松岡佑子

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松岡 佑子(まつおか ゆうこ、1943年9月10日 - )は、日本の元通訳翻訳家実業家出版社静山社社長。福島県原町市(現・南相馬市原町区)出身。ミドルネームはハリス

ファンタジー小説ハリー・ポッターシリーズ」の日本語版の翻訳者として知られる。

グループ会社とした出版芸術社の代表取締役もつとめる。

略歴[編集]

エピソード[編集]

  • 大学受験時、国際基督教大学とお茶の水女子大学に合格する。語学教育で実績のある国際基督教大学を進学先に選ぶ[1]
  • 28歳の時に米国に行くまでは、日本から海外へは一度も行ったことが無かった[2]
  • 夫の松岡幸雄は勉強好きだったが、大学院へ行くよりもそのまま大学に居残る道を選び、8年在学。佑子が1年生の時、幸雄は5年生だったため「そのお陰で旦那と出会えた」と母校の講演会で語っている。
  • ハリー・ポッターシリーズの翻訳家として有名で、第1巻から最終第8巻まで翻訳を行っている。翻訳に使用した原作本の表紙の裏に、J・K・ローリングが感謝の意とサインを書き添えている。2007年夏にハリー・ポッターシリーズの最終巻「死の秘宝」が発刊された際、ローリングが公式サイトに掲載した謝辞には、世界の翻訳・編集家としては二番目に「ユウコ」の名が上げられている[3]

著書[編集]

翻訳[編集]

  • J.K.ローリング『ハリー・ポッターシリーズ
  • J.K.ローリング『とても良い人生のために 失敗の思いがけない恩恵と想像力の大切さ』 静山社 2017年
  • J.K.ローリング『イッカボッグ』 静山社 2020年
  • Jean Herbert 編『同時通訳者が編集した英日国際会議用語辞典 会議出席者と通訳者のマニュアル』ウィンター良子監修 訳・編 静山社 1999年
  • ジュリア・ゴールディング『コニー・ライオンハートと神秘の生物 v.1 サイレンの秘密』カースティ・祖父江共訳 静山社 2007年
  • イアン・ベック『少年冒険家トム』静山社
    1. 『盗まれたおとぎ話』2012年
    2. 『暗闇城の黄金』2012年
    3. 『予言された英雄』2013年
  • ビアトリクス・ポター『ブーツをはいたキティのおはなし』 静山社 2016年

ラジオ出演[編集]

  • NOEVIR Color of Life(TOKYO FM、2019年2月16日から3月16日)土曜夜21時〜、4週連続ゲスト [3]
  • 文化講演会「ハリーポッター20年目の贈り物」(NHKラジオ第2放送、2019年9月22日) 

脚注[編集]

  1. ^ AERA「現代の肖像」より[要文献特定詳細情報]
  2. ^ the japan times alpha 2018.11.23
  3. ^ J・K・ローリング公式サイト