Expressions

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Expressions
竹内まりやベスト・アルバム
リリース
ジャンル J-POP
時間
レーベル MOONWARNER MUSIC JAPAN
プロデュース 山下達郎 & 竹内まりや
チャート最高順位
  • 週間1位(3週連続、オリコン
  • 2008年10月度月間1位(オリコン)
  • 2008年11月度月間2位(オリコン)
  • 2008年度年間11位(オリコン)
  • 登場回数151回(オリコン)
ゴールドディスク
  • ミリオン(日本レコード協会
  • 竹内まりや 年表
    Denim
    2007年
    Expressions
    (2008年)
    TRAD
    2014年
    EANコード
    EAN 4943674083886(初回限定盤)
    EAN 4943674083909(通常盤)
    『Expressions』収録のシングル
    テンプレートを表示

    Expressions』(エクスプレッションズ)は、2008年10月1日MOON RECORDSワーナーミュージック・ジャパン)から発売された竹内まりやの通算3枚目のベスト・アルバム

    目次

    概要[編集]

    1994年発売のベスト・アルバム『Impressions』から14年、自身のデビュー30周年を記念して発売されたオールタイム・ベスト・アルバム。

    竹内の音楽活動を振り返ると、おおよそ3つの体系に分類され、1978年のデビューから1981年までの3年余に在籍したRCA(当時)には、他の作家から提供された作品を歌う“シンガー”としての活動が主だったが、しばらくの休業期間を経て1984年にムーン・レーベル移籍後は、自作自演の“シンガー・ソングライター”へとスタイルを変えていった。また、それとは別に“ソングライター(作詞・作曲家)”として他シンガーへの作品提供も活発に行って来た。

    30周年を記念して作られたこのベスト・アルバムは、竹内自身の企画・選曲にもとづき、さらにそれにWEBサイトとCDショップにて行われたファン投票の結果を加味して「シンガー」「ソングライター(セルフカバー作品)」「シンガー・ソングライター」という3つの音楽的特質を、ほぼ年代順にたどった3枚組、全42曲で構成されている[1]

    アルバム発売前に公表されたファン投票上位3曲は、以下のとおり(NHKSONGS」1周年記念特番にて発表)。
    • 1位:駅
    • 2位:人生の扉
    • 3位:元気を出して

    プロモーション[編集]

    CMは加藤ローサが「カムフラージュ」、伊東美咲が「元気を出して」、財前直見が「純愛ラプソディ」をそれぞれ、竹内の楽曲のサビを台詞として演じるというもの。3人はTBS系で2008年10月6日から3夜連続で放送されたスペシャルドラマ『恋うたドラマSP』で主演を務めており、口ずさむ楽曲は各人が演じる物語のタイトルと一致している。

    アートワーク、パッケージ[編集]

    本作は3枚のディスクに全曲デジタル・リマスターによる合計42曲を収録。前作のベスト・アルバム『Impressions』からは「明日の私」を除く14曲が全て含まれている。さらに初回限定盤付属のボーナスディスクには人気投票での上位10曲の「オリジナル・カラオケ」が収録されている。初回限定盤は4面デジパックBOX仕様。また初回限定盤・通常盤とも、竹内本人による曲目解説、天辰保文・山下達郎による解説を収載した60ページのブックレットを封入。値段は初回限定盤、通常盤ともに3,980円(税込)となっている。

    アルバムのには以下のキャッチコピーが記載されている。

    人生のところどころに彼女がいました

    チャート[編集]

    2008年10月13日付けのオリコン・アルバムウィークリーチャートにて初登場1位を記録。53歳7か月での首位達成は女性アーティスト最年長記録(当時)となり、前作の『Denim』(52歳2か月)を更新した。また、デビューから首位達成最長記録29年11か月となり、松任谷由実(『sweet,bitter sweet〜YUMING BALLAD BEST』2001年12月3日付)が持つデビューからの首位達成最長記録29年5か月を6年10か月ぶりに更新した[2]。その後10月27日付けの同チャートまで首位をキープ。初登場からの連続首位記録を3週に伸ばし、自身にとって、1980年3月のLPランキング3週連続首位を記録した『LOVE SONGS』以来28年7か月ぶりの記録で、50代以上のアーティストとしては初の快挙となった[3]

