水越けいこ

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水越 けいこ
別名 水越 恵子(みずこし けいこ、本名、結婚時の姓は不詳)
生誕 (1954-02-04) 1954年2月4日(63歳)
出身地 日本の旗 日本 山梨県
ジャンル ニューミュージックJ-POP
職業 シンガーソングライター
担当楽器 アコースティックギターキーボード
活動期間 1970年代中期 - 1992年
1997年 -
レーベル テイチクエンタテインメント
ポリドール
トーラス→ニュートーラス
ポニーキャニオン
共同作業者 姫だるま
田中星児
エリック・クラプトン

水越 けいこ(みずこし けいこ、1954年2月4日 - )は、山梨県出身のシンガーソングライター作詞家作曲家。作詞家・作曲家としては「水越恵子」。歌手としても「水越恵子」として活動した時期もあった。

来歴・人物[編集]

1男4女の末っ子[1]。3歳で母を亡くし[1]、中学校2年で父とも死別した[1]。小学校4年で自宅が火災で全焼する経験もしている[1]山梨県立桂高等学校を卒業後、テレビ局や信用組合で働いていたが、1974年、テレビのオーディション番組『スター誕生!』の決戦大会に出場したのを契機にサンミュージックに誘われ、芸能界入りした[2]。女性デュオユニット「姫だるま」、田中星児デュエットした「空よ雲よ小さな風よ」[3](1977年。この曲をテーマソングとするTBS系「8時の空」に歌のお姉さんとして出演していた)を経て、1978年「しあわせをありがとう」でソロデビュー。他に「ほほにキスして」「めぐり逢いすれ違い」などのヒット曲がある。「Too far away」はヒット曲ではないが、谷村新司安倍なつみなど多くの歌手がカバーし、水越の代表曲の一つとなっている。1980年代以降はテレビ出演を減らし、ライブとアルバム製作を中心に活動した。

1986年にバックバンドのメンバーと結婚した[2]が、1996年に離婚[2]。その後は1992年に出産した[1]ダウン症の息子・麗良(れいら)[注釈 1]シングルマザーとして育てながら音楽、講演、著書の執筆など多彩な活動を行なっている。

シングル[編集]

