瀬戸内寂聴

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瀬戸内 寂聴
(せとうち じゃくちょう)
Setouchi Jakucho.png
瀬戸内寂聴(2012年)
ペンネーム 三谷 晴美
誕生 1922年5月15日(93歳)
日本の旗 日本 徳島県徳島市塀裏町
職業 小説家
国籍 日本の旗 日本
教育 学士文学
最終学歴 東京女子大学国語専攻部
活動期間 1956年 -
ジャンル 小説
代表作 夏の終り』(1963年)
『花に問え』(1992年)
『場所』(2001年)
主な受賞歴 新潮同人雑誌賞(1956年)
田村俊子賞(1961年)
女流文学賞(1963年)
谷崎潤一郎賞(1992年)
芸術選奨(1996年)
野間文芸賞(2001年)
文化勲章(2006年)
泉鏡花文学賞(2011年)
処女作 『痛い靴』(1956年)
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瀬戸内 寂聴(せとうち じゃくちょう、1922年大正11年)5月15日 - )は、日本の小説家天台宗尼僧。旧名は瀬戸内 晴美(せとうち はるみ)。

僧位大僧正1997年文化功労者2006年文化勲章学歴は徳島県立高等女学校(現:徳島県立城東高等学校)、東京女子大学国語専攻部卒業。学位文学士(東京女子大学)。元天台寺住職現名誉住職。比叡山延暦寺禅光坊住職。元敦賀短期大学学長徳島市名誉市民京都市名誉市民。代表作には『夏の終り』や『花に問え』『場所』など多数。近年[いつ?]では『源氏物語』に関連する著作が多い。これまでの著作により多くの文学賞を受賞した。

経歴[編集]

徳島県徳島市塀裏町の仏壇店瀬戸内商店)を営む三谷家の次女として生まれ、後に父が従祖母の家である瀬戸内家養子となり、女学校時代に晴美も瀬戸内に改姓。

東京女子大学在学中の1943年に21歳で見合い結婚し翌年に女の子を出産、その後夫の任地北京に同行。1946年に帰国し、夫の教え子と不倫し、夫と3歳の長女を残し家を出て京都で生活。

大翠書院などに勤めながら、初めて書いた小説「ピグマリオンの恋」を福田恆存に送る。1950年に正式な離婚をし、東京へ行き本格的に小説家を目指し、三谷晴美のペンネームで少女小説を投稿し『少女世界』誌に掲載され、三谷佐知子のペンネームで『ひまわり』誌の懸賞小説に入選。少女世界社ひまわり社小学館講談社で少女小説や童話を書く。また丹羽文雄を訪ねて同人誌『文学者』に参加、解散後は『Z』に参加。なお長女とは後年出家後に和解したという。

1956年、処女作「痛い靴」を『文学者』に発表、同年「女子大生・曲愛玲」で新潮同人雑誌賞を受賞。その受賞第1作『花芯』で、ポルノ小説であるとの批判にさらされ、批評家より「子宮作家」とレッテルを貼られる。その後数年間は文芸雑誌からの執筆依頼がなくなり、『講談倶楽部』『婦人公論』その他の大衆雑誌、週刊誌等で作品を発表。1959年から同人誌『無名誌』に『田村俊子』の連載を開始。並行して『東京新聞』に初の長編小説『女の海』を連載。この時期の不倫(三角関係)の恋愛体験を描いた『夏の終り』で1963年女流文学賞を受賞し、作家としての地位を確立する。以後数多くの恋愛小説、伝記小説を書き人気作家となるが、30年間、純文学の賞も大衆文学の賞も受賞しなかった。1992年一遍上人を描いた『花に問え』で谷崎潤一郎賞を受賞した。『源氏物語』の現代語訳でもその名を知られている。

修道女を志すも乳児を残して男性と逐電した過去の行状から教会から拒否されたと言う。出家を志して多くの寺社にあたるが拒否されていたが、1973年に今春聴(今東光)大僧正を師僧として中尊寺にて天台宗得度、法名を寂聴とする(戸籍上の氏名は、1987年に天台寺住職となった際に瀬戸内寂聴に改名)。翌年、比叡山で60日間のを経て、京都嵯峨野で寂庵と名付けた庵に居す。尼僧としての活動も熱心で、週末には青空説法(天台寺説法)として、法話を行っていた。1988年に出した『寂聴 般若心経』は1年で43万部を売るベストセラーとなるが、乳児を残して男性と逐電した女が他人に説教できるのか、という批判は根強い。

