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村山由佳

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村山 由佳
(むらやま ゆか)
誕生 1964年7月10日(52歳)
日本の旗 東京都
職業 小説家
言語 日本語
国籍 日本の旗 日本
教育 学士(文学)
最終学歴 立教大学文学部日本文学科
活動期間 1990年 -
ジャンル 恋愛小説
代表作 天使の卵-エンジェルス・エッグ』(1993年)
星々の舟』(2003年)
主な受賞歴 小説すばる新人賞(1993年)
直木三十五賞(2003年)
中央公論文芸賞(2009年)
島清恋愛文学賞(2009年)
柴田錬三郎賞(2009年)
デビュー作 『いのちのうた』(1990年)
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村山 由佳(むらやま ゆか、1964年(昭和39年)7月10日 - )は、日本作家恋愛小説を得意とする。

経歴・人物

東京都出身。立教女学院小・中・高を経て、立教大学文学部日本文学科卒業。不動産会社勤務、塾講師などを経験したあと、作家デビュー。長らく千葉県鴨川市に住んでいたが、2007年(平成19年)に、離婚して東京に移住したのち、2009年(平成21年)に再婚した(2014年に離婚[1])。同じころ、体に3か所に刺青を入れた[2]2010年(平成22年)に軽井沢へ移った。

天使の卵-エンジェルス・エッグ』、『おいしいコーヒーのいれ方』はNHK-FM青春アドベンチャー枠でラジオドラマ化された。『星々の舟』は第129回(2003年上半期)直木賞を受賞した。また、『天使の卵』は松竹により2006年(平成18年)10月21日に映画が公開された。また、以前『きみのためにできること』も日活にて映画化されている。

母親が認知症になり村山の小説が読めなくなったことをきっかけに、 2011年に母との長年の葛藤を描いた自伝的小説『放蕩記』を刊行した[3]

受賞歴

作品リスト

  • いのちのうた(大阪市環境保険局、1990年)
  • ブンブンききいっぱつ!さらわれたママをすくいだせ!のまき(むらやまゆか名義 画:せとまさこ、文渓堂、1992年9月)
  • もう一度デジャ・ヴ(画:志田正重、集英社ジャンプジェイブックス 1993年 集英社文庫 1998年)
  • 天使の卵-エンジェルス・エッグ(集英社、1994年 集英社文庫 1996年、村上龍解説)
  • おいしいコーヒーのいれ方(絵:志田正重、集英社、1994年)
    シリーズについては、下記を参照。
  • BAD KIDS(『海を抱く BAD KIDS』と世界観を共有、絵:音部訓子、集英社 1994年7月 集英社文庫 1997年、ISBN 9784087486285
  • 野生の風 WILD WIND(表紙写真:岩合光昭、集英社 1995年3月 集英社文庫 1998年)
  • 青のフェルマータ Fermata in Blue(表紙絵:きたがわ翔、集英社 1995年11月 集英社文庫 2000年、香山リカ解説)
  • 海風通信―カモガワ開拓日記(集英社、1996年8月、ISBN 9784087742084
  • きみのためにできること Peace of mind(表紙絵:アンドレ・ダーハン、集英社、1996年11月 集英社文庫 1998年、ISBN 9784087488616、文庫版は英題「Peace of mind」は付かない)
  • 翼 cry for the moon(集英社 1997年9月 集英社文庫 2002年、池上冬樹解説)
  • 夜明けまで1マイル―somebody loves you(集英社 1998年 集英社文庫 2005年、ISBN 978-4087477740
  • 海を抱く BAD KIDS 表紙:音部訓子、集英社 1999年7月 集英社文庫 2003年、花村萬月解説)
  • さいごの恐竜ティラン I'll stay with you(画:広瀬 弦、ホーム社・集英社、1999年9月)
  • 小説家ぶー子イギリスを行く・ぶー子のスケッチブック(集英社、2000年7月)
  • いのちのうた CDブックス(CD付き絵本、画:はまのゆか、朗読、集英社、2000年10月)
  • 約束(画:はまのゆか、集英社、2001年7月)
  • すべての雲は銀の… Silver Lining(表紙:長崎訓子講談社 2001年11月 講談社文庫 2004年、北上次郎解説)
  • 晴れときどき猫背 Seabreeze from Kamogawa 2(集英社、2002年10月)
  • 永遠。(長澤雅彦監督映画「卒業」サイドストーリー、講談社 2003年2月 講談社文庫 2006年、ISBN 9784062755429
  • 星々の舟 VOYAGE THROUGH STARS(表紙:小野田維、文藝春秋 2003年3月 文春文庫 2006年)
  • 天使の梯子 Angel's Ladder(『天使の卵-エンジェルス・エッグ』の続編、表紙:小瀧達郎、集英社 2004年10月、集英社文庫 2007年)
  • 楽園のしっぽ(文藝春秋、2005年7月、文春文庫 2009年、ISBN 9784167709020
  • ヘヴンリー・ブルー Heavenly Blue 「天使の卵」アナザーストーリー(『天使の卵-エンジェルス・エッグ』の番外編、挿絵:津田やよい、集英社、2006年8月、集英社文庫 2009年、文庫版は書き下ろし『ヘヴンリー・ブルー』メイキング・エッセイ付き)
  • ダブル・ファンタジー(文藝春秋、2009年、文春文庫 上下巻2011年)
  • 遥かなる水の音(写真:松岡雅子、集英社、2009年11月、ISBN 978-4-08-771327-5 、集英社文庫 2012年11月、ISBN 978-4087450033
  • アダルト・エデュケーション(装画:ダリ・ラウ、幻冬舎、2010年7月、ISBN 978-4-344-01863-1幻冬舎文庫、2013年4月、ISBN 978-4344420106
  • 約束―村山由佳の絵のない絵本―(集英社文庫、2011年3月 ISBN 978-4-08-746673-7 絵本として発表された『いのちのうた』、『さいごの恐竜ティラン』、『約束』の三篇を文字だけで再構成したもの。『約束』はアンソロジー「短編工場」、集英社文庫、2012年10月、ISBN 978-4087468939 にも収録)
  • 放蕩記(装画:結布、集英社、2011年、ISBN 978-4-08-771422-7
  • TSUNAMI(アンソロジー「最後の恋 プレミアム―つまり、自分史上最高の恋。―」、新潮文庫、2011年12月 ISBN 978-4101201245 に収録)
  • 花酔ひ(文藝春秋、2012年2月 、文春文庫、2014年9月)
  • イエスタデイズ(アンソロジー「あの日、君と Girls」、集英社文庫、2012年5月 ISBN 978-4-08-746831-1 及びアンソロジー「短篇ベストコレクション 現代の小説2013」、徳間文庫、2013年6月 ISBN 978-4198937058 に収録)
  • ダンス・ウィズ・ドラゴン(装丁・撮影:田島照久、タトゥー:ダリ・ラウ、幻冬舎、2012年5月、ISBN 978-4-344-02183-9、幻冬舎文庫、2014年8月、ISBN 978-4344422421
  • 天翔る(講談社、2013年3月、ISBN 978-4062182591、講談社文庫、2015年8月、ISBN 978-4062931779
  • ありふれた愛じゃない(文藝春秋、2014年3月、ISBN 978-4-16-390036-0
  • 風酔ひ(アンソロジー「エロスの記憶」 、文春文庫、2015年2月、ISBN 978-4167903077 に収録)
  • ワンダフル・ワールド(新潮社、2016年3月、ISBN 978-4103399513

