオアースギャラリーからの非公開放送に切り替えられた。
  • 2020年4月16日、報道・情報センター勤務の男性社員が、4月15日付で新型コロナウイルスに感染したと発表。安倍首相(当時)が緊急事態宣言を発出した衆院議院運営委員会を傍聴していた[46]
    • 上記に伴い、各ワイド番組では一定期間TOKYO FM外の場所から放送するリモート放送の措置が取られた。
    • 上記の措置終了後も、番組ごとに状況に応じてリモート放送を実施している。

FM放送以外の事業[編集]

映画[編集]

在京テレビキー各局と共同制作することが多い。

出版[編集]

  • 地球音楽ライブラリーシリーズ
  • 世界の中心で、愛をさけぶ(ラジオドラマCDブック)
  • ブーアの森
  • 日本昔ばなし 〜フェアリーストーリーズ - ホリプロ45周年を記念して同事務所の所属タレントが朗読する書籍扱いのCD。
  • SCHOOL OF LOCK! DAYS
  • SCHOOL OF LOCK! DAYS2
  • SCHOOL OF LOCK! DAYS3
  • SCHOOL OF LOCK! DAYS4
  • 放送室
  • discord
  • AVANTI Cocktail Book - 『SUNTORY Saturday Waitingbar AVANTI』から生まれたカクテル読本。2007年に第2作が出版。
  • あ、安部礼司 脚本集(Vol.1 - Vol.7) - 『あ、安部礼司』内で声優陣が読み上げた内容がそのまま移してある(アドリブは含まない)。Vol毎にシーズンが分かれている。
  • 空散歩日和 - 堀江由衣のフォトエッセイ集。

テレビ放送事業[編集]

レストラン運営[編集]

「TFM RESTAURANTS」として、3店のレストランを運営していた。また☆印の店はクーポンを発行していた。

その他[編集]

不祥事[編集]

不正会計問題[編集]

2019年(令和元年)5月29日、2019年3月期決算の会計監査において、会計上及び内部統制上の問題が発見されたとして、事実関係を調査する第三者委員会を設置したことを明らかにし、合わせて同日予定されていた決算発表を延期した。エフエム東京(TFM)によれば、過年度を含む決算において、連結対象の範囲について会計上・内部統制上の問題があり、監査法人から監査報告書を受け取れなかったことによる[47][48]

併せて11人の取締役のうち、冨木田道臣会長や千代勝美社長を始めとする7人が、同年6月25日の株主総会を持って退任し、ジャパンエフエムネットワーク社長の黒坂修が新社長に就任するなど、経営体制が刷新される事になった[48][49]

同年8月21日に第三者委員会による調査報告書を公表、その中で2017年3月期から2019年3月期の連結決算に関連し、V-Low帯マルチメディア放送サービス「i-dio」の事業不振で生じた赤字を隠す目的で、損失を抱えた子会社を連結対象から外す不正な株取引があったと発表した。これによればi-dioのコンテンツプロバイダーであるTOKYO SMARTCAST(TS)で生じた赤字を隠すため、2017年3月期に千代前社長が知人の企業にTS社の株式を購入するよう依頼、知人企業がTS社の株式3,000株を引き受け1.5億円を出資した。これによりTFMのTS社に対する持ち株比率が下がるが、株式の引受期間が3ヶ月の約束となっていたことから、TFM子会社のジグノシステムジャパンが2,000株を買い戻し、知人に対し顧問料の名目で総額396万円が支払われた。報告書ではこの経緯から一連の取り引きは「出資」ではなく「融資」であると判断している[50][51][52]

報告書ではこの他にも、i-dioのソフト事業者である東京マルチメディア放送とTS社との間で締結された、i-dioアプリのダウンロードを促進させる業務委託契約がTS社支援を目的としたものであり、TS社に支払われた4,000万円が過大であったこと、銀行を介してTS社に貸し付けを行った際、必要な取締役会への報告を怠ったこと、TFMのラジオ番組に関する広告会社との取引にTS社を関与させて手数料を供与してたことなども問題点として指摘、またTS社の取締役の過半数をTFMやグループ会社の役職者で占めているため、TS社が連結子会社であると認定している[50][52]

一連の問題行為について、報告書では冨木田前会長や千代前社長など、i-dio事業に関与した多数の役職員によって組織的に行われたと指摘、i-dio事業全体の状況が芳しく無く、これが社外取締役を含むTFMの取締役や株主等に広く共有され、撤退を含めたi-dio事業の抜本的な見直しや事業を推進してきた経営陣の責任が問われるため、これを回避する目的が動機だったとしている。また冨木田前会長の代表取締役としての在任期間が長く、権限が集中し、異を唱えることができない企業風土ができあがった事も、問題点として指摘している[51][52]