麻薬で逮捕された萩原健一の更生に尽くしたことや、徳島ラジオ商殺し事件の再審支援などの活動でも有名。山岳ベース事件等で死刑判決を受けた永田洋子とは、永田が獄中で出家して瀬戸内に手紙を書いたことから文通し、控訴審でも証人となった。永山則夫連続射殺事件で死刑執行された永山則夫とも親交がある。また、脳死による臓器移植にも反対している。1991年2月に湾岸戦争の停戦を祈って7日間の断食を行い、4月には救援カンパと故郷徳島の大塚製薬寄付の薬を持ってイラク訪問。同時多発テロの報復攻撃にも抗議し、短期間のハンガーストライキを決行した。また原子力発電にも反対の立場であり「反原発運動に残りの生涯は携わりたい」とインタビューで述べている。

上記のように進歩的文化人的な政治信条を持つが保守系論壇である文藝春秋にも度々寄稿している。また石原慎太郎稲盛和夫などの保守的文化人とも対談集を発刊するなど面識があった。

2005年には、瀬戸内を主人公としたテレビドラマ女の一代記』が放映された。この中でも、1950年ごろ東京に住みだした後も二人の男性と恋愛関係にあった、と語っている。僧侶になったあとも”出家後も肉食もしているし、化粧もしている。男もごめんなさいといいながら肉食している”とトークで語っている。

地方講演などでは主に「笑うこと」が大切であるということを説き、座右の銘は「生きることは愛すること」だという。2007年8月11日、館長を務める徳島県立文学書道館(徳島市)での講演で、加齢黄斑変性のため右目が大部分見えなくなったことを明かした。

「金を取る宗教は偽物」を自らの持論としている。平野啓一郎を「豊潤な才能」と評し、金原ひとみの『蛇にピアス』を「(谷崎潤一郎の)『刺青』が霞んで見える」と評した。

2008年には、いわゆる「ケータイ小説」のジャンルにも進出。スターツ出版が運営するケータイ小説サイト「野いちご」にて、小説「あしたの虹」を「ぱーぷる」のペンネームで執筆していたことを、9月24日の記者会見で明らかにした。ペンネームや登場人物の名前の大半に、瀬戸内が長年携わってきた源氏物語関連からの引用が見られる(「パープル」は「紫式部」・主人公の恋人の「ヒカル」は光源氏、など)。

2012年5月2日脱原発を求める市民団体国有地にも関わらず無許可で設置した経済産業省本館前テント(不法占拠状態)の中で、脱原発を求めて決行したハンガーストライキに参加。ハンガーストライキは日没まで行われた[1]

年譜[編集]

著書[編集]

1960年代まで[編集]

  • 『白い手袋の記憶』朋文社 1957 のち中公文庫
  • 『花芯』三笠書房 1958 のち文春文庫、講談社文庫 
  • 『迷える女』小壺天書房、1959 
  • 『恋愛学校』東方社 1959 のち講談社文庫 
  • 『恋愛獲得講座』和同出版社 1959
  • 『その終りから』浪速書房 1960
  • 『愛の素顔 結婚生活のすべて』徳間書店 1961
  • 田村俊子』文藝春秋新社 1961 のち角川文庫、講談社文芸文庫
  • 『夏の終り』新潮社 1963 のち文庫
  • 『女徳』(高岡智照尼がモデル)新潮社 1963 のち文庫
  • 『ブルーダイヤモンド』講談社、1963 のち文庫 
  • 『女優』新潮社 1964 のち文春文庫(嵯峨美智子がモデル)
  • 『女の海』圭文館 1964 のち集英社文庫 
  • 『女箸』東方社 1964
  • 『妬心』新潮社、1964 のち集英社文庫 
  • 『花野』文藝春秋、1964 のち文庫 
  • 『妻たち』新潮社 1965 のち文庫
  • 『かの子撩乱』講談社 1965 のち文庫(解説:上田三四二
  • 『輪舞』講談社 1965 のち文庫
  • 『道』文化服装学院出版局 1965
  • 『愛にはじまる』中央公論社 1966 のち文庫 
  • 瀬戸内晴美自選作品』全4巻 雪華社 1966-67
  • 『美は乱調にあり』(大杉栄伊藤野枝)文藝春秋 1966 のち角川文庫、文春文庫
  • 『美少年』東方小説選書 1966
  • 『煩悩夢幻』(和泉式部)新潮社 1966
  • 『朝な朝な』講談社 1966 のち文春文庫
  • 『誘惑者』講談社 1966
  • 『瀬戸内晴美傑作シリーズ』全5巻 講談社 1967
  • 『鬼の栖』(本郷菊富士ホテル)河出書房 1967 のち角川文庫
  • 『黄金の鋲』新潮社 1967 のち角川文庫 
  • 『燃えながら』講談社、1967 のち文庫 
  • 『死せる湖』文藝春秋、1967 のち文庫  
  • 『一筋の道』文藝春秋、1967 のち集英社文庫 
  • 『火の蛇』講談社、1967 
  • 『愛の倫理』(エッセイ)青春出版社 1968 のち角川文庫
  • 祇園女御』講談社 1968 のち文庫
  • 『彼女の夫たち』講談社 1968 のち文庫
  • 『あなたにだけ』サンケイ新聞社出版局 1968 のち文春文庫
  • 『情婦たち』新潮社、1968 
  • 『夜の会話』文芸春秋 1968 のち文庫 
  • 『妻と女の間』毎日新聞社 1969 のち新潮文庫
  • 『お蝶夫人 小説三浦環』講談社 1969 のち文庫
  • 『蘭を焼く』講談社 1969 のち文庫(解説:亀井秀雄)、文芸文庫
  • 『嫉妬やつれ』講談社 ロマン・ブックス 1969
  • 『情事の配当』講談社 ロマン・ブックス 1969
  • 『転落の歌』講談社 ロマン・ブックス 1969
  • 『不貞な貞女』講談社 ロマン・ブックス 1969
  • 『身がわりの夜』講談社 ロマン・ブックス 1969
  • 『奈落に踊る』文芸春秋 1969 「奈落」文庫 