    2013年5月に日本レコード協会からミリオン認定され、発売から4年7か月でのミリオン認定となった。

    収録曲[編集]

    全作詞・作曲:竹内まりや、編曲:山下達郎(特記除く)

    Disc 1[編集]

    1. 戻っておいで・私の時間
      作詞:安井かずみ 作曲:加藤和彦 編曲:瀬尾一三
      デビューシングル。1stアルバム『BEGINNING』収録曲。服部克久の編曲による別バージョンは公認ベスト盤『VIVA MARIYA!!』に収録されている。
    2. グッドバイ・サマーブリーズ
      作詞:竜真知子 作曲林哲司 編曲:Al Capps
      1stアルバム『BEGINNING』収録曲。
    3. ドリーム・オブ・ユー〜レモンライムの青い風〜[Single Version]
      • 作詞:竜真知子 作曲:加藤和彦 編曲:瀬尾一三
      • 2ndシングル。シングルバージョンがCD化されたのは、本作が初である。このシングルバージョンのイントロが、ドナ・サマーの楽曲「アイ・リメンバー・イエスタディ」に酷似しており、シングル発売後にこの事実が発覚した。当時竹内まりやを担当していたディレクターがそのことに激怒し、アルバムバージョン(2ndアルバム『UNIVERSITY STREET』および公認ベスト盤『VIVA MARIYA!!』収録)の編曲は山下達郎が担当することとなった。シングル発売当時の麒麟麦酒(現・キリンビバレッジ)「キリンレモン」CMソングで、当時のキリンレモンのキャッチコピー「レモンライムの青い風」がタイトルおよび歌詞に含まれている。
    4. 涙のワンサイデッド・ラヴ
      • 作詞・作曲:竹内まりや 編曲:山下達郎
      • 2ndアルバム『UNIVERSITY STREET』および公認ベスト盤『VIVA MARIYA!!』収録曲。作詞・作曲が竹内、編曲が山下となる楽曲は、この曲が初めてとなった。
    5. September
      • 作詞:松本隆 作曲・編曲:林哲司 コーラスアレンジ:EPO
      • 3rdシングル。スマッシュヒットとなり、年末の賞レース等でも多く歌われた。本人も「特に思い入れのある楽曲」だと語る。
      • 3rdアルバム『LOVE SONGS』および公認ベスト盤『VIVA MARIYA!!』収録曲。
    6. 不思議なピーチパイ
      • 作詞:安井かずみ 作曲:加藤和彦 編曲:加藤和彦、清水信之
      • 4thシングル。初のベストテンヒットとなった曲。この曲でテレビ番組への露出が増え、竹内まりやの認知度は一挙に拡大した。
      • 3rdアルバム『LOVE SONGS』および公認ベスト盤『VIVA MARIYA!!』収録曲。
    7. 象牙海岸
      • 作詞:松本隆 作曲・編曲:林哲司
      • 3rdアルバム『LOVE SONGS』収録曲。当時行われていたコンサートツアーではよく歌われていた。2008年10月23日東京国際フォーラムにて行われた「林哲司活動35周年記念コンサート」にシークレットゲストとして出演した際、「September」と共に歌われた。
    8. 五線紙
    9. Morning Glory
    10. 僕の街へ
      • 作詞:竹内まりや 作曲・編曲:林哲司
      • 5thアルバム『PORTRAIT』および公認ベスト盤『VIVA MARIYA!!』収録曲。
    11. ボーイ・ハント(Where The Boys Are)
    12. 恋のひとこと(Something Stupid)
      • 作詞・作曲:Carson Parks 編曲:山下達郎・服部克久
      • 『Longtime Favorites』収録曲。大瀧詠一とのデュエット。
    13. Never Cry Butterfly
    14. Let It Be Me [Studio Version]

    Disc 2[編集]

