メガロポリス歌謡祭
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メガロポリス歌謡祭は、テレビ東京とその系列局(TXN)および日本短波放送(現日経ラジオ社)の主催により開催された音楽祭である。
概要[編集]
1982年7月、第1回授賞式が新高輪プリンスホテル(現在のグランドプリンスホテル新高輪)「飛天」で開催された。第2回(1983年)からは会場をゆうぽうとに移して開催された(第5回は東京厚生年金会館)。第10回迄は、演歌部門とポップス部門、新人部門に三分割され、コンテスト形式で開催された。 当初は、各部門に立候補した歌手の中から入賞者を決定するフリーエントリー方式をとっていた。
初期には「日本一早い歌謡祭」をうたっていた。
1992年の第11回以降は、会場を中野サンプラザに移すと同時に新人部門に限定したコンテストとショー仕立てのフェスティバルの二部構成へ変更された。しかし、他局主催・放送の年末賞取りレース同様、音楽に対する考えの変化から、賞取りレースに左右されない音楽活動を行うアーティストを中心に、ノミネート辞退者が続出。その影響から、「メガロポリス歌謡祭」も第13回(1994年)限りで終了した。
なお、テレビ東京系列にて『音楽祭』の名の付く特別番組としては、2014年8月に『開局50周年特別番組 テレ東音楽祭(初)』として事実上復活した。
一方、1970年の東京12チャンネル時代から主催局の一員だった「日本歌謡大賞」は1992年の放送で実質終了した。
表彰規定[編集]
- 演歌大賞
- ポップス大賞
- 以上の賞は、テレビ東京系列の音楽番組での活躍が顕著で、且つ優秀な歌手に対して授与された。なお、演歌大賞は末期には男女1名ずつが授与されていた。
- 最優秀新人ダイヤモンド賞
- 本年度にデビューした歌手を対象とし、テレビ東京系列の音楽番組での活躍が顕著で、且つ将来性が期待できる歌手に対して授与された。原則2名に授与された。
歴代受賞一覧[編集]
大賞とグランプリ[編集]
- 五木ひろし
- 第1回演歌大賞、第4回演歌大賞、第6回演歌大賞(男性部門)、第8回演歌大賞(男性部門)
- 近藤真彦
- 第1回ポップスグランプリ、第4回ポップスグランプリ、第6回ポップス大賞
- 細川たかし
- 第2回演歌大賞、第7回演歌大賞(男性部門)
- 田原俊彦
- 第2回ポップスグランプリ
- 森進一
- 第3回演歌大賞
- 中森明菜
- 第3回ポップスグランプリ、第5回ポップスグランプリ、第7回ポップス大賞
- 小林旭
- 第5回演歌大賞
- 石川さゆり
- 第6回演歌大賞(女性部門)
- 大月みやこ
- 第7回演歌大賞(女性部門)
- 島倉千代子
- 第8回演歌大賞(女性部門)
- 荻野目洋子
- 第8回ポップス大賞
- 吉幾三
- 第9回演歌大賞(男性部門)
- 坂本冬美
- 第9回演歌大賞(女性部門)
- 桂銀淑
- 第9回ポップス大賞
- 北島三郎
- 第10回演歌大賞(男性部門)
- 香西かおり
- 第10回演歌大賞(女性部門)
- KAN
- 第10回ポップス大賞