『おいしいコーヒーのいれ方』シリーズ

ジャンプ・ジェイ・ブックスより刊行。巻数表示はローマ数字。集英社文庫でも刊行。

  • おいしいコーヒーのいれ方』シリーズ(画:志田正重)
  • 1994年シリーズ開始。
    1. キスまでの距離(1994年)
    2. 僕らの夏(1996年)
    3. 彼女の朝(1997年)
    4. 雪の降る音(1999年)
    5. 緑の午後(2000年)
    6. 遠い背中(2002年)
    7. 坂の途中(2003年)
    8. 優しい秘密(2004年)
    9. 聞きたい言葉(2005年)
    10. 夢のあとさき(2006年)
  • 『おいしいコーヒーのいれ方 Second Season』シリーズ(画:単行本2巻までは志田光郷、単行本3巻からと文庫版は結布)
    1. 蜂蜜色の瞳(2007年)
    2. 明日の約束(2008年)
    3. 消せない告白(2009年)
    4. 凍える月(2010年)
    5. 雲の果て(2011年)
    6. 彼方の声(2011年)
    7. 記憶の海(2012年)
    8. 地図のない旅(2013年)

共著

翻訳

補足

  • おいしいコーヒーのいれ方』シリーズと『それらに併録されている短編』、および『もう一度デジャ・ヴ』とは世界観を共有している。

映画化

  • きみのためにできること(1999年6月19日公開、篠原哲雄監督、日活) - 原作・『きみのためにできること Peace of mind』
  • 天使の卵(2006年10月21日公開、冨樫森監督、松竹) - 原作・『天使の卵-エンジェルス・エッグ』

テレビ出演

ラジオ番組

脚注

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  1. ^ 村山由佳さん「最近バツ2になりました」”. YOMIURI ONLINE 本よみうり堂 (2015年1月7日). 2015年1月7日閲覧。
  2. ^ 作家村山由佳さんインタビュー全文(6)タトゥー入れて、物書きの腹が据わった2011年6月7日 読売新聞
  3. ^ 『放蕩記』著者インタビュー、楽天ブックス

外部リンク