  1. しあわせをありがとう (1978.06.21)- オリコンチャート最高72位[4]
    (c/w) 星の子守唄
  2. めぐり逢いすれ違い (1978.11.21)- オリコンチャート最高27位[4]
    (c/w) 海と少年
  3. ほほにキスして (1979.07.01)- オリコンチャート最高33位[4]。1990年に酒井法子シングル「幸福なんてほしくないわ」のc/wとして、また2013年にさんみゅ〜がカバー。水越自身も2013年のシングル「僕の気持ち」のc/wとしてカバーしている。
    (c/w) 心のとびら
  4. TOUCH ME in the memory (1979.12.10)- オリコンチャート最高80位[4]
    (c/w) 少年
  5. Thank you SUMMER (1980.06.05)- オリコンチャート最高67位[4]
    (c/w) ゆれて二人
  6. グッバイ・ダイアリー (1980.12)
    (c/w) 15日・雪
  7. Single girl (1981.04)
    (c/w) 夕凪の波のように
  8. 氷の謝肉祭 (1982.02)
    (c/w) Dear Summer Time
  9. 女のアリバイ (1982.09)
    (c/w) あの日のままで
  10. 今夜だけ踊らせて (1982.11.21)
    (c/w) 32階のBar
  11. Broken Frame (1983.06)
    (c/w) 時は悪戯(いたづら)
  12. リオデジャネイロ (1983.12.21)
    (c/w) プラチナのブレスレット
  13. 街 (1984.02.21)
    (c/w) サヨナラのまえに
  14. ワイン・ナイト (1984.12.01)
    (c/w) Shampoo 
  15. Cryin'in the rain (1985)
    (c/w) 私の60's
  16. Too far away (12インチシングル) (1986.05.01)- 1979年のアルバム「Aquarius」、1986年のアルバム「Too far away」収録曲。1988年に谷村新司が「Far away」として、1991年に堀内孝雄が「さよならだけの人生に」のc/w「Far away」として、2007年に安倍なつみが「Too far away 〜女のこころ〜」(歌詞が一部異なる)[注釈 2]とc/w「Too far away」としてカバー。水越自身も1992年のシングル「幸せになって」、1997年のシングル「You are my life」、2013年のシングル「僕の気持ち」のc/wでカバーし、1997年には谷村とデュエットしている。
    (c/w) Africa、nice boy
  17. 月のかけら (12インチシングル) (1986.12.20)
    (c/w) ムービースターのように、TOUCH ME in the memory、土壁のMaroc(まち) 
  18. 飛べるかもしれない (1987.09.25)
    (c/w) モナムール
  19. 葡萄棚の下で (1988.06.05)
    (c/w) 黄昏色の都会(サファリ)
  20. あなたがいたら (1989.04.26)
    (c/w) 花曇り
  21. 哀しみが終わらない (1990.03.28)
    (c/w) 夕暮れからの恋人たちへ
  22. “TOO YOUNG” ワンスモア (1990.10.26)
    (c/w) Past Love
  23. Grayの街角 (1991.03.27)
    (c/w) still in love
  24. 第二章 (1992.03.25)
    (c/w) さよならは本気じゃないの
  25. 幸せになって (1992.06.03)
    (c/w) Too far away
  26. あの日に帰りたい~When The Party's Over~ (1993.04.28)
    (c/w) うらはら
  27. あなたに降る雨 (1994.02.16)
    (c/w) LOVE IS TRUE
  28. 再会の街で (1994.06.01)
    (c/w) 愛を聞かせて
  29. You are my life (1997.11.19)
    (c/w) Too far away (with 谷村新司)
  30. Shiosai (2005.08.06) 気仙沼企画シングル
    (収録曲) 海潮音(みしおね)、「始まり」(以上、水越けいこ)、クグナリ浜(尾形和優)
  31. 海潮音(みしおね) (2005.09.21)[5] 
    (c/w) 「始まり」、この夜に
  32. 僕の気持ち (2013.04.20)[6]
    (c/w) Too far away、ほほにキスして、boy

アルバム[編集]