1970年代[編集]

  • 『遠い声』(管野スガ)新潮社 1970 のち文庫
  • 『恋川』(桐竹紋十郎)毎日新聞社 1971 のち角川文庫
  • 『純愛』講談社 1971 のち文庫
  • 『ゆきてかえらぬ』文藝春秋 1971 のち文庫
  • 『輪環』文藝春秋 1971 のち文庫(解説:亀井秀雄
  • 『おだやかな部屋』河出書房新社、1971 のち集英社文庫 
  • 『薔薇館』講談社、1971 のち文庫 
  • 『余白の春』(金子文子)中央公論社 1972 のち文庫
  • 瀬戸内晴美作品集』全8巻 筑摩書房 1972-73
  • 京まんだら』講談社 1972 のち文庫
  • 『美女伝』講談社、1972 のち集英社文庫 
  • 『みじかい旅』文藝春秋、1972 のち文庫 
  • 『放浪について』講談社、1972 のち文庫  
  • 瀬戸内晴美長編選集』全13巻 講談社 1973-74
  • 『中世炎上』(後深草院二条)朝日新聞社 1973 のち新潮文庫
  • ひとりでも生きられる いのちを愛にかけようとするとき』(エッセイ)青春出版社 1973 のち集英社文庫
  • 『いずこより』(自伝小説)筑摩書房 1974 のち新潮文庫
  • 『平凡社ギャラリー 文楽』1973
  • 『色徳』新潮社 1974 のち文庫
  • 『吊橋のある駅』河出書房新社、1974 のち集英社文庫  
  • 『抱擁』文藝春秋、1974 のち文庫 
  • 『見知らぬ人へ』創樹社、1974 のち集英社文庫 
  • 『終りの旅』平凡社、1974 
  • 『談談談』大和書房 1974 のち集英社文庫 
  • 瀬戸内晴美随筆選集』全6巻 河出書房新社 1975
  • 『見出される時』創樹社、1975 のち集英社文庫 
  • 『戯曲かの子撩乱』冬樹社 1975
  • 『山河漂泊』河出書房新社、1975 「涯しない旅」集英社文庫 
  • 『遠い風近い風』朝日新聞社、1975 のち文春文庫  
  • 『蜜と毒』講談社 ロマン・ブックス 1975 のち文庫 
  • 『幻花』河出書房新社、1976 のち集英社文庫 
  • 『冬の樹』中央公論社、1976 のち文庫 
  • 『嵯峨野より』講談社 1977 のち文庫
  • 『かの子撩乱その後』冬樹社 1978 のち講談社文庫 
  • 『まどう』新潮社 1978 のち文庫
  • 『草宴』講談社 1978 のち文庫
  • 『祇園の男』文藝春秋、1978 のち文庫 
  • 『比叡』(純文学書き下ろし特別作品)新潮社 1979 のち文庫
  • 『花火』作品社、1979 のち新潮文庫 
  • 『有縁の人』創林社、1979 のち新潮文庫 
  • 『風のたより』海竜社、1979 のち新潮文庫 
  • 『古都旅情』平凡社、1979 のち新潮文庫 
  • 『女たち』文春文庫、1979 のち集英社文庫 