    1. リンダ
      • 5thアルバム『PORTRAIT』収録曲を、『Impressions』にてリテイクしたもの。親友であるアン・ルイスに捧げた曲で、「リンダ」はアン・ルイスのミドルネームである。
    2. もう一度
    3. マージービートで唄わせて
      • 『VARIETY』およびベスト・アルバム『Impressions』収録曲であり、後に11thシングルとしてシングルカット。若かりし日のザ・ビートルズへの思いを語った楽曲。
    4. 本気でオンリーユー(Let's Get Married)
      • 10thシングル「もう一度」のカップリング曲、及び『VARIETY』、ベスト・アルバム『Impressions』収録曲。当時の都合で英語だけの表記出来なかったため、後から邦題が付けられた。
    5. プラスティック・ラヴ
      • 『VARIETY』収録曲。山下も自身のライブでカバーしており、ライブアルバム『JOY』にも収録されている。
    6. 恋の嵐
      • 13thシングル、及び7thアルバム『REQUEST』、ベスト・アルバム『Impressions』収録曲。
    7. 元気を出して
      • 薬師丸ひろ子へ提供した楽曲で、『REQUEST』にてセルフカバーした。後に17thシングルとしてシングルカットされた。本アルバムの発売に先立って、竹内本人と高畑充希が出演するPVがつくられた。ベスト・アルバム『Impressions』にも収録されている。
    8. 色・ホワイトブレンド
      • 中山美穂へ提供した楽曲で、『REQUEST』にてセルフカバーした。
    9. けんかをやめて
      • ストリングスアレンジ:服部克久
      • 河合奈保子へ提供した楽曲で、『REQUEST』にてセルフカバーした。ベスト・アルバム『Impressions』にも収録されている。
      • ストリングスアレンジ:服部克久
      • 中森明菜へ提供した楽曲で、『REQUEST』にてセルフカバーし、16thシングル「AFTER YEARS/駅」としてシングルカットもされた。ベスト・アルバム『Impressions』にも収録されている。
    10. Forever Friends
      • 8thアルバム『Quiet Life』およびベスト・アルバム『Impressions』収録曲で、後にシングルカットされた「幸せの探し方」のカップリング曲としても収録された。
    11. シングル・アゲイン
    12. 告白
      • 19thシングルであり、『Quiet Life』およびベスト・アルバム『Impressions』収録曲。『火曜サスペンス劇場』の主題歌第2弾として、この曲も大ヒットとなった。
    13. マンハッタン・キス
      • 20thシングルであり、『Quiet Life』およびベスト・アルバム『Impressions』収録曲。

    Disc 3[編集]

    1. 家に帰ろう (マイ・スイート・ホーム)
      • 8thアルバム『Quiet Life』およびベスト・アルバム『Impressions』収録曲。後に21stシングルとしてシングルカットされた。
    2. 純愛ラプソディ
      • 24thシングルであり、ベスト・アルバム『Impressions』収録曲。
    3. 毎日がスペシャル
      • 9thアルバム『Bon Appetit!』収録曲であり、後に30thシングルとしてシングルカットされた。
    4. カムフラージュ
      • 27thシングルで、『Bon Appetit!』収録曲。
    5. 今夜はHearty Party [Single Mix]
      • 25thシングルで、シングルバージョンとしてはこれが初収録となる。SMAP木村拓哉がコーラス、及び台詞で参加している曲として有名である。
      • 9thアルバム『Bon Appetit!』に、2001 Remix Version が収録されている。
    6. 天使のため息
      • 28thシングルで、『Bon Appetit!』収録曲。
    7. すてきなホリデイ
      • オーケストラアレンジ:服部克久
      • 『Bon Appetit!』収録曲で、後にシングルカットされた「ノスタルジア」のカップリング曲としても収録された。
    8. 真夜中のナイチンゲール
      • 29thシングルで、『Bon Appetit!』収録曲。
    9. 返信
      • 32ndシングルで、10thアルバム『Denim』収録曲。
    10. みんなひとり
      • 松たか子へ提供した楽曲で、『Denim』にてセルフカバーした。
    11. チャンスの前髪
      • 35thシングル。
    12. うれしくてさみしい日(Your Wedding Day)
      • 36thシングル。
    13. 幸せのものさし
      • 36thシングル。
    14. 人生の扉
      • 『Denim』収録曲であったが、非常に人気がある楽曲であったため、後に「チャンスの前髪」と両A面シングルとしてシングルカットされた。