  • LADY 1978年12月21日 - オリコンチャート最高17位[7]
    • A day/Feeling blue/夏の舞踏会/渚にかえって…/しあわせをありがとう/海と少年/めぐり逢いすれ違い/地図/夏の日だけの恋/つゆくさ/Rainy friday/星の子守唄
  • HEART 1979年8月1日 - オリコンチャート10位[7]
    • 星ものがたり/シーサイドメモリー/ほほにキスして/歌って死ねるなら/水彩画/そっとカモメに/エアーメイル/深夜族/渚・ヨコスカ/Stop Now!/今だけに/Hiroshi
  • Aquarius(アクエリアス)[注釈 3] 1979年12月15日 - オリコンチャート17位[7]
    • 生まれ変わる為に/東京が好き/秋想/最後のデート/ヨーソロ/そしてetc…/TOUCH ME in the memory/少年/雨の休日/Too far away
  • LIKE YOU! 1980年7月1日 - オリコンチャート9位[7]
    • ブルースカイロンリー/カーニバルの終わりに/My Love/気分は5月の風のように/私は忘れない/心はout door/落葉が見たくて/Thank you Summer/あ・な・た・に/ゆれて二人
  • LOVE TIME 1980年12月5日 - オリコンチャート19位[7]
    • 踊り子/幸せな昼下がり/移る季節に/15日・雪/Good night and good-bye/あなたなしでは/ふたりぼっちのウィークエンド/グッバイ・ダイアリー/いつだってボーイフレンド/Beautiful days
  • Jiggle(ジグル) 1981年5月21日 - オリコンチャート15位[7]
    • You/最後は愛して/むらさきのシーン/SINGLE GIRL/語らい/Love Song for You/窓景色/月あかり/夕凪の波のように/Slow & Slow
  • Miss KEIKO MIZUKOSHI(ベストアルバム) 1981年12月1日 - オリコンチャート66位[7]
    • カーニバルの終わりに/移る季節に/東京が好き/ブルースカイロンリー/ほほにキスして/Too far away/最後は愛して/Love Song for You/しあわせをありがとう/TOUCH ME in the memory/生まれ変わる為に/あ・な・た・に
  • I'm fine 1982年2月21日 - オリコンチャート19位[7]
    • Moonlight and Sweet Night/カリフォルニア・ダンス/ジェラシー/Dear Summer Time/Bayside Court/愛するmusic/褐色のほゝ笑み/Full Moon/生きがい/氷の謝肉祭
  • VIBRATION 1982年9月1日 - オリコンチャート16位[7]
    • Feel So Blue/女のアリバイ/32階のBar/Mr.Hero/It's Happy Song/Africa/波に寄せて/黒いドレス/Hold me Tight/Last Number
  • KAREN・NA・Kiss 1983年6月1日 - オリコンチャート26位[7]
    • インスピレーション/Broken Frame/愛を信じて/消せない言葉/夢の魔性/Love Letter/少し前、恋だった。/ハンググライダー/極東の空/時は悪戯(いたづら)
  • TEN 1983年12月21日 - オリコンチャート61位[7]
    • ハリウッド レミニセンス/朝やけのメモランダム/水辺のみえる庭/loving you/夜が追いかける/Can't you/リオ デ ジャネイロ/プラチナのブレスレット/あなたに聞こえるように
  • ONE NIGHT(ライヴアルバム) 1984年3月1日 - オリコンチャート69位[7]
    • 生まれ変わる為に/渚にかえって…/踊り子/LINDA/街/(メドレー)エアーメイル~東京が好き~TOUCH ME in the memory~ほほにキスして~ブルースカイロンリー~愛するmusic/あ・な・た・に/Feeling blue/最後は愛して/Too far away/Love Song for You
  • ACTRESS 1984年12月21日 - オリコンチャート79位[7]
    • 瞳のせい/シンガポール/Shampoo/My Guy/土壁のMaroc(まち)/哀しくて/ワインナイト/Sing a Song/ふり向けばloneliness
  • Moon flower 1985年11月21日
    • My pure love/Cryin'in the rain/nice boy/さよならのテーブル/夕顔/私の60's/ショーガール/夜にふりむいて/remember/好きでいさせて
  • Too far away(ベストアルバム)1986年6月4日
    • A面 : ほほにキスして/水彩画/めぐり逢いすれ違い/しあわせをありがとう/Too far away
    • B面 : 星の子守唄/夏の舞踏会/海と少年/夏の日だけの恋/歌って死ねるなら
  • PROPORTION 1987年8月25日
    • 飛べるかもしれない/Blue Eyes/まぶしい少女(ひと)/モナムール/私を忘れて/振り向いてほゝえんだら/月曜日の想い出/Farewell/ゆるやかな時間/a sonnet
  • Ane-mone 1988年6月5日 - オリコンチャート87位[7]
    • 葡萄棚の下で/黄昏色の都会(サファリ)/夏草の道/扉を開けたら~Just Open the Door~/いちばんシンプルなLove Song/とまどい/あなたの影を抱いて/風の中の九月/八月の雪
  • DRAMATICALLY 1989年4月26日
    • 花曇り/fantasia/熱いままのメモリー/Forever more/あなたがいたら/THROW A KISS/ナタリー/抱きしめて/愛があれば
  • Sepia 1990年3月28日
    • 哀しみが終らない/Past Love/一人にさせて/夕暮れからの恋人たちへ/Room #602/ベストフレンド/ボンベイ慕情/Sunset Lover/泣きたい気持ち/ミラクルタウンへ~幸せを戻すために~
  • Humane 1991年3月27日
    • If without you/Grayの街角/朝やけのホームで/Loneliness and Blue/妖精(フェアリー)~from "La Petite Fadette"~/秘密のアドバイス/for myself/In the stars/Woman/still in love
  • Precious 1992年4月22日
    • Only One/第二章/さよならは本気じゃないの/Because I Love You/幸せになって/8月の空/Please/Dream/凍るささやき/エピローグ
  • The Sketch of a Woman 1994年3月30日
    • apartment/Mrs.Blue/愛を聞かせて/あなたに降る雨(アルバム・ヴァージョン)/Misty Moon/あの日に帰りたい~When The Party's Over~/雨だれ/遅咲きのバラ/together…麗良に捧ぐ
  • In my life 1997年10月17日
    • Forget-me-not Blue/青空のペイジ/You are my life/ジェラシー/最後は愛して/32階のBar/Full moon/15の頃/あ・な・た・に/Too far away(with 谷村新司)/In my life
  • ABOVE 2003年10月25日[8]
    • ペルシャン・ブルー/二人/Summer's Gone~あなたのいた八月~/あなたがいるだけで/この夜に