第三者委員会の報告書を受けて、記者会見した黒坂社長は「公共性の高い放送事業者としてあってはならない。心より深くおわび申し上げる」と謝罪、9月末を目処に修正した過年度と2019年3月期の連結決算を公表するとともに、企業ガバナンス体制の再構築を進める。また旧経営陣に対しても、損害賠償請求訴訟を起こすことも検討している[50]

10月8日に2019年3月期及び修正した過年度の決算を発表、過年度分は下方修正したほか、2019年3月期決算はi-dio事業の不振やFM放送の広告収入の伸び悩みから売上高は前期比2%減の181億円となり、さらにi-dio事業に関する特別損失を計上したことで、最終損益は83億円の赤字となった。こうした事から、8月の記者会見時ではi-dioの事業継続を目指してパートナー候補の企業と協議を進めてきたものの、TFMが同事業に対して財務的な限界に達したことから、今後追加の投融資を行わないと取締役会で決議し、同事業からの撤退を決定した。今後はi-dio事業の主体であるジャパンマルチメディア放送が有力な事業パートナー候補との交渉を中心に引き続き事業継続の検討を進めとしていた[53][54]。しかし、最終的には同年12月25日に2020年3月31日をもって放送を終了すると発表した[55][56]

今後の予定・その他[編集]

TOKYO FMは、総務省にVHF-Low帯(95〜108MHz)の利活用方策に、既存FM局が広域放送を実施できるよう、そのための周波数の配分、またFM中継局用の周波数の追加配分を希望・提案している[57][58]