1980年代[編集]

  • 『嵯峨野日記』(随筆)新潮社 1980 のち文庫
  • 『花情』文藝春秋、1980 のち文庫
  • 『こころ』講談社、1980 のち文庫
  • 『小さい僧の物語 地蔵説話』寂聴 秋野不矩絵 平凡社名作文庫 1980 のち集英社文庫 
  • 『幸福』講談社、1980 のち文庫 
  • 『寂庵浄福』文化出版局、1980 のち集英社文庫 
  • 『続瀬戸内晴美長編選集』全5巻 講談社 1981-82

(以後、晴美名義と寂聴名義が混在)

  • 『ブッダと女の物語』寂聴 講談社 1981 のち文庫
  • 『瀬戸内晴美による瀬戸内晴美』試みの自画像 青銅社、1981
  • 伝教大師巡礼』寂聴 講談社 1981 のち文庫
  • 『愛の時代』講談社 1982 のち文庫 
  • 『インド夢幻』晴美 朝日新聞社 1982 のち文春文庫
  • 『私の好きな古典の女たち』晴美 福武書店 1982 のち新潮文庫
  • 『寂聴巡礼』平凡社、1982 のち集英社文庫 
  • 『いま、愛と自由を 寂聴塾からのメッセージ』集英社、1982 のち文庫
  • 『生きるということ』集英社文庫、1983
  • 『人なつかしき』晴美 筑摩書房 1983 のち文庫
  • 『諧調は偽りなり』(「美は乱調にあり」続き)晴美 文藝春秋 1984 のち文庫
  • 『ここ過ぎて 北原白秋と三人の妻』晴美 新潮社 1984 のち文庫
  • 『印度・曼荼羅』講談社、1983 「美と愛の旅」文庫
  • 『敦煌・西蔵・洛陽』講談社、1983 「美と愛の旅2」文庫 
  • 『愛と祈りを』小学館、1983 のち文庫 
  • 『すばらしき女たち 瀬戸内晴美対談集』中央公論社 1983
  • 青鞜』晴美 中央公論社 1984 のち文庫
  • 『ぱんたらい』晴美 福武書店 1985 のち文庫
  • 『花怨』講談社文庫、1985 
  • 『私小説』集英社、1985 のち文庫 
  • 『寂庵説法』講談社、1985 のち文庫  
  • 瀬戸内寂聴紀行文集』全5巻 平凡社 1985-86
  • 『幸福と不安のカクテル』大和書房、1986 「幸福と不安と」新潮文庫  
  • 『寂庵だより』海竜社、1986 のち講談社文庫 
  • 『瀬戸内寂聴と男たち 瀬戸内寂聴対談集』中央公論社 1986 のち文庫 
  • 『風のない日々』新潮社、1986 のち文庫 
  • 『いのち華やぐ』講談社、1986 のち文庫 
  • 『私の京都小説の旅』海竜社、1987 のち新潮文庫 
  • 『愛と別れ 世界の小説のヒロインたち』講談社 1987 のち文庫 
  • 『愛の四季』角川書店、1988 のち文庫 
  • 『新寂庵説法 愛なくば』講談社、1988
  • 『寂聴般若心経 生きるとは』中央公論社、1988 のち文庫 
  • 『女人源氏物語』全5巻 寂聴 小学館 1988-89 のち集英社文庫
  • 『家族物語』講談社、1988 のち文庫  
  • 『再会』講談社文庫、1989 
  • 『生死長夜』講談社 1989 のち文庫 
  • 『わたしの源氏物語』小学館、1989 のち集英社文庫 
  • 『寂聴写経のすすめ』法蔵館 1989
  • 『寂聴天台寺好日』土井武撮影 文化出版局 1989 のち講談社文庫 
  • 『寂庵こよみ』中央公論社、1989 のち文庫 
  • 『祈ること 出家する前のわたし』河出文庫、1989 
  • 『あふれるもの 瀬戸内寂聴自選短篇集』学芸書林 1989
  • 『寂聴愛のたより』海竜社、1989 のち講談社文庫
  • 瀬戸内寂聴伝記小説集成』全4巻 文藝春秋 1989-90

