記念に

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

記念に』(きねんに)は、松本清張短編小説。『小説新潮』1978年10月号に『清張短篇新集』第8話として掲載され、1979年12月に短編集『隠花の飾り』収録の1作として、新潮社より刊行された。

1986年にテレビドラマ化されている。

あらすじ[編集]

銀行員の寺内良二は、鉄鋼会社勤務の福井滝子と交渉を持っていた。滝子は良二より四つ年上だったが、離婚歴があった。良二の兄は弟に、滝子と別れるよう説得してきた。良二は兄にも両親にも秘したまま、滝子との関係を続けた。滝子は姉さん女房のように奉仕し、毎朝、駅のホームで良二の昼弁当を手渡した。滝子の心遣いが、次第に良二の重荷と感じられるようになった。が、優柔不断な良二は、滝子との間を清算する決断がつけられなかった。

やがて兄嫁から良二に見合い話が来た。良二は縁談に同意する。良二から話を聞いた滝子は、結婚を祝福した。良二と滝子の間はそれで最後となるはずだった。しかし…。

テレビドラマ[編集]

松本清張サスペンス 隠花の飾り
記念に…
ジャンル テレビドラマ
原作 松本清張『記念に』
脚本 山田信夫
監督 林宏樹
出演者 藤真利子ほか
製作
制作 関西テレビ
放送
放送国・地域 日本の旗 日本
放送期間 1986年5月5日
放送時間 22:02 - 23:24
放送枠 関西テレビ制作・月曜夜10時枠の連続ドラマ
放送分 82分
回数 1

ドラマタイトル『記念に…』。関西テレビ制作・フジテレビ系列(FNS)1986年5月5日22時2分 - 23時24分に「松本清張サスペンス 隠花の飾り」の1作として放映された。第2回文化庁芸術作品賞(テレビ部門)受賞作品。視聴率16.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

関西テレビ制作・フジテレビ系列 松本清張サスペンス・隠花の飾り
前番組 番組名 次番組
-
記念に
(1986.5.5)
足袋
(1986.5.12)