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

  1. ^ FM愛知FM大阪に次ぐ。
  2. ^ ただし、傘下であるジャパンエフエムネットワーク(JFNC)制作のファイル配信の番組は平日には放送せず、土日のみ放送している。また同社の番組はInterFM897(2020年9月にJFNCが全株式を取得と同時にJFNの特別加盟局入り。2021年6月現在、JFNCが筆頭株主となっている)でも2020年11月より放送されている。
  3. ^ a b JFL·ジャパンエフエムリーグは四大都市にしか参加局を持っていない。
  4. ^ 2005年より代表取締役会長、2009年より取締役相談役
  5. ^ 「見えるラジオ」は株式会社エフエム東京の登録商標(第4005056号)。コールサインはJOAU-FCM
  6. ^ 新ロゴの表記は「Tokyofm」へ変更されたが、ステーションネームの綴り自体は大文字のまま。
  7. ^ TOKYO FMホームページでは、「多摩・武蔵野」とアナウンスされている。
  8. ^ FMセンター7階に同所完成当時からあった生放送専用スタジオ。2000年にアースギャラリーに改修されるまでは、基本的にQスタジオのみで生番組を制作していた。
  9. ^ Blue Ocean』、『ALL-TIME BEST』(Ginza Sony Park Studioからの放送休止以後)、『サステナ*デイズ』、『THE TRAD』、『News Sapiens』、『SCHOOL OF LOCK!』(「生放送教室」と呼ばれている)
  10. ^ TOKYO TEPPAN FRIDAY』、『SCHOOL OF LOCK! 教育委員会』、『COUNTDOWN JAPAN』、『桑田佳祐のやさしい夜遊び』、『やまだひさしのラジアンリミテッドF
  11. ^ JFN配信番組についても、FMセンター内のスタジオのいくつかを「JFN配信番組専用」として占用している。これは後からできたJFNセンターには生番組や録音番組を制作・放送するスタジオやマスターなどの「放送局としての機能」を持ち合わせていないこともあるが、JFNセンター開設前からFMセンターでJFNの番組制作を行っていたという事情にもよる。なお、JFN用のスタジオは入口上の表示灯にJFNロゴが描かれている。
  12. ^ ディア・フレンズ』、『SCHOOL OF LOCK!』内の「GIRLS LOCKS!」・「ARTIST LOCKS!」、『松任谷由実のYuming Chord』など。
  13. ^ 東海大学付属望星高等学校の授業番組。FM東海で1959年6月1日 より放送。エフエム東京に引き継ぎ後は平日の早朝と夜間(5:00 - 6:30、18:30 - 20:48。日曜・祝日を除くに放送。のちに『高校通信教育講座』の番組名となり、1988年に一般地上波での放送が終了。テーマ曲はサン=サーンス動物の謝肉祭』より「白鳥」。
  14. ^ 地上波放送後は、専用受信機を要する「超短波音声多重放送」(1998年廃止)に移行し、更に1995年からはミュージックバードに移管。現在はインターネットを活用した通信教育講座に移行。
  15. ^ Lo-D」は、当時の日立製作所のオーディオブランド。1970年代は、家電メーカーがオーディオの専門ブランドを持つことが多く、そうしたブランド(Technicsなど)も番組スポンサーとなっていた。
  16. ^ 1985年以降のライバル局の増加(同年10月にエフエム群馬、12月にはFMヨコハマ1988年8月にエフエム富士(当時はJFN系列に加盟。差別化を図るため1992年に独立局となった)、10月にJ-WAVEエフエム埼玉1989年10月に、千葉県ベイエフエムが開局。)やネット局を抱える事情と考えられる。
  17. ^ 1990年代中盤までは、J-POPを『ジャパニーズ・ポップス・リフレイン』という表現を用いて放送していた。J-POPという名称が、J-WAVEから生まれたものであるため。
  18. ^ 番組制作の効率化の観点から、TFM制作『6Sence』とJFNC制作『*good Morning! That's Wakeman Show』の平日朝のワイド番組が統合され、TFM制作としてスタート。
  19. ^ タイムテーブル上は5:00起点だが、実際の番組構成上は6:00であったため
  20. ^ 以前放送の『Bible』と似た形式
  21. ^ かつての『ワールド・オブ・エレガンス』などはすべてあらかじめ収録してあったものである
  22. ^ 22時台とあわせて23:30 - 23:55に放送されていたことがあったが、金曜23時台の放送は3年半ぶりとなった。なお、2019年4月 - 12月の金曜23時台は、派生番組『SCHOOL OF LOCK! UNIVERSITY』が放送されていた。
  23. ^ 『クロノス』内の『三井住友アセットマネジメント マーケットレポート』(2009年4月 - 2012年3月、大阪・愛知へネット)や『クロノス』→『ONE MORNING』内の『NOEVIA Song of Life』(2014年4月より大阪へネット)など
  24. ^ 2020年9月まで、古賀涼子元アナウンサーが担当。古賀は2019年12月に退社しているが、退社後もしばらく使用していた[28]
  25. ^ 同日よりTOKYO FM NEWSTOKYO FM トラフィックレポート、ドライバーズ・インフォで使用されるジングルもリニューアルされた。
  26. ^ 越智啓斗のMORNING FREEWAY』のオープニングでも「TOKYO FM」のフレーズを外したものが使われていた(一部地域にネットしていたため)。
  27. ^ 短いバージョンはTOKYO FM NEWS、TOKYO FM トラフィックレポートのジングルとしても使用されていた。
  28. ^ 同日よりTOKYO FM NEWSTOKYO FM トラフィックレポート、ドライバーズ・インフォで使用されるジングルもリニューアルされた(TOKYO FM NEWS♪、TOKYO FM トラフィックレポート♪、TOKYO FM TOKYO FM 80.Love♪など、m-flo時代と異なりそれぞれジングルは異なるものが使用されている。)。
  29. ^ 東日本大震災発生で1年間中断。ただし、特別番組の理念は“ヒューマン・コンシャス”に基づくことを説明している。
  30. ^ 競合する石油元売他社のCMは引き受けない。
  31. ^ コスモ ポップス ベスト10』も三菱電機の後を継いで一社提供しているので、流れるのはコスモのもののみ(後番組の『COSMO POPS STATION』もスポンサーごと引き継いだ)。ただし「番組」を買って流すものではJX日鉱日石エネルギー(『DREAMS COME TRUE 中村正人の ENERGY for ALL』)があるほか、かつてはJA-SS(『JA-SS NEWS ALIVE』)なども流れた。ただし、あくまで「枠」を買ったり、その枠のみのスポンサードであるため、P・T枠などでいつも流れるものではない。
  32. ^ この数年はイメージキャラクター出演のCM(2009年からは加藤夏希)、ALA(アミノレブリン酸)にまつわるもの(CV:釘宮理恵)、年末には全国のコスモ石油SS店のスタッフによるあいさつ等が流れている。こちらも参照
  33. ^ CIが導入された、2009年2月号からの名称。2008年9月号までは「80(ハチジュウ)」、2008年10月号〜2009年1月号は「ハチジュウ」の名称で発行していた。
  34. ^ 以前は、渋谷スペイン坂スタジオや一部のコンビニなどでも入手できた。
  35. ^ テレビ熊本に在籍していた2008年に急死。

出典[編集]

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外部リンク[編集]