1990年代[編集]

  • 『わが性と生』瀬戸内寂聴、瀬戸内晴美 新潮社 1990 のち文庫

(以後寂聴で統一)

  • 『愛すること 出家する前のわたし』河出文庫、1990 
  • 『書くこと 出家する前のわたし』河出文庫、1990
  • 『寂聴観音経 愛とは』中央公論社、1990 のち文庫 
  • 『手毬』新潮社、1991 のち文庫
  • 『寂聴つれづれ草子』朝日新聞社、1991 のち文庫
  • 『生きるよろこび 寂聴随想』講談社、1991 のち文庫 
  • 『孤独を生ききる』光文社カッパホームズ、1991 のち文庫 
  • 『寂聴イラクをゆく 殺スナカレ殺サセルナカレ』芳賀明夫写真 スピーチバルーン、1991 
  • 『晴美と寂聴のすべて』集英社文庫、1991
  • 『花に問え』(一遍)中央公論社、1992年、谷崎潤一郎賞 のち文庫
  • 『あきらめない人生 寂聴茶話』小学館、1992 のち集英社文庫 
  • 『人が好き 私の履歴書』日本経済新聞社、1992 のち講談社文庫 
  • 『愛のまわりに』小学館、1992 のち集英社文庫 
  • 『渇く』日本放送出版協会 1993 のち講談社文庫 
  • 『源氏に愛された女たち』講談社+α文庫 1993
  • 『寂庵まんだら』中央公論社 1993 のち文庫 
  • 『寂聴生きる知恵 法句経を読む』海竜社 1993 のち集英社文庫 
  • 『十人十色「源氏」はおもしろい 寂聴対談』小学館 1993 のち文庫 
  • 『愛死』講談社 1994 のち文庫
  • 『歩く源氏物語』講談社 1994
  • 『草筏』中央公論社 1994 のち文庫 
  • 『寂聴古寺巡礼』平凡社 1994 のち新潮文庫 
  • 『寂聴日めくり』中央公論社 1994 のち文庫 
  • 『与える愛に生きて 先達の教え』小学館 1995 のち文庫 
  • 『恋の旅路』稲越功一写真 朝日出版社 1995
  • 『道堂々』日本放送出版協会 1995
  • 『白道』(西行)講談社 1995 芸術選奨文部大臣賞 のち文庫
  • 『いのち発見』講談社 1996 のち文庫 
  • 『寂聴草子』中央公論社 1996 のち文庫 
  • 『無常を生きる 寂聴随想』講談社 1996 のち文庫
  • 『わたしの宇野千代』中央公論社 1996
  • 『わたしの樋口一葉』小学館 1996
  • 『生きた書いた愛した 対談・日本文学よもやま話』新潮社 1997 のち文庫
  • 『源氏物語の女性たち』日本放送出版協会 NHKライブラリー 1997
  • 『孤高の人』(湯浅芳子)筑摩書房 1997 のち文庫
  • 『つれなかりせばなかなかに 妻をめぐる文豪と詩人の恋の葛藤』(谷崎潤一郎佐藤春夫)中央公論社 1997 のち文庫
  • 『私の京都案内 小説の旅』講談社 1997
  • 『源氏物語絵詞』石踊達哉 絵 講談社 1998
  • 『寂聴あおぞら説法』光文社 1998
  • 『寂聴おしゃべり草子』中央公論社 1998
  • 『寂聴ほとけ径 私の好きな寺』正続 マガジンハウス 1998 のち光文社知恵の森文庫 
  • 『わかれば『源氏』はおもしろい 寂聴対談集』講談社 1998 のち文庫 
  • 『あした見る夢』朝日新聞社 1999 のち文庫 
  • 『さよなら世紀末』中央公論新社 1999
  • 『いよよ華やぐ』新潮社 1999 のち文庫
  • 『寂聴今昔物語』中央公論新社 1999 のち文庫 

2000年代[編集]