楽曲提供[編集]

  • 伊藤つかさ「ピエロのオルゴール」「私の騎士(ナイト)はいつも突然」(作詞・作曲)
  • クラッシュギャルズ「ALL FOR LOVE」「さよならのコンチェルト」(作詞・作曲)
  • 香坂みゆき「二十才のサヨナラ」「星のじゅうたん」(作詞・作曲)、「42nd st.」(作詞)
  • 十朱幸代「想い出のスィング」(作詞・作曲)
  • 原田知世「夢七曜」(作曲)
  • マーク(堀内護)「ブラインドをあけると」(作詞)

テレビ番組[編集]

  • スター誕生!』(日本テレビ)1974年4月14日放送[第133回]テレビ予選(山梨県民会館)で合格。同年8月11日放送の第11回決戦大会に出場するも掲札されず敗退(同回で合格、デビューしたのが岩崎宏美黒木真由美
他多数

タイアップ曲[編集]

著書[編集]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 水越けいこ『神さまレイくんをありがとう』47~48頁によると、「麗良」は夫が母から一字をもらってつけた名であるが、水越はエリック・クラプトンの「LAYLA」という曲が大好きだったので一目で気に入ったという。
  2. ^ 安倍なつみのカバーで伊藤薫が書き換えた歌詞の一部は、水越の1997年のアルバム「In my life」収録曲「青空のペイジ」の冒頭の歌詞を踏まえている。
  3. ^ このタイトルは星占いにおいて水越の生まれ星座であるみずがめ座宝瓶宮)の英語名に由来すると見られる。

出典[編集]

  1. ^ a b c d e 水越けいこ『レイ君のネイビー色のランドセル』東京書籍 2001年 ISBN 4487796954 116頁、119頁、114頁、118頁、11頁
  2. ^ a b c 水越けいこ『神さまレイくんをありがとう ダウン症の子を持って』 スターツ出版 1997年 ISBN 491590136X 145~146頁、32頁、116頁
  3. ^ 1987 オリコン年鑑 歌謡音楽のすべて オリコン 1987年 ISBN 9784871310185 245頁
  4. ^ a b c d e 1968-1997 オリコンチャートブック オリコン 1997年 ISBN 9784871310413 331頁
  5. ^ oricon news. “水越けいこ/シングル/海潮音”. oricon ME. 2017年11月7日閲覧。
  6. ^ 水越けいこ (2013年3月15日). “ニューシングル「僕の気持ち」発売決定!!”. 2017年11月7日閲覧。
  7. ^ a b c d e f g h i j k l m n 1970-1989 オリコンチャートブック LP編 オリコン 1990年 ISBN 9784871310253 286頁
  8. ^ oricon news. “水越けいこ/アルバム/ABOVE”. oricon ME. 2017年11月7日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]