    Disc 4 / Original Karaoke [ボーナスCD][編集]

    初回盤のみのボーナスディスク。人気投票での上位10曲となった楽曲のオリジナル・カラオケが収録されている。

    1. 人生の扉
    2. 元気を出して
    3. 不思議なピーチパイ
    4. 家に帰ろう(マイ・スイート・ホーム)
    5. September
    6. シングル・アゲイン
    7. カムフラージュ
    8. 純愛ラプソディ
    9. もう一度

    スタッフ・クレジット[編集]

    スタッフ[編集]

    Produced by 山下達郎 & 竹内まりや
    Exective Producer : 小杉理宇造 [Smile Company]
    吉田敬 [WMJ]
     
    Archive Engineer : 中村辰也 at Planet Kingdom
    Mixing Engineer : 益本憲之、佐藤康夫、吉田保、中村辰也
    Mastering Engineer: 原田光晴 at JVC Mastering Center
     
    Art Direction & Design: 石川絢士 [the GARDEN]
    Cover Photography : 鶴田直樹
    Inner Photography : 菊地英二
    Visual Team : 斉藤伸子 (Stylist)
    松浦美穂 (Hair)
    COCO (Make-Up)
     
    Artist Management : Smile Company
    Promotion & Sales : Warner Music Japan
    Best Friend : Lachie Rutherford [WMJ]
     
    大滝詠一 by the courtesy of Sony Music Records Inc. / The Niagara Enterprises.
    杉真理 by the courtesy of Sony Music Records Inc.
    伊藤銀次 by the courtesy of Polystar co.,ltd.
    佐藤博 by the courtesy of ALFA RECORDS, INC.
    薬師丸ひろ子 by the courtesy of EMI Music Japan Inc.
    本田雅人 by the courtesy of Sony Music Records Inc.
    佐橋佳幸 by the courtesy of UNIVERSAL STRATEGIC MARKETING JAPAN, A UNIVERSAL MUSIC COMPANY
    木村拓哉 by the courtesy of Victor Entertainment, Inc.
    松たか子 by the courtesy of BMG JAPAN, INC.
    原由子 by the courtesy of TAISHITA / Victor Entertainment, Inc.
     
    Disc-1 Track-1〜10, Disc-4 Track-4, 6 Licensed by BMG JAPAN, INC.
    Disc-1 Track-11〜14, Disc-2 Track-1, 11〜14, Disc-3 Track-1〜14, Disc-4 Track-2, 5, 7〜9 Licensed by TENDERBERRY & HARVEST INC.
    Disc-2 Track-2〜10, Disc-4 Track-1, 3, 10 Licensed by SMILE PUBLISHERS INC.

    リリース日一覧[編集]

    地域 タイトル リリース日 レーベル 規格 カタログ番号 備考
    日本 Expressions 2008年10月1日 MOONWARNER MUSIC JAPAN 4CD WPCL-10611/4 初回限定盤
    ベスト・オブ・オリジナル・カラオケCD付、4面デジパックBOX仕様。
    3CD WPCL-10615/7 通常盤

    関連項目[編集]

    脚注[編集]

    1. ^ 竹内まりや30周年記念ベストの収録内容が明らかに”. ナタリー. 株式会社ナターシャ (2008年7月28日). 2008年7月28日閲覧。
    2. ^ 竹内まりや、女性歌手史上最長キャリアでの首位獲得!”. ORICON STYLE. 株式会社oricon ME (2008年10月7日). 2008年10月7日閲覧。
    3. ^ 50代以上で史上初!竹内まりやベスト3週連続1位”. ナタリー. 株式会社ナターシャ (2008年10月21日). 2008年10月21日閲覧。
    4. ^ “山下達郎&竹内まりやデュエットソング、松下奈緒主演ドラマの劇中歌に決定”. 音楽ナタリー. (2016年4月5日). http://natalie.mu/music/news/182336 2016年4月5日閲覧。 

    外部リンク[編集]

    Warner Music Japan