  • 『髪』新潮社 2000 のち文庫
  • 『源氏物語の脇役たち』岩波書店 2000
  • 『寂聴美の宴』小学館 2000
  • 『人生道しるべ 寂聴相談室』文化出版局 2000 のち講談社文庫 
  • 『痛快!寂聴仏教塾 グローバル・スタンダード』集英社インターナショナル 2000
  • 『生きることば あなたへ』光文社 2001
  • 『残されている希望』日本放送出版協会 2001
  • 『場所』(自伝小説)新潮社 2001 のち文庫 野間文芸賞  
  • 瀬戸内寂聴全集』全20巻 新潮社 2001-02(解説・秋山駿)
  • 『いま、いい男 瀬戸内寂聴対談集』ぴあ 2002
  • 『かきおき草子』新潮社 2002 のち文庫 
  • 『釈迦』新潮社 2002 のち文庫 
  • 『釈迦と女とこの世の苦』日本放送出版協会 2002 のちNHKライブラリー 
  • 『寂聴あおぞら説法 2』光文社 2002 のち文庫 
  • 『寂聴あおぞら説法 みちのく天台寺「四季巡礼」 ビジュアル版』光文社 2002 のち文庫 
  • 『寂聴生きいき帖』祥伝社 2002 のち黄金文庫 
  • 『寂聴さんと巡る四国花遍路』文化出版局 2002
  • 『寂聴仏教塾』集英社インターナショナル 2002 のち文庫 
  • 『瀬戸内寂聴の人生相談』日本放送出版協会 生活人新書 2002
  • 『瀬戸内寂聴の新作能 蛇・夢浮橋』集英社 2003
  • 『愛する能力』講談社 2004 のち文庫 
  • 『寂聴の古寺礼讃』永井吐無画 講談社 2004
  • 『痛快!寂聴源氏塾』集英社インターナショナル 2004 のち文庫 
  • 『藤壺』講談社 2004 のち文庫 
  • 『炎凍る 樋口一葉の恋』小学館文庫 2004 のち岩波現代文庫 
  • 『真夜中の独りごと』新潮社 2004 のち文庫 
  • 『生きる智慧死ぬ智慧』新潮社 2005
  • 『命のことば』講談社 2005
  • 『美しいお経』嶋中書店 2005
  • 『おとなの教養古典の女たち』海竜社 2005 のち光文社知恵の森文庫 
  • 『五十からでも遅くない』海竜社 2005 のち光文社知恵の森文庫
  • 『寂聴あおぞら説法 3』光文社 2005 のち文庫 
  • 『寂聴人は愛なしでは生きられない』大和書房 2005 「寂聴愛を生きる」文庫 
  • 『おにぎり食べたお地蔵さん』祥伝社 2006
  • 『寂聴と巡る京都』集英社インターナショナル 2006
  • 『寂聴さんがゆく 瀬戸内寂聴の世界』伊藤千晴写真 平凡社 コロナ・ブックス 2006
  • 『9歳から99歳までの絵本般若心経』講談社 2007
  • 『愛と救いの観音経』中央公論新社 2007 のち文庫
  • 『生きることは愛すること 愛する若いあなたへ』講談社 2007 のち文庫 
  • 『美しいお経』中央公論新社 2007 のち文庫
  • 『おばあさんの馬』小林豊絵 講談社 寂聴おはなし絵本 2007
  • 『瀬戸内寂聴紀行文集』全6冊 平凡社ライブラリー 2007ー09
  • 『幸せさがし』はたこうしろう絵 講談社 寂聴おはなし絵本 2007
  • 『寂聴源氏塾』集英社インターナショナル 2007 のち文庫 
  • 『寂聴訳絵解き般若心経』横尾忠則画 朝日出版社 2007
  • 『大切なひとへ 生きることば』光文社 2007 のち文庫 
  • 『月のうさぎ』岡村好文絵 講談社 寂聴おはなし絵本 2007
  • 『針つくりの花むこさん』たなか鮎子絵 講談社 寂聴おはなし絵本 2007
  • 『秘花』(世阿弥)新潮社 2007 のち文庫 
  • 『老春も愉し 続・晴美と寂聴のすべて』集英社 2007 のち文庫 
  • 『いま、釈迦のことば』朝日新聞出版 2008 のち文庫 
  • 『老いを照らす』朝日新書 2008
  • 『奇縁まんだら』横尾忠則画 日本経済新聞出版社 2008 のち文庫 
  • 『源氏物語の男君たち』日本放送出版協会 2008
  • 『源氏物語の女君たち』日本放送出版協会 2008
  • 『寂聴あおぞら説法 4』光文社 2008 のち文庫 
  • 『寂聴と読む源氏物語』講談社 2008 のち文庫 
  • 『素顔の寂聴さん』斉藤ユーリ撮影 小学館 2008
  • 『遺したい言葉』日本放送出版協会 2008
  • 『あしたの虹』(ぱーぷる)毎日新聞社、2008(別名義でのケータイ小説)
  • 『生きることば あなたへ』光文社文庫 2009
  • 『続・奇縁まんだら』日本経済新聞出版社 2009
  • 『寂聴幸運の鍵』毎日新聞社 2009
  • 瀬戸内寂聴随筆選』全6巻 ゆまに書房 2009
  • モラエス恋遍路』実業之日本社 2009
  • 『わたしの蜻蛉日記』集英社 2009 のち文庫

