コンテンツにスキップ

色・ホワイトブレンド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「色・ホワイトブレンド」
中山美穂シングル
初出アルバム『COLLECTION
B面 ときめきの季節シーズン
リリース
ジャンル ポップス[1]
歌謡曲
レーベル キングレコード
作詞・作曲 竹内まりや
清水信之(編曲)
チャート最高順位
中山美穂 シングル 年表
BE-BOP-HIGHSCHOOL
(1985年)
色・ホワイトブレンド
(1986年)
クローズ・アップ
(1986年)
テンプレートを表示

色・ホワイトブレンド」(いろ・ホワイトブレンド)は中山美穂の4枚目のシングル。1986年2月5日にキングレコードからリリースされた。

背景

[編集]

表題曲「色・ホワイトブレンド」は中山自身が出演した資生堂 '86 春キャンペーンのCMソングに採用された[3]CMキャッチコピーも曲タイトル同様 ″色・ホワイトブレンド″ だった。表題曲、B面曲ともに初起用となるシンガーソングライター竹内まりやが楽曲を提供しており、レコーディングの際、竹内は当時まだ小さかった子供を夫の山下達郎に預けてスタジオを訪れ、英語の発音や唄い方などを中山に指導した。本作は中山のシングルとして初めて20万枚を超える売上を記録した。

発売当初中山は、自身がパーソナリティを務めるラジオ番組中山美穂 ちょっとだけええかっこC」(ニッポン放送)において、「コンサートでこの曲が始まったら、ハンカチ、タオル、帽子、何でもいいから白い布を振って欲しい。それでリスナー同士が互いに認識出来ると思う」と呼びかけた。

竹内は自身のアルバム『REQUEST』の中でこの曲をセルフカバーしている。また、2013年発売のコンピレーション・アルバムMariya's Songbook』のライナーノーツには、1997年に中山が出演し竹内が主題歌を担当したフジテレビ系のドラマ『眠れる森』の打ち上げの際、久々の再会を果たしたという竹内本人によるエピソードが綴られている。

2019年発売のスタジオ・アルバムNeuf Neuf』には、中山による新録音のセルフカバーが収録されている。

B面曲「ときめきの季節」の歌詞の一節 ”はにかんでるこの唇” の部分は、デモテープの段階で ”白く光るこの唇” だったものが変更されている[4]。竹内のアルバム『Mariya's Songbook』の初回盤には、この曲のデモ音源が収録されている。

収録曲

[編集]
  1. 色・ホワイトブレンド
    作詞・作曲:竹内まりや / 編曲:清水信之
  2. ときめきの季節シーズン
    作詞・作曲:竹内まりや / 編曲:清水信之

収録アルバム

[編集]

色・ホワイトブレンド

ときめきの季節シーズン

カバー

[編集]

色・ホワイトブレンド

ときめきの季節シーズン

  • 竹内によるデモ音源 - コンピレーション・アルバム『Mariya's Songbook(初回盤)』(2013年)収録。

楽曲使用

[編集]

脚注

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ 中山美穂 – 色・ホワイトブレンド (1986, Vinyl)”. Discogs. 2023年6月30日閲覧。
  2. ^ 中山美穂のランキング情報”. ORICON NEWS. oricon ME. 2023年6月25日閲覧。
  3. ^ 小川博司、小田原敏、栗谷佳司小泉恭子、葉口英子、増田聡『メディア時代の広告と音楽 変容するCMと音楽化社会』新曜社、2005年11月30日、235頁。ISBN 4-7885-0970-9。C1036。 
  4. ^ a b 竹内 2013

参考資料

[編集]

外部リンク

[編集]