2010年代[編集]

  • 『奇縁まんだら 続の2』日本経済新聞出版社 2010
  • 『寂聴あおぞら説法フォト・コレクション20 みちのく天台寺春夏編』光文社文庫 2010
  • 『寂聴・生き方見本』扶桑社 2010
  • 『寂聴辻説法』集英社インターナショナル 2010 のち文庫
  • 『わくわくどきどき』1-4 日本音声保存 2010
  • 『奇縁まんだら 終り』日本経済新聞出版社 2011
  • 『風景』角川学芸出版 2011
  • 『寂聴写経の力 生きる勇気が湧いてくる えんぴつと筆ペンではじめる写経練習帳』ベストセラーズ 2012
  • 『月の輪草子』講談社 2012
  • 『烈しい生と美しい死を』新潮社 2012 のち文庫
  • 『道しるべ』15歳の寺子屋 講談社 2012
  • 『明日は晴れ』光文社 2013
  • 『切に生きる』扶桑社 2013
  • 『それでも人は生きていく 冤罪・連合赤軍・オウム・反戦・反核』皓星社 2013
  • 『やっぱり、嵯峨野に行こう』扶桑社 2013
  • 『爛』新潮社 2013
  • 『お守り幸せ手帖』朝日出版社 2014
  • 『死に支度』講談社 2014
  • 『寂聴まんだら対談』講談社 2014

共著・編[編集]

  • 『恐怖の裁判 徳島ラジオ商殺し事件』富士茂子共著 読売新聞社 1971
  • 『カラー嵯峨野の魅力』竹村俊則共著 横山健蔵写真 淡交社 1977
  • 『古寺巡礼京都 17 三千院』瀬戸内寂聴,水谷教章著 淡交社 1977
  • 『古寺巡礼京都 21 清涼寺』瀬戸内寂聴,鵜飼光順著 淡交社 1978
  • 『女の一生 人物近代女性史』全7巻 責任編集 講談社 1980ー81 のち文庫 
  • 『古寺巡礼近江 4 三井寺』瀬戸内寂聴,福家俊明著 淡交社 1980
  • 『愛のかたち』晴美選 日本ペンクラブ編 集英社文庫 1982
  • 『名作のなかの女たち』前田愛、晴美共著 角川書店 1984 のち文庫、岩波同時代ライブラリー、岩波現代文庫
  • 『愛の現代史 『婦人公論』手記の証言』全5巻 編 中央公論社 1984ー85 
  • 『愛と命の淵に』寂聴、永田洋子 福武書店 1986 のち「往復書簡」として文庫
  • 『仏教の事典 お釈迦さまから日常語まで』編著 三省堂 1985
  • 『寂聴の仏教入門』久保田展弘共著 講談社、1988 のち文庫 
  • 『仏教・エロスと救い 瀬戸内寂聴vs.ひろさちや対談集』主婦の友社 1993 「仏教とエロス」学研M文庫 
  • 『寂聴・猛の強く生きる心』梅原猛共著 講談社 1994 のち文庫
  • 『水墨画の巨匠 第2巻 雪村』雪村周継 林進共著 講談社 1995
  • 『京の古寺から 別巻 寂庵』井上隆雄共著 淡交社 1996
  • 『風のように炎のように 対談』五木寛之,加藤唐九郎共著 風媒社 1997
  • 『文章修業』水上勉共著 岩波書店 1997 のち光文社知恵の森文庫
  • 『人生万歳』永六輔共著 岩波書店 1998 のち新潮文庫 
  • 『幸せは急がないで 人生の岐路に立つあなたへ! 尼僧が語る「愛の法話」45編』青山俊董共編 光文社文庫 1999
  • 『生と死の歳時記 美しく生きるためのヒント』齋藤愼爾共著 法研 1999 のち光文社知恵の森文庫 
  • 『日本復活』稲盛和夫,中坊公平共著 中央公論新社 1999
  • 『寂聴×アラーキー 新世紀へのフォトーク』荒木経惟共著 新潮文庫 2000
  • 『ニッポンが好きだから 女二人のうっぷん・はっぷん』櫻井よしこ共著 大和書房 2000 のち新潮文庫 
  • 『仏教ハンドブック』編 三省堂 2000
  • 『いのちの対話 生き抜く「元気の素」をあなたに』中坊公平,安藤忠雄共著 光文社 カッパ・ブックス 2001
  • 『いのち、生ききる』日野原重明共著 光文社 2002 のち文庫 
  • 『いま聞きたいいま話したい』山田詠美共著 中央公論新社 2002 「小説家の内緒話」文庫 
  • 『人生への恋文』石原慎太郎共著 世界文化社 2003 のち文春文庫
  • 『No war! : ザ・反戦メッセージ』鶴見俊輔,いいだもも共編著 社会批評社 2003
  • 『あの世この世』玄侑宗久共著 新潮社 2003 のち文庫 
  • 『寂聴中国再訪』平野啓一郎同行対談 日本放送出版協会 2003
  • 『ぴんぽんぱんふたり話』美輪明宏共著 集英社 2003
  • 『同時代を生きて―忘れえぬ人びと―』鶴見俊輔・ドナルド・キーン共著 岩波書店 2004
  • 『千年の京から「憲法九条」 私たちの生きてきた時代』鶴見俊輔共著 かもがわ出版 2005
  • 『また逢いましょう』宮崎奕保共著 朝日新聞社 2005 のち文庫 
  • 『私の夢俺の希望』義家弘介共著 PHP研究所 2005
  • 『古寺巡礼京都 延暦寺』半田孝淳共著 淡交社 2007
  • 『The寂聴』第1~12号 責任編集 角川学芸出版 カドカワムック 2008ー10
  • 『日本人なら「気品」を身につけなさい ボクらの時代』美輪明宏,平野啓一郎共著 扶桑社 2008
  • 『瀬戸内寂聴に聞く寂聴文学史』尾崎真理子著 中央公論新社 2009
  • 『不良のススメ』萩原健一共著 角川学芸出版 2009
  • 『小説一途 ふたりの「源氏物語」』田辺聖子共著 角川学芸出版 2010
  • 『生ききる。』梅原猛共著 角川ONEテーマ新書 2011
  • 『利他 人は人のために生きる』稲盛和夫共著 小学館 2011 のち文庫 
  • 『その後とその前』さだまさし共著 幻冬舎 2012
  • 『日本を、信じる』ドナルド・キーン共著 中央公論新社 2012
  • 『若き日に薔薇を摘め』藤原新也共著 河出書房新社 2013
  • 『〈対談〉寂聴詩歌伝』齋藤愼爾聞き手 本阿弥書店 2013
  • 『死ぬってどういうことですか? 今を生きるための9の対論』堀江貴文共著 角川フォレスタ 2014
  • 『瀬戸内寂聴×EXILE ATSUSHI』NHK『SWITCHインタビュー達人達』制作班, EXILE ATSUSHI共著 ぴあ 2014

翻訳[編集]

  • 『日本の古典・とわずがたり現代語訳』後深草院二条 河出書房新社、1973 のち新潮文庫
  • コレット・ダウリング『パーフェクト・ウーマン』監訳 三笠書房 1990 改題「母と娘という関係」知的生きかた文庫
  • 『現代語訳源氏物語』全10巻、講談社、1997-98 のち文庫

瀬戸内寂聴を演じた女優[編集]

インターネットでの活動[編集]

  • 寂聴 あなたと話しましょう 〜動画相談室〜
    2008年8月に始まった、瀬戸内寂聴が出演するネット上の動画番組。将来に希望を見出すことが難しいと感じている世代(20代後半から30代の「就職氷河期」の世代)からの相談に対して、瀬戸内本人が答えていく。インタビュアーは、テレビ番組『情熱大陸』のディレクター、中村裕。
    現在[いつ?]は、携帯公式サイト「寂聴の人生相談室」にて更新中。インタビュアーは引き続き、中村裕が担当。
  • ケータイ小説 野いちご
    「ぱーぷる」の筆名で、「あしたの虹」を掲載(完結)。

備考[編集]

  • 僧侶尼僧)ゆえに一汁一菜、魚しか食さないと思われがちだが、80歳を超えた高齢ながら大の肉好きで酒豪でもある。清水ミチコはこれをしばしばモノマネのネタにしている。
  • 『the 寂聴』というムックも出している。

脚注[編集]

  1. ^ 2012年5月2日読売新聞東京版夕刊社会面

外部リンク[編集]